ダレイオス三世(Fate) 単語


ニコニコ動画でダレイオス三世(Fa…の動画を見に行く

ダレイオスサンセイ

5.5千文字の記事

Iskandarッッ・・・・・・!!」

ダレイオス三世(Fate)とは、TYPE-MOONスマートフォンRPGFate/Grand Order」に登場するサーヴァントの一騎である。

サーヴァントについては、サーヴァント(聖杯戦争)を参照。

安井邦彦  イラスト:PFALZ

概要

の如き屈強な体を禍々しい刺青黄金った禿頭の偉丈夫の英霊。狂化していながらも、揺るぎなき闘志と類なき王者の格を放つ猛者クラスバーサーカー

その素性は、アレキサンダー大王こと征服王イスカンダルと度々戦火を交えたアケメネスペルシアの王。世に名高きイッソス及びガウガメラの戦いにて大敗と敗走を重ねた末に裏切りによって落命する、という呆気ない最期を遂げてしまった。これにより、図らずもアケメネス最後の王となってしまった。

最後の王の宿命か、世界史アレキサンダー大王概要を知っている者からすれば、どうにもパッとしない印の方が強いだろう。だが、直に見えたイスカンダルからは「強壮なるペルシアを統べるに相応しい逸者」と掛け値なしの賛辞の言葉と共に評されている。史実でも彼はダレイオスを丁重に弔い、そして裏切り者たちを討ち滅ぼしている(もっとも、敢えてロマン抜きで語るならば、ペルシア支配を盤石のものにするべく「帝王を裏切った不届き者共を誅する」という大義名分によるものもあるだろうが)。また、「FGO」においてはマシュ朗読によってその勇猛さが語られ、「EXTELLA LINK」のシャルルマーニュも彼のことを「カッコいいペルシャ王」としてリスペクトしている。

このように、型月世界での英雄界隈においては「征服王イスカンダルに挑んだ王」として敬意を払われている。そうでなくとも、即位して即座に食い物にする奸臣粛清を断行したり、度重なる敗北を経てもなお戦意を失わないなど、相応に気ある人物であることが伺える。ともあれ、彼は断じて庸な王などではない。ただ、相手が桁外れだっただけの話なのだ・・・・(冷静に考えてみれば、当時のペルシアを打倒するということそれ自体が想像の埒外だったということであり、同時に征服王イスカンダルの偉大さの左でもある)

さて。アレキサンダー大王には「ダレイオスの玉座に座ろうとして足が届かず、踏み台としてテーブルを使った」という逸話が残っているほどの小柄な人物だったとされている。しかし、知ってのとおり「Fateシリーズにおけるイスカンダルヘラクレス並の体を誇る大男である。

では、肝心のダレイオスはどうなっているかと言えば、身長3m巨人である。

もう一度言おう。巨人である。

どんな少年時代を送ったものか、とちょっぴり気になる一方で、これを相手にイスカンダルはよくもまあ散々打ち負かしたものだと、感心するばかりである。それにしても、裏切った連中はどうやってこれを仕留めたことやら…。

ともあれ、生前ではイスカンダルとの全決着をつけることなく果てたため、彼の聖杯に懸ける願いはイスカンダルと決着をつけること。それも、一騎打ちという形ではなく、互いに軍勢を率いての戦いを望んでいる。そのため、本人のイスカンダルに対する執念は強く、その渇望ゆえに暴走する危険性をんでいる。なお、狂化しているで基本的には怪物じみた形相を浮かべているが、本来は褐色の肌をした渋い魅力を備えたナイスドル。この姿はイスカンダル三度の追撃戦の時に見せた姿であるとのこと。

ちなみに、当時のペルシアの支配地域の中にエジプトも組み込まれていたため、彼もまたファラオ称号を持っている。

能力

巨大な二丁の戦武器とし、それらを用いたダイナミックパワーファイトを得意とする。その様はまさしく暴そのもの。また、イスカンダルさえ絡まなければ基本的に大人しく、マスターにも従順。なおかつ保有しているスキルも最大限に活用できるため、バーサーカーサーヴァントとしても優秀と言えるだろう。

なお、スキルの説明にもある彼の強さの一環である黄金の由来は、古代アッシリア女王ニトクリスの墓に眠る大な隠し財宝によるものらしい(ちなみに、このニトクリスという女王セミミスより五代後の女王で、治防に手腕を発揮した賢女だという。同じ名前のどこかのポンコツとは大違いですねえ・・・・)。

しかし、彼の価は軍勢を従えてこそ発揮される。

宝具

―――そして、巨王は立ち上がりました
それは古代ペルシャの王。アケメネス最後の王
逆臣バガアス粛清し、を正し、運命の相手たる征服王イスカンダル突した王
世界最高の戦闘王に立ちはだかった、大いなる無限の勇猛を称えた、巨大な男
その名は、ダレイオス三世。彼を倒し得るのは世界にただひとりイスカンダルのみ
左翼から敵大隊、接近。けれど
絶対無敵。ただ、敵兵は打ち砕かれてゆきます
右翼から敵大隊、接近。当然―――
究極無敵。ただ、敵兵は薙ぎ払われるのみです
強大なり、ダレイオス三世。勇壮なり、ダレイオス三世
その猛進は止まることはありません。それは、まるでかつての生前に戦った征王を彷彿とさせて

