柳生但馬守宗矩(Fate)とは (ヤギュウタジマノカミムネノリとは) [単語記事]

柳生但馬守宗矩(Fate)とは、Fate/Grand Orderに登場するサーヴァントの一騎である。

概要

史実については「柳生宗矩」のページを参照。

柳生新陰流の使い手であり、徳川将軍家の兵法指南役。特に春日局、松平信綱と合わせて「徳川家光の鼎の脚」と呼称される。家光とは仲がよく「柳但(りゅうたん)」というあだ名で呼ばれていた。

初登場は「宮本武蔵体験クエスト」。生前とある世界線において、武蔵ちゃんとすれ違った際、剣を交えた。当時は正体不明の謎の剣豪であったが、発言から武蔵が柳生新陰流の使い手と見抜いており、真名は早くから候補に上がっていた。

カルデアに召喚されて以降は、終始落ち着いた佇まいを保ちながらも、祝い事の席で舞を披露したり、恋はドラクルに合いの手を打ったり、芝居の役者になってみたり、シミュレーター内部に潜伏した敵を探すついでに食べ歩きしたり…と剽軽な姿もよく見せるおじいちゃんである。サーヴァントライフエンジョイ勢。

柳生新陰流は御留流（技法の漏洩を防ぐため、他流との試合禁止・稽古を見せるのも禁止の流派）である事もあり、実戦以外で彼が剣を振る姿を見ることは無い。

ステータス

クラス：セイバー
真名：柳生但馬守宗矩
身長／体重：181 cm・71kg
出典：史実
地域：日本
属性：秩序・中庸　　副属性：人
性別：男性
パラメータ

筋力：B 耐久：D 敏捷：A++ 魔力：E 幸運：B 宝具：B
スキル

新陰流:A++

柳生新陰流の奥義を習得している。幼少から24歳になるまでの間、父である宗厳から学び育った。Aランクで有する彼は精神攻撃への耐性をも持ち合わせる。

水月:B

立ち向かふその目をすぐに緩むまじ
　これぞまことの水月の影

無刀取り:A

剣聖・上泉信綱が考案し、柳生石舟斎が解明した奥義。たとえ刀を持たずとも、新陰流の達人は武装した相手に勝つという。

対魔力:C

二節以下の魔術を無効化する。剣聖とはしばしば魔術妖術の類を一閃する。

騎乗:B

大抵の騎乗物に騎乗可能だが幻想種には乗ることができない。
宝具
剣術無双・剣禅一如（けんじゅつむそう・けんぜんいちにょ）
ランク：A / 種別：対人奥義 / レンジ：0～10 / 最大捕捉：1人

不動の心を持ちながら、同時に、自由に在れ───
剣は生死の狭間にて大活し、禅は静思黙考のうち大悟へ至る。
柳生宗矩必殺の一閃である。

ゲーム内性能

1.5部3章「屍山血河舞台下総国」にて実装された星４セイバー。同シナリオクリア後ストーリーガチャから排出される。瞬発型のアーツアタッカー。

素でも良質なカード性能でNPを貯めやすい他、Arts スター集中やNP獲得量アップでクリティカルを出しつつNP回収をはかどらせる事が出来る。

さらに宝具＋スキルによる強烈な攻撃力ダウンデバフを持ち、重ねがけすれば敵の宝具でさえかすり傷に抑える事も可能で、間接的に味方を守る事もできる貴重なセイバーである。

問題点としてはスキル効果がどれも1Tしか持続しない上に、全スキルが複合効果であるため、強力なスキル効果全てを完全に活かしきるのは難しいこと。

「宝具火力を上げたいならスキル１（Arts アップ）＋スキル２（攻撃力アップ）を使いたいが、スキル２の回避が無駄になりがち。よしんば敵の宝具に合わせるとしても、今度は攻撃力ダウンをフル活用できない…」というような悩みが多くの局面で発生する。しかもCTが長めのため、間違えると長く機能不全を起こしやすい。

パーティ全体で最も利を得られるようにするため、スキルの切りどころを取捨選択して臨機応変に動く必要があり、癖の強いセイバーと言える。逆に言えば臨機応変に動けるスペックがあるので、色々戦い方を模索したいマスターにとってはこれ以上無い「指南役」となってくれるだろう。

スキルが強力かつスキル育成における伸びしろも大きいのだが、実装時期が遅い割に、メインで使用する素材が枯渇しやすい「英雄の証」「虚影の塵」「八連双晶」の初期素材コンボなのが最大のネック。特に英雄の証はスキル４→６の段階で持っていかれるので非常に痛い。

キャラクター性能

HP	（Lv1/Lv80/Lv100） 1781/11135/13501
ATK	（Lv1/Lv80/Lv100） 1666/9999/12107
COST	12
コマンドカード	Quick/Arts/Arts/Buster/Buster
所持属性	サーヴァント、人属性、秩序属性、中庸属性、人型、男性騎乗、愛する者、源氏、ヒト科

スキル

保有スキル
新陰流:A++ (CT7→5)	自身のArts カード性能をアップ[Lv.](1T) ＆Art sカードへのスター集中度をアップ[Lv.](1T) ＆弱体耐性をアップ(1T)
水月:B (CT8→6) 水月:B++ (CT7→5)▲	自身に回避状態を付与(1T) ＆攻撃力をアップ[Lv.](1T)
水月:B (CT8→6) 水月:B++ (CT7→5)▲	自身に回避状態を付与(1T) ＆攻撃力をアップ[Lv.](1T) ＆クリティカル威力をアップ[Lv.](1T)▲
無刀取り:A (CT7→5)	敵単体の攻撃力を大ダウン[Lv.](1T) ＋自身のNP獲得量をアップ[Lv.](1T)
クラススキル
対魔力:C	自身の弱体耐性を少しアップ
騎乗:B	自身のQuickカード性能をアップ
アペンドスキル3
対セイバー攻撃適性

宝具

剣術無双・剣禅一如（けんじゅつむそう・けんぜんいちにょ）
カード種別：Arts	ランク：A A+
敵単体に超強力な攻撃[Lv.] ＆攻撃力をダウン(3T)〈OCで効果アップ〉
自身に無敵貫通状態を付与(1T)▲ ＋敵単体に超強力な攻撃[Lv.]▲ ＆攻撃力をダウン(3T)<OCで効果アップ> ＆Arts攻撃耐性をダウン(3T)▲

Fate/Samurai Remnant

CV：小林親弘

サムライレムナント DLC第二弾「断章・柳生秘剣帖」にてプレイアブル実装。死後数年後である慶安四年の江戸に召喚された逸れのサーヴァント。FGOと異なり若い姿での召喚である。

辻斬り事件を追う伊織とセイバーに出会い協力する。(観光がてらである)

（クリックまたはタップで展開）ネタバレ注意！

辻斬り事件の真の黒幕。その正体は但馬守や江戸柳生本家ではなく、柳生家暗部の頭領となったIFの姿の宗矩である。辻斬り事件を起こした理由は「武蔵や十兵衛の生き様に憧れ、真似をしたら悪人を成敗していた」とのことで、被害者は全員悪徳役人や商人であった。

ステータス

クラス：セイバー
真名：柳生宗矩
身長／体重：181 cm・68kg
出典：史実
地域：日本
属性：中立・中庸
性別：男性
パラメータ

筋力：B 耐久：C 敏捷：A++ 魔力：E 幸運：B+ 宝具：B
スキル

対魔力:C

セイバーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。魔術詠唱が二節以下のものを無効化可能となる。大魔術・儀礼呪法のような大掛かりなものは防げない。

騎乗:B

セイバーのクラススキル。乗り物を乗りこなす能力。Bランクでは、大抵の乗り物を乗りこなす事が可能となる。幻想種については乗りこなす事が出来ない。

影にて潜む:EX

『単独行動』スキルの効果を含む複合スキル。マスター不在でも行動可能となる。また、サーヴァントとしての気配や魔力を意図的に隠蔽する事が出来る。
宝具
奥義・夜桜（おうぎ・よざくら）
ランク：B+ / 種別：対人奥義 / レンジ：1～20 / 最大捕捉：1人

一撃必殺の奥義。その雅のさまたるや、夜に咲き、散る、桜の花が如し。

老人時の『剣術無双・剣禅一如』と対になる宝具であり、ただ一刀のもと敵対者を屠る。

陰・柳生秘剣帖（かげ・やぎゅうひけんちょう）
ランク：B / 種別：対軍宝具 / レンジ：1～70 / 最大捕捉：100人

柳生家にまつわる、血に濡れた権謀術数のイメージを概念化させた宝具。魔力で形成された「裏」の忍群を出現させ、意のままに操る。真名解放を行わずとも発動できる常時解放型の宝具で、自身と戦う相手を影なる刺客の一撃という危険に晒す。

柳生の血を継ぐ者と接触してしまうと、その人物に従ってしまうという弱点がある。