不死の一万騎兵(アタナトイ・テン・サウザンド)
ランク:A / 種別:対軍宝具 / レンジ:1~99 / 最大補足:500

アケメネス虎の子とも言える精鋭部隊“不死隊(アタナトイ)”。

基本的には一人倒される度にまた一人補充される様からそう呼ばれていた。だが、宝具として昇されたそれは、後年の伝説により不死や不滅の特性が備わった結果、身の毛もよだつ不気味死霊の軍勢と化してしまった。このために、使用者であるダレイオスがいるだけで不死者の類を呼び寄せてしまうこともあるという。

基本的に軍勢として従えているが、ダレイオスの号により一万もの死霊兵たちが集結して一つの群体となる。それこそがダレイオスの命にのみ従う、巨大な牙を持った禍々しい巨怪物“死の戦”であり、その恐るべき突撃は並み居る敵を悉く破壊し尽くす・・・・なお「EXTELLA LINK」では、その演出がより禍々しくなっている。もはやSAN値直葬そのものな光景は、是非ともそので確かめてほしい。ていうか、不死隊って何だっけ・・・・?

ちなみに騎乗兵の類はゲーム中見受けられないものの設定資料集にはデザインが載せられている。(史実のアタナトイは騎兵だけではなく歩兵も組み込まれている、他民族混成部隊である)。

なお、狂化していない場合のクラスライダーなので、何気に初の乗りないしは使いのライダーということになる。

ゲーム内性能

初期実装の恒常バーサーカー

属性のため種火狩りに最適なバーサーカーの一騎。宝具は10HITする全体攻撃のための生産が多い。

10周年記念にてモーション更新

嵐を呼ぶ男ダレイオス

そもそもダレイオスの存在に関しては、「Fate/ZERO」においてイスカンダルの口から語られるのみであった。それから長い時を経て「Fate/Grand Order」の配信が近づきつつある中にて次々とCMにて披露される新規サーヴァントたち。その中の一人に彼はいた。椅子噛んだるイスカンダルの名を叫ぶ巨大なバーサーカーの姿を…。

その叫びを聞くまでもなく、視聴者の多くに稲妻走る。それもそのはず。その姿は、かつてじろう先生が手がけたコミカライズFate/ZERO」において、イスカンダル回想の中に登場したシルエット巨人そのものなのだから。故にが呼んだかイオそうして、OP映像にてイスカンダル突するこのバーサーカーが程なくしてダレイオスであることが確定すると、もがかつての宿敵同士が突するのを心待ちにしていた…。

しかし、ストーリー本編において第一部二章にて敵サーヴァントとして登場を果たすも、宿敵イスカンダルアレキサンダー少年として同営に召喚されていた。これだけならば宿敵同士が同じ軍にて轡を並べる、という一種の王道展開となるはずだったが、流石少年の姿だったこともあってか宿敵という実感も薄く、しかも肝心のアレキサンダーの関心はネロに向いており、結果として両者共に絡みもないまま終わるという肩透かしを喰らうこととなってしまった(一応、幕間ではこの両者の対決が実現するのだが)。その間、ダレイオスくんだの屋上だの、雌の時を過ごすこととなる…。

そして、宿敵イスカンダル実装されることとなった期間限定イベントFate/Accel Zero Order」。「ZERO」とのコラボイベントということもあり、本筋に絡むことはないものの、何と隠しボスとして登場。しかも戦場となったのはかつて英雄王と征王が突したあのであり、その上イスカンダルをカルデアに呼べなかった幾多ものマスターのために、その征王をサポートとして選択できるようになっている。もはや、この上ない大盤振舞と言えよう。また、件の幕間の物語もこのイベント後に実装された。

その後は、アニメ作品である「First Order」にてライダーとして召喚されていたり(これは、本来のライダーであるメドゥーサランサーとして召喚されていたため。ちなみに、コミカライズ作品ではブーディカがこのに収まっていたりする辺り、割りと安定していない)、「Fate/EXTRA Last Encore」にてワカメこと間シンジに買い取られたサーヴァントとしてハクノらに襲いかかったりなど、言い方は悪いがチョイ役に当てられることが多くなってしまった。

だが、これらは新たなるの前触れでしかなかった…。「Fate/EXTELLA」の正式続編「EXTELLA LINK」。その新規参戦キャラの中に、彼の姿があった。この電撃参戦に、もが度肝を抜かれたことだろう。そもそもダレイオスに限らず、全新規二名と「EXTRAシリーズ出身の二人以外は、既存参戦キャラたちばかり。また、その巨体でステージを縦横尽に動く爽快を狙った側面もある。ともかく、その圧倒的なまでのド迫力パワー全開のアクションは、是非とも実際にプレイして体感してほしい。

何にしても、この破壊の暴王は次にどのようなを引き起こすのだろうか。

関連動画

関連静画

関連項目

この記事を編集する
関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/10(水) 20:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/10(水) 20:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP