珍名馬 単語


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珍名馬(ちんめいば)とは、珍しい名前の馬のことである。珍しい名馬ではない。

概要

競走馬の名前には一度聞いただけで忘れられないような、あるいはついつい吹き出してしまうようなユニークな名前がつけられた馬がたくさん存在する。

文章や歌の名前のような馬名、冠名と一般的な名詞との組み合わせなのだが何故か変な繋がり・フレーズになってしまったもの、馬名の一部が下ネタやネットスラングになってしまったもの、意味自体は普通だが日本語で解釈するとおかしなワードになってしまうもの、同じワードを繰り返すもの、馬名登録の際の手違い、ただただ響きが面白い、等など……。

そういった競走馬たちを、競馬ファンは愛着や親しみを込めて「珍名馬」と呼ぶ(「珍馬名」と呼ばれることもあるが、表記としては珍名馬が用いられることが多い)。

名前が珍しい・変だからといっても弱いというわけではなく、珍名馬の中には重賞戦線やGIの舞台で輝く馬も珍しくない。

JRAでは小田切有一氏や、冠名「シゲル」で有名な森中蕃氏などの馬主が珍名馬の馬主として有名である。

もちろん海外競馬にも珍名馬は存在する。「海外ではごく普通の名前なのに日本では珍名扱いされる馬」がいる(アヌスミラビリスやオナラブルリーダーなど)がいるように「海外では珍名扱いされる日本馬」も当然おり、有名なところだとスペシャルウィーク(Special Week=「特別な週」)は日本人の感覚ではごく普通の名前だが、英語圏の人には真っ先に「Special Weak (めちゃくちゃ弱い)」という印象を与えてしまうため珍名扱いされることが多い。

競走馬名をつける際のルール

現在国内のすべての競走馬名の審査・登録は公益財団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナルが行っており、担当者数名による協議によって登録が決まる。競走馬名の登録にはルールが設けられており、審査を通過した馬名のみ使用可能となる。詳細については「競走馬の命名規則」に譲り、ここでは簡潔に解説する。

申請した際に却下されるケースも当然あるため、申請の際には申込書に第3希望まで記載することが可能である。また、初出走後の馬名変更は現在はいかなる事情があろうとも認められていない

初出走前なら1回まで変更は認められており、「アサカヘイロー」が「キングヘイロー」に、「コパノハニー」が「ラブミーチャン」に改名した例がある。かつては初出走後も2歳(旧3歳)時や中央・地方移籍の時にも改名が認められていた(例:「パーフエクト」→「トキノミノル」)が、現在は不可である。

馬名登録のルール

赤太字は使用可能なものや条件、青太字は却下される要因となるルール

  • 馬名は片仮名2文字以上9文字以内、アルファベット表記で18文字以内(空白も含む)
    • 現代仮名遣いのみ使用可能であり、旧仮名遣い」「」などは使用禁止。
    • ー(長音)」は使用可能であり一文字に含む。
    • 」は文字本来の用途(v音のカナ転写)においてのみ使用可能。
    • 」は助詞として正しい用法であればよい。
  • ブランド名商品名曲名映画名著名人などが含まれる馬名は申請を却下されることがある。
    • 織田信長、ナポレオンのような歴史上に名を残す著名人の場合は一部使用が認められることもある
    • 却下された例として、1990年に申請された「プリンセスキコ」「プリティーキコ」(皇室関係のため)
    • 1994年にテレビ番組「ゴールデンタイム」の企画で番組名を馬名にしようとしたところ、番組宣伝に当たるとされ却下された。(後に同名馬が2013年にデビューしている。)
    • アニメ関係では「ドラゴンボール」が却下される一方で「ヤッターマン」や「テイエムプリキュア」がOKとされるなど、判断にブレがあることも。
  • 紛らわしい名前の馬名は禁止。
    • 現在使用されている馬名
    • 国際保護馬名
      • 詳細は「国際保護馬」単語記事参照
    • 外国の重要な競走の勝馬の馬名
    • 我が国の競走馬の系統上、特に有名な種雄馬及び種雌馬の馬名
    • GI競走、J・GI競走、JpnI競走の勝馬の馬名
    • 馬及び競馬等に関する用語
  • 奇妙な馬名は禁止。
    • 馬名としてふさわしくない馬名
    • 公序良俗に反する馬名又は侮辱的とみなすことのできる馬名
    • アルファベット又は数字を片仮名で表記しただけの馬名
    • 実況や結果表記などに支障がでる馬名。
    • ネガティブな意味合いしか持たない馬名は却下されることがほとんど
  • 登録抹消・死亡後、一定年数が経過すれば馬名を再使用できる場合もある
    • 「ミスターシービー」「ゴールドシチー」「エルコンドルパサー」「クロフネ」「ヒシマサル」など、複数回に亘って再利用されている馬名もある。もっとも、(2代目)ミスターシービーのように大活躍し、国際保護馬名にも登録されるようになれば、その後半永久的に使われることはない。

馬名登録のルールや実例など、詳細については「競走馬の命名規則」の記事を参照。

珍名を付けることで有名な馬主・企業(敬称略)

内田玄祥
和歌や歴史用語などを用いた馬名が多いが、中には「センテンスプリング」「リャクダツアイ」「オトナノジジョウ」「ウラギリモノ」といった馬名や、「マンバノケンチャン」「バゴガエシ」のようなダジャレ的なもの、「チュンチュンマル」「アナゴサン」のようなアニメ由来と思われる馬名などユニークなものも多い。
代表馬は中山グランドジャンプを勝利し、九州産馬として初のGⅠ級勝利馬となった「イロゴトシ」など。
妻・内田律子も馬主。所有馬は多くないが「イタズラウナギ」「ハジヲシレ」「キミョウキテレツ」「トンコツラーメン」などこちらも珍名ぞろい。玄祥氏の所有馬「カラオケスナック」の産駒を律子氏が所有して「チーママ」と名付けるといったつながりもある。
戎谷昌樹(カネキ競走馬株式会社)
80年代に活動していた馬主。自身が運営していた料理店から「ゾウゲブネ」「マンジュデン」の冠名を使用。
代表馬にダートとはいえあのメジロマックイーンを退けた戦績を持つ「マンジュデンカブト」、90年オークスに出走した「ゾウゲブネメガミ」など。
現在は馬主から撤退し、「象牙船」も閉店してしまったが、「萬寿殿」はまだまだ営業中。
大野満
「シシャモ」を冠名として使用するオーナー。
自身はシシャモの加工会社を営んでおり、それが冠名の由来である。
代表馬は「シシャモムスメ」「シシャモチャン」など。
岡浩二
株式会社ランテック代表取締役。
京都馬主協会のサイト上で馬名を募集しており、「アカイイト」もその候補から選んだ。
代表馬は「ヨカヨカ」。「オオバンブルマイ」「ゴライコウ」など日本語で命名することが多い。
小田切有一
珍名馬を付けるオーナーの代表格と言える人物。
「モチ」「ビックリシタナモー」「セガールモチンモク」「ワシャモノタリン」「カミサンコワイ」「マズイマズイウマイ」「パピプペポ」等、一度聞いたら忘れられない独特なセンスの馬名を付けることで競馬ファンから親しまれている。
一方で「ノアノハコブネ」「エガオヲミセテ」「オレハマッテルゼ」等重賞戦線で光る活躍を見せる馬も所有していた。
初めて馬名に「ヲ」を使用したり、却下され続けた馬名「ドングリ」を何度も申請を出し続けた結果使用を認めさせたり、アナウンサー泣かせの「キョカキョク」等、チャレンジ精神に富んでいる一面も。
小田切光
上記の小田切有一氏の息子。
近年活動を縮小している父の事実上の後継者である。
「ナミノリゴリラ」「ジイサマ」「ヤクシャハソロッタ」「デカ」「モグモグタイム」など父同様のセンスの名前を付ける一方で、「フライングデビル」「ビッグボス」「クルクルリンクル」などアニメ・ゲーム関連と思われる馬名であったりと、父とはひと味違った命名をすることもある。
また、Twitterで馬名を募集するなど新たな試みにも挑戦するようである。
活躍馬にはGⅢ東京新聞杯の勝ち馬である「カラテ」がいる。
大田恭充
2019年頃から活動している馬主。
ゲームやアニメに関連する馬名が多いが、特に2022年度には「パクパクデスワ」「ウマピョイ」「ウマダッチ」「オレノアイバ」など、『ウマ娘 プリティーダービー』関連の馬名を多く使用したことで話題となった。
代表馬は「ドスハーツ」など。
金子真人
言わずと知れた日本史上最強の個人馬主だが、年を経るごとに日本語由来の名前に珍名が増えていき、珍名馬主としても頭角を現しつつある。
代表珍名馬に「ブチコ」「ジナンボー」「ハヤヤッコ」「アカイトリノムスメ」など。
「アパパネ」「ウィキウィキ」「マカヒキ」「ウリウリ」など日本人からするとおかしな語感に聞こえるものもあるが、これらはハワイ語由来の真面目な名前である。
北側雅司(株式会社キャピタル・システム)
出身地にゆかりのある冠名「モズ(百舌鳥)」を用いるオーナー。
GⅠ勝ち馬の「モズアスコット」「モズスーパーフレア」「モズカッチャン」らが代表馬。
現在は個人名義ではなく株式会社キャピタル・システム名義での所有がほとんどとなっているが、「アユツリオヤジ」「モズタンジロウ」「イクラトロ」など時折珍名を付けたりする。
木村皓一
ミキハウス社長で、冠名が「シャチョウ」。
「ゲンキナシャチョウ」「ワンマンシャチョウ」「アンタガシャチョウ」「オモロイシャチョウ」「トラキチシャチョウ」「イツカハシャチョウ」などのシャチョウ軍団を世に送り出している。
桐谷茂
馬名に「ネコ」の冠名を用いる通称「ネコ軍団」のボス(そのまま「ネコグンダン」という名前の馬も所有)。
「ネコパンチ」が重賞を獲得したことで験を担ぐ意味で「ネコ」を馬名を使うようになった。
所有馬には「ネコパンチ」「ネコニコバン」「ネコビッチ」などがいる。
2018年に逝去し、所有馬はご子息が引き継いでいる。
酒井孝敏
地方競馬を中心に活動している馬主。
かなりの数を馬を所有しており、ほぼ毎日どこかしらの地方競馬で所有馬が走っている。
アナウンサー泣かせの「アンドロメダザダゾ」「キョカキョクキョカ」や名馬をもじった「マンハッタンパフェ」「ハルウララカ」センシティブな意味に取られかねない「キンタマーニ」「レマンコ」その他「オニクダイスキマン」「ジグザグデギザギザ」等々名付け方は多岐にわたる。
塩澤正樹
牡馬には息子さんから取って「マサムネ」、牝馬には奥さんから取って「ナオミ」の冠名を使用。
後者は「ボクノナオミ」「ナオミニデレデレヤ」などたびたび馬名でのろけている。
杉澤光雄
冠名「カネス」を使用していたが2010年頃から3文字の馬名を使用し始める。
代表馬に2018年日経賞を制した「ガンコ」、2012年若駒S勝ち馬「ゼロス」など。他に「バリス」「ゼウス」「レギス」「ヤンベ」「イバル」「イイゾ」「オイデ」「エロス」などがいる。
2020年に逝去。所有馬は息子が代表を務めるケーエスHDへ引き継がれた。
杉澤真吾(ケーエスHD)
上述の杉澤光雄氏の息子。
冠名に「イメル」を使用するほか、父の遺志を引き継ぎ「3文字濁点シリーズ」を展開。
2024年には「タマゴ」「サラダ」「ポテチ」「チーズ」という食べ物4頭組をスタンバイさせている。
竹園正繼
冠名「テイエム」。顕彰馬「テイエムオペラオー」に代表されるテイエム軍団を擁するオーナーブリーダー。本業は建築資材メーカーの経営者。
珍名馬の代表格としては「テイエムプリキュア」がいる。おなじみの冠名にニチアサアニメがくっついた名前で注目されると2歳GIを快勝、その後も重賞戦線で長く走った。命名の経緯や詳しい戦績は本馬の項目を参照。
また地元・鹿児島の方言をよく名づけに使うため、「テイエムヒッタマゲ」「テイエムワッゼハエ」といった独特な響きの馬名がたびたび出てくる。他にも「テイエムチューハイ」や、オペラオー産駒の「テイエムオペラッコ」など、肩の力が抜けた感じの馬名もある。
(株)T.U.K.
地方競馬を中心に活動する馬主。
2012年~2013年生まれの所有馬にドラゴンクエストの呪文に関連する馬名を付けており、「メガンテ」「ギガデイン」「ベホマズン」「ザラキ」「トラマナ」などを所有していた。
田頭勇貴
投資家として活動しているオーナー。名字は「デンドウ」と読む。
「イチゴダイフク」「サクラモチ」「チョココロネ」「ボンボンショコラ」といったスイーツ系の馬名や、「シャイニールミナス」「ハイプリーステス」といったアニメ・ゲームが由来と思える馬名、更には「ブタノカックーニ」というかなり個性的な名付けの馬も存在する。
代表馬は「アイオライト」など。
ニットー商事(株)
かつて個人馬主として活動していた占部恵太氏が代表を務める企業。
2021年に代表馬の「オヌシナニモノ」が中央競馬の地上波テレビ中継で度々メインレースの前座レースに出馬しては好走を繰り返す姿が全国中継され一躍注目を浴びた。
元々は「マルハチ」の冠名を付けていたが、いつの間にか「ハロータマ」「ハンサムリー」「オイデヤスダイジン」「タダモノデハナイ」など、クセの強い名前の馬を所有するようになった。
芳賀克也
大学時代に相撲部に所属していたことから相撲に関連した馬名を付けることが多いオーナー。現在は内科中心のお医者さんである。
「マッタナシ」「ドヒョウギワ」「トクダワラ」といった相撲用語以外に「ホシフルドヒョウ」「ザセイシュンズモウ」「スモウブインタリズ」「フリムケバシコ」といった半ば強引とも思える相撲関連のワードを絡めたユニークな馬名も多い。
他にも「ロバ」を馬名に含むロバシリーズや、「ロコロコロッコー」「スイスイスーウィ」「ガッテンテン」といった音の響きを重視した馬名の馬も所有している。
福田光博
2011年ごろから活動している馬主。冠名として「サバイバル」を使用。
冠名を使わない場合に個性的な命名が多く、「ヲ」を使った文章形の「アイドルヲサガセ」「トビラヲアケテ」、謙虚な姿勢(?)の「タマニカテレバ」「カルクオンガエシ」、健康志向(?)の「ヘルスケア」「アンチエイジング」などなど、多様な馬名を世に送り出している。馬名意味をJRAに登録する際も、たまに「9着はダメよ」(ノンノンナイン)、「でかくて大きい」(ジュウセンシャ)といった独特な言い回しをすることがある。
特に「タベテスグネル」「ネルトスグアサ」「オキテスグメシ」は、3頭の名前がループするという独創的な名付けで注目された(オキテスグメシだけ途中でオーナーが移り、連続性がわかりにくくなったのがちょっともったいない)。
藤田晋
サイバーエージェント社長。元々競馬好きで、子会社のCygamesが『ウマ娘 プリティーダービー』をヒットさせた事で「利益を競馬界に還元させたい」という思いや、親交のあった武豊の勧めもあり馬主に。ドーブネやフォーエバーヤング、シンエンペラーの活躍は記憶に新しいところ。
当初はこれも趣味のワインの銘柄(ドーブネはこれ)、その後ヒップホップが由来の馬名が多いが、「実況に呼ばれた際の音感」「名馬になったらかっこいいか」「個人的な趣味」「読みやすさ、覚えやすさ」を元にして命名しているため、時折「エリキング」や「ヨヒーン」などの珍名馬も出てきたりする。
なおnetkeibaなどで調べると60年代~80年代の馬が出てくる事があるが、これらは同姓同名の別馬主の所有馬(代表馬にハッピープログレス)なので注意。
星野壽市
桜花賞馬アユサンのオーナー。鉄工スクラップ等の会社を手掛ける実業家。
2015年産馬から年1頭上毛かるたから名前をつけることにしており、順に「ライトカラカゼ」「ヘイワノツカイ」「ココロノトウダイ」「アサマノイタズラ」「エンギダルマ」「テンカノギジン」。このうち「アサマノイタズラ」がGⅡセントライト記念を勝ち、「ココロノトウダイ」がGⅢ中山金杯2着の実績を残している。
細川益夫
自身の出身地である豊中市の待兼山を由来とする「マチカネ」を冠名として用いた馬名で知られる。
大和言葉や故事成語などどこか日本の心を思わせるような馬名が多いのが特徴的。音楽用語を用いた馬名も多く見受けられる。
活躍馬には「マチカネアレグロ」「マチカネタンホイザ」「マチカネワラウカド」「マチカネフクキタル」などが有名。
堀紘一
冠名「アイアム」。ボストン・コンサルティング・グループ日本代表を経てドリームインキュベータ社を創業した、コンサルティング業界では超有名人。
「アイアムハヤスギル」「アイアムスゴスギル」などのアイアム軍団を擁する。
2023年現在の出世頭は2010年のGⅡ阪神牝馬ステークスを勝利した「アイアムカミノマゴ」。
柳原達也
自身が初めて所有した競走馬に自らが運営する会社名「パワーポケット」を名付けたところ、七夕賞3着と活躍。以後その略称である「パワポケ」を冠名に使用。
ところがこの略称が同名の野球ゲームシリーズと被ってしまったため、シリーズファンから注目されてしまうことに。ギャンブル好きの開発スタッフも名前を認知したりしていたらしい。
代表馬にシリーズ発売時期に活躍していた「パワポケゴールド」。他に「パワポケプリメーロ」「パワポケプレミア」「パワポケロケット」「パワポケエリ」などがいる。
山口裕介
育成牧場「山口ステーブル」の代表。Perfumeの楽曲を競走馬に付ける事に定評のある馬主。そのうちの1頭である「ママママカロニ」が2021年ゴールドジュニアで9馬身差を付けて勝利したことでSNSにて話題になった。
2023年には「ヘルシェイク」が矢野貴之騎手を鞍上にデビュー。
山下良子
2013年頃から馬主として活動している人物。冠名は「コウザン」。
「ゴイゴイスー」「イカニカン」「シーフードパイセン」など芸人由来の馬名や、「ミミグッド」「モツ」など複数の意味合いを込めた馬名をつけている。
山科直治
80~90年代に活動していた馬主。冠名は「バンダム」で由来が「バンダイ+ガンダム」。ガンダムオタク…?いやいや、何を隠そう実はこの方バンダイの創設者にして初代社長。バンダイの関係者が競馬に手を出していた時代もあったのだ。
活躍馬に88年ダービー出走の「バンダムテスコ」、種牡馬入りした「バンダムザク」など。「バンダムシャア」「バンダムセイラ」といったガンダム要素を感じる馬も。
またオーナーブリーダーとして「バンダム牧場」も開設。ゴールデンキャスト、タイセイファントム、ダンシングカラーといった渋くも味のある馬たちを輩出することに定評があった。
逝去後は次男の山科統が馬主・牧場業を引き継いでいる。
大和屋暁
本人記事にも詳しく書かれているように、本業はアニメや特撮の脚本家。
業界屈指の競馬好きで、ハーツクライの一口馬主を経て正式な馬主となり、ジャスタウェイの活躍で競馬ファンにも名前を知られることになる。
そのジャスタウェイを筆頭に自身が携わったアニメの登場人物などを由来とした馬名を付けることが多く、後述以外では「オツウ」「パンデモニウム」(いずれも『銀魂』)「エオスモン」(『デジモンアドベンチャー』)「マジカルステージ」(『おジャ魔女どれみ』)「マダムジェニファー」(『人造昆虫カブトボーグVxV』)といった具合。
由井健太郎
冠名「ユイノ」を用いるオーナー。
2016年頃から本格的に活動を始めた新進気鋭の珍名馬の馬主。
「ジョセイカツヤク」「ジットマツ」「アンゼンダイイチ」「ヌマ」等かなり個性的な名付け方をしている。
代表馬は「カナシバリ」「ユイノシンドバット」「ヒノクニ」など。
株式会社レッドマジック
オーナーの片山晃氏は元々東方Projectの同人作家:五月としても活動していた個人投資家。「レッドマジック」という名称自体も東方のレミリア・スカーレットのスペルカード名であり、勝負服は博麗霊夢の巫女服をモチーフにしたようにしか見えないデザイン。
またハクレイファームという牧場も運営している。
所有馬には「ボーダーオブライフ」「フラワリングナイト」「アグニシャイン」「パチュリー」(東方Project)、「スノーハレーション」(ラブライブ!)、「ワールドイズマイン」(VOCALOID)、「ウイニングライブ」(ウマ娘 プリティーダービー)等、徹底してアニメ・ゲーム関連のワードを用いる。ただし「クラウンピース」は同社の所有馬ではない(そもそも馬名の方が先)。

年度ごとにテーマを設けている馬主

森中蕃
神戸市内の証券会社「光証券」の社長を長らく務めた人物。自身の名前である「シゲル」を冠名に用いた馬名を付けることで有名である。
年度ごとにテーマを設けて命名することでも知られており、「シゲル+シリーズ名」という形で名付けられ、シゲル軍団とも呼ばれる。
ノコギリザメやジャンボイモ、ベンガルトラなどチョイスするものが独特なのも特徴的である
95年頃からテーマを設け、97年からシゲルシリーズを本格的に使用している(使用しない年もあるほか、ピンクルビーのように例外もある)。
長らくサラブレッド系馬限定の平地重賞を勝てる馬に恵まれなかったが、19年にピンクダイヤが桜花賞2着、秋華賞3着など好走。そして21年はその半妹のピンクルビーがついにフィリーズレビューを制覇した。
代表馬は上記の「シゲルピンクダイヤ」「シゲルピンクルビー」姉妹の他に、障害重賞を制した「シゲルデッドクロス」「シゲルジュウヤク」「シゲルヒノクニ」、同名のプロ野球選手がいたことでムエンゴ星の煌めきを感じるとして話題となった「シゲルカガ」、後藤浩輝との逸話で知られる「シゲルスダチ」、アングロアラブ系末期の名馬「シゲルホームラン」など。
2022年10月に死去。所有馬は森中啓子氏に引き継がれた。
生産年度別シゲルシリーズ
  • 1997年 「宝石」シリーズ
  • 1998年 「神」シリーズ(ゼウス、ジュピターなど)、「架空の生き物」シリーズ(ペガサス、フェニックスなど)
  • 1999年 「酒」シリーズ
  • 2001年 「風」シリーズ(突風、疾風など)、「行け」シリーズ(ソレイケ、ドンドイケなど)
  • 2003年 「株用語」シリーズ(先物買い、兜町、大発会など)
  • 2004年 「ありがとうを意味する言葉」シリーズ(サンクス、オブリガード、タックなど)
  • 2005年 「希望・願いを意味する言葉」シリーズ(ハスラット、フセルト、エスペレなど)
  • 2006年 「山」シリーズ(浅間山、阿蘇山など)
  • 2007年 「歴史上の人物」シリーズ(信長、秀吉、家康など)
  • 2008年 「役職」シリーズ(社長、本部長、重役など)
  • 2009年 「果実」シリーズ(みかん、りんご、スダチなど)
  • 2010年 「星座」シリーズ(さそり座、いて座、てんびん座など)
  • 2011年 「旧国名」シリーズ(陸前、能登、薩摩など)
  • 2012年 「祭」シリーズ(祇園祭、時代祭など)
  • 2013年 「魚」シリーズ(ノコギリザメ、ロウニンアジなど)
  • 2014年 「動物」シリーズ(ベンガルトラ、ボスザルなど)
  • 2015年 「野菜」シリーズ(ピーマン、ホウレンソウ、ジャンボイモなど)
  • 2016年 「宝石」シリーズ(光るダイヤ、ピンクダイヤ百、猫目石など) ※2回目
  • 2017年 「星、星座」シリーズ(乙女座、地球、タイタンなど)
  • 2018年 「役職」シリーズ(平社員、主任、相談役など) ※2回目。ピンクルビーのみ姉からの連想で例外的に宝石名を使用
  • 2019年 「動植物・鳥」シリーズ(タヌキ、ローズマリー、ヒバリなど)、「酒」シリーズ(月見酒、花見酒など)

浅沼廣幸
冠名「デルマ」で知られる馬主。本業は皮膚科医で、「derma」は皮膚を意味する(「皮膚科医」はdermatologist)。
シゲル軍団と同様、「デルマ」の後ろの固有名は年ごとに特定のジャンルから名付けている。当初は神話など響きの良いジャンルが選ばれていたが、2010年「妖怪」シリーズあたりから珍名だらけのジャンルも珍しくなくなった。
代表馬に地方重賞2勝の「デルマルーヴル」、実況泣かせの「デルマソトガケ」など。
生産年度別デルマシリーズ
  • 2000~2003年 「ギリシャ・ローマ神話」(ゼウス、アポロン、ジュピターなど)
  • 2004年 「イギリス王・女王」(リチャード、エドワード、アンなど)
  • 2005年 「天体」(リゲル、カペラ、プレアデスなど)
  • 2006年 「エジプト神話」(オシリス、ホルス、アヌビスなど)
  • 2007年 「古代ローマ皇帝・皇后」(カエサル、カラカラ、ポッペアなど)
  • 2008年 「インドの宗教関係」(シヴァ、ガンガー、ブラフマなど)
  • 2009年 「日本の神仏」(イザナミ、ダイコク、ライジンなど)
  • 2010年 「妖怪」(アズキアライ、コナキジジ、ヌラリヒョンなど)
  • 2011年 「アニメ」(サリーチャン、コテツ、レレレノレなど)
  • 2012年 「落語」(オイラン、グーリンダイ、ハチゴロウなど)
  • 2013年 「時代劇」(ジロキチ、タクミノカミ、トモエゴゼンなど)
  • 2014年 「流行歌」(キミノナハ、オフクロサン、カゼタチヌなど)
  • 2015年 「酒」(シャンパン、カルヴァドス、カミカゼなど)
  • 2016年 「フランスの名所」(ルーヴル、シャンティ、ヴェルサイユなど)
  • 2017年 「宝石・鉱物」(オニキス、ラピスラズリ、クリスタルなど)
  • 2018年 「仏教」(アシュラ、カンノン、セイシなど)
  • 2019年 「妖精・魔物」(グレムリン、シルフ、カミーラなど)
  • 2020年 「相撲の決まり手」(ソトガケ百、ヨリキリ、ツリダシなど)

その他(情報・エピソード・出来事・傾向など)

ホッカイドウ競馬

現在は馬名はデビュー前に登録されて、地方競馬から中央競馬、もしくは中央競馬から地方競馬に移籍する際に限り変更できる以外は原則的に馬名の変更は出来ない。そのためデビューを迎える2歳馬が非常に多いホッカイドウ競馬の2歳戦は珍名馬の宝庫である。

地方デビューと言うこともあるが、ホッカイドウ競馬の2歳馬はセールで売れなかった売れ残りの馬が多くを占めており、馬主は多くが生産牧場と言うこともあってユニークな名前が付けられることが多く、ちょっと捻ったくらいの馬名は当たり前と言ってもいいくらいに一風変わった馬名が多い。

2021年11月7日:珍名馬祭り

動画リンク

この日は早朝からラヴズオンリーユー、マルシュロレーヌの二頭がブリーダーズカップ制覇という偉業を達成し競馬界隈は盛り上がっていた。

そんな中、JRAでは珍名馬たちも頑張っていた。

福島5R 新馬戦で「オレタチハツヨイ」が1着に入線すると、東京7R 3歳以上1勝クラスでは「オレデイイノカ」が1着、続く東京8R 3歳以上2勝クラスでは「モリノカンナチャン」も1着、更に続く9R 百日草特別で「オニャンコポン」も勝利、その後も福島10R 高湯温泉特別では「アナゴサン」が、福島11R フルーツラインCで「オヌシナニモノ」がともに勝利。

全36レース中6レースで珍名馬が勝ちまくるという珍現象が起き、Twitterのトレンドワードに勝利した各馬の名前が乗る事態となった。珍名馬が勝つこと自体は珍しくないのだが、1日にこれほど集中して勝つことは珍しい。

また、「オヌシナニモノ」がこの勝利でオープン入りを果たし、カレンブラックヒル産駒初のオープン馬となった。

オーストラリアにおけるモーリス産駒

2022年5月時点でGⅠ3勝を挙げている「Hitotsu(ヒトツ)」、GⅠ1勝の「Mazu(マズ)」等、オーストラリアでも産駒が活躍しているモーリス

この二頭以外にも「Mikasa(ミカサ)」「Hayate(ハヤテ)」「kibou(キボウ)」「Akihiro(アキヒロ)」「Daichi(ダイチ)」など日本の単語や人名・地名を用いた馬名が多くみられる。

その一方で、日本人からすると少し珍名に思える馬名も多く見られる。

ヒトツにあやかった「Kokonotu(ココノツ)」や画家の藤田嗣治にあやかった「Foujita San(フジタサン)」、日本語を直訳した「Hayai Mesu(ハヤイメス)」「Kayobi(カヨウビ)」、牝馬なのに「Hakkai Maru(ハッカイマル)」、この他「Yaki Ishi(ヤキイシ)」「Achira(アチラ)」「Saiko(サイコー)」「Matcha Latte(マッチャラテ)」など珍名のバリエーションも豊富。

馬名の傾向としては、モーリスの頭文字である「M」の一文字を付けたり、和名や日本の人名・地名を付ける傾向があるようである。

うまてなし珍名馬特選

2023年3月26日、佐賀競馬11Rにて記者選抜による珍名馬限定競走「うまてなし珍名馬特選(3歳)」が実施された。

出走馬は「フルーツサンド」「ナブラチロワ」「カンナリ」「オザナリ」「キリンジュニア」 「ソイヤソイヤソイヤ」「チョコバニラ」「ユクサキタ」「ユメウララ」「オヨヨマン」「ウェンダヴズクライ」の11頭が出走。

勝ち馬はウェンダヴズクライ。ちなみに馬名意味は「鳩が鳴くとき」。プリンスの楽曲"When doves cry"(邦題:ビートに抱かれて)が元ネタか。

2頭あわせて珍名馬レースに

2024年11月26日に行われた園田競馬6R。この競争では1枠1番に「ラー」(由来はエジプト神話の太陽神から)、6枠6番に「メン」(「麺」ではなく「面」)の2頭が出走。この2頭を合わせると「ラーメン」になると気づいた人たちが記念馬券でこの2頭を買うことで馬連4.4倍の1番人気に。

同じく実況の準備中「ラーメン」に気づいた場内実況の三宅きみひとアナウンサーが当該レースの実況で、「ラーはメンの後ろにいます」「メンとラーが並んでいる」「外から1番のラー、内がメン」と絶妙な言い回しをしたことで場内から笑い声が置き、配信で中継を見ていたネットユーザーも話題に。結果はラーが1着、メンは3着となり、三宅は「メンは伸びきれず3着入線」とコメントしてファンを一層沸かせることになった。三宅は笑いをこらえながら実況するのが大変だったとか。

ちなみに園田競馬には「マー」という馬も所属しているため、3頭合わせて「マーラーメン(麻辣麺)」と更にネタにされている。

珍名馬たち

  • ニコニコ大百科の記事がある競走馬は太文字表記
  • 「 」部分はJRAに登録されている馬名意味。
    • 不明な場合は - とするか、『 』を用いて『~』と思われる、『~』だろうか?、恐らく『~』 等、推察である事がわかるように表記する。
    • 父名・母名等から連想されている馬名の場合はなるべく父名・母名等を記述する
  • 意味・備考の欄には「感想」や「過度な成績弄り」など個人の主観と思える表現はなるべく避ける。
  • 実際に起きたエピソードなどは追記・加筆OK。
    • 例:アイアムハヤスギル、アニメイトバイオ、サヤカチャン、タマゴカケゴハン の備考欄参照
    • 珍名馬馬券や迷実況・珍実況などもOK。

※ただしJRA公式に掲載されている情報は現役馬もしくは2000年以降に競走馬登録を抹消された馬のみであり、それ以前に登録抹消された馬の場合、備考欄が空白や推察の記述の場合あり。

ア行/カ行/サ行/タ行/ナ行/ハ行/マ行/ヤ行/ラ・ワ行

馬名 意味・備考
ア行
Arrrrr アメリカ馬。実際に実況するとこんな感じになる
アアセイコー 歴史的名馬ハイセイコーの弟。種牡馬入りし2004年川崎記念をレコード勝ちしたエスプリシーズの母母父としてその名を残す。そのやや投げやりな名前から血統辞典などでは一番上に鎮座していることが多い。
アーニャアザザマス 「ヘブライ語で「神に愛される」という意味の人名より+ありがとう」。漫画『「SPY×FAMILY」の「アーニャ・フォージャー」の台詞(口癖)』が由来と思われる。
アーニャワクワク 「人名より+わくわく」。こちらも『SPY×FAMILYのアーニャ・フォージャー』が由来(ワクワクまで含めて)と思われ、はは・マヤノロシュニがちち・サトノクラウンを相手に産んだ仔はこれが最初である。ペプチドアーニャという馬と同じレースに出走したことがあり、同馬に先着されている。
Early Voting
(アーリーヴォーティング)
「期日前投票」。2022年プリークネスステークス勝ち馬。
アアル 「エジプト神話の楽園」。
アイアムカミノマゴ 「冠名+神の孫」。2010年阪神牝馬S勝ち馬。"競馬の神様"大川慶次郎から勧められて母馬を購入したことが由来。産駒にアイアムカチマショがいる。
アイアムコノテイド 「冠名+この程度」。
アイアムハヤスギル 「冠名+速すぎる」。自信過剰な名前の割に3年もの間条件馬だったため「アイアムオソスギル」などと揶揄されたが、2021年初風Sを快勝し晴れてオープン入り。差し切った相手が「オヌシナニモノ」だったことで珍名馬券として話題になった。半弟にアイアムスゴスギル、半妹にアイアムヤルワヨがいる。
アイーンベル 志村けんの所有馬。持ちギャグの『アイーン』が由来。
アイガイッパイ 「愛が一杯」。
アイキボウユウキ 「愛+希望+勇気」。
アイキャンドウイッ 「私ならできる(I can do it)」。文字数制限のため「イット」の「ト」を省略して登録したもの。さらに「ドゥ」の「ゥ」を間違えて大文字で申請してしまった。
アイジョウイッパイ 「本馬に愛情が一杯あるため」。
アイタイ 『会いたい』や『相対』ではなく「靉靆(雲がたなびく様)」。
アイタカ 「会いたい(九州弁)」。
アイチケンシノジマ 「愛知県にある島の名」。『三河湾の篠島』か。
アイトカコイトカ 「愛とか恋とか」。
アイトサクラ 「女子プロゴルファー名より」。デビュー時期から元プロゴルファーの『宮里藍』と『横峯さくら』が由来と思われる。
アイドルヲサガセ 「アイドルを探せ」。
アイトワ 『愛とは?』ではなく「愛+永遠」。
アイドンノー 「知りません」。
アイノカタチ 「愛の形」。
アイノセンシ 「愛の戦士」。テオレーマの半弟。
アイノメバエ 「この馬で愛が芽生えるように」。
アイラシカ 「可愛い(博多弁)」。
アイラブユー 1989年生・1997年生・2020年生の3頭存在する。いずれも牝馬。3頭目は「愛してる」で登録されているが、馬主はミルファームなので、『尾崎豊の曲「I LOVE YOU」』が由来と思われる。
アイヲコメテ 「愛を込めて」。
アイヲサケブオトコ 「愛を叫ぶ男。母名から連想」。母馬はアイコチャン。
アイヲツグモノ 「愛を継ぐもの。母名より連想」。母はホッコーアムール(アムール=愛)。
アイヲトドケマス 「愛を届けます」。
アエテウレシイ 「会えて嬉しい」。
アオゲノアン 『赤毛のアン』をもじったものと思われる。ちなみに毛色は青毛ではなく青鹿毛であった模様。
アカイイト 「赤い糸」。2021年エリザベス女王杯勝ち馬で、馬主はヨカヨカと同じ岡浩二氏。アカはアカでもアカイイト!
アカイスイセイ 「赤い彗星」。通常の3倍速い……?
アカイトリノムスメ 「赤い鳥の娘」。母アパパネの由来がアカハワイミツスイ、すなわち「赤い鳥」であったことに由来する。2021年桜花賞前にこれまた珍名馬のプリンニシテヤルノと併せ馬を行った。2021年秋華賞(GⅠ)勝ち馬。
アカキチノイレブン 「赤き血のイレブン」。『同名の漫画作品』が由来と思われる。
アカザ 『猗窩座』ではなく「日本固有種で毒を持つ淡水魚」。デビュー時期から『鬼滅の刃』が由来の可能性が高い。同じく鬼滅関連ワードが由来の「ミズノコキュウ」と同じレースに出走し、直線でミズノコキュウに差し負けるというレース展開で話題にもなった。ちなみに牝馬である。
アカズキンチャン 『赤ずきんちゃん』だと思われる。桜花賞にも出走していた。
アガッテオイデヨ 「上がっておいでよ。縁起が良い言葉」。
アカノニジュウイチ 「赤の21」と登録されている。『ルーレットの目』説が有力。
アカリン 「人名愛称」。ちなみに「アカリチャン」という馬もいる。
アカルイスモウブ 「明るい相撲部」。
アカンタレ 「あかんたれ。気が強くなるように」。
アクヤクダイスター 「悪役大スター」。
アゲマセン 「上げません」。恐らく『あげません!』が由来だと思われるが、スペシャルウィークではなくサクラバクシンオーの血統(父父がサクラバクシンオー)。スペシャルウィーク(ウマ娘)の勝負服風の配色で「あげません‼」と書かれたメンコを着用している。
アコニャン 「人名愛称」。
アゴヒゲイッポン 「顎髭1本」。
アサクサイイヤツ 「めっちゃいい奴。本馬の性格より」。
アサマノイタズラ 星野壽市オーナーの上毛かるたシリーズ、あの札「浅間のいたずら 鬼の押し出し」。2021年セントライト記念(GⅡ)勝ち馬。
アジアノカイゾク 「アジアの海賊」。
アジアノジュンシン 「曲名」。恐らくPUFFYの『アジアの純真』が由来だと思われる。
アシゲデンセツ 「芦毛の伝説をアピールして欲しい」。
アシタノタメニ 「明日の為に」。
アシタハシマウマ 「明日はシマウマ」。
アシタハドッチダ 「明日はどっちだ」。
アシデマトイ 『足手まとい』だろうか?
アシモトヨシ 「足元+良し。指さし呼称」。
アスキーアート 「コンピューターディスプレイ上における文字絵的な表現」。
アスクコンナモンダ 「冠名+こんなもんだ」。母は伊GⅠ勝ち馬のアンナモンダ(独)、全姉は未出走で繁殖入りしたドンナモンダ。2021年12月25日の新馬戦ではnetkeiba公式Twitterで「どないなもんでしょう」、2022年1月22日の初勝利時には「どんなもんだ」とネタにされた。
アストンマーチャン 『「アストンマーチン」+「馬主の愛称」』をもじったもの。JRA公式では「サーキット名+人名愛称」と登録されている。GⅠスプリンターズステークスの勝ち馬でもある。
アスパラガス 「アスパラガス。花言葉は「私が勝つ」」。産駒にはオクラ、ブロッコリーがいる。
アソボー 「遊ぼう」。
アタリマエ 「当たり前の日常に感謝します」。
アツカマシー 「厚かましいと思われる程に勝ってほしい」。
アッサリネ 「さっぱりとした様、淡白な様」。
アッチッチ 「火傷をイメージ」。
アッチムイテホイ 「じゃんけん遊びの一種」。
アッチンスキスキ 「人名愛称+好き好き」。
アッパレアッパレ 『天晴』を連呼したものと思われる。バブルガムフェローの代表産駒であり名古屋グランプリ勝ち馬。
アップップ 「にらめっこの掛け声」。
アトカラツイテクル 「後方より追跡するさま」。この馬名なのに逃げ馬。
アトチョット 「あとちょっと」。
アトデ 「後で」。
アトニモサキニモ 「後にも先にも」。
アナゴサン 「ウナギ目アナゴ科の魚+敬称」。2021年珍名馬祭りではオヌシナニモノとの同一競馬場2連続珍名勝利を果たした。
アナタゴノミ 「あなた好み」。小田切有一氏の所有馬であり、母馬はアララットサン。産駒にオレゴノミ、ハハハ、ワラッチャオ、コリャコリャ、カートニイレル、オマワリサン、サアドウゾ等など珍名馬が名を連ねている。
アナタナラドウスル 「あなたならどうする」。
アナタニアゲル 「あなたにあげる」。
アナタニロックオン 「あなたにロックオン」。
アナタノトリコ 「アナタのとりこ」。
アナタハビジン 「あなたは美人」。
Annals of Time
(アナルズオブタイム)
アメリカ馬。「年代記」の意味。
アニメイトバイオ 「活気のある+冠名(バイオ)」。2010年ローズステークス(GⅡ)勝ち馬。パドックに掲げられる横断幕は企業の「アニメイト」のロゴをモチーフにしたものが使用されていた。なお、件の横断幕を出した人物は本馬の仔の「パイオニアバイオ」にも電機メーカーの『パイオニア』のロゴをモチーフにした横断幕を出した。
Annus Mirabilis
(アヌスミラビリス)
ラテン語で「驚異の年」という意味。1992年フランス生まれの牡馬が有名で、海外馬ながら1996年の毎日王冠を勝つなどしている。なお、「アナスミラビリス」という同じ由来の1991年日本生まれの牝馬がおり、こちらは1勝で引退した。
アネゴハダ 「姉御肌」。母はリャクダツアイ。
アノ 代名詞の『あの』でなければタレントの『あの』でもなく、「上(ギリシャ語)。ミコノス島の風車小屋の丘アノミリより」。
アノコガライバル 「あの子がライバル」。父はアンライバルド。
アノネノネ 「親しみを込めた呼びかけ」。
アノヒノアヤマチ 「あの日の過ち」。
アバヨナミダ 「泣かない」。元ネタは『特撮「宇宙刑事ギャバンのOP曲の一節』と思われる。
アバレピンク デビューが2004年であることから『爆竜戦隊アバレンジャーの登場人物』が元ネタだろうか?
アバンテジュニア 「前進する(ポルトガル語)+年少者」。元ネタは同名の『ミニ四駆のマシン』だろうか?
アブナイヒロユキ 「危ない+人名より」。
アバヨ 「あばよ、さようなら」。
アバヨナミダ 「泣かない」。
アブラアルバム 「油+アルバム」。
アフロマン 「アフロヘアーの男」。
アマイ 『甘い』ではなく「オランダ語で驚いたときの言葉」。
アマイクチヅケ 「ロマンティックな接吻」。
アマクダリ 『天下り』ではなく「天降り。天馬の降臨をイメージして」。
アマクミナイデヨ 「甘く見ないでよ。母名より連想」。母馬はバカニシナイデヨ。弟にはカッテニシヤガレがいる。
アマノジャク 「妖怪の名」。
アメアメフレフレ 「降雨を乞い願うこと」。
アメチャン 「関西地方の飴の呼び方。小さくてかわいいため」。実際に馬体重が390~400kg台の小柄な馬である。
アメリカンビキニ 「父名の一部+母名の一部」。父:アメリカンファラオ、母:パリスビキニ。2024年には、オトメナシャチョウとともにBCジュベナイルフィリーズに参戦。
American Pharoah
(アメリカンファラオ)
37年ぶりの米国三冠馬。父パイオニアオブザナイルからの連想で「アメリカの王」だが、スペルミスで「Pharoah」と登録された(正確な綴りは「Pharaoh」)。
アヤサンネムネム 「冠名+眠い眠い」。
アヤナミ 「旧日本海軍特型駆逐艦「綾波」」。父クロフネからの連想とのこと。オーナーはオニャンコポンと同じ田原邦男。2歳上の同馬主の所有馬に「エヴァ」がいるため、おそらく『綾波レイ』からと思われる。
アユ 『鮎』でも『浜崎あゆみの愛称』でもなく、「愛夢。愛されて夢が叶う」。
アユツリー 「鮎釣り」。
アユツリオヤジ 意味はそのまま「鮎釣りオヤジ」。馬主の友人の趣味が鮎釣りであったことが由来と言われている。
アユツリムスメ 「鮎釣り娘」。
アライイオトコ 「あら、いい男」。
アライグマパンチ 「アライグマのパンチ」。
アラタシャチョウ 馬主であるミキハウスの社長は「木村皓一(きむら・こういち)」だが、この馬は彼ではなくロンドン五輪時にミキハウスと契約していたマラソン選手の藤原新(ふじわら・あらた)氏から取られたもの。
アラブノオウジ 『アラブの王子』?
アラミテタノネ 「あら見てたのね」。
アララッコ 「アラスカより+らっこ」。
アララララ 「驚いた時に発する語」。ちなみに生産者は『トド岩高原銀河農場物語』とこちらも珍名である。
アリウル 「有り得る」。
アリエール 『洗濯用洗剤』ではなく「後ろへ動く(仏)」。
アリエナイ 「有り得ない」。
アルク 『歩く』ではなく、「架け橋(仏)」。
アルアルアル 「冠名+あるある」。
アレ 「あれ」。2021年生まれの競走馬。2024年1月デビュー、前年には阪神タイガースが18年ぶりとなる悲願の『A.R.E.』を達成している。2024年2月初勝利、続く2024年5月18日の1勝クラスも連勝して『アレがアレしてアレンパ達成!』と言われた。
アレクサ 「人名より」だが、恐らく『スマートスピーカー「Amazon Echo」のAIの名前であるAlexa』が由来だと思われる。ちなみにショウナンアレクサという馬もいる。
アレジ 「レーシングドライバーのジャン・アレジより」。
アレンパ 2022年生まれの競走馬。上述の阪神優勝後、選手から提案された新スローガン候補の「アレ+連覇」が由来だろうか。
アワセワザ 『合わせ技』?母はYawara(ヤワラ)。
アンガイガンバルド 「案外頑張るど」。『父アンライバルドにかけたダジャレ』だと思われる。
アンゼンダイイチ 「安全第一」。
アンタガタイショウ 「あんたが大将」。
アンタノバラード 「あなたのバラード」。父:ダノンバラード。
アンタノムスメ 「あなたの娘」。
アントニオヒロキ 「イタリアの人名+人名」。『アントニオ猪木』と、『馬主であるHimRockRacingホールディングスの経営者名』を組み合わせたものだと思われる。
アンドロメダザダゾ 「アンドロメダ座だぞ」。
アンニンドウフ 「杏仁豆腐」。生産者がスイートファームなので、そこからの連想だろうか?
アンパト 「安全パトロールの略。父名より連想」。父:ビーチパトロール。
アンモニャイト 「アンモナイトと猫の寝姿から」。
イーヴイ 『イーブイ(ポケモン)』ではなく、「良い+Velocity(速さ)、Victory(勝利)の頭文字」で、綴りもEeveeではなくIi V。2023年1月7日の新馬戦で馬体故障のため競走除外になった際、「進化キャンセル」と言われてしまう。
イーカップヒメ 『Eカップ姫』ではなく「良いコップ+姫」。
イイコトバカリ 「良い事ばかり」。これまで2頭おり、ともに小田切有一氏の所有馬である。
イイゾ 「いいぞ、よくやった」。
イイデスカイ 『いいですかい?』ではなく「飯豊(地名)+冠名」。
イイデショウ 「いいでしょう?」。
イイトコドリ 「いいとこ取り」。
イイナヅケ 「婚約者」。母母はブロードアピール。その名の通り、ジャスタウェイをつける予定で大和屋暁が購入。一時期笠松に移籍していたが、中央に再移籍して引退。当初の予定通りジャスタウェイとの間に仔をもうけるが、第1仔の名が「ジャスコ」。
イイネー 「いいね」。
イイネイイネイイネ 「良いね良いね良いね」。
イイノソレ 『いいの?それ』ではなく「ドイツの飛行船より」。
イイパパ 『良いパパ』?。
イイヒニナル 「いい日になる」。
イイヤツ 「いいやつ」。
イェーイ 「喜びの叫び」。
イエヴァンポルッカ 意味は「フィンランドのポルカ」(英名もIevan Polkka。井上織姫や初音ミクがネギを振り回すことで有名)。2021年に2歳未勝利戦を突破。
イエスアイラヴユー 「はい、あなたを愛しています」。
Yes Yes Yes
(イエスイエスイエス)
オーストラリア馬。2019年ジ・エベレスト勝ち馬。同名のアメリカ馬が2頭いるほか、日本でも高須クリニックの高須克弥院長が付けようとした逸話がある。
イエスイットイズ 「ええ、そうなんです」。
イエスウイキャン 「我々には出来る」。デビュー年度から恐らく『バラク・オバマ大統領のスピーチ』が元ネタだと思われる。
イエスオアノー 「「はい」か「いいえ」か」。
イエスミートゥー 「私もよ」。
イエスユイキャン 「ユイは出来る」。馬主は由井健太郎氏。
イエデゴロゴロ 「家でゴロゴロすること」。イツモハラペコの半妹で、馬主も兄と同じ。デビュー戦の時期(2023年8月12日)は盆休み期間中だった。
イオナズン 「呪文のひとつ」。ちなみにヒャダルコ、ベギラマ、メラゾーマ、ベホマズン、ギガデイン、ザラキ、ザオリクが全く同じ馬名意味で登録されている。
イカガデスカ 「如何ですか?」。
イカガナモノカ 「いかがなものか」。
イカニカン 「イカ2貫。母名より連想」。母テレビから「テレビ千鳥」を連想しての命名ということで『お笑いコンビ千鳥のノブのツッコミ』が元ネタであろう。第64回九州ダービー栄城賞(佐賀重賞)勝ち馬。母母母はメロンパン。
イカスゼクリチャン 「イカスぜ+冠名」。
イカノサシアシ 「イカの差し脚」。
イキ 『息』ではなく「粋」。
イキイキギャル 『生き生きギャル』だろうか?
イキガイ 「生き甲斐」。
イキザマ 「生き様」。
イキナアソビニン 『粋な遊び人』?
イキナオンナジュリ 「母名+女性名」。母:イキナオンナ。
イキナリイイネ 「いきなりいいね」。
イキマスキョウワ 「行きます今日は」。
イクシカナイダロウ 「行くしかないだろう」。
イクゼギンギラギン 「行ってみよう+ギンギラギン」。
イクゾー 「気合をこめて」。
イクノガキタゾ 「冠名+来たぞ」。
イクラトロ 意味はそのまま「イクラ+トロ」。
イケイケ 「いけ!いけ」。
イケイケドンドン 「行け行け、どんどん。前進のみ」。
イケイケヒューマ 「行け行け+人名より」。『「巨人の星」のOPテーマ曲「ゆけゆけ飛雄馬」』が由来と思われる。
イケイケヨシヨシ 「行け行け+良し良し。父名より連想」。父はタヤスツヨシ。
イケオコリンボー 「冠名+怒りん坊」。
イケメンパラダイス 「男前天国」。ドラマ『イケメン☆パラダイス』が由来か。
イケメンパリピ 「イケメン+パリピ」。
イケメンプリンス 「イケメンのプリンス。母名より連想」。母馬:プリンセスオブシルマー。
イザトナレバ 「いざとなれば。意外性」。
イシャリョウ 「慰謝料」。
Is It True
(イズイットトゥルー)
アメリカ馬。意訳すると「マジで?」という意味。1988年のBCジュヴェナイルで断然人気のイージーゴアを破り、本当に「マジで?」と言いたくなるような結果を演出した。代表産駒にYes It's True(イエスイッツトゥルー=「マジだよ」)。
イスデボニュウタ 「椅子で赤ちゃんに母乳をあげている様子より。我が家の幸せな風景」。イスラボニータ産駒。
イセエビ 「伊勢海老」。
イダイ 「偉大な」。
イタズラウナギ 「悪戯をする鰻」。
イタズラセンニン 「悪戯仙人」。
イタズラボウズ 「いたずら坊主。母名より連想」。母:ユノマニッシュ(馬名意味は「冠名+男っぽい」)。
イタダキマス 「食事を始める時の挨拶の言葉」。過去にはイタダキマースもいた。
イタリアカンコウ 「イタリア観光」。
イタルトコロデ 「至る所で」。
イタワサ 「板わさ」。
イチゴガリ 「いちご狩り」。
イチズ 「一途」。1995年生・牝、2012年生・牡、2020年生・牝の3頭がいる。
イチトゼロノアイダ 「1と0の間」。元ネタは『BUMP OF CHICKENの楽曲である「カルマ」のフレーズ』だろうか?
イチバンクジ 「一番くじ。一番に当たることを願って」。
イチバンヤリ 「一番槍」。アカイイトの半兄。
イチニチショチョウ 「一日署長」。
イチネンエーグミ 「1年A組」。”イチネン”は父のポアゾンブラック初年度産駒だから。馬主は他にも「イチネンイチクミ」「ニネンビーグミ」などの「○○ネン○○クミ」シリーズや「ゲイジュツガクブ」を所有。
イチローイチロー 元プロ野球選手の『イチロー』が由来ではなく、「馬主名(泉一郎氏)」が由来。
イツカキット 「その向上心で、いつかきっと物事を成し遂げる」。
イッキイッキ 「一気+一気」。
イッキューサン 『一休さん』が由来だろうか?
イッセーノーデ 「引き当てる(仏)+呼吸を合わせて力を込める掛け声より」。
イッチョマエ 「一人前」。
イッチョヤルベーカ 「一丁やるべか。父名より連想」。父はベーカバド。
イッチョルノヨ 「「行っている」を方言で」。
イッツマイビジネス 「私の仕事です」。
イッテコイ 「往って来い」。
イツデモイツマデモ 「何時でも、何時までも」。
イツデモユメオ 「何時でも夢を」。
イッテルゼ 「行ってるぜ」。
イットーショウ 「一等賞。母父母名より連想」。母父母はイツトー。
イッパツギャクテン 「一発逆転。困難があっても勝利を勝ち取れるように」。
イツマデモアイシテ 「いつまでも愛して」。
イツモアリガトウ 「感謝」。
イツモイチバン 『いつも一番』?
イツモジョウキゲン 「いつも上機嫌」。
イツモニコニコ 「いつも笑っている」。
イツモハラペコ 「いつもお腹が空いている状態」。馬主は小田切光で、母・イイコトバカリ、祖母・ワナ、曾祖母・メロンパンという小田切家所有馬の牝系である。2023年2月5日の小倉1Rで武豊騎手(スマートアイ)が現役引退間際の福永祐一騎手(ショウナンアキドン)とのマッチレースを制してJRA通算4400勝を達成した際に3着に入っていた馬。同年3月11日の中京2Rで初勝利を上げた際には「お腹いっぱいになる初勝利」とUMAJINでネタにされた。
イツヤルイマデショ 「いつやる今でしょ」。元ネタは恐らく『東進ハイスクールのCMで林修氏が発言していたフレーズ』だと思われる。
イツワリノユビワ 「愛情のこもっていない愛の証」。
イテマエダセン 「やっちまえ(大阪弁)+打線。強力打線の愛称」。『近鉄バファローズ打線の愛称(いてまえ打線)』が由来と思われる。
Ito
(イトウ)
ジャパンカップ出走のために来日したドイツ調教馬。日本の初代総理大臣『伊藤博文』が名前の由来。独国GⅠバイエルン大賞を勝利している。
イトコニカンパイ 「いとこに乾杯」。
イトシサ インディチャンプ産駒で、馬名意味は「愛しさ」。同馬主の同年生まれにセツナサ(サートゥルナーリア産駒、「刹那さ」から)とココロヅヨサ(コントレイル産駒、「心強さ」から)もいるため、3頭あわせて『篠原涼子の歌「恋しさと せつなさと 心強さと」』が由来と思われる。
イナカムスメ 『田舎者』か?
イヌノサンポ 恐らく『犬の散歩』もしくは『ヨーヨーの技』だと思われる。
イヌハワントナク 「犬は「ワン」と鳴く」。
イノキ 『アントニオ猪木』からではなく「愛媛県(松山市)の地名」。ただ、2024年10月27日の新潟5Rで1分23秒1というタイムで初勝利を挙げたのも何かの縁?
イバル 「威張る。威勢を張って偉そうに、または強そうに振る舞うこと」。
イマイチガール 『イマイチな女の子』ではなく「地名より(今市市)+少女」。
イマコソタチアガレ 「今こそ立ち上がれ」。
イマジンブレイカー 「幻想をぶち壊す」。馬名意味の書き方から察するに『とある魔術の禁書目録の主人公・上条当麻の決め台詞』が由来だろうか?
イマスグキスミー 「今すぐキスしてね」。LINDBERGの楽曲『今すぐKiss Me』が由来か?
イマデショウ 「今でしょう」。『2013年の新語・流行語大賞受賞ワード「今でしょ!」』が由来と思われる。
イマナンジャナイ 「今だという衝動」。
イマヲトキメク 「今を時めく」。
イモウトヨ 「妹よ」。
イモジョウチュウ 「芋焼酎。元気な男っぽい名前」。
イモノソーダワリデ 「芋焼酎をソーダで割って注文すること」。
イラッシャイマセ 「いらっしゃいませ」。
イレンカ 『居れんか』や『挿れんか』ではなく、「希望(アイヌ語)」。
イロイロ 「色々」。
イロゴトシ 「色事師」。オーナーは珍名馬主でおなじみの内田玄祥氏であり、生産者はヨカヨカで知られる本田土寿氏。2023年に中山グランドジャンプを勝利し、九州産馬として史上初のGⅠ級勝利を達成した。
イロジカケ 「色気を以て何事かを実現しようとすること」。内田玄祥氏の所有馬で、産駒には前述の「イロゴトシ」を始め、「イロエンピツ」に未出走の「イロコイザタ」が。
イロッポイ 「色っぽい」。
イロメガネ 『色眼鏡』ではなく「サングラス」。
イヤダイヤダ そんなに走るのが嫌なのかと競馬雑誌のサラブレで突っ込まれていたが、本当の意味は「(負けるのが)いやだいやだ」。
イワ 「岩」。
インカノメザメ 「イモの品種名」。
インスタキング 「インスタント(瞬間)より+王」。『Instagram』が関係あるかどうかは不明。
インダストリア 「物語に登場する架空の地名」。『未来少年コナン』が由来と思われる。
インディジョーズ 「独立+顎」。
ヴィーガン 「完全菜食主義者」。馬は草食動物なので紛れもない事実である。
ヴィビーム 「勝利への光線」。
ヴィジュイイジャン 「Visualより+いい。見た目もいい」。SNSでバズった『男性アイドルグループM!LKの楽曲「イイじゃん」のサビ部分のフレーズ「今日ビジュいいじゃん」』が元ネタだと思われる。
Win Win Win
(ウィンウィンウィン)
アメリカ馬。父ハットトリック(サッカーで1試合3得点を決めること)からの連想と思われる。アメリカGⅠのフォアゴーS勝ち馬。
ウインウェイウェイ 「勝利+巍巍(中国語)。勝って、そびえるように堂々としている」。
ウィングマン 「翼の男」。レッドマジック所有馬なので『APEXの武器』あるいは『桂正和の漫画』(こちらは正確には『ウイングマン』表記)が由来と思われる。
ウーマッハ 「馬とマッハ(音速)より」。出走したレースはすべて1400m以下のスプリンタータイプ。
ウーマナイザー これまで2頭おり、2008年生まれのタニノギムレット産駒は「プレイボーイ」、2018年生まれの母父サクラバクシンオーの方は「曲名」で登録されている。ちなみにいずれも牡馬。
ウェカピポ 「曲名」。『SOUL'd OUTによる同名の楽曲』が元ネタだと思われ、同馬のnetkeibaの掲示板もSOUL'd OUTの歌詞を絡めたコメント一食になっている。
ウエダボーイ 「常に上を目指す少年の志」。『上田少年』ではない。
ヴェロキラプトル 機敏で足が速く最も知能の高い恐竜。三浦皇成騎手通算1000勝時の騎乗馬。
ウエヲムイテゴラン 「上を向いてごらん。上を目指して」。
ウォータープイプイ 「冠名+まじない「ちちんぷいぷい」より」。
ウォーターボーイズ 「水の少年達」。恐らく『同名の映画・ドラマ』を由来としていると思われる。
ウォーニングムスメ JAIRSに馬名の意味は記載されていないが、『父ウォーニング+牝馬(娘)』が由来と思われる。モーニング娘。ブームの最中にデビューした。モーニング娘。のファンであった故・後藤浩輝騎手も「ぜひ乗りたいですね!(笑)」と答えていた。
ウキウキホリデー 「競馬開催日の休日をウキウキさせてくれる馬になるように。母より連想」。母:アサヒカレンダー。
ウサギ 「うさぎ」。ウサギのような可愛らしいメンコを着用。メンコの中央には「ウサギ」の文字があしらわれていた。
ウソ 「うそ」。
ウソツキ 「嘘つき」。産駒にウソハッピャク、ウソデショ(下述)、ショウジキモノがいる。
ウソデショ 「嘘でしょ」。ウマ娘のサイレンススズカの口癖。
ウチノウマサイコー 「うちの馬最高。所有する馬が走る喜びを表す」。
ウチノオジョウサマ 「家のお嬢様」。
ウチュウセンカン 「宇宙の戦艦」。恐らく『宇宙戦艦ヤマト』が由来だと思われる。チキウボウエイグンと同じレースに出走した際には、「地球存亡を賭けた戦い」としてニュース番組に取り上げられた(ウチュウセンカンが1着、チキウボウエイグンが5着)。
ウチュウニカガヤク 『宇宙に輝く』か。キングヘイローの半姉。恐らく母馬グッバイヘイローから『宇宙ヘイロー』の連想と思われる。
ウナギノボリ 「鰻登り」。2012年生・2019年生の2頭存在する。
ウヌーピー 「「スヌーピー」より連想。語呂のよさと可愛らしさより」。
ウヌボレヤサン 「自惚れやさん」。
ウフドゥウフ 「たまごのたまご(仏)」。
ウフフ 「微笑するさま」。
ウマイウマスギル 「上手い上手すぎる」。なのだが、埼玉県民的にはこれが引っかかる。
ウマイモンスター 「美味しいものばかり食べている怪物」。
ウマインボルト 「馬+人名より」。恐らく『ウサイン・ボルトをもじったもの』だと思われる。
ウマクイクトオモウ 「上手くいくと思う」。
ウマザイル 「馬+エグザイルより造語。世界で活躍する馬になることを願って」。馬主がEXILEのメンバーに頼んで命名してもらった。
ウマダッチ 「馬友達」。恐らく『「うまぴょい伝説」の歌詞』が由来だと思われるが、現在の馬名への改名前は「プリプリホルモン」だったのでこっちの方がマシである。ちなみに母父はサクラバクシンオー。スキダッチと同日にデビューするが、元ネタとは逆でウマダッチの方が発走時刻的には後だった。
ウマダユウサク 「馬+人名より」。『俳優の松田優作の名をもじったもの』と思われる
ウマッスル 「馬と筋肉より」。
ウマデスガナニカ 「馬ですが、なにか?」。
ウマニゴウ 「馬二号。2頭目の馬」。
ウマノプーサン 恐らく『「くまのプーさん」をもじったダジャレ』だと思われる。
ウマピョイ 「馬が飛び跳ねる」。一応馬主は「楽曲等とは一切関係ない」と主張しているが、後に当初は「プリティーダービー」で申請したが却下されていたことが明かされている。ちなみに父父父はグラスワンダー。2023年1月22日の小倉5R・新馬戦で2着となり、ウマ娘関連馬名馬のデビュー戦での最高着順を獲得した。
Umapoy
(ウマポイ)
韓国馬だが、馬主は日本人の木村良明氏。もちろん『うまぴょい伝説』が由来であるが、朝鮮語にピョという音がないのかこのような馬名に。
ウマミン 「旨味より」。
ウマムスコ 「馬+息子」。5代血統表内でウマ娘化された馬は牡馬しかいない(タニノギムレット,スペシャルウィーク,マルゼンスキー)が、たまたまだと思われる。
ウマヤノニウシ 「馬なのに牛。本馬の顔立ちの印象より」。
ウマンマミーア 「驚きの言葉+なんてこった(伊)」。
ウメムスビ 「梅+結び。新しく馬主となってできたご縁を大切にしたいと思い」。馬主は梅製品を販売する紀州ほそ川飼料で、本馬が最初の所有馬であり、後にウメは冠名となる。勝負服も梅のおむすびを連想する白、赤玉霰、白袖黒一本輪。
ウラギリモノ 「期待等に背いたりする者」。
ウラギルワヨ 『裏切るわよ』ということだろうか。戦績はほぼ人気通り。
ウリャオイ 「アイドルグループのコンサートでのかけ声、「うりゃおいコール」より」。
ウルオイ 「潤い」。母馬はヒアルロンサンであり、きょうだいにはモッチリ(半兄)、シットリ(半姉)、モイスチャー(半弟)がいる。2021年1月16日の中山第6Rに出走したが、JRAの記録では同日付で斃死により抹消されている。しかしオーナー側からの情報がない。
ウルトラノホシ 「冠名+星」。ホッコータルマエ産駒。2024年の佐賀二冠馬。
ウレピョン 「人名愛称」。
ウワサノアノコ 「噂のあの子。本馬の幼名から」。
ウワサノオンナ 「噂の女」。
ウワサノデコピン 「噂の+デコピン」。恐らく『大谷翔平の愛犬の名前』が由来と思われる。同馬主は『ウワサノショウヘイ』という馬も所有していた。
ウン 「運、めぐりあわせ、さだめ」。キタサンブラック産駒初の勝利馬、重賞勝利馬。
ウンメイノイタズラ 「運命のいたずら。姉のサダメより連想」。
ウンメイノデアイ 「運命の出逢い」。
エアロロノア 「冠名+人名」。母エアワンピース、母母エアメサイア。中央リステッド競走を2勝し、2023年の京都金杯で2着に入っている。なお彼のきょうだいはニューゲート、ハンコック、ミホーク、サンジ、ビッグマムと、軒並み某作品の登場人物名になっている。
エイシンギアアップ 「冠名+ギアを高速に入れる、シフトアップする」なのだが、『エイシンギアップ』と間違えられやすく、実際にレース実況で言い間違えられたことがある。
エイシンシンシン 冠名のエイシン(栄進牧場)にかけて『新進』。真面目につけたのだと思うが。
エエカゲンニセイジ 「「いい加減にしろ」の関西方言+馬主名より。馬主自身の戒め」。
エースデヨバン 「エースで4番」。馬主はターファイトクラブで出資者の応募した名前。デビュー戦は11番人気を覆す2着に好走し、中央で2勝を挙げる上々の活躍をしている。
エエモンジャ 「良いもんだ」。
エエヤン 「ええやん。良い(関西の方言)」。馬主が馬体をひと目見て「この馬ええやん!」と思ったことから命名。ただし所属は関東。2023年ニュージーランドトロフィー(GⅡ)勝ち馬。同馬主にヤルヤンという馬もいる。
エガオガキュート 「笑顔が可愛い」。
エガオニナッテ 「笑顔になって」。
エガオヨシ 「笑顔良し」。
エガオヲミセテ 「笑顔をみせて」。馬主は小田切有一氏。日本で戦後最初に「ヲ」を付けた競走馬。GⅡ・2勝(1998年阪神牝馬ステークス、1999年マイラーズカップ)と活躍するも、2000年の山元トレーニングセンターの漏電火災により死亡。なおこの事故の後、小田切氏は「ゲンキヲダシテ」と言う馬を同じ音無厩舎に預託している。
エキマエ 「駅前」。兵庫チャンピオンシップ勝ち馬で日本ダービーにも出走した。
エチゴヒメランラン 「越後に爛々と輝く姫馬」。
X Y Jet
(エックスワイジェット)
アメリカ馬。「Z」を「Jet」に置き換えたもの。2019年のドバイゴールデンシャヒーン勝ち馬。
エドッコモモチャン 「江戸っ子+桃ちゃん」。
エニシノウタ 「縁の歌」。アカイイトの全妹。
エビセンベイ 「海老煎餅」。
エビフリャー 「名古屋名物エビフライより」。
エミュー 『オーストラリアに生息する飛べない鳥』ではなく、「感動した(仏)」。2023年フラワーカップ(GⅢ)勝利馬。その日は先駆けて後述のShinzoが勝利しているが、全くの偶然。またnetkeibaが馬名意味に因み「不良馬場に耐えて良く頑張った」とコメントを残している。
エムナナジュウハチ 「M78。星雲名」。本馬のオーナーの所有馬にはアイスラッガー、ゼットン、シスターエレキング等がいることから、元ネタは『ウルトラマン』だと思われる。
エリキング 「人名より+王」。オーナーである藤田晋がCEOを務めるサッカークラブ、FC町田ゼルビアに所属するエリキことエリキ・ナシメント・デ・リマが由来。2024年京都2歳ステークス勝ち馬。
エリスグリ 「選りすぐり」。
Electrocutionist
(エレクトロキューショニスト)
「電気椅子による死刑の執行人」。桁外れの柔軟性を武器に様々な条件で活躍を見せるが、将来を嘱望された矢先に心臓麻痺で早世。
エロイカオオタキ 恐らく『エロイカ(伊:英雄)+オオタキ(人名か地名)』と思われる。
エロイムエッサイム 「神よ、悪魔よ(ヘブライ語)。魔術書グリモワールに書かれた呪文」。
エロカッコイイ 「流行語より」。2006年流行語大賞ノミネートワード。
エンギダルマ 星野壽市オーナーの上毛かるたシリーズ、えの札「縁起だるまの少林山」。ドルチェモアの全兄。
エンタクノキシ 「円卓の騎士。アーサー王に仕えた騎士」。ビッグアーサー産駒。
エンダードラゴン 「最後の龍」。兄にドウデュースを持つ良血馬。
Oh Yeah!
(オーイエー)
イギリス馬であり、繁殖牝馬として日本に輸入された馬。「!」も馬名に含まれている。子孫にツインターボがいる。
オイカケマショウ 「追いかけましょう」。
オイガツオ 「追いガツオ」。母はハツガツオ。
オイコイケ 『指名手配ポスターのフレーズ』ではなく「背負いカゴの一種+行け」。
オイシイナア 「美味しいなあ」。
オイデ 「こっちに来て」。
オイデヤスダイジン 「いらっしゃいませ(京都弁)+大臣」。
オイナリサン 「袋状の油揚げに寿司飯等を詰めたもの」。
オイヌサマ 「日本狼、日本書記の守り神」。
オウケンブルースリ 「冠名+人名」。「ブルースリー」の「ー(長音)」が文字数制限で省略されたもの。2008年菊花賞制覇。
オウサマノコイ 「王様の恋」。
オウサマプリン 「王様プリン」。
オウンゴール 「サッカーなどで、誤って自陣ゴールにボールを入れて相手に与えた点」。
オオアナカモ 「大穴かも」。
オオアバレ 「大暴れ」。
オーイクモヨ 「おーい雲よ」。
オオイデアオウヨ 「大井で逢おうよ」。だが、大井競馬場での出走は叶わなかった。
オオイニイコウヨ 「大井に行こうよ」。こちらは大井競馬に所属していた。
オオオク 「大奥」。
オオキニ 「ありがとう(関西弁)」。
オオサカヤデモズ 「大阪やで+冠名」。
オーゾラヲマウトキ 「大空を舞う時(朱鷺)」。
オオタゲンキクン 「冠名+元気君」。
オオタニサーン 「人名より+敬称」。『メジャーリーガーの『大谷翔平』』が由来と思われる。
オオタニジムチョウ 「人名+事務長」。
オオトリヘプバーン 「冠名+人名」。『「オードリー・ヘップバーン」を捩ったもの」と思われる。
オオバンブルマイ 「大盤振る舞い。ファンに配当金を盛大に振る舞えるように」。馬主は岡浩二氏。新馬戦で5番人気で勝利し単勝1,490円、京王杯2歳S(GⅡ)で10番人気で勝利して単勝5,100円の大波乱をもたらす等、名前通りの活躍をしてみせた。NHKマイルC(GⅠ)で自身は3着も、1・2着に人気薄の馬が入って波乱決着となる。1~2勝目もそうだが、自分自身より他の馬の影響で高配当をもたらしている気がする。そしてオーストラリアへ遠征し、ゴールデンイーグル(1着賞金525万豪ドル)を勝利。馬主にも大盤振る舞いをもたらした。
オーイエス 「はい、そうです」。
オールアイウォント 恐らく「DoRaeMooooooooooooN!!!!」という空耳で知られる『The Offspringの「All I Want」』が由来だと思われる。母はハシッテホシーノ。
オーロラテルコ 『連続テレビ小説「ふたりっ子」の登場人物・オーロラ輝子』が由来と思われる。クワイトファインの母親(父トウカイテイオー)で、自身も父ミスターシービー、母父シンザンの良血。
オイシイナア 『美味しいなぁ』だろうか?母馬はイカガデスカ。
オイテカナイデ 「置いて行かないで」。
オカゲサマ 「お陰様」。
オカゲサマデ 「おかげ様で」。
オカシナヤツ 「おかしな奴」。
オカミサン 「親方の妻」。
オカメノコイ 「おかめの恋」。
Okita Soushi
(オキタソウシ)
イギリス調教馬だが、馬主は日本人の松本俊廣氏。新選組の『沖田総司』が由来と思われる。なお、現地では非常に発音しづらい馬名のようである。
オキョンピー 「人名愛称」。
オクマンチョウジャ 「億万長者」。
オグリマックイーン 「オグリキャップとメジロマックイーンより。世代を超えて血統を繋ぐ」。父父がメジロマックイーン、母母父がオグリキャップ。言うまでもないが芦毛。
オクラ 「野菜の一種」。
オケマル 「オッケー、いいよ」。デビューから無敗の7連勝で兵庫競馬二冠馬になるなど活躍を続けている。
オコサマランチ 『お子様ランチ』。
オコリンボ 「怒りっぽい人」。
オコルデヤスシ 「起こる+人名より」。横山やすしの決めフレーズ『怒るでしかし!』にかけたものと思われる。
オサキニゴブレイ 「お先にご無礼」。
オサキニシツレイ 「お先に失礼」。志村けんの所有馬。
オザナリ 「御座なり」。
オジサンオジサン 同年生まれの『オバサンオバサン』もいる。両馬のオーナーは別人である。
オジサンノユメ 『おじさんの夢』と思われる。
オシャレナカオリ 「オシャレな香り」。
オシャレナコ 「お洒落な娘」。
オシャレナオンナ 「お洒落な女」。
オシャレバンチョウ 「おしゃれ番長。父名と母名より連想」。父:スマートカイザー、母:ボンキュッボン。
オジュウチョウサン 「家族名+冠名(チョウサン)」。家族名はオーナーの息子の一人称であり、「俺」を上手く発音できず「おじゅう」に聞こえたことから。JRAの障害競馬の記録を次々と塗り替えていった。
オジョウ 「お嬢。育ちの良いお嬢様」。
オジョウサマ 『お嬢様』?
オジョウサン 「お嬢さん」。2009年・2018年生まれの二頭いる
オジョーノキセキ 「お嬢の奇跡。キンシャサノキセキの娘なので」。オープンクラスで活躍。
オシリペンペン 「お尻ぺんぺん」。
オススメ 「お薦め」。
オスソワケ 「御裾分け」。
オソナエモノ 「御供え物」。
オソレ 「恐怖」。
オソレイリマス 『恐れ入ります』?
オタクインパクト 『オタク』ではなく「お宅+衝撃」。
オタマジャクシ 「カエルの幼生」。初勝利時には関係者揃って調理器具の『お玉』を持って口取り写真を撮影し
オチツイテ 「おちついて」。
オチャノコサイサイ 「簡単、やさしい」。
オチャメナルーユー 「お茶目な陸雨(中国人女性名)」。
オッカナイ 「恐ろしい」。
オッケイゴウ 「OK、行け!」。
オッチョラゴ 「どうしろと(ハングル)」。
オット 馬名の意味は『夫』ではなく「驚いて」。
オッハッピー 『小島よしおの持ちギャグ「おっぱっぴー」』⋯ではなく「人が驚く様子と父名の一部の組合せ」。父:ハッピースプリント。
オツボネサマ 「お局様のように力を持つ牝馬になってほしい」
オデカケランラン 『お出かけ+らんらん』だろうか。
オテンバギャル 『お転婆ギャル』。父タイテエム、母オンワードリーベ。ダート時代のバンブーメモリーと2戦しており、400万下で1着になった事がある。
オテンバムスメ 「お転婆娘」。
オトキチペッタンコ 「音吉+ぺったんこ」。
オトコギアンパン 「男気+あんパン」。
オトコナカセ 「牡馬にも負けないように」。
オトコノヒマツリ 「男の火祭り」。
オトナノジジョウ 馬名の意味は「公にできない利害関係」。母馬はリャクダツアイ。
オトノサマ 『お殿様』?
オトボケ 「お惚け」。
オトメナシャチョウ 「乙女な+冠名」。デビュー3戦目で初勝利を挙げ、4戦目にはBCジュベナイルフィリーズを選択した。
オトメノスガタ 「乙女の姿(小倉百人一首より)」。
オトメノネガイ 「乙女の願い」。
オトメノワルツ 「乙女のワルツ」。
オドラニャソンソン 「踊らにゃ損々。阿波踊りの歌詞より」。母馬はナゾ。
オトリコミチュウ 「平時とは異なる様子でばたばたしているさま」。
オナラブルリーダー 英字表記では「Honorable Leader」であり、意味としては『尊敬すべき(または立派な、高潔な、名誉な)リーダー』というものなのだが…。
オニクダイスキマン 「お肉大好きな男」。netkeiba公式Twitterが「うおォン」とツイートし話題に。
オニタイジ 「鬼退治」。
オニパンダ 「鬼+パンダ。力強さと可愛さを持った馬になるように」。
オニャンコポン 可愛らしい響きの名前だが、由来は「偉大な者(アカン語)」。ガーナのアシャンティ人に伝わる神の名前。2022年京成杯(GIII)勝ち馬。オーナーが「進撃の巨人」の同名キャラでこの名前を知ったこともあってか、2022年の皐月賞では本馬場入場の際に競馬中継のアナウンサーから同作の台詞をパロディした紹介をされた。
オニンギョウサン 「お人形さん。母名より連想」。母はテルミドール。
オヌシナニモノ 「『御主、何者』と名前を知りたくなるくらい、勢いのある馬になるように」。2021年は他の珍名馬との絡みが多くTwitterトレンドを沸かせた。
オネエチャン 「お姉ちゃん」。
オノゾミドオリ 『お望み通り』?
オノノウマコ 「人名より+馬の子供」。『「小野妹子」の捩り』だと思われる。
オノマトペ 「擬音語(仏)」。
オバケノキンタ 「熊本県の郷土玩具」。熊本産馬。ちなみにこういうもの
オハナバタケ 「お花畑。母名より連想」。母:エミーズパラダイス(馬名意味:母名の一部+天国)。
オヒサシブリ 「お久しぶり」。
オヒメサマダッコ 「お姫様だっこ。好成績をあげて、祝福される事を夢見て」。
オフトン 「お布団。優しく包みこまれ夢を見て未来へ進む」。
オフレッシュ 「おお、新鮮な」。
オヘソノタカラモノ 「おへその宝物」。
オボッチャマ 「お坊ちゃま」。
オマエニホレタ 「お前に惚れた」。
オマケ 「景品」。
オマタセシマシタ ジャングルポケット(お笑いトリオ)の斉藤慎二が購入した競走馬。ジャングルポケット(競走馬)産駒である。もちろん本人が物真似している『全裸監督』が由来だが、他にも新型コロナウイルスの影響で企画をお待たせしてしまったことなどを理由として挙げている。デビュー戦はモズマッテタワが母でオレハマッテルゼが母父である馬(モズマンマミーヤ)と同じレースだった。
オマツリオトコ 「祭り好きな男。母名より連想」。母:マツリバヤシ。2022年兵庫ジュニアグランプリ(JpnⅡ)勝ち馬。
オマワリサン 「おまわりさん」。名前に反して逃げ戦法が得意であり「オマワリサン逃げる!」と実況された。
オミコシ 「お神輿」。2009年生・牡、2020年生・牝の2頭存在する。
オミコシワッショイ 「お神輿わっしょい」。
オミゴトデス 『お見事です』だろうか。
オミソーレ 「おみそれいたしました」。
オミマイスルゾー 「おみまいするぞー」。本馬のオーナー三宅氏は他にも「水曜どうでしょう」に関連する馬名の馬を保有しており、ブンブンブラウ、セツメンノトビウオなどがいる。
オムスビ 『おむすび(おにぎり)』ではなく「お結び。良い縁を結ぶ」。
オムライス 「母名より連想」。母:トマトケチャップ。
オモイデイロイロ 「思い出色々」。
オモイデノリボン 「思い出のリボン」。
オモイノママニ 「思いのままに」。
オモウツボ 「思う壺。期待したとおりにになること」。
オモシロイ 『面白い』もしくは『尾も白い』だと思われる。
オモチチャン 「おもちちゃん。のびのびと走ってほしい」。
オモロイシャチョウ 「関西弁でおもしろい+冠名」。
オヤジノハナミチ 「親父の花道」。
オヤノナナヒカリ 「恩恵」と登録されている。ちなみに父馬はドゥラメンテ。横山武史が騎乗した経験があり、グリーンチャンネルのレースの中継のキャスターである小堺翔太は「親近感の沸く名前です」と発言していた。コウユーパパニニテと2度対戦し、同馬に1度先着している。
オラコモエスタス 「お元気ですか(西)」。
オラフ 「人名より」。白い芦毛の馬体が特徴的であることから、『映画「アナと雪の女王の登場キャラクター」』が元ネタだろうか。
オリ 『檻』ではなく「幸福、喜び(ハワイ語)。母名より連想」。母馬はリオ。
オルオル 「やさしさ(ハワイ語)」。
オレアヌエヌエ 「虹は出ない(ハワイ語)」。
オレイニウタイマス 「お礼に歌います」。
オレオレサララ 『特殊詐欺』ではなく、「ずっと生きる、長生きする(ハングル)」。
オレゴノミ 「俺好み」。母はアナタゴノミ。
オレサイキョー 「俺、最強」。
オレサマ 「俺様」。
オレシカナイ 『俺しかない』?
オレタチハツヨイ 「俺たちは、強い」。元ネタは『「スラムダンク」の台詞』だろうか? 本馬の新馬勝ちが珍名馬祭りの先陣という衝撃のデビューを飾る。
オレデイイノカ 意味はそのまま「俺でいいのか」。2021年5月1日の1勝クラスでは、アシタガアルサの2着となり珍名馬連に。珍名馬祭りでは「オレデイイノカ、ゴールイン! オレデイインデス!」と実況された。
オレデヨケレバ 「俺で良ければ」。伊藤正徳厩舎の馬で、騎手時代の伊藤師が歌いレコード10万枚を売り上げた演歌「おれでよければ」にちなんだ命名。師は曲名と同じ馬名を呼ぶのが照れ臭く、いつも「ヨケレバ」と縮めて呼んでいたという。同厩・同馬主の「カタスミ」も、やはり伊藤師の持ち歌「かたすみ」に由来する。
オレニツイテコイ 「俺について来い」。乗馬に転向後、2014年全日本ジュニア障害馬術大会(中障害B)を優勝。この時の鞍上は、後にJRA障害専門騎手となる小牧加矢太。
オレニホレルナヨ 「俺に惚れるなよ」。母馬はマチカネホレルナヨ。
オレニマカセロ 『俺に任せろ』?
オレノアイバ 「俺の愛馬」。『「うまぴょい伝説」の歌詞「きみの愛馬が!」の替え詩「おれの愛馬が!」』が由来。生産者・馬主がいずれもウマピョイ,ウマダッチ,アゲマセンと同じだが、それら3頭と違ってウマ娘血統ではない。
オレノカッチー 『俺の勝ち』ではなく「俺の+人名愛称」。主戦騎手は田中勝春であった。
オレノスゴワザ 「冠名(俺の)+凄技。すぐれた技」。
オレノデバン 『俺の出番』。
オレノマエニイクナ 「自分が常に先頭をきって走り、ゴールするイメージ」。
オレハツライヨ 「俺はつらいよ」。2歳重賞時の本馬場入場では「まだ若いのにそんな泣き言をしちゃダメだ」とたしなめ(?)られた。
オレハマッテルゼ 「俺は待ってるぜ」。『俺嵌ってるぜ』という意味合いも持たせている。エガオヲミセテの全弟。2006年高松宮記念(GI)勝ち馬。
オレハマテナイゼ 「俺は待てないぜ」。オレハマッテルゼ産駒。
オレモマッテタゼ 「俺も待ってたぜ。父名より連想」。父はオレハマッテルゼ。
オレユウタヤン 「俺、言うたやん」。
オレワデビルマン 「俺は+アニメの主人公名」。アニメ『デビルマン』が由来と思われる。
オレヲミテクレ 「俺を見てくれ」。
オンジン 「恩人」。
オンナウルトラマン 「女ウルトラマン」。
オンナヲナメンナヨ 「女をなめんなよ」。
カ行
ガールズチャット 「娘達のおしゃべり」。
ガールズレジェンド 「少女たちの伝説」。馬主はレッドマジックなので『東方ガールズレジェンド』が由来と思うかもしれないが、スペルは「Girls' Legend」であるため「ウマ娘 プリティーダービー」の楽曲『GIRLS' LEGEND U』が由来と思われる。ちなみに母父はアグネスデジタル。新馬戦での鞍上が福永祐一騎手、即ち「ガールズレジェンド祐」であった。ウイニングライブと同じレースに出走したことがある。
カイアワセ 「蛤を使用した和風神経衰弱」。馬主は内田玄祥氏。もちろん『貝合わせ』が由来だと思われるが、決して卑猥な意味の方ではない
カイショー 『快勝』でも『甲斐性』でも『改称』でも『解消』でもなく、「人名愛称」からつけられた。2025年6月14日の函館5R2歳新馬戦でデビュー、1979年のハギノトップレディの記録を46年ぶりに更新する56秒4の2歳コースレコードで『快勝』してみせた。
カイタイオー その名の通り、大阪府の解体業者社長である…近藤利一氏の初めての所有馬。まだ冠名を「アドマイヤ」にする前の話である。
カイトウショウジョ 「曲名より」。恐らくももいろクローバーZの『行くぜっ!怪盗少女』が由来と思われる。
Kairyu
(カイリュー)
アイルランド馬。父の名前がKuroshio(クロシオ)なので、『海流』が由来で同名のポケモンとは無関係と思われる。2023年アングルシーS(愛GⅢ)勝利馬。
カオスッピン 「素顔が美しい」。
カカアテンカ 将来かかあ天下になると思うほど勝気な性格だったのだろうか?現役時は中央で4戦未勝利と活躍できなかったが、後に繁殖入り、7頭も産駒がいる。
カカアデンカ 濁点がついた方もいる。こちらはのちに上毛かるたシリーズを有することになる星野壽市の所有馬。つまり、上州名物『かかあ天下と空っ風』からと思われる。
カガノダルビッシュ 「加賀+人名より。金沢競馬の絶対エースとして君臨して欲しい」。
カガヤキタイヨー 「太陽のように輝くように」。
カカロット 『ドラゴンボールの主人公』ではなく「マッコウクジラ」。マッコウクジラの別名(cachalot)のこと。
カキノタネ 「柿の種子」。
カクカクシカジーカ 「斯く斯く然然より」。
カクシアジ 「隠し味。見た目小柄でも実はすごい」。
ガクチカキッズ 「「学校の近く」より+子供達。学校の近くで遊んでいる子供達」。
カクヘンチュウ 「確変中(パチンコ)」。
ガケップチー 「限界ぎりぎりにある状況」。
カケルゴメンネ 「駆ける+ごめんね」。
カジッタリンゴ 「齧ったりんご」。
カシノピカチュウ 由来はそのまま「冠名(カシノ)+アニメのキャラクター名(ピカチュウ)」。黄色地に赤いほっぺのメンコを着用していた。
カズオ 「人名」。1964年生・2018年生の2頭存在する。後者は初勝利時の鞍上が横山和生だった。
カステラ 「ポルトガルから伝わった南蛮菓子の名」。
カゼニタツライオン 「風に立つライオン」。『さだまさしの同名楽曲』が元ネタか。
カゼニナッテ 「風になって」。
カゼニナッテル 「風になってる」。
カゼニナレ 「風になれ」。
カゼニフカレテ ボブ・ディランの「風に吹かれて(英題:Blowin' in the Wind)」が由来。2003年愛知杯勝ち馬。
カゼノコ 「風の子」。過去二頭存在。
カゼノタニノアヤカ 「生産牧場名(二風谷ファーム)+人名」。
カタカタカッタカラ 「肩硬かったから(早口言葉)」。
カチタガール 『勝ちたがる+ガール』だろうか。
カチヌキマリコ 「勝ち抜き+人名より」。
カツオフウミ 「鰹の風味」。
カツオブシ 『かつお節』ではなく「鰹+武士」。
カッコヨカ 「九州の方言で格好良い。九州産の本馬の馬体より」。
カッターレ 「勝ったーれ」。
カッタラキマセン 「買ったらきません。期待されない時に走る」。
カッチャウカモネ 「勝っちゃうかもね」。
カッチャオ 『買っちゃお』ではなく「勝ってしまおう」。
ガッツダゼ 「ガッツだぜ」。恐らく『ウルフルズの楽曲』が元ネタ。
カッテニシヤガレ 「勝手にしやがれ」。母はバカニシナイデヨ、姉はアマクミナイデヨ。母の名前の元ネタと思われる山口百恵の曲「プレイバックpart2」で、沢田研二の曲「勝手にしやがれ」が引用されているため、それにちなんだものだろう。なお元ネタの元ネタはゴダール監督のフランス映画である。
カッテミル 「勝ってみる」。
ガッテンテン 「合点+点」。
カットキタイネン 「勝っときたいねん」。
カッパクニクニ 「カッパ+人名愛称」。
カッパビジン 「かっぱ+美人」。
カツハル 最初の馬主は田中勝春騎手の父親で、生産牧場を経営する田中春美。当然ながら馬名は息子の名に由来する。なお浦和・高崎・岩手で走ったことから田中勝春を乗せることはかなわなかった。
カツンダモン 「勝つんだもん」。母馬はサクラダモン。姉にガンバルンダモンがいる。
カナアミデスマッチ 「金網デスマッチ」。
カナイアンゼン 「家内安全」。
カナシバリ 「金縛り」。
カナリキケン 「かなり危険」。
カナリコッタゲーム 「かなり凝ったゲーム」。馬主は「ダービースタリオン(ダビスタ)」シリーズを手掛けたゲームクリエイター、薗部博之氏。
カナワン 『敵わん』でも『叶わん』でもなく「人名より+1」。
カネツクリスマス 「冠名(カネツ)+クリスマス」なのだが『金作ります』と誤読された。
カネツクル 『金作る』ではなく「冠名(カネツ)+来る」。
カノウセイノケモノ 「可能性の獣。可能性を信じたい」。恐らく『機動戦士ガンダムUCの作中の言葉』が由来と思われる。
カノンチャン 「人名より+敬称」。コパノリッキー産駒。『松原花音』『澁谷かのん』『絵空かのん』のどれかが由来だろうか。
カプカプ 「父名より」。父:ジョーカプチーノ。
カブキチョウ 「歌舞伎町」。ただし所属は関西。
カホウハネテマテ 「果報は寝て待て」。
カポデテュティカピ 2005年生・2021年生の2頭おり、2021年生まれの方は「大ボス(伊)。競馬界のトップに立つように願って」と登録されている。アナウンサー泣かせの難読馬として有名である。
カマクラバクフ 「鎌倉幕府」。
カマチョクイン シニスターミニスター産駒。『構ってちゃん+女王』ではなく、「人名」。女子陸上選手の『ジャスミン・カマチョクイン』から。
カマポコショクニン 「職人になれるくらい頑張ってほしい」。『蒲鉾(かまぼこ)』ではなく「かまぽこ」。
ガマン 「辛抱強い」。
カミサマホトケサマ 「神様仏様。願い事をかなえるおまじないより」。
カミサンコワイ 「かみさん怖い」。
カミダノミ 「神頼み」。
カミツキ 『噛みつき』ではなく「神付」。
カミッテル 「神がかり」。2016年の流行語大賞受賞ワード『神ってる』が由来だと思われる。
カミナリオヤヂ 「激しく激怒しがちな中高年男性」。
カミノフシラビ 由来は冠名の「カミノ」に『「不知火(しらぬい)」の読み間違え』と言われる。
カミヒコーキ 「紙飛行機」。
ガム 「チューインガムのように粘り強くなるように」。
カムカムカモン 「来て来ておいで」。
ガムシロミッツ 「ガムシロ3つ」。
カメッテル 「亀、神懸った走りを期待して。父名より連想」。 父:タートルボウル。父の名と当時の流行語である『神ってる』をもじったものと思われる。
カメラメセン 『カメラ目線』。
カヤク 「火薬」。
カラオケスナック 「カウンター付きでカラオケがある飲食店」。産駒にはチーママ、ミズワリヲクダサイ等がいる。
カラシレンコン 「茹でた蓮根に辛子味噌を詰め、衣を付けて油で揚げた熊本県の郷土料理」。つまり『辛子蓮根』。その名の通り熊本産馬。
ガラスノイチゴ 「硝子の苺。母名より連想」。 母:イチゴアミーラ。
ガラスノブルース 「曲名」。元ネタは『BUMP OF CHICKENの同名の楽曲』と思われる。
カラダサンキュー 「冠名+ありがとう」。
カラテ そのまま「空手」。菅原明良騎手の初重賞制覇時の騎乗馬であり、2021年東京新聞杯、2022年新潟記念、2023年新潟大賞典勝ち馬。
カラテチョップ 「空手チョップ」。
カラヲヤブレ 「自らの殻を破れ」。
カリテスグレース 「美と優雅の女神(ギリシャ神話)+女神名(ローマ神話)」なのだが、『借りてすぐレース』と間違えられる。
カリボール 「伝説に登場する聖剣の名」。Caliboreとは聖剣エクスカリバーの別名だが、オーナーが大和屋暁であり、本当は『「イクシオンサーガDT」に登場する武器』から取ったと思われることを考えると他意が感じられなくもない。
2024年には福島テレビオープンを勝利、翌2025年のパラダイスステークスでは最下位人気で勝利し大穴を開けてみせた。
ガリレオノクツシタ 「母父父名+くつ下」。母父父はGalileo。
カルクオンガエシ 「軽く恩返し」。
カルストンライトオ 「冠名」+「光」+「王」。文字数制限で「オー」の「ー(長音)」が省略された。アイビスサマーダッシュを二度制覇、2002年に記録した芝1000mのレコードは現在も破られていない。まさに直線競馬の王。
カルビアブリカルビ 「カルビ肉を炙った様子」。
カレイナショウジョ 『華麗な少女』?
カレーウドン その名の通り「カレーうどん」。デビュー2戦目となる2023年8月2日の大井3Rで初勝利を挙げたが、偶然か否かこの日は「カレーうどんの日」として記念日認定されている。
カレーパン こちらもその名の通り「カレーパン」。
カレガスキ 「彼が好き」。
カレンチャン 「馬主の娘の名前」が由来。ロードカナロアのライバルとしてGⅠ・2勝(2011年スプリンターズステークス、2012年高松宮記念)など9勝。2011年最優秀短距離馬、2012年最優秀4歳以上牝馬。
カレンナオトメ 「可憐な乙女。父名、母名より連想」。父:カレンブラックヒル、母:オルレアンノオトメ。デビュー戦はアララララと同じレースで、結果は3着。
カレンナオンナ 「可憐な女」。『冠名+女性への罵倒語+菜』ではないし、そもそも馬主が違う。
カレンハサウェイ 「冠名+人名より」で、女優のアン・ハサウェイが由来。だが、上述のカレンチャンの異名が「閃光乙女」だったことや、登録時期から、『閃光のハサウェイ』が由来だと思い込まれてしまう。デビュー戦で途中からハナを奪って勝利し、「先行のハサウェイ」と、UMAJINnetkeiba共にネタにされていた。
カレンパパ 「冠名+父(偉大な父になって欲しい)」。しかしデビューから僅か3戦で騸馬にされてしまう。
カレンメラメーラ 「冠名+闘志メラメラ」。
カレンモエ 「冠名+夢(ハワイ語)」。京阪杯2着など。父ロードカナロア・母カレンチャンと、同じ安田隆行厩舎による夢の血統馬。
カワ 『川』や『皮』ではなく「カワウソの女の子より」。
カワイイ 「可愛い」。
カワイイオンナノコ 意味はそのまま「可愛い女の子」。
カワイイカノジョ 「可愛い彼女」。
カワイイリング 「かわいい指輪」。
カワイコチャン これまでに2002年・2010年生まれの二頭おり、2010年生まれの方は「可愛いらしい少女。幼駒名より」と登録されている。
カワイミチコ 『連続テレビ小説「ふたりっ子」でオーロラ輝子を演じた女優』の名前が由来か。母オーロラテルコ(父シンボリルドルフ)。
カワチノオジサン 「河内のおじさん」。
ガンガンイコウゼ 「がんがん行こうぜ」。恐らくドラゴンクエストシリーズの戦闘指示『ガンガンいこうぜ』が由来だと思われる。ガンガンユコウゼもいる。
ガンコ 「ごうじょっぱり、かたくな」。2018年にGⅡ日経賞を勝利している。
ガンコチャン 「人名より+敬称」。
ガンダムラリー 「アニメキャラクター名+自動車ラリー」。
ガンバーレ 「頑張れ」。
ガンバッテミヨウ 「頑張ってみよう」。
ガンバリーナ 「頑張りな」。
ガンバリキ 「頑張ると馬力の組み合わせ」。
ガンバリマッセ 「頑張ります」。
ガンバリヤ 「「頑張れ」(関西弁)」。『頑張り屋』ではない。
ガンバルジャン 「がんばるように」。
ガンバルマン 「頑張る人」。
ガンバルレディー 「頑張る+淑女」。
ガンバルン 「ガンバッテ走る」。
ガンバルンダモン 「頑張るんだ+母名より」。母:サクラダモン。
ガンバルンバ 「頑張+ルンバ」。
ガンバレヒトリッコ 「頑張れ一人っ子。父馬の本世代の産駒が1頭だけなので」。父はシルクハリアー。
ガンバロウニッポン 「頑張ろう日本」。幼駒時代に東日本大震災が起きたことが由来か。
ガンマジーティーピ 「ガンマGTP」。2025年6月に開催された1勝クラスのレースでイエデゴロゴロとともに1枠に入り話題となった。
ガンミ 「じっと見る」。
キーレター 馬名の意味は『キレた』……ではなく、「冠名(キー)+手紙」。
キイロノトマト 「黄色のトマト。童話の名より」。黄色のトマトをあしらったメンコを着用していた。
キキキキン 「危機」+「飢饉」。主な勝ち鞍におニュイ祝1周年特別
キクカショウイチイ 『菊花賞1位』……と読みたくなるがキクカは冠名なので『冠名+正一位』が正しい由来と思われる(正一位:人臣や神道の神に授けられる位階の最高位)。6戦未勝利で、クラシックとは無縁に終わった。ちなみに同オーナーの所有で冠名を使っていないダンディテシオという馬は、高崎競馬場でかつて開催されていた北関東菊花賞で1着になったことがある。
キケンナジョージ 『危険な情事』もしくは『危険なジョージ』か?
キザ 「キザな男」。
キサスキサスキサス おそらく同名の楽曲名から。荒尾競馬で24連勝を記録するも同時期のハルウララとは対照的に「勝っても注目されない馬」として一部で話題に。
キサツタイ 『鬼殺隊』ではなく「喜撮隊(喜ばしい写真を撮影したいグループ)」。ただしデビューは2020年。
ギシギシ 「野草の名」。植物のギシギシはタデ科の多年草で、中国語では"羊蹄"と書く。馬じゃないのかよ。
キジトサルヲツレテ 「キジと猿を連れて」。『桃太郎』が元ネタだろうが、犬はどこへいった。
キシャポッポ 「汽車ポッポ」。
キスウマイ 「キスが上手い。口びる差で勝ってほしい」。
キスカラハジメヨウ 「キスからスタート」。
キスシテホシイ 「キスして欲しい」。由来は『THE BLUE HEARTSの楽曲』だろうか?
キスミーダーリン 「キスしてダーリン。母名より連想。愛される競走馬になることを願い」。 母はメジロダーリング。
キセキニャン 「母名の一部+猫の鳴き声。父母父名より連想」。母はキセキノハナ、父母父はStorm Cat。
キセキノコノキセキ 「奇跡のこの奇跡」。父:キセキ
キセキヲノゾムナ 「奇跡を望むなら」。
キゼツシソウ 『気絶しそう』だろうか?
キセル 「刻みタバコを吸う道具」。
キゾク 「血統、家柄の良い人」、つまり『貴族』。父父はDubawi、母父はネオユニヴァース。
キタイスルゾ 『期待するぞ』?
キタイドオリ 「期待通り」。
キタイノオノコ 「期待の男の子」。
キタカラキタムスメ 「北から来た娘」。
キタダケ 『来ただけ』ではなく「北岳」。『日本第2位の標高の山』のことか。同馬主の所有馬には「アイダケ」(『愛だけ』ではなく「愛岳」。おそらく福岡県古賀市の山)もいる。
キチキチバンバン 「馬主名より+勢いのある様子」。チキチキバンバンではない。
キッチンドリンカー 「台所+飲む人」。
キットクル 「きっと来る」。『映画「リング」のテーマ曲のフレーズ』が元ネタだと思われる。
キットダイジョウブ 「きっと大丈夫だよ。夢は叶える」。
キットハナガサク 「きっと花が咲く」。
キテヤエヒメ 「来てや愛媛」。繁殖入り当時はメジロラモーヌ牝系の4代下では唯一の子孫で、3代母は「10冠ベイビー」と言われながら未勝利で終わったメジロリベーラ…即ち、キテヤエヒメの母母母父はシンボリルドルフであるという“珍血統”でもある。
キナッセイ 「1着で来てね(九州方言)」。
キニナルーイ 「「気になる」より+まさに(タイ語)」。
キバルダンシ 「頑張る(関西弁)+男の子」。
キボウノチカラ 「希望の力」。テイエムプリキュアの最後の仔であり、『夢原のぞみ/キュアドリームの名乗り口上』及び『キボウノチカラ~オトナプリキュア'23~』が由来と思われる。
キボウノワダチ 「希望のわだち」。楽曲『希望の轍』が由来だと思われる。
キマグレ 「気まぐれ」。
キマグレオンナ 「気まぐれ女」。
キママホウダイ 「気儘放題」。
キミカワイイネ 「君かわいいね」。
キミダケノヒーロー 「君だけのヒーロー」。『安室奈美恵の楽曲「Hero」の歌詞』が由来と思われる。同曲はJRAのCMで使用されていたが、偶然である。
キミッテリッキー 「君って+父名の一部。君はコパノリッキー産駒ですか」。父:コパノリッキー。
キミトユメヲカケル 「君と夢を駆ける」。『「ウマ娘 プリティーダービー」の楽曲「ユメヲカケル!」の歌詞』が由来と思われる。
キミニアイタイ 「君に会いたい」。
キミニアエタキセキ 「君に会えた奇跡。母名より連想」。母:テンシノキセキ。過去にはキミトアエタキセキという馬もいた。
キミニオクル 「君に贈る」。
キミニコイシテ 「君に恋して」。
キミニトドケ 「君に届け」。同題の漫画からか。
キミニヒトメボレ 「君に一目惚れ。母名より連想」。母:マチカネホレルナヨ。
キミニムチュウ 「君に夢中」。
キミニメロメロ 「君にメロメロ」。
キミノナハ 「君の名は」。同名のラジオドラマやアニメ映画から取られたものか。
キミノナハセンター 「君の名はセンター。競馬界の中心になって欲しいという願い」。秋華賞馬レッドディザイアの半妹で落札価格1億5000万円の高額馬。競馬番組の企画で当時レギュラー出演していた乃木坂46の白石麻衣が命名した。
キミノホホエミ 「君の微笑み」。
キミハツヨイ 「君は強い」。
キミハレモネード 「君はレモネード。甘酸っぱい」。
キミョウキテレツ 「奇妙奇天烈」。
キメツノホース 「鬼滅+馬」。恐らく『鬼滅の刃』が由来と思われる。
ギャクカイテン 「逆回転」。
ギャクダカラ 「逆だから」。
ギャグマン 「ギャグを作る人」。
キャスバル 「キャラクター名」。恐らく『機動戦士ガンダムに登場するシャア・アズナブルの本名』が由来と思われる。
キャットファイト 「女性同士の取っ組み合いの喧嘩」。父:ディスクリートキャットからの連想だと思われる。2024年アネモネS(L)勝ち馬
キャプテンネキ 「母名の一部+姉貴より」。ダイワメジャー産駒で、母はキャプテンガール。命名者はなんJ民だろうか?デビュー戦で鞍上・戸崎圭太で勝利し、同騎手はJRA通算1400勝を達成。
キャプテンルフィ 「キャプテン+人名より」。ONE PIECEの『モンキー・D・ルフィ』が由来と思われる。
ギャフン 「ドウモスミマセン」で馬名申請したが実況時に紛らわしいということで却下されこの名前になった。
キャミ 『キャミソールの短縮語』ではなく、「人名(キャメロン)の愛称。母名より連想」。母はギンマクノヒロイン。『キャメロン・ディアス』が由来と思われる。
ギャルサー 「ギャルサークルの略語」。
ギャルピース 「ピースを逆さに向けた、少し下に突き出すピースポース」。
キュアエンジェル 「心癒される美しさ」。『フレッシュプリキュア!のパワーアップフォーム』が由来か?。他のプリキュアシリーズの名前がついた馬と異なり、一口クラブである「YGGホースクラブ」が所有。現在は繁殖牝馬。
キュアサニー 「癒し+晴天」。『スマイルプリキュア!の登場キャラクター』が由来と思われる。本馬の馬主はキュアビューティという馬も所有しており、こちらは馬名意味「心癒される美しさ」で登録されている。
キュアップラパパ 『魔法つかいプリキュア!』に登場する魔法の呪文。馬主曰く「娘が好きなプリキュアの魔法より」とのこと。
キュアブラック 「治療+父名の一部」。父はブラックホーク。『ふたりはプリキュアの登場人物』が由来と思われる。ちなみにキュアホワイトも同じ馬主・馬名意味で存在し、こちらの父はホワイトマズル。
キュアフローラ 「母名の一部+ローマ神話の花の女神」。母キュアロージズ、母父ロージズインメイ。とは言え真の由来は『Go!プリンセスプリキュアの主人公』としか思えないのだが。
キュウシュウソダチ 「九州育ち」。その名の通り鹿児島県出身の馬。
ギュウニュウ 「牛乳」。中山競馬場で牛乳無料配布キャンペーンを行った日に、同競馬場で出走していた。
キュベレイ その名の通り「アニメ「機動戦士ガンダム」に登場する兵器名」。
ギュウホ 「牛歩。馬体より連想」。
キュン 「胸が軽く締め付けられるような感情」。「2着はキュンです!」という珍実況も誕生した。
キュンキュンハート これまでに2頭存在し、それぞれ「メロンが好きで胸が鳴る(2005年)」「キュンキュンした心(2018年)」と登録されている。
ギョウネン 「凝念」。
キョウモトブトブ 「今日も飛ぶ飛ぶ」。
キョウモヨロシク 「今日もよろしく」。
キョカキョクキョカ 「許可局許可」。
キラキラオーラ 「光り輝いているさま+オーラ」。
キラキラキララ 「母名より」。母:ナスノキララ。
キラキラキラリン 「輝く様+家族の愛称」。
キラキラリ 「きらきら輝く様より」。
キラメイテ 「煌めいて」。
キラメキトキメキ 「きらめき+ときめき。ひらめいたので」。
キラメクホシ 「煌めく星」。ゴールドシップ産駒で、母はホシノキラメキ。
キラリキラキラ 「光り輝いているさま」。
キラリピカリ 「キラっと光ってピカっと輝く」。
キラリン 「輝くものが感じられるから」。
キラン 「光のかがやき(サンスクリット)」。
ギリギリチョップ 「曲名」。恐らくB'zの『ギリギリchop』が由来だと思われる。
ギリギリヒーロー 「限界+ヒーロー」。
ギリニンジョウ 「義理人情」。
キリョウヨシ 「器量良し」。
キリンチャン 「キリン+愛称」。競馬好きで知られるお笑いコンビ麒麟の川島明が名付け親。
キレアジサイコウ 「切味最高」。
キレイキレイ 『ハンドソープ』ではなく「馬の第一印象から」。
キレイナオウマ 「奇麗なお馬。見た目が奇麗だから」。
キレイナダケデス 「綺麗なだけです」。
キレナイカ 『切れないか』ではなく、「リビア東部の地名」。
キヲウエタオトコ 「木を植えた男。フランスの絵本名より」。
キンキラキン 「きらきらと派手に輝くさま」。
キンコンカン 「学校の鐘の音」。
ギンザデノムオトコ 「銀座で飲む男」。
キンシャサノキセキ 父フジキセキの名前を伝説の名ボクサー、モハメド・アリが赤道直下のコンゴ民主共和国・キンシャサにおいて奇跡的な勝利でヘビー級王座を奪還した「キンシャサの奇跡」に連想。年齢を重ねてからスプリント路線で活躍、2010年・2011年には高松宮記念で史上初の連覇達成。
キンシャチノキセキ 「金鯱の奇跡」。父はキンシャサノキセキ。デビュー戦の実況では父馬と混同しないよう非常に丁寧に名前を読み上げられていた。
キンジラレタアソビ 「禁じられた遊び」。
キンタマーニ 「インドネシアの観光地から」。地方競馬所属馬だった。
キンパクマミレ 「金箔まみれ。たくさん金星をあげてほしい」。
キンパツムスメ 「金髪娘。本馬のたてがみの色より」。タイキシャトル産駒で、父譲りの金色のたてがみの持ち主だった。
キンピカ 「父名と母名より連想」。父:ゴールドアクター 、母:ピカリン。
グァンバーレ 「父名と頑張れの組み合わせ」。父:グァンチャーレ。
クウキ 「空気」。
クウキヲヨムオトコ 「空気を読む男」。
クウチュウサッポー 「プロレス技(空中殺法)」。
クウテネテ 「食うて寝て」。
グーチョキパー 「ジャンケンのグーチョキパーより」。
クーネルアソブ 「食べる、寝る、遊ぶより。三つの幸せなこと。母名からの連想」。母:トロワボヌールの意味は『3つの幸せ(仏)』である。
クールファイブ 「かっこいい5人」。『内山田洋とクール・ファイブ』が由来だろうか。
クジラ 「くじら」。
クスクス 『笑っている』わけでもでなければ『小麦粉の一種』でもなく「キス(独)+キス(独)」。
クセモノ 「曲者」。
クツシタヌゲタ 「本馬の右前肢のみ白斑が無く、それが靴下が脱げたように見えるから」。メンコは靴下の絵と「ヌゲタ」と文字が書かれ、脱げた靴下を右耳に被せているようなデザイン。
グッジョブ 2001年生の牝馬は「良い事」、2020年生の牡馬は「よくやった」で登録されている。
グッモーニン 「朝のあいさつ」。父:モーニン。
クドキジョウズ 『口説き上手』?
クマサンアリガトウ 「熊さんに感謝すること」。
クマサンニデアッタ 「熊に遭遇してしまったこと」。童謡の『森のくまさん』が由来と思われる。
クマダモン 「熊である」。
クモヒトツナイ 「Cloud」と登録されている。
クモリノチカイセイ 「曇のち快晴」。
グラッシーズマン 「眼鏡+男」。
グラビアタレント 意味は「才能があり写真集とかに出る女性」。
クリイロ 「栗色」。その名の通り栗毛。
グリグリグリタロウ 「母名より+人名より、母の初仔(長男)より」。母のグリシーヌの初仔であることが由来。ちなみに2番仔はグリグリグリジロウ。
クリノシュワシュワ 「冠名(クリノ)+炭酸飲料のさわやかさより」。
グリフィンドール その名の通り「映画「ハリーポッター」に登場する寮名」。
クリビツテンギョ 「芸能界の業界用語で「びっくり仰天」の意」。
クリボー 「コンピュータゲームに登場するキャラクター名」。『マリオシリーズのクリボー』が由来と思われる。
クリンクリン 「くっつく(Cling)」。同名のperfumeの楽曲からか。
クロイゼリンチャン 「父名より+人名愛称」。父馬:ブラックタイド。産駒にクロイゼモッチャンという馬もいる。
クロイチョキンバコ 『黒い貯金箱』?
クロオビ 「黒帯」。過去三頭存在、うち二代目は母Yawara(ヤワラ)。
クロビーンズ 「黒豆」。
グルグルドカン 「ぐるぐる+どかん」。
クルマトラサン 「車+人名愛称」。元ネタは恐らく『映画「男はつらいよ」の主人公「車寅次郎」』と思われる。
グレタ 『グレた』ではなく「人名より」。恐らく『グレタ・トゥーンベリ』が由来。
クロダブシ 「黒田節」。
グロッキーバルボア 「足元がふらつく+人名」。『グロッキー状態』と、映画『ロッキーシリーズの主人公であるロッキー・バルボア』をかけたダジャレと思われる。
クロッチ 『下着の部位名』ではなく、「毛色と母名の黒より」。黒鹿毛で、母はクロエチャン。
クロマク 「黒幕」。
クワトロバジーナ 生まれが2000年以前なので登録時の馬名意味は不明だが、恐らく『機動戦士Ζガンダムの同名の登場人物』が由来と思われる。ちなみにデビューは5歳になってからとかなり遅かった。
クンクンクン 『匂いを嗅いでいる』わけではなく「ドキドキする心臓の音(ハングル)」。
ゲイジュツガクブ 「芸術学部。芸術的な走りを見せる女子大学生をイメージ」。
グンジン 「軍人」。
ケイキカイフク 『景気回復』か?
ケイコヨロシク 「ケイコよろしく」。
ケイバーニキテネ 「馬を見に来て」。
ケチャップ 「調味料の一種」。
ケチンボ 『けちん坊』ということだと思われる。
ゲツメンチャクリク 「月面着陸」。
ゲッワイエンタン 「get wild and toughより」。由来は恐らく『TM NETWORKの楽曲「Get Wild」の歌詞』だと思われる。
Que mira bobo
(ケミラボボ)
アルゼンチン馬。Qué mirá boboとは「何見てんだよ、馬鹿野郎!」という意味で、カタールワールドカップでアルゼンチン代表のリオネル・メッシが放った暴言が由来。
Kemono
(ケモノ)
JRAからオーストラリアへ移籍した馬で移籍の際に「Kemono」に改名。JRA時代の馬名は「カシアス」で、父はキンシャサノキセキ。「キンシャサの奇跡」で勝利した「モハメド・アリ」の本名「カシアス・クレイ」にちなんだものであった。JRA時代に函館2歳ステークスを勝利している。
ケロケロジャンプ 『蛙跳び』ということだろうか?
ゲンキイッパイ 「元気一杯」。
ゲンキデスカー 「元気ですか」。『アントニオ猪木の決め台詞』が由来だろうか?
ゲンキデタマチャン 「元気でタマチャン(多摩川のアザラシより)」。
ゲンキハツラツ 「元気ハツラツ」。溌剌がカタカナで登録されているので『オロナミンCのキャッチコピー』が由来だろうか。ちなみにハツラツという馬も(オグリキャップとは別に)いた。
ゲンキモリモリ 「元気がモリモリでるように」。
ケンキョ 「謙虚」。
ゲンジモノガタリ 「源氏物語」。
ケンドチョウライ 「捲土重来」。
コイウタ 「恋歌。母名より連想」。母:ヴァイオレットラブ。歌手である前川清の持ち馬であり、2007年のヴィクトリアマイルを勝利している。
コイウラナイ 「恋占い」。
コイコイ 『花札』ではなく「ゴールに向かって「来い来い」との熱意を込めて」。
ゴイゴイスー 「すごいより」だが、お笑い芸人・津田篤宏(ダイアン)の持ちネタが由来で、初勝利を挙げた時に津田はTwitterでお祝いのメッセージを出している。
コイシタイ 「恋したい」。
コイシテムーチョ 「恋してムーチョ」。馬主がTUBEの前田亘輝であり、名前はTUBEの同名の曲からと思われる。
コイスルカレン 「恋するカレン。父名からの連想」。父はカレンブラックヒル。
コイニオチテ 「曲名」。『小林明子の曲「恋に落ちて」』が由来と思われる。
コイニョウボウ 「恋女房。夫が深く愛している妻。父名の「絆」より連想」。父はキズナ。
コイビトサンタ 「好きな楽曲の歌詞より」。恐らく松任谷由実の楽曲『恋人がサンタクロース』が元ネタと思われる。
コイヲダキシメヨウ 「恋を抱きしめよう」。
コウコウシロー 『孝行しろ』だろうか?
コウシ 『子牛』でも『孔子』でもなく「広至。新元号の候補の一つ。高い志を祈願する」。
コウジョリョウゾク 「公序良俗」。
ゴウノモノ 「剛の者。強くて勇敢な者」。
Covfefe
(コヴフィフィ)
由来は2017年にアメリカのドナルド・トランプ大統領(当時)がTwitter上で呟いた謎ワード。ブリーダーズカップフィリー&メアスプリントを始めG1を3勝した。
コウユーカメサンヨ 「冠名+童謡「うさぎとかめ」より」。父:スクワートルスクワート(「ゼニガメ(ポケモン)の英語名」+「噴出する」)からの連想と思われる。
コウユーパパニニテ 「冠名+パパに似て。父に似た顔より」。
コウユーマサニキミ 「冠名+人名より+君」。
コウユーママニニテ 「冠名+ママに似て。ママに似ていることより」。
ゴーゴーユタカ 「行け行け+人名より」。ちなみに武豊も吉田豊も騎乗したことはない。
ゴージャス 過去四頭存在し、四代目は父ゴールドシップ、母サトノジャスミンの白毛馬。「華やかで素晴らしい。父名、母名より連想」
ゴージャスドラゴン 「ゴージャスなドラゴン」。
ゴートゥートラベル 「旅に行こう」。恐らく『GoToトラベル』が由来。ちなみに出生時の名前は「ダビスタ」。
ゴールデンボール 「黄金の玉」。
ゴキゲンサン 2006年産・2020年産の2頭の同名馬がいるが、名前の由来はいずれも「ご機嫌さん(関西方言)」。
ゴキゲンヨー ゴキゲンサンとの関係は不明。
コギャル 文字通り『コギャル』ではなく「子+母名の一部」。母:スターギャルからの連想。
コギャルネイチャ 『コギャル+自然』だろうか?。父はナイスネイチャ。
コクミンネンキン 「国民年金」。
コクレンダイマオー 「国連+大魔王」。
ゴクロウサマ 「ご苦労様。一生懸命走ってくれる馬への敬意と労いの意をこめて」。
コケシ 「郷土人形の一つ」。
コケレール ザルソバの全姉。Coquerelleはフランス語でゴキブリの意。
ゴゴ 「午後」。
ゴコウサス 「後光差す。母名の意味「輝く+魅力からの造語」より」。母はティンクルチャーミ。
ココキュンキュン 「人名より+胸がぎゅっと締めつけられる感じ」。
ココデイック 「ここで一句」。初勝利時にはグリーンチャンネルレース中継の進行を担当していた小堺翔太氏が「5戦目の 今日は逃げずに 初勝利」と一句詠んでいた。
ココホレワンワン 「昔話「花咲か爺さん」に出てくるセリフより」。
ココマデオイデ 「ここまでおいで」。
ココロチラリ 「心の中ちらり」。
ココロノママニ  「心のままに。母名より連想」。母:マイウィル。
ゴジラーフォース 「松井選手のニックネーム+4番目」。松井選手は『松井秀喜』氏と思われる。
コスモジョセフ 「冠名+人名より」だが、母はジョリーンなので、『ジョジョの奇妙な冒険のジョセフ・ジョースター』が由来と思われる。
ゴセイバイシキモク 「御成敗式目。鎌倉時代に制定された武士政権のための法令」。
コタツデミカン 「こたつでミカン」。
コッカラッス 「これからです」。
コックリサン 「狐狗狸さん」。
ゴックン 「ごっくんと飲み込む」。
コッコローネ 「甘えん坊(伊)」。牡馬なので『「プリンセスコネクト! Re:DIVE」のコッコロ』は恐らく関係ない…筈。デビュー戦はヘルシェイクと同じレースで隣合わせに配置された。
ゴッドエネル 『漫画「ONE PIECE」の登場人物』ではなく「神+エネルギーより連想」。
コップヒヤザケ 「コップ+冷酒」。
コトホドサヨウニ 「ことほど左様に」。
コトリノウタウウタ 「小鳥の歌う唄」。
コネコダニャオーン 『子猫+鳴き声』だろうか。
コネコチャン 「子猫ちゃん」。
コネコノオヒゲ 「子猫のお髭」。
ゴハンイキタイ 「ご飯に行きたい」。
コバンガデタヨ 『小判が出たよ』?
ゴブリン 「西洋の伝説の生物」。
ゴブリンダンサー 「小悪魔的踊り子」。
ゴホウビ 「ご褒美」。
コマッタモンダ 「困ったもんだ」。
コマルナディケイド 「冠名+十年」。同馬のオーナーは他にもコマジオウ、コマフォーゼ、コマルナウィザード等仮面ライダー関連ワードの馬を所有していることから『仮面ライダーディケイド』が由来と思われる。
ゴメン 「ご免」。
ゴメンアソバセ 『御免あそばせ』。
ゴメンネジロー 「感嘆詞のひとつ+人名より」。
ゴメンヤッシャ 「御免やっしゃ(京言葉)」。
ゴメンヨナミダ 「曲名」。元ネタは『田原俊彦の楽曲「ごめんよ涙」』と思われる。
コモノドラゴン 『コモドドラゴン』でも『小物ドラゴン』でもなく「地名+龍」。コモノは『三重県の菰野市』が由来と思われる。
ゴモラ 『ウルトラ怪獣』ではなく「家族3人のイニシャル(G・M・R)より」。
コラエテーナ 「こらえてーな。勘弁して(関西の方言)」。
ゴリマッチョ 「ゴリラとマッチョからの造語。筋肉質体型 」。
コリャコリャ 「これはこれはの意」。
ゴリラ 『ゴリラ(動物)』そのものではなく「シュワルツネッガー主演の映画「Raw Deal」の邦題より」。
ゴルシノメイ その名の通り「ゴールドシップの姪」。
ゴレイジョウ 「御令嬢」。
コレガケイバダ 「これが競馬だ」。
コレダッチューノ お笑いコンビパイレーツの流行語『だっちゅーの』が由来と思われるが、本馬のデビュー年にパイレーツは解散している。
コレデイイノダ 「この馬を初めて見たときの私の思い」。毎日放送で放送されていたテレビ番組『ちちんぷいぷい』の正月企画で名付けられた。
コレデキマリ 「これで決まり」。
コレデヨカロウ 「これでよいでしょう」。
コレワハシルゾ 「これは走るぞ」。
コロイモコロッケ 「馬主の好きな食べ物+馬主の好きな食べ物」。「ころ芋」は地方によってジャガイモを指したりサツマイモを指したりするがどれのことかは不明。
ゴロゴロ 「雷がとどろき渡る音」。
コロッケ 「コロッケ」。3連単特払いとなったレースで2着と好走している。
コワイコワイ 「怖い怖い」。
コワモテハマー 「強面+人名より」。
ゴン 「マンガの登場人物名」。『HUNTER×HUNTERの登場人物』が元ネタだろうか?
コンクラーベ 馬名の意味は『根競べ』……ではなく、「ローマカトリック教会の教皇選出選挙」コンクラーヴェのことである。何十年に1度あるかないかの事なので、本当の意味を知られることなく珍名馬と見なされた。本馬が現役の当時の教皇、ヨハネ・パウロ二世猊下の崩御が2005年、その前の教皇、ヨハネ・パウロ一世猊下の崩御が1978年なので、現役中にコンクラーヴェは行われなかった。産駒は12頭おり、牝系が残っている。
コンサートドーレ 「音楽会+金色の」。所属は道営競馬であり、『北海道コンサドーレ札幌』が由来と思われる。コンサドーレのチームカラーと同じ赤色の面子を着用。デビュー日はコンサドーレと道営競馬とのコラボデーであった。
コンドガンバリマス 「今度がんばります」。
コンドコソ 「今度こそ」。
コンニチワ 『こんにちは』?
サ行
サーターアンダギー 「沖縄の縁起物の揚げ菓子」。
サアシゴトダ 「さあ仕事だ」。
サアドウゾ 「さあどうぞ」。
サイキョウサイコウ 「最強+最高」。
サイキョウノオンナ 「最強の女」。
サイコウダネ 「最高だね」。
サイショワグー 「最初はグー(ジャンケン)」。
サイレントシズカ 「静かな+静か。大人しく、おしとやかに育ってほしいという思いから」。恐らく『「サイレンススズカ」の捩り』だと思われる。
サヴァ 『鯖』ではなく、「元気(仏)」。2023年の六甲S(L)で勝利した際は2着にオニャンコポンが入り、珍名馬連に。
サオヒメ 「「佐保姫」春を司る女神。母名(ハルカゼ)より連想」で登録。決してふたなり(両性具有)ではない。何の因果かミモザ賞でタマヒカルと言う名前の馬とぶつかり、タマヒカルに先着。
サガノオウマサン 「佐賀のお馬さん」。その名の通り佐賀競馬で走っている。
サクラサクラサクラ 「桜」。
サケダイスキ 「お酒が大好き」。
サザエサン 恐らく馬名そのまま『サザエさん』が由来と思われる。
ササキントモタロウ 「馬主名+人名より」。馬主は佐々木均氏。川崎競馬場でのデビュー戦でヘルシェイクに勝利している。
ササ 「笹」。
ササノハサラサラ 「文部省唱歌「たなばたさま」の歌詞より」。
ササモッテコイ 登録されている馬名意味は「酒もってこい」となっているが、『今宮戎神社の十日戎の掛け声「商売繁盛笹もってこい」』と思われる。同オーナーで同年産の馬にショウバイハンジョもいる。
ササヤキ 2000年生・牝、2020年生・牡の2頭いる。後者は「囁き。母名より連想」で、母はジャパニーズウィスパー。
サザンオールスター 『サザンオールスターズ』ではなく「南の全ての星」。2006年・2014年生まれの二頭おり、ともに馬主は小菅誠氏で名古屋競馬でデビュー(二代目は後に高知競馬へ移籍)。
サザンヲキキナガラ 「サザンオールスターズの曲が大好きなので」。
サシバ 「差し馬、差し歯ぬける」。
サスガダネ 「さすがだね」。
サスガツヨイ 「流石+強い」。
サスガデスネ 「さすがですね」。
サスガハシャチョウ 「さすがは社長」。
ザックザク 「たくさんのお宝を見つけた時の表現」。
サッチモ 『にっちもさっちも』ではなく、「人名愛称」。恐らく『ルイ・アームストロングのあだ名』が由来。ちなみにアームストロングという馬もいる。
サツマノオンナ 「薩摩の女」。
サドル 「鞍」。
サバノミッソーニ 「鯖の味噌煮」。祖父ネオユニヴァースの死の直後に初勝利を挙げ話題に。
サバンナチャンス 「アメリカの地名+チャンス」。『パチスロ「獣王」のチャンス名またはBGM』が由来。
サビヌキ 「ワサビを抜く事。素材で勝負」。
サムライジャパン ネオユニヴァース産駒。2007年生まれなので、『野球日本代表の愛称「侍ジャパン」』が由来だと思われる。ちなみに、母馬の名前がアシヤマダムだが、全くの偶然である。
ザモウコダマシイ 「勇ましい様」。『THE 猛虎魂』だと思われるが、阪神競馬場での成績は全て着外。こんな名前だが牝馬である。
サヤカチャン 由来は普通に「人名より+呼称」なのだが、一部でとある魔法少女を連想した人が多く、劇中の台詞を元にした「奇跡も、魔法も、逃げ切りもあるんだよ」などの横断幕が出たりした。アーモンドアイが勝利したオークスでの大逃げが有名。
サヨウナラ 「さようなら」。2008年エンプレス杯の勝ち馬。
サラサラヘアー  「さらさらヘアー。綺麗なブロンドヘアをしていることから」。
サラダダイエット 「サラダをメインにしたダイエット」。
サラニキケン 「更に危険」。
ザルソバ 「ざる蕎麦」。繁殖馬として天皇賞馬スピルバーグやゴールドシップの仔を産んでいる名牝。
サワーホマレー 『澤穂希』ではなく「酸味+父名より」。父:トーセンホマレボシ。
ザワザワザワザワ 「心を騒めかすような活躍を期待して」。
サワヤカサワチャン 「さわやか+人名」。
サンガツココノカ 「曲名。本馬の生年月日より」。レミオロメンの楽曲『3月9日』が由来と思われる。
サンキューユウガ 「ありがとう+「優勝を我に」より」。鞍上・川田将雅で勝利したことがある。
サンサンサンキュー 「太陽+ありがとう」。
サンジョ 「三女」。母馬:リトルグローリアスの三番目の産駒であることが由来。引退後繁殖牝馬となり、産駒に「サンジョノコ」がいる。
ザンスデヤンス 「江戸言葉より」。
サンタノプレゼント 「サンタの贈り物。一足だけ白い靴下を履いているよう」。
サンバデルンバ 「サンバとルンバ」。
サンマイメ 「三枚目。芝居などで滑稽な役をする俳優」。
サンレンブイ 「三連+V」。
シアワセナンダッケ 「幸せなんだっけ」。恐らく『明石家さんまの楽曲「幸せって何だっけ」』が由来。産駒にシアワセデスがいる。
シアワセノアシオト 「幸せの足音」。
ジーカップダイスキ 「母馬「ジーカップマリー」」+「大好き」が由来。
ジージトガンカイ 「じーじと眼科医」。
シーハーハー 「曲名」。恐らく『Kis-My-Ft2の楽曲「SHE!HER!HER!」』が由来と思われる。
シーフードパイセン 「シーフード+先輩より。人名より連想」。恐らく『お笑い芸人のEXITが明石家さんまのことをこう読んでいること』が由来。
シアワセイッパイ 「幸せ一杯」。
シアワセノヨカン 「幸せの予感」。
ジイサマ 「爺様」。
Jay peg
(ジェイペグ)
南アフリカ馬。2008年のドバイデューティーフリー等、GⅠを4勝。『画像データ圧縮方式の「JPEG」』が由来だろうか。
シェケナベイベー 「楽曲の歌詞より」。
ジェジェジェ 「驚いた時の方言」。2013年流行語大賞のワード『じぇじぇじぇ』が由来。
シガーヲスウオトコ 「シガーを吸う男」。
ジグザグデギザギザ 「人生山あり谷ありの意」。
ジクジタルオモイ 「自省、自ら反省すること」。『忸怩たる思い』とは、「自ら恥じ入る気持ちに駆られること」という意味。
シゲキテキ 「刺激的」。
シゲルカガ 「冠名(シゲル)+加賀国」。現役時に横浜DeNAベイスターズの『加賀繁(カガシゲル)』選手が活躍していたことで一部で話題になった。
シゲルオジサン 「冠名+太平洋からインド洋まで生息するスズキ目ヒメジ科の魚名」。
シゲルジコバイバイ 「冠名+自己売買」。
シゲルジャンボイモ 「冠名(シゲル)+野菜「大きな芋」」。
シゲルジュウヤク 「冠名(シゲル)+重役」。阪神スプリングジャンプ、新潟ジャンプステークス勝ち馬。
シゲルショウタイム 「冠名+ショウタイム」。『大谷翔平の異名』が由来だろうか。馬主が森中啓子に交代後、同馬主のホームランと同じレースに出走したことがある。
シゲルタヌキ 「冠名+動物名。タヌキ」。後述のタヌキとは異なり、こちらは動物が由来。
シゲルノコギリザメ 「冠名(シゲル)+魚名「鋸鮫」」。
ジゲン 『次元』ではなく「示現」。
ジゴクヘノキップ 「地獄への切符」。
シゴトガコイビト 「仕事が恋人」。馬名の通り?1年弱で28戦も走っている。
シシャモ そのまま「シシャモ」。上述のシシャモの冠名を使う大野満氏とは別の馬主。
シシャモノタルマエ 「馬主愛称+父名の一部」。
シスターエレキング 1歳年上の半兄の名前がエレキングであり、その兄がレース中の故障で予後不良となったことから「兄(エレキング)がレース中に死亡、その意志をついで」名付けられた。川崎の重賞ロジータ記念を勝ち、翌年にはエンプレス杯(JpnII)で2着。なお、母アーバンウェーの産駒はウルトラマンにちなんだ珍名が多い。
シスタープリンセス 「妹+王女」。同名のゲーム・アニメ作品が元ネタと思われる。
ジダイノチョウジ 「時代の寵児」。
シタゴコロ 「かねてからの企み」。これまた内田玄祥氏の所有馬。珍名馬祭りとなった2021年11月7日、東京3Rの未勝利戦でデビュー4戦目にしてようやく3着になったのだが、ここで実況の山本直也アナウンサーが同オーナーのイロゴトシと勘違いしてアナウンスするという珍事が発生してしまっている。
シタパンツ 「下はパンツ」。
ジットマツ 「じっと待つ」。
シッパイシナイノデ 「失敗しないので」。『ドラマ「ドクターX」の主人公大門未知子の決め台詞』が由来と思われる。
シツレン 「失恋」。
シテイタイケツ 「師弟対決」。22年6月の2歳新馬(大井ダ1400)ではスタート直後から首が上がり最大20馬身差を付けられるも、ポツンからの上がり3ハロン37.4秒という末脚を見せ4馬身差で1着。これからの動向にも期待!
シナモンロール 『サンリオのキャラクター』ではなく「シナモンを使った菓子パン」。
ジナンボー その名の通り「次男坊(アパパネの次男)」。
シニスターミニスター 直訳すると『邪悪な大臣』。現役時代アメリカでGⅠを1勝。現在は日本で種牡馬として活躍しており、産駒にはヤマニンアンプリメやテーオーケインズらがいる。
シノジマニヨラサイ 「篠島(愛知県)に寄ってね」。名古屋競馬でデビューしたが、その後佐賀競馬に移籍している。
シマイ 『終い』でも『仕舞い』でもなく「姉妹」。
シメニダイフク 『締めに大福』?
シモキタソダチ 「下北育ち。本馬が育成された下北半島に因んで」。
シモズル 『元プロ野球選手の下水流昂』ではなく、「大騒ぎ」。
ジャージデスマイル 「ジャージ姿の微笑み少女」。
シャア 「支配者(Shah)」より。兄弟にセイラ、ルナツー、アムロタイプ、プリンセスララアなどがいる。人間嫌いなのか、『他人の前で歯を出してシャーッ!と威嚇する癖があった』ことから、それが馬名の由来なのではないかと噂された。
ジャイアン 「巨大な(giant)より。本馬の体格より連想」。
シャイナコ 「シャイな子」。
シャイナムスメ 「内気な娘」。産駒にシャイナコムスメがいる。
シャイニーカラーズ  二頭存在し一頭はアイドルマスター シャイニーカラーズサービス開始前の2017年デビュー。もう一頭は2022年生まれで「光沢のある色。父名、母名、本馬の毛色からカラフルな色を連想して」。父レッドファルクス、母クリノクロフネの芦毛。
シャイニールミナス 「光輝く」とはあるものの、どう考えても『ふたりはプリキュアMaxHeart』の同名キャラが由来しか思えず。ちなみに別馬主の所有馬に「キュアサニー」「キュアビューティ」がいたことも。
シャカシャカ 「釈迦+釈迦」。
シャカシャカシー 「物がせわしなく動く様子より」。
Shakalakaboomboom
(シャカラカブンブン)
2012年グランドナショナル9着の英国馬。名前は同名のインド映画からか。実況でやたらと名前を呼ばれるので目立つ。2020年には、寝転んでクローバーを食べている映像がTwitterで流されたが、翌年日本でタンポポを食べるグラスワンダーと誤って拡散されたことで話題になった。
シャケトラ 「イタリアの幻のフルーツワイン」。綴りは「Sciacchetra」。しかし、語の取り合わせから「シャケ(鮭)+トラ(虎)」と誤読するファンが続出した。2017年日経賞など重賞3勝。
ジャジャジャーン 「颯爽と現れる様子。母名より連想」。母馬はジャジャマーチャン。
ジャジャンケン 「じゃんけんのかけ声」。恐らく漫画『HUNTER×HUNTERの念能力』が元ネタだと思われる。
ジャスコ 『現イオングループのスーパーマーケット』とは無関係で、「ジャスタウェイの子なので」。
ジャスタウェイ 公式には「その道(Just a Way)」。だが本当の意味は「銀魂」に登場する「ジャスタウェイ(Just Away)」。馬主はアニメ銀魂の脚本家・大和屋暁で、他にも自分が関わった作品由来の馬名を付けることが多い。銀魂の名に恥じぬシルコレからネタにされていたが、古馬になってからは一躍力を伸ばし世界最高レートにも輝いた。完成度たけーなオイ。
Just F Y I
(ジャストエフワイアイ)
2023年ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズ勝ち馬。「FYI」はアメリカのビジネス用語で「ご参考までに(from your information)」という意味を持つ。無敗の三冠馬である父・ジャスティファイ(Justify)のアナグラム。
シャチ 「鯱」。2020年NHKマイルC出走馬。
ジャナイト 「この子じゃないと」。
ジャノサワホマレ 『邪の+澤穂希』ではなく「青森の地名(蛇ノ沢)+誉」。
シャバダバダ 「スウィングジャズスキャット」。
ジャマスルナ 「じゃまするな」。
シャラララ 「カーペンターズのイエスタデイワンスモアより 皆に口ずさまれるよう」。
シャリンガン 「写輪眼。アニメに登場する忍術の一種」。おそらく『NARUTO』からの引用と思われる。
シャンクス 『漫画「ONE PIECE」の登場人物』ではなく「すね」。
ジャングルポケット 由来は「童謡(ジャングルポケット)」。日本ダービーやジャパンカップ勝ち馬で、種牡馬としても活躍した名馬。府中巧者として知られており、お笑いトリオ「ジャングルポケット」の名前の由来としても知られる(「府中巧者=東京では負けない」という意味は後付け)。
ジャンケンポン 「じゃんけんぽん」。
シュークリーム 「洋菓子名」。
ジュース 「果汁などの飲料」。
シュウジ 『習字』ではなく「人名より」。詩人・劇作家で競馬ファンとしても知られた『寺山修司』から。2015年小倉2歳S・2016年阪神カップ勝ち馬。
ジュウニカゲツ 「12カ月」。
ジュウニンノナカマ 「十人の仲間」。
ジュサブロー 人形作家の『辻村寿三郎』から。名古屋競馬所属で、1986年オールカマーにて地方所属馬として初の中央重賞勝ち馬となった。
ジュジュジューン 「授受+冠名」。
シュッシュ 「機敏な様子」。
ジュドー 『機動戦士ガンダムZZの主人公、ジュドー・アーシタ』ではなく、「曲名。父名より連想」。父はモーリスなので、モーリス・ラヴェルの『水の戯れ』が由来。ビターグラッセが勝利した未勝利戦で差し切られた相手として話題になった。同レースでは他にイケイケドンドン,プロトカルチャー,イチズ,ヘイワ,ステキナココロもおり、珍名馬だらけであった。
シュワッチ 『ウルトラマンの掛け声』が由来と思われる。
Junko
(ジュンコ)
イギリス生まれのフランス調教馬。『細江純子』でも『コシノジュンコ』でもなく、カナダやアメリカの後にフランスでも放映された『「Storm Hawks」のキャラクター』が由来と思われる。ちなみに騸馬。
ジョアジョルナータ 「喜び(仏)+一日(伊)」だが、ディオの全弟なので『ジョジョの奇妙な冒険の登場人物っぽい名前』を付けたかったのだと思われる。新馬戦に出走しようとしたが2戦連続で競走除外となったため、「除除」とネタにされてしまう。
ジョイマン 「楽しい男」。デビュー時期的に『お笑い芸人のジョイマン』が由来か。
ショーガイッパイ 『生姜いっぱい』ではなく「賞がたくさん」。母はイセエビ。ショウガタップリと馬主が同じ。
ショウガタップリ 『生姜たっぷり』ではなく「たくさん勝利して賞がもらえるよう」(賞がたっぷり)。ちなみに牝馬。2023年6月まで、金沢競馬場でデビュー11連勝。大井競馬場へ遠征しての黒潮盃は6着に沈んだが、西日本ダービーは6馬身差の圧勝。今後の地方競馬での活躍が期待されるも、2024年8月、腸捻転による疝痛で早逝。
ジョーカナチャン 「冠名+父名より+呼称」。父はロードカナロア。2020年アイビスサマーダッシュ勝ち馬。一族は「メガミチャン」「ラッキータカチャン」など人名のような馬名が続く。
ジョウキゲン 「上機嫌」。
ショウキンカセギ 「賞金稼ぎ」。
ジョウジマダイスキ 「福岡県の地名+大好き」。福岡県城島町は現・久留米市。
ジョウダン 「冗談、上段」。
ジョウチャン 「お嬢さんより」。
ジョウトー 「上等」。同じ馬名意味のジョウトウという馬も存在する。
ショウナンアシベ 「冠名+ACBより」。『「少年アシベ」を捩った』のかどうかは不明。
ショウヒシシュツヒ 「消費支出費」。
ショウブハコレカラ 「勝負はこれから」。
ショウヘイ サートゥルナーリア産駒で2025年の京都新聞杯勝利馬であり、同年開催の日本ダービーではクロワデュノール、マスカレードボールに次ぐ3着と健闘した。由来は普通に「人名」でオーナー曰く「それぞれ皆さんが思い浮かぶ“ショウヘイ”ということで応援してくれたら」とのこと。もっとも友道康夫調教師がバットとボールの柄の入ったネクタイを締めて験を担ぐなど、時期的に『大谷翔平』を連想する人が多く(名前案には「ショータイム」もあったとか)、香港での独自表記は「投撃倶佳」と明らかに意識した物に。
ショウリュウケン 『昇龍拳』ではなく「勝竜剣」。
ジョウレン 「常連。常に掲示板にあがるような走りを」。
ジョオウヘイカ 「女王陛下」。
ジョセイカツヤク 「女性活躍」。
ジョリーン 「漫画の主人公より」。『「ジョジョの奇妙な冒険」の空条徐倫』が元ネタと思われる。ちなみにアニメにおける徐倫役のファイルーズあいはウマ娘役(シリウスシンボリ)を演じているが偶然である。
シラガゾメ 「白い毛髪を染めること」。母:ミダレガミ。
シラカワノセキ 「白河の関。母名より連想」。母はトウホクビジン。登録年に仙台育英高校が夏の甲子園で優勝しており、それが由来と思われる。
シランケド 馬名意味は「知らんけど。知らないが(関西の方言)」らしい。未勝利戦で1400mにも関わらず出遅れからの追い込みで勝利し単勝万馬券をもたらした。知らんけど。そして紫苑ステークス(GII)では9番人気と人気薄ながら3着に入り秋華賞の優先出走権を獲得。知らんけど。
シランノカ 『知らんのか?』ではなく「芝蘭之化」。
シランプリソブリン 「知らんぷり+オーストラリアのソブリンアイランドより」。グランプリボスなどで知られるグランプリの馬主、北側オーナーの所有馬。何気に取引価格3255万円の高額馬。デビューから連敗を続けたが3歳8月の金沢のJRA交流戦で初勝利を挙げ、ようやく馬主に振り向いた。
ジルクン 「幼名+敬称。当歳からこの名前で見守ってきました」。
シロイヤツ 「白色の物体」。
シロインジャー シラユキヒメ一族の白毛馬。公式には「白い」+「父名」(父はハービンジャー)であるが、牝馬ということもあり物議を醸した。メイケイエールは実の娘だが鹿毛。
シロクマ 「白熊。本馬毛色と馬体より連想」。
シンカタタタキキ 「新肩たたき機」。
シンクロゲイザー 「「同時に」+「見つめる」の組み合わせ」。恐らく『「戦姫絶唱シンフォギア」の主題歌「Synchrogazer」』が由来。ちなみに同曲の発売日と同じ日(1月11日)のレースに出走したことがある。
シンゲン 「武田信玄より」。最初の馬主は武田氏の末裔にあたる。2009年新潟大賞典、2010年オールカマーなど重賞3勝。新潟大賞典を制した時の新潟放送・星野一弘アナウンサーによる「シンゲン、越後を制圧!」という実況でも知られる。
シンゲンモッチーニ 「信玄餅より。外観が信玄餅に似ている事から」。サバノミッソーニやブタノカックーニとはまた別の馬主の所有馬。
シンコッチョウ 「真骨頂」。新馬戦はホームランダービー,ワレラホシノコ,ゼンリョクダンスと同じレースで、4頭の中では再先着だった。
シンジナイト 「信じるより+夜。信じないと」。
シンジラレナイ 「信じられない」。2007年デビューの馬だが、この前年に当時北海道日本ハムファイターズの監督であったトレイ・ヒルマン氏の『シンジラレナーイ!』というコメントが流行語大賞にノミネートしていたため、これが由来と思われる。
シンジルキボウアイ 「信じる、希望、愛」。
ジンセイ 「人生」。
ジンセイイロイロ 「人生色々」。
ジンセイハオマツリ 「人生はお祭り」。
Shinzo
(シンゾー)
オーストラリア馬。2022年に死去した日本の元内閣総理大臣「安倍晋三」が名前の由来。ゴールデンスリッパーS(豪GⅠ)を鞍上・ライアン・ムーアで勝利。
シンニュウシャイン 『新入社員』?
シンリンゲンカイ 「森林限界」。
スイーツバイキング 「スイーツ食べ放題」。
ズイウン これまで5頭おり、2020年産の牡馬はナミノリゴリラの仔で母と同じく馬主は小田切光。馬名由来自体は「瑞雲。めでたい時にかかる紫色の雲」と登録されているが、氏の知り合いである艦これのスタッフが提案した名前であり『瑞雲(航空機)』が由来であろう。
スイスイスーウィ 「「すいすい」と軽快に進むさま+人名より」。
スイモアマイモ 「酸いも甘いも」。
スイヨウビ 『水曜日』ではなく「水の様に美しく」。
スーパーアグリ 「超+人名愛称」。恐らく『鈴木亜久里が率いていたレーシングチーム・スーパーアグリ』が由来。
スーパーマン 「超人」。
Soup and Sandwich
(スープアンドサンドウィッチ)
2021年ケンタッキーダービー出走。海外競馬評論家・合田直弘お気に入り(?)の珍名馬。
スウヰイスー 『スヰートスー』と登録するつもりが手違いで「スウヰイスー」となってしまった。1952年の桜花賞・優駿牝馬を制した牝馬二冠馬。
スカートフワリ 「風のいたずら」。
スカーレットスカイ 「夕焼け空」。『毛色(栗毛)、母名(レッドフェザー)、母父名(ディープスカイ)からの連想』と思われるが、『「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」の収録曲でAfterglowの「Scarlet Sky」』が由来と取れなくもない。ちなみにアフターグロウという馬もいる。
スカイピース 「空+平和」。『同名のYouTuber』は恐らく関係ない。新馬戦はパクパクデスワと同じレースだった。
スガスガシイ 「清々しい」。
スキスキレンパツ 「好き、好き連発」。
スキダッタ 「好きだった」。
スキダッチ 「好きな友達より」。だがどう考えなくても由来はやはり『「うまぴょい伝説」の歌詞』であろう。ちなみに母母父はアグネスタキオンで、デビュー戦はカワカミエレガンス(母カワカミプリンセス)と同じレースだった。
スキヤキ 「すき焼き」。
スキヤネン 「好き」。
ズキュン 「強く感動し瞬間的に胸が締めつけられる様に感じるさま。母名より連想」。母はドキュン。なお2015年命名なので『うまぴょい伝説』誕生よりちょっと前。
Squirtle Squirt
(スクワートルスクワート)
アメリカ調教馬。「ゼニガメ(ポケモン)の英語名」+「噴出する」。BCスプリントを勝ち、日本に種牡馬として輸入された。ヨカヨカの父馬としても有名。
スケサンカクサン 「物語の登場人物名」。『水戸黄門』が由来と思われる。
スケバンデカ 「女番長+刑事」。ドラマシリーズ『スケバン刑事』が元ネタだと思われる。
スゴイ 「凄い」。
スゴイナスゴイデス 「すごいな、すごいです」。『「映画クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険」に登場する呪文「スゲーナスゴイデス」』が元ネタだろうか?
スゴイノミツケタ 「凄いの見つけた」。
Sugoi Legend
(スゴイレジェンド)
『凄いレジェンド』だろうか?オーストラリアのモーリス産駒。
スゴウデノバケンシ 「凄腕の馬券師」。
スゴウデノハンター 「凄腕のハンター」。
スコトントン 「北海道礼文島スコトン岬へ飛んでいくことより」。
スシトレイン オーストラリアの回転寿司チェーン店の名前が由来。
スターサファイア これまで2頭いるが、どちらもレッドマジック所有馬ではないため『東方Projectの同名キャラクター』とは関係ない。
スタコラサッサ 「すばやく行動するさま」。競馬ゲームのウイニングポストシリーズに同名の架空スーパーホースが登場する。
ズッチーナ 「「ずるいな」より」。
ズットマツモト 「ずっと+人名より」。
スッピン 1998年生・2011年生・2020年生の3頭存在する。いずれも牝馬。
スッピンガール 「化粧のない女の子」。
スッピンギャル 「化粧をしていない女の子」。
Stevie Wonderboy
(スティービーワンダーボーイ)
アメリカ馬。GⅠブリーダーズカップ・ジュヴェナイルにてヘニーヒューズに勝利している。
ステイマックウォー 「母父名の一部+母母父名より+父名の一部」。"ステイ"ゴールドメジロ"マック"イーンデクラレーションオブ"ウォー"からそれぞれ名前の一部を取って繋げたもの。
ステキシンスケクン 「ステキ、しんすけ君」。馬主がタレント・島田紳助の友人であることが由来。
ステキナココロ 「素敵な心を持って走って欲しいという願いから。母名より連想」。母:ココロチラリ。
ステキニシンデレラ 「素敵にシンデレラ」。
ステツクテンテン 「寄席での太鼓の叩き方」。
ステップヲフンデ 『ステップを踏んで』?
スナオナキモチ 「素直な気持ち」。
スナオニアイシテ 「素直に愛して」。
スパイウェア 「不正侵入して情報を送信するマルウェア」。
スバラシイヒビ 「素晴らしい日々」。
スピードカンニング 「速度+盗む」。名付けの由来は芸人の『スピードワゴン』と『カンニング』。
スピードドドド 「勢い溢れる走りを期待して」。
スミ 「墨」。初勝利と2度目の複勝圏内はいずれも2枠(黒)だった。2023年2月26日、池添謙一騎手が負傷休養からの復帰以降で最初に勝利したが、その際に騎乗していた馬。
スモウブインタリズ 「相撲部員不足」。
スモウブハナヒラク 「相撲部が花開く」。
スモモモモモモモモ 「スモモも桃も桃」。「スモモ」で登録しようとしたところ既に使用されていたためこの名前になった。2021年11月1日の初勝利で、あまりに読みづらい馬名をきっちり読んだアナウンサーがニュースになった
スラスラスイスイ 「スイスイと駆け抜ける」。産駒にワクワクルンルンがいる。
ズラリ 「沢山並ぶさま」。
スリスリマスリ 「韓国における呪文の一つ」。
Slew All
(スルーオール)
父Seattle Slewと母Over Allからとったものと思われる。父名のSlewはフロリダの湿地(slew)からだが、slay(殺す)の過去分詞形でもあるため、本馬の名前が「全員ぶっ殺した」という物騒な意味になってしまった。後に日本に輸入され繁殖牝馬となり、2019年の紫苑Sを勝ったパッシングスルーなどが子孫にいる。
Slew o'Gold
(スルーオゴールド)
米国産馬でこちらもSeattle Slew産駒。slewには「大量の」という意味もあるため、本馬名もそれに引っかけて「山盛りの金」という意味になっている。
スレッタ 「人名より」。『「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のスレッタ・マーキュリー』が由来だと思われる。
ズンダモチ 「宮城の郷土菓子。ずんだ餅のように愛されて欲しい」。
ゼーゼマン 「小説の登場人物名。母名より連想」。血統表を見ると、母:ロッテンマイヤー、母母:アーデルハイト、母母母:ビワハイジであることから、『アルプスの少女ハイジ』が元ネタだと思われる。
セーラージュピター 『「美少女戦士セーラームーン」の登場キャラクター』が由来だろうか?
セイウンコウセイ 「冠名(セイウン)」+「恒星」。GⅠ高松宮記念勝ち馬。
セイウンダキシメテ 「冠名+抱きしめて」。
セイウンナナセマル 「冠名+人名愛称」。元乃木坂46の西野七瀬と冠名をかけて「ニシノナナセマル」で申請したところ通らず、もう一つの冠名「セイウン」で登録。本名そのままはダメだったようである。
セイギハカツ 「正義は勝つ」。
ゼイキンカンプ 「税金還付」。ホッカイドウ競馬デビューのショウナンカンプ産駒。
セイコチャンカット 「かつて流行した髪型」。母馬はミダレガミ。
セイシュンアミーゴ 「曲名」。恐らくドラマ主題歌の『青春アミーゴ』が由来と思われる。
セイノスケ 「人名より」。デビュー戦で同じ名前の吉村誠之助騎手が騎乗。
セオ 「男子名。父名からの連想」。父はスピルバーグなので、『スティーブン・スピルバーグの息子の名前』が由来と思われる。
セガールモチンモク 「セガールも沈黙」。『スティーブン・セガールの「沈黙」シリーズ』から付けられたとみられる。
セカイノイチロー 「世界のイチロー」。
セクシーコマンドー 下述のヘルシェイクでネットを沸かせた山口ステーブルの馬。元ネタは漫画『すごいよ!!マサルさん』。ちなみに過去には別馬主の所有馬に「マサルサン」「キャシャリン」もいた模様。
セクシーザムライ 「セクシーな侍」。
セクシーサンキュー 「セクシーな+ありがとう」。『Sexy Zoneの中島健人の決め台詞』が元ネタだと思われる。
セクシービーム 命名時期から『モーニング娘。の楽曲「恋のダンスサイト」の歌詞の一部』が由来と思われる
ゼッタイ 「絶対。絶対に勝つという願いを込めて」。
ゼッタイヒルマン 「絶対+ヒルマン監督。絶対怯まない」。同馬が現役時に北海道日本ハムファイターズの監督であった『トレイ・ヒルマン監督』が由来と思われる。
ゼッタイリョウイキ 「絶対領域」。
セッテイロク 「設定+6」。恐らく『パチスロにおける大当たりが出やすい設定』のことだと思われる。
ゼットン 「最後の文字同士の「Z」と「ん」くっつけて、最終兵器」。元ネタは『ウルトラ怪獣』だと思われる。
セツナイキモチ 「恋しさで胸が締めつけられるような気持ち」。
セトノダイヤモンド 「冠名+ダイヤモンド」。しかし本馬の馬主の別の馬にこの冠名はついていないため、『「サトノダイヤモンド」もしくは「瀬戸大也」の捩り』だと思われる。
ゼニトッタ アメリカの歴史的名馬ゼニヤッタではなく、ゼニトッタ(銭獲った)。「賞金等を受け取ること。Zenyattaにあやかって」と登録されている。
ゼヒニオヨバズ 「是非に及ばず」。
セミマル 「人名より」。蝉丸Pの名前の元ネタとしても知られ、百人一首にもその和歌が取り上げられた平安時代の歌人『蝉丸』が由来と思われる。
セルゼ 馬名通りなら『競るぜ』だが、馬名意味には「競うぜ」(きそうぜ)と登録されている。
セロリ 「セリ科の一年草。母母名からの連想」。母母はレインボウスズラン。
ゼンカイテン 「全回転」。
センギョウシュフ 「専業主婦」。2歳の夏の新潟で早々と勝ち上がり新潟2歳Sに出走して一躍有名になったが、馬名のとおりに繁殖入りして主婦になることはできなかった。
ゼンコウテイ 「全肯定。全てを認めること」。
センテンスプリング 「千点+春」。だが、馬名登録の時期から察するに流行語大賞にノミネートされた不倫騒動『センテンススプリング』が由来であると思われる。
セントチヒロ 「千と千尋」。スタジオジブリのアニメ映画『千と千尋の神隠し』が由来と思われる。
ゼンニン 「善人」。
ゼンブママノセイ 「全部ママのせい」。
ゼンリョクダンス 「全力での舞踊」。
ソープストーン 「石けんのような質感を持った天然石」。
ソーラーネコ 「太陽のネコ」。
ソーラレイ 「太陽光線」。『機動戦士ガンダムシリーズの兵器名』由来だろうか?
ソイヤソイヤソイヤ 「掛け声より」。
ソウタツ 「早達。早く達する」。現役時代10年間休養し続けた謎の馬という逸話を持つ。のちに繁殖入りしシャチの母となる。
ソウマトウ 「走馬灯」。
ソクヅモドラドラ 「麻雀用語。幸運が訪れるよう願いを込めて」。
ゾクゾク 「ぞくぞく。レースを見ながらぞくぞくして楽しめるように」。
ソコヲオドキ 「そこをおどき」。
ソコヲナントカ 「そこを何とか。何とか無理しても頑張って」。
ソショウショウソ 「訴訟勝訴」。
ソダネー 「そうだね(北海道弁)」。馬主が平昌オリンピックで活躍したカーリング日本女子代表LS北見を支援しており、それにちなんだ馬名。
ソツギョウ 「卒業」。
ソッキョウシジン 「即興詩人」。
ゾッコンガール 「ぞっこんに惚れこむ少女」。
ソノバシノギ 「その場しのぎ」。
ソノパッツァディテ 「あなたに夢中(伊)」。
ソノママーリック 「そのまま+全速力で進む」。
ソノママソノママ 「そのままそのまま」。デビュー戦で馬名通り早い段階から先頭に立ち、そのまま勝利。
ソノマンマ 「そのまんま」。
ソンタク 「忖度」。
ソラソーヨ 「その通りだよ」。
ソラトブヒャクマン 「空飛ぶ百万」。
ソラトブペンギン 「空飛ぶペンギン」。
ソラトブライオン 「空飛ぶライオン。ライオンのように雄大で空に向う」。
ゾルトンワージ 「『GI獲るぞ』を逆さまから読んで」。
ソレガセイシュン 「それが青春」。
ソレガドウシタ 「それがどうした」。
ソレソウオウ 「それ相応」。
ソレデイイ 『それで良い』?
ソレナ 「同調するさま」。
ソレハソレデ 「それはそれで」。
ゾロ これまで3頭いるが、2016年生まれの方は『ONE PIECEの登場人物、ロロノア・ゾロ』ではなく「牡キツネ。本馬誕生後に牡キツネと奇妙な出来事に遭遇したので」。「zorro」はキツネを意味するスペイン語(スペイン語の「z」は濁らないので発音は「ソロ」だが)。
ソロソロイクバイ 「そろそろ行こう」。
ソンシ 『尊師』ではなく「中国春秋時代の兵法書(孫子の兵法)の名より」。
ソンナノカンケーネ 小島よしおのギャグ『そんなの関係ねぇ』が由来。
ソンナバカナ 「そんな馬鹿な」。
ソンノウジョウイ 「皇室を尊び夷敵をはらいのけること」。
タ行
ダークライ 「ポケットモンスターシリーズのキャラクター名」。
タイイクスワリ 「体育座り」。
タイガーマスク JRAには「虎の様に強くなるように」と馬名の意味が記載されているが、日本で馬名申請した際に、漫画・アニメ、実在のプロレスラー等の商標関連に触れるとの理由で通らなかったが、マル外を理由にアメリカで申請登録し日本に連れてくる荒技をした模様。なおこの馬で獲得した賞金のうち馬主としての内訳の部分のほとんどを、漫画・アニメにならって寄付したとの事。
タイコ 「太鼓」。母はシンバルⅡ。ゴドルフィン所有の牝馬。
タイシタモンダロ 「大したものだろう。誉め言葉に答えて」。
タイショクキネン 「退職記念」。
ダイジョバナイ 「曲名」。オーナーが山口裕介なので、『Perfumeの楽曲「だいじょばない」』が由来と思われる。
ダイジョバナイカラ 「大丈夫じゃないから」。オーナーのスリースターズレーシングは、山口裕介が牧場主仲間と共同経営する馬主組合なので、由来も上に同じであろう。
ダイジョブダア 志村けんの所有馬。持ちネタの『だいじょぶだぁ』が由来。
ダイスキガイッパイ 「大好きが一杯。皆に愛されるように」。
タイセツナオモイ 『大切な思い』?
タイソウ 『体操』ではなく「大層、はなはだしいさま」。ただこれも建前らしく、本当は「戴宗」(「水滸伝」の登場人物、足が速くなる道術の使い手)が由来だとか。
ダイダオレ 「代打、俺」。
ダイナマイトシコク 「ダイナマイト+四国」。「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」で遠藤章造が演じる覆面レスラー『ダイナマイト四国』が由来だろうか。
タイニービキニ 「小さいビキニ。小柄な本馬の馬体からのイメージ」。
ダイム 『10セント硬貨』ではなく、「バスケットボール用語における「アシスト」の意」。
ダイユウサク 息子の名前「コウサク」とつけるつもりが手違いで「ユウサク」になってしまったため。何の偶然か、この馬がオープン入りした直後に歌手で俳優の松田優作が急死し、『松田優作にちなんだ名前』だと勘違いされてしまった。14番人気で挑んだ有馬記念でメジロマックイーンを最内から一瞬で抜き去り勝ち大波乱を起こし、勝ち時計2分30秒6はイナリワンのレコードタイムを1.1秒も塗り替える驚愕の日本レコードを記録した。
タイヨウノコ 「太陽の子」。
タイヨウガデテキタ 「太陽が出てきた」。産駒にユーヴイカットがいる。
ダイラントウ 「大乱闘」。
ダイリーグボール 「アニメに登場した魔球の名」。『巨人の星の魔球』が元ネタだと思われる。
タカシ 「人名愛称」。カーチャンはノーブルソニック。なお、藤懸貴志が騎乗したことはない。
ダガジグダガジグ 1986年以降で馬名にもっとも濁点の多かった馬(8つ、netkeiba調べ)。由来は「歌の一節。ソウルなリズム」で、童謡『山寺の和尚さん』にスキャットとしてこの一節が入る。ナイスネイチャ産駒で2走走ったのみ。
ちなみに第2位はビビデバビデブー(7文字)、3位がダディーズビビッド、ビッグバンドジャズ、アジュディバビデブの3頭(6文字)。
タカネノハナコサン 「高嶺の花子さん」。『back numberの楽曲』が由来と思われる。カレンブラックヒル産駒。新馬戦で角(第4コーナー)から飛び出してきて逃げ切り勝利を決めている。
タガノシリフケ 『尻拭け』ではなく「冠名+トルコの町名」。
ダキシメテトゥナイ 「抱きしめて+今夜」。
タクシー 『移動手段のタクシー』ではなく「(航空機が)地上走行する」。
タケウチリッキー 「人名より+父名の一部」。父はコパノリッキー。恐らく由来は『竹内力』であるが、牝馬である。ちなみに調教師は竹内正洋だったが、単に本馬の馬主のお得意様なだけである。
タケシ これまで3頭おり、2021年生まれの方は「人名」で登録されており、カーチャンはナムラエンジェル。新馬戦時の騎手は横山タケs…ではなく横山和生で、同枠で隣のアルジェンタージョの鞍上が横山武史だった。
タケシツービート 競馬評論家でもあった大橋巨泉の所有馬。父のハードツービートから、テレビで共演していた『ビートたけし』とその漫才コンビ『ツービート』にちなむ(ただし馬名はHard to Beatでコンビ名はTwo Beat)。たけしには事後報告だったとか。
巨泉はジャズ評論家でもあったため、音楽にちなんだ馬名を付けることも(ハードツービート産駒ではダンスツービートやタケシツービートの全弟ハードフォービートなど)。
タケトンボ 「竹とんぼ」。
タケユタカ タケは冠名でありタケホープのオーナーであった近道たけ氏のたけから。ちなみに武豊は騎乗したことがない(そもそも生年が武豊と2年しか違わないので不可能)。なお牝馬で、子孫は今でも残っており2018年のNAR年度代表馬キタサンミカヅキはその末裔である。
タコ 『蛸』ではなく「凧」。
タコヤキ 「小麦粉に蛸等を入れ球状に焼いた食べ物」。
タシロ 『田代まさし』ではなく、「山刀(アイヌ語)」。
ダダダン 「打撃音を表す擬音語。母名より連想」。母:ジプシーダンサー。
ダダッコ 「親を困らせる子」。
タダモンジャナイ 『只者じゃない』?
タチマチグイグイ 「忽ちグイグイ」。
タッチシタイ 「ふれてみたい」。
ダッチマン 「ボーリング用語(スコアに関する)」。馬主は小田切光氏で、父・キンシャサノキセキ、母・モットヒカリヲ。
ダッテウマダモノ 「だって馬だもの」。
タツノオトシゴ 「海水魚名」。
ダテオトコ 伊達男」。
タナバリアシハヤイ 「冠名+父名より+速い 」。父:ウインバリアシオンの名前をもじったものと思われる。
タヌキ 『狸』ではなく「他抜き(他を抜く)」。
タヌキダンス 「タヌキ+ダンス」。『きつねダンス』が元ネタだろうか?
タヌキック 「たぬきのキック」。
タノシンジョイ 「楽しいより+喜び」。元プロ野球選手の新庄剛志氏(大リーグ時代のあだ名が「Shinjoy」だった)が現役引退後に所有していた馬。地方馬だが1戦のみJRAに遠征、そのレースにはハシルヨミテテとソラトブペンギンが出走していた。
タノシンダモノガチ 「楽しんだもの勝ち」。
タノムデホンマ 「頼むよほんとに(大阪弁)」。2023年1月14日の小倉3Rでは単勝12番人気ながら2着と好走し、(本馬場入場でもそうだったが)山本直アナウンサーに関西弁イントネーションで馬名を読まれた。
タノムバンチョウ 「頼む番長」。
タノムヨシャチョウ 「頼むよ社長」。
タピオカ 「食べ物の一種」。
タピゾー 「父名より連想」。父馬はBCダートマイル勝ち馬のTapizar(タピザー)。
タプチャン 「たっぷり食べるから+敬称」。
タベザカリ 「食べ盛り」。
タマゴ 「卵」。
タマゴカケゴハン 「卵かけご飯」。2戦未勝利で引退ののち乗馬となったが、その名が人間に笑われることを不憫に思った3代目オーナーが改名。現在の名は「ルシエルブルー」である。現オーナーがその顛末をカクヨムに連載している
タマモギガジョッキ 「冠名+ギガジョッキ。兄名(ダイジョッキ、メガジョッキ)より連想」。半兄2頭を含め、チャームポットが母の姉弟は全て茶またはビールジョッキに関係する名前である。
ダメダメダメダメダ 「負けるのはだめだ」。
タメライチャン 「ためらい+敬称。ためらわずに勝ってほしい逆説的な名前」。
ダモンデ 「それで、だから(静岡方言)」。
ダヨネ 「同調の意」。
タラコ 「たらこ」。
タラレバ 「たられば」。
ダレカノカゼノアト 「誰かの風の跡」。
ダレニモユウナヨ 「誰にも言うなよ」。
ダレモカレモ 「誰も彼もが好きになる」。
ダレモトメラレナイ 「誰も止められない」。
タルマエロマエ 「父名の一部+ローマの(ラテン語)」。父はホッコータルマエ。恐らく『「テルマエ・ロマエ」の捩り』だと思われる。デビュー戦でローマ出身のミルコ・デムーロ騎手で勝利している。
タワワ これまでに2頭おり、2009年産は「しなりたわむ様子」。2023年産は「実の重さで枝がしなうさま」。
ダンスダンスダンス ナイスダンサー産駒。牝馬ながら1991年の皐月賞で5着入着。
タンスチョキン 「箪笥貯金。たくさん貯まるように」。
ダンダンダン 「段々大きくなるように」。
ダンナサマ 「旦那様」。
チーズマヨ 「チーズとマヨネーズをかけて」。
チープインパクト 「廉価、安価な電動工具インパクトドライバーの通称」。
チイサナイヤリング 「小さい耳飾り」。
チイサナメダル 「小さなメダル」。恐らく『ドラゴンクエストシリーズに登場する同名のアイテム』が由来と思われる。馬主はゲームクリエイターの薗部博之氏。
チェリーコウマン 「さくらんぼ」+「冠名(コウマン)」。
チキウボウエイグン 「地球防衛軍、母名より連想」。母はチキウミサキ。ウチュウセンカンと同じレースに出走し、同馬に敗れている。
チキンナゲット 「ニワトリ+冠名」。
Chichicastenango
(チチカステナンゴ)
「グアテマラの町名」。フランスの競走馬で、日本に種牡馬として輸入される。
チチンプイプイ 「おまじない」。上述のコレデイイノダ同様、毎日放送で放送されていた『「ちちんぷいぷい」の正月企画で名づけられた。馬主はマヤノトップガンと同じ田所祐氏。
チビチビ 「小さくて可愛い馬」。現役時代の馬体重は430~450kgとそれほど小さいわけではなかった。
チビチャン 「ちびちゃん」。こちらは馬体重380~390kgと小柄な馬であった。
チビッコギャング 「小さいギャング」。
チビッコミーチャン 「小さいミーちゃん(人名愛称)」。
チムドンドン 「胸がドキドキする(沖縄方言)」。
チャーハン 「中華焼き飯」。炒飯と書かれたメンコを着用していた。
チャウチャウチャウ 「チャウチャウではない(大阪弁)」。
チャクシンアリ 「着信がある」。恐らく『同名のホラー映画・ドラマ「着信アリ」』が元ネタだと思われる。
チャダルクン 「 母名の一部+敬称。本馬の幼名から」。母:トミケンチャダル。
チャッチャパッパ 「いそいで」。
チャレンジャー 「挑戦者」。一見珍名でも何でもないごくごく普通の馬名だが、本当の由来は母である白毛馬・シロインジャーの名前に自身の茶色い鹿毛を合わせたもの。つまり『茶レンジャー』である。
チャンチャン 「ペルーにある遺跡の名」。
チャンミコチョロン 「バラの花のように(ハングル)」。
チューシテマリー 『チューしてマリー』?
チュッチュチュ 「キスの擬音より」。
チュッチュポッポ 「チュッチュ+キス(ハングル)。チュッチュしたくなるほどかわいい子」。
チュンチュンマル 「雀の鳴声+男児の名や船名等に使用する語」。恐らくライトノベル及びアニメ作品『この素晴らしい世界に祝福を!に登場する武器の名前』が由来と思われる。
チョーイイカンジ 『超良い感じ』。
チョイワルオヤヂ 「魅力的な中年男性」。
チョイワルギャル 「少しひねた少女」。
チョウウマクイク 「冠名+うまくいく」。
チョウクルクル 「冠名+来る来る」。
チョウコイコイ 「冠名+来い来い」。
チョウザメノコ 「チョウザメの子。母名より連想」。母馬はノボキャビア。
チョウジュクムスメ 「とてもませている娘」。
チョウシュリッキー 「日本古代の令制国の一つ+父名の一部」。父はコパノリッキー。恐らく『長州力』が由来だが、牝馬である。
チョウドイイ 「丁度いい」。
チョウナイス 「冠名+良い」。
チョウハンパナイ 「冠名+半端ない」。
チョウヤバイ 「冠名(チョウ)」+「ヤバイ」。
チョコダイスキ 「チョコレートが大好き」。
チョコタベチャウゾ 「チョコを食べる」。
チョチョイノチョイ 「簡単にやってしまう様子」。
チョッコリタマイレ 「ちょっこり玉入れ。福岡地方の小学校の運動会の玉入れの新しいやり方」。
チョットオトシモノ 「落し物を拾ったことを報告する様子」。
チョットゴメンナ 「ちょっとごめんな」。
チョットチョット 「少しだけでも走ってほしい願い」。『ザ・たっちの持ちネタ』は恐らく関係ない。
チョットドケテ 「ちょっとどけて」。
チョットマテ 「ちょっと待て」。
チョットヤバイヨネ 「ちょっとヤバイよね」。
チョメチョメ 「空白部分を示す比喩表現」。
チョンマゲ 「我が国の伝統的髪型の一種」。
チラシズシ 「ちらし寿司。お祝いで食べる事ができるように」。
チルノ 「母名より」。母はChill(チル)。だが馬主はレッドマジックなので『東方Projectの同名キャラクター』が本当の由来(ただし綴りはCirnoではなくChillno)。⑨戦未勝利で引退し繁殖入り。
チンプンカンプン 「訳が分からないこと」。
ツウキンカイソク 「通勤快速」。
ツオイガナ 「それ程強いと思っていなかったのに強かったという大阪弁」。『強いがな』ではない。
ツキガキレイデスネ 「月が綺麗ですね」。キタウイングの半妹である。
ツマミグイ 「好きなものだけをこっそりと選んで食べること」。
ツヨガリ 「強がり」。
ツヨイキモチ 「強い気持ち」。
ツヨイコ 「強い娘」。
ツヨイツヨイ 「強い強い」。
ツルツルトハシル 「滑らかに走る様」。
ツルノオンガエシ 「童話から。本馬の活躍を期待して」。これまでに1995年・2003年・2020年生まれの三頭が存在している。
ツワモノ 「兵。勇気のある強い人。猛者。半兄ワザモノより連想」。
ツンツン 「突く様」。
ツンデレ 「冷淡な態度の一方で好意的な態度をも示すこと」。
ツンデレーション 「「Tsunderation」。「ツンデレより」。」。なお、後には「ツンデレ」というそのままの名前で登録された牝馬もいる。
テイエムオペラドン 「冠名(テイエム)」+「父名の一部(オペラ)」+「首領(ドン)」。父テイエムオペラオー・母テイエムオーシャン。
テイエムハヤカケン 「冠名+速いのだから(九州方言)」。『交通系ICカード「はやかけん」』が関係あるかどうかは不明。
テイエムプリキュア 「冠名(テイエム)」+「プリキュア(同名シリーズに登場する伝説の戦士)」。馬主の娘が名付け親。後年に同じ名付け親の「テイエムキュウベエ」も所有している。阪神ジュベナイルフィリーズ、日経新春杯勝ち馬。
ディオ ソウルラッシュの半弟。「神(伊)」だが、『「ジョジョの奇妙な冒険」の登場人物』が由来だと思われる。生産牧場・馬主ともにキセキと同じ。2024年の東風S(L)で勝利した際には2着に同牧場のノースザワールドが入り、「ジョジョ馬券」だと話題に。
ディガディガドゥ 「スウィングジャズ口拍子」。
ティコティコタック ショーロの名曲「Tico Tico No Fuba」の別名「ティコティコ」とスペイン語で時計の音や心臓を意味する「タック(Tac)」から。秋華賞勝ち馬。
ティロフィナーレ 「発射(伊)+最後の(伊)」。『「魔法少女まどか☆マギカ」の巴マミの必殺技』が由来か?
ティンティンデオ 「曲名」。
テクマクマヤコン 「アニメの主人公の魔法の呪文」。元ネタは『ひみつのアッコちゃん』。
デコピン 「相手の額を中指で強く弾くこと」。元ネタは『大谷翔平の愛犬』だと思われる。
デスヨネ 「ですよね。共感すること」。
テッペントッタル 「一番になる」。
デビルシズカチャン 「悪魔+人名より」。
デモネタブンキット 「でもね、たぶん、きっと」。『薬師丸ひろ子の主演映画「探偵物語」』が由来か。
デリシャスパーティ 「美味+仲間」。命名時期から『デリシャスパーティ♡プリキュア』が元ネタと思われる。
デルマセイシ 「「冠名(デルマ)」+「勢至菩薩」」。ちなみに牝馬である。ラジオNIKKEI賞で1枠1番の白帽子で出走した際には「頭から白いのが出ているぞ!」とネタにされた。
デルマコナキジジ 「冠名+子泣き爺」。馬主は浅沼廣幸氏。同馬主の所有する2010年生まれの馬は妖怪の名(主にゲゲゲの鬼太郎に登場するもの)が付けられており、他にも『キタロウ・ネコムスメ・ヌリカベ・ヌラリヒョン・ユキオンナ・アズキアライ』などがいる。
デルマレレレノレ 「冠名+セリフより」。恐らく『天才バカボンの登場人物である「レレレのおじさんの台詞」』が元ネタと思われる。
デラベッピン 「とても美人(名古屋弁)」。
デンコウセッカチ 「冠名+急ぎ過ぎ」。
テンシノキッス 「天使のキッス」。
デンジャーマネー 「危険手当」。
デンタルフロス 「デンタルフロス」。
ドイテー 「俺が通るから「どいてくれ」」。
Two in the Pink
(トゥーインザピンク)
イギリスにおけるハンドサインによる侮蔑的なジェスチャーのことであり、非常に卑猥な意味があるワード。
トーセンカイロス 『冠名+ポケモンの一種』だと思われる。
トーセンボー 意味はそのまま『通せんぼ』。トーセンの冠名で知られる島川氏の珍しい珍名馬。浦和競馬出身でデビュー戦を勝利で飾り、中央入りして〇地でも活躍。中央では3戦して全て出遅れて通せんぼできなかった。
トーホウロゼリア 「冠名+人名」。トーホウジャッカルの半妹。『ポケモンシリーズのポケモンの一種』もしくは『BanG Dream!のバンド』が由来か。繁殖入り後、最初に産んだ仔がキセキ産駒なので後者だろうか。
ドーモスイマセン 「走りすぎて「どうもすいません」」。
ドゥグンドゥグン 「ドキドキする(ハングル)」。
ドウデショウ 「どうでしょう。母名から連想」。母馬ケツァールから、『水曜どうでしょう』が元ネタだと思われる。
ドウデス 『どうです?』ではなく、「君が与えるために、私は与える(伊)」。
トウメイヨリキレイ 「透明よりきれい」。
トゥラッタッタ 「曲名より。楽しく踊る様子」。
ドゥラミチャン 馬名意味はあくまで「父名より+敬称」(父はドゥラメンテ)だが、恐らく『「ドラえもん」のドラミちゃん』が由来だと思われる。
ドエライナー 「どえらい(名古屋弁)とランナーを掛けて」。
トオヤリトセイト 「18(トオヤ)」+「理と征途(セイト)」。「18」は誕生日(4月18日)から、「征途」は父ドリームジャーニーの馬名からの連想。
ドキドキマドンナ 「度胸より+度胸より+マドンナ」。
トキニハパンチ 「パンチのある走りをして欲しいから(時にはパンチ)」。ミニスカポリスの決め台詞「時にはパンチ! 時にはキック! 逮捕しちゃうぞ!」が由来か?
ドキャーレ 「どいてくれ(愛知県南部の方言)」。
ドキュン 「胸に刺さるような走りを期待して」。
ドクターストップ 「医者+止まる」。
ドゲンシタト 「どうしたの(九州の方言)」。
ドケンヤローズ 『土建野郎ズ』ではなく「土建屋+バラ」。
トコトコトッコトコ 「追いかける様子より」。
トコトコリズム 「軽やかに走る音(トコトコ)+走りのリズム」。
トコトンハッピー 「とことん幸せ」。
トコロガクマサンガ 「ところが熊さんが」。
ドゴン 『大接戦ドゴーン!』ではなく「マリ共和国のドゴン族より」。
ドジョウスクイ 「安来節の踊り」。
ドスコイサーファー 「相撲甚句のかけ声+波乗り」。
ドスハーツ ヒゲクレイジーの半弟。「二つの(西)+心臓。二つの心臓」。
ドッキンカゼコマチ 「胸を打つ+風斬る娘」。
ドッコイショ 「どっこいしょ」。
トツゼンノサヨナラ 「突然のさようなら」。父は種牡馬として活躍馬が出始めた最中に急逝したオレハマッテルゼであり、同馬のラストクロップである。
ドッチナンダイ 「どちらかを考えている状態」。元ネタは『なかやまきんに君のネタ』だろうか?
トッテモイイオンナ 「とってもいい女」。
トッテモイイコ 「とっても良い子」。
ドットクルー 『点+乗組員』ではなく、「お客さんがどっと来る」。
ドデカハーツ ドスハーツの全弟。『巨大な心臓』ではなく、「12個(ギリシャ語)+心臓」。
ドドーニサンサン 「道道233」。北海道道233号線は全区間が様似町に収まる生活道路。母、母父、母母いずれも小田切有一の所有馬だが、本馬は小田切馬ではない。
ドドドドドースンノ 「どうするの?」。元ネタは恐らく『ウマ娘プリティーダービーの楽曲である「トレセン音頭」の歌詞の一部』だと思われる。ウマピョイの半弟であり、馬主・JRAでの調教師ともに姉と同じ。
ドドドドドカーン 「物事が一度に大きく変化したり、大きな事を断行したりするさま」。
トトノオー 「体調を整えて頑張る思いを込めて」。
トトロ デビュー時期から『となりのトトロの「トトロ」』が由来か?ちなみにネコバスという馬も存在した。
トドロキゲキジョウ 「等々力劇場」。Jリーグの『川崎フロンターレに関するワード』が由来。詳細は「等々力陸上競技場」の記事を参照。
トニカクビジン 「とにかく美人」。
ドニカナルボーイ 「ど(う)にかなる+少年。兄ドモナラズより連想」。
トノサマバッタ 「トノサマバッタ」。
トノニオマカセ 「殿にお任せ」。
トノノオナリー 志村けんの所有馬。持ちネタの一つである『バカ殿様』が由来と思われる。
トマチョップムスメ 「母名の一部+娘。母名より連想」。元ネタは苫小牧市のゆるきゃらである『とまチョップ』だと思われる。母:トマチョップガール。
トマト そのまま「トマト」。
トマトーマ 「大好きなトマトとウマより」。
トマトトウマ 「トマトと馬」。
トマトケチャップ 恐らくそのまま「トマトケチャップ」だと思われる。産駒にオムライスがいる。
ドム 「アニメに登場する兵器名」。
ドモナラズ 「どうにもならず、腕白者(丹後弁)」。2010年GⅢ七夕賞の勝ち馬。勝った際には4コーナー16番手という絶望な位置からの追い込み炸裂で、実況アナウンサーから「どうにかなった!」と呼ばれた。
ドモナラン 「どうにもならない」。関西~東海地区の方言。
トラ 「虎」。
ドライブシュート 「サッカー用語(父より連想)」。父はサッカーボーイ。恐らく『キャプテン翼の必殺技』が由来。
ドラケン これまで2頭いるが、2020年生まれの方は「麻雀のドラ+冠名」で登録されている。『飛行機名』もしくは『「東京卍リベンジャーズ」の龍宮寺堅のあだ名』が由来だろうか。ちなみに「マイキー」という馬も居たが、牝馬だからなのか「バスケットカウント」に改名している。
ドラゴンダナ 「ドラゴンに違いない」。
トラックヤロー 「トラック野郎」。同名の映画シリーズが由来と思われる。デビュー戦ではアトカラツイテクルと同じレースに出走した。
ドラドラゴン 「竜+竜」。
ドラミモン 「人名愛称。父名より連想」。『父馬:ドゥラメンテとドラえもん+ドラミちゃんをかけたダジャレ』だろうか?
トランセンコ 「父名より+女子を表す接尾語」。父はトランセンド。
トリアエズナマ 「とりあえず生。最初の注文」。
Torquator Tasso
(トルカータータッソ)
ドイツ馬。イタリアの叙事詩人「トルクァート・タッソ(Torquato Tasso)」が由来であるが、馬名登録手続き時にミスで衍字のrが入ってしまった。2021年凱旋門賞勝利馬。
トルネードトウホウ 「トルネード投法(野球用語)」。『野茂英雄の投球フォーム』が由来か。
Doremifasoratido
(ドレミファソラシド)
アメリカ馬。「ドレミファソラシド」。アメリカGIIメイトロンSで勝利している。実況者が歌ってみた。
ドレミファドン 「ドレミファ(音階)+ドンと構える」。『フジテレビ系列のバラエティ番組である「クイズ!ドレミファドン」』が由来だろうか?
ドレミフォン 「音階と父名の組み合わせ」。ドレミファソラシドと父馬:ドレフォンをかけ合わせたシャレ。
ドロ 『泥』ではなく「イタリアのコムーネ名」。
ドローンシマス 「ドローンします。ドローンで遊ぶイメージから」。デビュー戦で逸走してしまい、中継映像からドロンしてしまった。
ドロダンゴ 「泥団子」。
ドロップキック 「プロレスの技」。
ドロボーネコ 「お魚咥えて逃げる猫」。
トロロ 「山芋をすりおろしたもの。母名から連想」。母馬はトコロロ。
トロントロン 『柔らかい』わけではなく、「宮崎県川南町にある地名」。
ドングリコロコロ 「童謡の歌詞より」。
トンコツラーメン 「豚骨ダシを用いたラーメン」。馬名通りの九州産馬で、生産者・馬主ともにイロゴトシと同じ。デビュー戦の鞍上が▲田口貫太だったため、「豚骨ラーメンおにぎりセット」と言われた。
ドングリ 「どんぐり」。当時のルールでは農産物名での登録が禁止であったため却下されたが、粘り強く申請し続けた結果5度目の申請で許可が降りた。初代と2代目がいる。
トンソク 「豚足」
ドンダケー 『IKKOの持ちネタ』ではなく「ドイツの飛行船名」。
ドンタッチミー 「私にさわらないで」。
ドンチッチョ 「太ったおじさん(伊)」。
トンチンカン 「頓珍漢。のんきでつじつまの合わないこと」。
トンデモナーク 「飛んで君主、とんでもなく」。
ドンデンガエシ 1995年生のスーパークリーク産駒、2020年生のドレフォン産駒の2頭が存在する。後者は「どんでん返し」と登録されている。
ドントキスミー 「キスしないで」。
ドントコイ 「どんとこい」。
ドンドドーン 「日本に元気を伝えたいという思いを込めて」。
ドンドンキードン 「どんどん進め+冠名(キー)+よーいどん」。
トントンソーモ 「マグロ(仏)+マグロ(仏)+サーモン(仏)」。
ドンドンドン 「勢いよく連続してたたく音」。ちなみにドンキーもドンキホーテもいる。
トントントントロ 「続けざまに軽くたたく音などを表す語+豚トロ」。
トントンプー 「東東風(麻雀用語より)」。
ドンナモンジャ 「どんなものだ」。
ドンブラコ 「重みのある物が水に浮き沈みしながら流れる様子」。
トンボ 「昆虫名」。2009年生・牝、2021年生・牡の2頭いる。
ナ行
ナーンチャッテ 「なーんちゃって」。
ナイスイナカライフ 「素敵な田舎生活」。
ナイスデスネ 「いいですね」。
ナイスナイスナイス ナイスダンサー産駒。弟にカモンカモンカモンがいる。
ナイトオブゴールド 「黄金の騎士」。これまで2頭いるが、2019年に走った方の馬の馬主は2014年エリザベス女王杯勝利馬「ラキシス」を始め「レディオスソープ」「クローソー」「エスト」「アイシャ」と『ファイブスター物語』にちなんだ馬名をつけることが多い(管理会社も「レディオスコーポレーション」)。
ナイトオブナイツ 「騎士たちの夜。曲名より」。もちろん『同名の東方Projectのアレンジ曲』が由来だろう。
ナオミニデレデレヤ 「冠名+父名から連想」。冠名(ナオミ)と父エスケンデレヤを合わせたダジャレ。新馬戦では2着も、山本直アナウンサーが関西弁アクセントで(本人は神奈川県出身)何度も叫んだため、1着のアスクドゥラメンテを差し置いて話題になった。上述したが「ナオミ」はオーナーである塩澤正樹氏の夫人の名前である。
ナカナカ 過去に「相当に」と「なかなか良い馬」の2頭いた。
ナカヨシクン 『仲良し君』だろうか。
ナガレボシトリキシ 「流れ星と力士」。
ナキムシヒカル 「泣き虫+光る」。
ナクノハオヨシ 「泣くのはおよし」。
ナゲキッス 「投げキッス」。
ナゲットモンスター 「鹿折金山で採れた金塊の名」。
ナゴヤバシリ 「名古屋走り」。
ナゾ メンコには「なぞ?」と描かれていた。京都新聞杯であのナリタブライアンを下したスターマンの産駒のうち、唯一中央オープンまで登り詰めた馬。
ナツイロノオトメ 「夏色の乙女」。
ナデテ 「撫でてあげると喜ぶ仔なので」。
ナデナデ 「なでること」。
ナナセマル 「女性名+丸(人名につける言葉)」。セイウンナナセマルより先輩で、こちらの名前は通っている。初代オーナーはプリンニシテヤルノと同じニューマレコードで、元々はこのように音楽関係から名前をつけることが多かった。
ナナナナナイロ 「曲名」。Perfumeの楽曲からの連想。本馬の馬主の山口裕介氏は他にもPerfumeに関連する馬名を多く付けており、同様の由来を持つ馬として「トキメキライツ」「ムゲンミライ」「ママママカロニ」なども所有している。
ナナマイノナマハム 「7枚の生ハム」。馬主が経営しているワインバーの同名のフードメニューが由来。
ナニシハルン 「何するの?(京都弁)。兄名より連想」。兄弟にはナンデヤネン、ナニスンネン、ベッピンハンがいる。
ナニスンネン 「何すんねん」。『ナニスンネン、抜けてゴールイン!』。
ナニハサテオキ 「何はさておき」。モズ軍団のキャピタル・システム所有馬。2022年1月16日梅花賞(3歳1勝クラス)で返し馬の際に放馬して競争除外となった結果レースが4頭立てになってしまい、3連単配当がJRA最安(当時)の270円となる珍事が起きた[1]
ナニワノオンナ 『浪速の女』?
ナニワノキンニクン 「浪速の筋肉君」。
ナマハゲ 「秋田県で行われる伝統的な民俗行事」。
ナマラスゴイ 「最上級(北海道の方言)+凄い」。
ナミダガキラリ 「涙がキラリ」。
ナミダノキス 「涙のキス。母名より連想」。母:レーヌベルキス。元ネタは『サザンオールスターズの楽曲「涙のキッス」』だろうか?
ナミノリゴリラ 「波のりゴリラ」
ナムアミダブツ 「曲名」。スペルは「Num Ami Dabutz」なので『NUMBER GIRLの「NUM-AMI-DABUTZ」』が由来と思われるが、父オルフェーヴル・母エアトゥーレ、きょうだいは皐月賞馬キャプテントゥーレを筆頭に活躍馬多数の良血馬ということで物議を醸した。
ナムラランランラン 「冠名(ナムラ)+走る(ランランラン)」。
ナリタボブサップ 2002年産なので、当時人気だった格闘家の『ボブ・サップ』が由来だろう。2008年NARばんえい最優秀馬。種牡馬となってからは複数の産駒に「ボブサップ」や「ボブ」を含む名前がつけられており、中でもメムロボブサップが父の勝てなかったばんえい記念で勝利するなど活躍している。
なお、ナリタブライアンなど「ナリタ」冠号で知られる山路秀則の所有というわけではなく、血統にも似た名前の馬は見当たらないため、「ナリタ」がどこから来たのかは不明。
ナルコニコイコイ 「鳴子に来い来い(冠名+来い来い)」。
ナンクルナイサー 「何事にもCoolにもっと良くなる(Nicer)。上手くいく」。琉球方言。
ナンシヨウト 「なにしているの(博多弁)」。
ナンテヒダ 「なんて日だ。すごくいい日、びっくりな1日」。『お笑いコンビ「バイきんぐ」の持ちネタ』が元ネタだと思われる。デビューは小峠英二氏が結婚を発表した直後の開催であった。
ナンデヤネン 「なんでやねん。圧倒的に強いという想い」。
ナントカナルニャ 「なんとかなる+猫語」。
ナンナンシリーズ 「何だろう(九州の方言)+連続」。
ナンナンプー 「南南風(麻雀用語より)」。
ナンノコレシキ 「何のこれしき」。ちなみに牝馬。
ナンパセン 「難破船。一筋縄では生きていけない」。
ニイガッタメール 「新潟に届いた手紙の意」。現役年度から、携帯電話の着信音の一つであった『You've Got Mail(ユーヴ・ガット・メール)』をもじったものだと思われる。
ニガオエ 「似顔絵」。
ニガリ 「苦汁」。
ニゲサセテ 『逃げさせて』だろうか。
ニコニコプン 「笑っているかと思えばすぐ一変して怒ったりする、気の変わりやすい人」で馬名登録されている。恐らく教育番組の『にこにこぷん』が由来と思われる。
ニコニコルンルン 「明るい笑顔+弾む気持ち。母名より連想」。連想のもととなった母馬ニンナナンナはイタリア語で『子守唄』の意味を持つ。
ニシノアリエナイ 「冠名+有り得ない活躍を願って」。
ニシノサキュバス 「冠名+男性を誘惑する女悪魔」。
ニシノジョンナム 1996年生。冠名「冠名+李鍾範(リー・ジョンボム、申請当時中日ドラゴンズに在籍したプロ野球選手)」に因んだ「ニシノジョンボム」として申請しようとしたところ、申請した人が「ジョンナム」と書き間違えてしまった。
ニシノニシーノ 「冠名+ゴール前で連呼して勝って欲しいから」。
ニシノヒミチュ 「冠名+秘密を可愛くアレンジ」。
ニシノメイタンテイ 「冠名+名探偵」。名探偵コナンの登場人物『服部平次』が由来だろうか? と思ったら当たりらしい。
ニジュウイッカク 「二十一画。運気が良い画数」。馬名の文字もきちんと21画である。
ニセンネンノオトコ 『2000年の男』か?その名の通り1998年生まれで2000年デビューの牡馬。
ニタモノドウシ 「似た者同士。父親に似ているので」。父はディーマジェスティ。
ニックジャガー 「人名より+人名より。日本の家庭料理「肉じゃが」より」。
ニッコリワラオ 「にっこり笑おう」。
ニッチモサッチモ 「どう勘定しても行き詰ってしまうことを表す算盤用語」。
ニトウリュウ 「二刀流」。2011年生・牡、2020年生・牝の2頭おり、後者の馬主は岡浩二氏。父はダイワメジャーなので、『大谷翔平』が由来だと思われる。
ニニンサンキャク 「二人三脚」。
ニネンイチクミ 「二年一組。馬主経験二年目なので」。
ニャー 「猫の鳴声」。全く同じ由来でニャーゴという馬もいた。
ニャーニャ こちらは『鳴き声』ではなく「娘さん(金沢弁)」。
ニャンコネコ 「ニャン子猫」。
ニャンダカンダ 「なんだかんだ(猫言葉)」。
ニャンダコレ 「何だこれ(猫言葉)」。
ニャンタロウ 「猫の鳴き声+人名より」。
ニャントカナル 「にゃん(何)とかなる」。
ニョロ 「蛇が進むさま「にょろにょろ」より。蛇のようにしつこく」。
ニンギョ 「人魚」。
ニンゲンテイイナ 「人類を称賛すること」。
ニンジャトットリ 登録上は「鳥取の忍者」だが、元ネタは『南国少年パプワくんの登場人物「忍者トットリ」』。
ニンジンガスキ 「人参が好き」。
ニンジンムスメ 「にんじん娘」。佐賀競馬にて飛田愛斗騎手が史上最速100勝達成時に騎乗していた馬でもある。
ニンニクマン 「にんにく男」。
ニンニクミソ 「にんにく味噌」。
ニンマリ 「口角をあげて穏やかそうに思える顔」。
ヌーディストビーチ 「裸で泳ぐビーチ」。
ヌートバー 「人名」。2023年のWBCに日本代表(侍ジャパン)として出場した『ラーズ・ヌートバー選手』が由来。
ヌマ 「沼」。
ヌンヌンシー 「1(タイ語)+1(タイ語)+C」。
ネエーウタッテ 「ねえ、唄って」。
ネオアスペクト 「新しい様相」。『「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」の収録曲でRoseliaの「Neo-Aspect」』が由来か。ちなみに最初の馬主はスカーレットスカイと同じ。
ネオタイガショット 「父名の一部+一撃」。父はネオユニヴァース。『キャプテン翼の日向小次郎の必殺シュート』が由来か。
ネガイヲカナエテ 「願いを叶えて」。
ネガイヲコメテ 「願いをこめて」。
ネコイッチョクセン 「猫一直線。ゴールを目がけて一気に走る」。
ネコタンタン 「猫+淡々」。
ネコニコタツ 「猫に似合うのは小判だけでなく、コタツ」。父:ディスクリートキャットからの連想と思われる。
ネコニナリタイ 「曲名」。スピッツの曲『猫になりたい』が由来と思われる。
ネコニャンニャン 「可愛い猫を連想」。
ネコネコロガール 「猫のように寝転がるかわいい印象から」。地方競馬にいた馬。よく似た名前のネココネコロガールが架空馬としてウイニングポストシリーズに登場している。
ネコネコロコガール 「猫猫+地元の女の子。母名より連想」。母馬:キャッツ。前述のネコネコロガールを意識してつけられた馬名と思われる。
ネコパンチ 「猫パンチ」。後にネコは冠名になった。日経賞を最下位人気で勝利し、「江田照男穴男伝説」の代表格に挙げられる。
ネットオークション 意味はそのまま『ネットオークション』が由来だと思われる。産駒にハンマープライス、コレクターアイテム、ネットカフェ等がいる。
ネテモネテモネムイ 「寝ても寝ても眠い」。
ネルコハソダツ 「寝る子は育つ」。半兄がイツモハラペコ、半姉がイエデゴロゴロの小田切系珍馬名血統。もっとも小田切光オーナー曰く「厩舎ではあまり寝ないそうです」とのこと。
ネルトスグアサ 「寝るとすぐ朝」。本馬のオーナーは他にも「オキテスグメシ(起きてすぐ飯)」、「タベテスグネル(食べてすぐ寝る)」という馬を所有している。
ネンキン 「年金」。
ネンキンタイヨウ 「年金+太陽」。
ノーザントースト 「北部+スライスした食パンを加熱した食品」。ノーザンテーストではない。
ノーダブルディップ 「二度つけ禁止」。『串カツにソースを漬ける際のルール』が由来と思われる。
No Nay Never
(ノーネイネヴァー)
おそらくアイルランドの国民的な歌The Wild Roverの歌詞に由来すると思われる。NoもNayもNeverも同じ意味で、直訳すると「ない、ない、絶対ない」。
2013年のフランスG1モルニ賞勝ち馬で、米国調教馬として初めてフランスG1を制した。
ノーノーイエース 「だめだめでもいいか」。
ノーノーノー 2000年以前の馬なので馬名意味の詳細は不明だが、英字名は「No No No」と登録されている。
ノウサツ 「悩殺。美しくて、相手を虜にする」。
ノコリモノ 「「残り物には福がある」より」。
ノコレノコレリック 「ゴール前で残れ+冠名」。
ノゾミカナエタマエ 「望みかなえ賜え」。『萩本欽一プロデュースのアイドル「わらべ」の3人の名前』や、それをもじってつけられた『筋肉少女帯の楽曲』と重なるが、元ネタかどうかは不明。
ノッテルーナ 「夜(伊)+月(伊)。母名より連想」(母はダイヤモンドムーン)。しかし馬主である岡浩二氏の所有馬には珍名が多いため、また新馬戦時の騎手は同年のジャパンダートダービーでノットゥルノに騎乗していた武豊(駄洒落好きとしても有名)であるため、恐らく『乗ってるーな』だと思われる。
ノットソーキュート 『可愛くない』ではなく「可愛げのないやつ」。
ノビシロシカナイ 「伸びしろしかない」。
ノビル 『伸びる』ではなく「花名。花言葉はタフなあなたの事が好き」。
ノボニョ 「冠名+キャラクターより」。キャラクター名は生年月日から察するに、恐らく『崖の上のポニョの「ポニョ」』から取ったものだと思われる。
ノボルナ 『登るな』ではなく「冠名+月の女神」。
ノムクルーズ 「馬主名より+巡航する」。馬主は野村茂雄氏。恐らく俳優の『トム・クルーズ』をもじったダジャレだと思われる。
ノラネコ 「野良猫。厩舎に住み色々な人に愛される猫のように可愛がられて欲しい」。
ノリコエヨウ 「乗り越えよう」。東日本大震災発生年にデビュー。
ノリサンブラック 「人名より+父名の一部」。父はキタサンブラック。「ノリサン」の由来は横山典弘ではなく、馬主の中谷典夫である。なおデビュー戦の鞍上は横山典弘ではなく息子の横山和生。これで横山和生騎手は『カズオ』『タケシ』『ノリサンブラック』の横山家を制覇することに。
ノリノリ 2006年生・牝、2020年生・牡の2頭いる。後者は「乗りに乗っている様子」で、馬主は岡浩二氏。
ノリノリハッピー 「気分の高揚+幸せ」。
ノルカソルカ 「一か八か」。つまり『伸るか反るか』。
ノンキナトウサン 「暢気な父さん」。
ノンコノユメ 「ノンコの夢。母名より連想」。母はノンコ。2018年GⅠフェブラリーステークスなど複数の重賞で勝利している。
ノンデワスレテ 「飲んで忘れて」。
ノンノンナイン 「9着はダメよ」。
ハ行
パー 「人名より」。
ハーイ 「返事」。
バーガーポテト 「バーガーとポテト。父名より連想」。父はカリフォルニアクローム。
ハーチャン 「人名愛称」。コパノリッキー産駒。
ハードダダンダン 「冠名+牧場での名より」。
ハートドロボウ 「心を盗む」。
ハートヲワシヅカミ 「ハートを鷲掴み。心を奪われる」。
ハーマイオニー 「人名より」。恐らく『ハリーポッターシリーズの登場人物』が由来と思われる。
ハイエース 2頭存在。うち1頭はハイセイコーの弟。
バイガエシ 「倍返し」。登録時期的に『「半沢直樹」の名台詞』からかと。
ハイソックス 「膝下10cm以内の靴下」。
ハイソックスチャン 「ハイソックス+呼称」。
ハイチーズ 「写真を撮る時に皆を笑顔にさせる掛け言葉」。
バイバイダーリン 「バイバイ最愛の人」。
ハカイシン 「破壊神」。
バカニシナイデヨ 「馬鹿にしないでよ」。産駒にアマクミナイデヨがいる。
バカニスルナヨ 「セリで売れ残ったことに対する生産者の気持ちの表れ」。
ハガネ 「鋼」。これまで3頭存在する。
パカパカグランプリ 「かわいらしいイメージ+冠名」。
バキューン 「ピストルを撃った時に出る音」。
パクパクデスワ 「健啖である様子+ですわ」。『スーパー万代のPOPの宣伝文句』が間接的な由来だが、生産者・馬主がいずれもウマピョイ,ウマダッチ,アゲマセンと同じなので『メジロマックイーン(ウマ娘)が言いそうな台詞』が直接の由来。ただしメジロマックイーンではなくフジキセキの血統(父父がフジキセキ)。スイーツの絵と「ぱくぱく」と書かれたメンコを着用している。2023年1月9日の中京5Rでは本馬場入場やレース実況で上述の山本直アナがナオミニデレデレヤ同様に関西弁イントネーションで名前を読んだ。
バクハツアフロ 「爆発に伴い縮毛化し膨張した頭髪」。同馬主であるブンキンタカシマダの半妹で、母馬はミダレガミ。
バクハツダ 「爆発だ」。
ハクホウクン 漢字にすると「白宝君」。白毛馬として日本国内で記念すべき初勝利を記録した。
バクレツマホウ 「爆裂魔法」。恐らく『ライトノベル作品「この素晴らしい世界に祝福を!」の登場人物である「 めぐみん が使用する魔法」』が元ネタと思われる。
ハゲタカオー 『ハゲタカ+王』?
ハゲマス 「応援する、励ます」。
バケル 「変化する」。
ハジメテノチュウ 「初めてのキス」。『「キテレツ大百科」のED曲「はじめてのチュウ」』が由来か。
ハジヲシレ 「反省を求める語」。つまり『恥を知れ』。
ハシッテイイトモ 「走っていい友」と登録されている。『「笑っていいとも!」をもじった馬名』と思われる。
ハシッテマウデ 「走ってしうまぞ(関西方言)」。
ハシッテホシーノ 「走ってほしーの」。命名したのはタレントのほしのあき。本馬には三浦皇成が騎乗、これが縁となって二人は結婚した。
パジャマパーティー 「パジャマを着て集まる女子会」。
ハシリタガール 「走りたガール」。
ハシリマッセ 「走るよ(関西弁)」。
ハシルコウソクドウ 母スーパーオトメは、大井競馬場を脱走して首都高を2200m走りきったことで知られる。荒尾競馬1勝。
ハシルショウグン 「走る将軍」。南関東所属で、1993年オールカマーではツインターボの大逃げについていき、ターボが逃げ切って伝説となった裏で追い縋るライスシャワーにも先着して2着となり、ターボやライスのファンにはよく知られた名前。本馬自身も1993年帝王賞・川崎記念、1992年・1993年大井記念などダートで10勝を挙げている。2020年には地方競馬で2代目ハシルショウグンがデビューした(由来は同じだが馬主は異なる)。
ハシルダケヤ 「楽しく走れるように」。
ハシルヨミテテ 「走るよ見てて」。その後「ハシルヨマッテテ」「ハシルヨアカルク」「ハシルヨダッシュ」が登場したので「ハシルヨ」は冠名になったものと思われる。
ハシレオウマサン 「走れ+馬」。
ハシレクマ 「走れクマ」。クマは恐らく『産地である熊本県』が由来と思われる。
ハシレスライム 「頑張って走ってほしい+スライム」。
ハシレバゲンキニ 「愛馬が走れば元気になるよ」。
ハシレメロス 「走れメロス」。
ハダシノメガミ 「裸足の女神」。1993年生・2021年生の2頭居り、『B'zの楽曲名』が由来と思われる。後者は改名前の名前がソウチョウバズーカ(『「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」内で行われていた寝起きドッキリ』が由来と思われる)であり、当該のドッキリ企画に出演したことがある武豊や和田竜二に騎乗依頼されないか期待されていたが、デビューせずに登録抹消されてしまった。
ハチキンムスメ 「強い土佐の女性+娘」。その名の通り高知競馬所属。
パチパチパチ 「拍手の音」。
ハチミツ 「蜂蜜。ハチが蜜を集めるように一生懸命走ってほしい」。
ハチメンロッピ 「八面六臂」。
ハチワレ 「八の字のような模様」。『漫画「ちいかわ」の登場キャラクター』が由来と思われる。
ハツガツオ 「初鰹」。
パッカパッカブー 「馬が走る音+いないいないばあ(ピーカブー)より」。
パツキン 「金髪のたてがみより」。
Passing Wind
(パッシングウインド)
直訳すると『おならをする』。
ハッチャキコク 「積極的にがんばる(北海道方言)」。
ハットグットゲット 「ハッとしてグッとくるオークション落札時の心境」。
パットサイテ 「パッと咲いて」。
ハットシテグー 「帽子を被る+良い。帽子を被って助け合おう」。由来は『田原俊彦の楽曲「ハッとしてグー」』だと思われる。
パッパカ 「馬が駆け抜ける音、ぱかぱかより」。
ハッポウヤブレ 「八方破れ」。
ハドーケン 「波動拳」。『「ストリートファイター」の技名』だと思われる。
ハドウホウ 「波動砲」。『宇宙戦艦ヤマトの兵装』が由来と思われる。
パトカー 「パトカー。勇ましく走る様と絶対に諦めない執念をイメージして」。馬主は西山茂行氏。のちに本人もその馬名をネタにしていたが、まさかさらにその数年後デビュー戦の鞍上がリアルパトカーに乗ることになるとは…。
Pas de Nom
(パドノム)
フランス語で「名無し」の意。大種牡馬ダンジグの母。
ハドハド 「フィリピンのイフガオ族が儀式の際に歌う詠唱」。
ハトバノマドンナ 「波止場のマドンナ 世界中の港にはマドンナ的女性がいる。」。馬主は演歌歌手の鳥羽一郎氏。
ハナウタマジリ 「鼻歌が出るように活躍することを願って」。
ハナサキ 「鼻先。鼻先だけでも先に入って欲しい」。
パナソニツク 名前の由来はそのまま「パナソニック」(当時は松下電器産業のブランド)。馬主である政治家の河野一郎がオーナーブリーダーとして経営する那須野牧場[2]が松下電器に直々に使用許可をもらったとされる。グレード制度導入以前の1965年に安田記念を制覇している。
ハナノカカリチョウ 「花の係長」。
ハナパック 「鼻パック」。半弟にパックノオトウトという馬もいる。
ハナビマンカイ 「花火満開」。
ハナレタクナイ 「離れたくない。本馬の幼少時の様子から」。
ハネガハエテマス 「羽が生えている様」。Youtuber・ウマキんグ(旧ニートボクロチキン)による命名。
バニーガール 「ウサギをモチーフにして着かざる女性」。
パニャニャン 「頑張る(ラオス語)」。
パネース 『「半端ねーす」の略』ではなく、「神名」。
パパーン 「響きのよい音より」。
ハバネロ 「猛烈に辛い香辛料の名前。母名より連想」。母馬はスパイシーキャット。
パパニキック 『パパにキック』だろうか?
ハハノアジツケ 「母の味付」。
パパノオウマサン 「パパのお馬さん」。
パパノミセドコロ 「パパの見せ所」。
ハハノンキダネ 「ははのんきだね」。
ハハハ 「笑うこと」。
パパパノチョイナ 「アニメのエンディングテーマ」。テレビアニメ『魔法使いサリーのエンディングテーマ』が由来と思われる。
パパパワー 『パパ+力』。
ババランラン 「馬場を走る」。
パパワパパラッチ 「パパはパパラッチ」。
ババンギダ 「元サッカー選手より」。由来は『サッカーゲームのウイニングイレブンにおいてスピードの値がカンスト値(99)で有名な元サッカー選手のティジャニ・ババンギダ氏』だと思われる。
ハピネスデスネ 「幸せですね」。
ハピハピハッピー 「幸せすぎる様子」。命名時期から『猫ミーム』が元ネタと思われる。
パピプペポ 「五十音ハ行の半濁音つきの連続した5音節」。
パピプペポパピー 「50音順最後の破裂音+子犬」。
パピポッポ 「子犬のように無邪気に機関車のように速く」。
バブリーダンス 「陽気な踊り。母名より連想」。母:バブリームード。『2017年頃、登美ヶ丘高等学校ダンス部が全国大会やYou Tubeで披露し話題となったダンス』が由来と思われる。
パペルピカド 「メキシコの祭りなどで用いられる切絵」。
ハマグリ 「蛤」。
ハマベノユウワク 「浜辺の誘惑。父名の「ビーチ」と母名の「キスミー」より連想」。父はビーチパトロール、母はエイシンキスミー。
ハムタン 由来は「ハムスター+敬称」とのこと。かわいらしい名前だが牡馬である
母は最強の2勝牝馬といわれるカレンブーケドール
ハヤイガナ 「それ程速いと思っていなかったのに速かったという大阪弁」。
ハヤイモノガチ 「速いもの勝ち」。
ハヤイネペコチャン 「速いね+人名より+呼称」。
Hayai Mesu
(ハヤイメス)
オーストラリアのモーリス産駒。
ハヤクコイコイ 「正月の歌から早く来いと思いを込めて」。父:ニューイヤーズデイ。
ハヤシヤウマノスケ 「人名より+馬助」。
ハヤスギテゴメンネ 「早すぎてごめんね」。『速すぎて』ではない。
ハヤテノゴトク 「疾風のごとく」。2005年産なので、2007年からアニメが放映された漫画『ハヤテのごとく!』からか。サンアディユの半弟(馬主も同じ)。同じ松岡オーナーの半妹にアエテウレシイ(「会えて嬉しい」)、小田切有一オーナー所有の半姉にノンキ、半弟にアラシヲヨブオトコ(「嵐を呼ぶ男」)とチュウキチ(「中吉」)がいる。
ハヤブサソンタクン 「冠名+忖度と君の組み合わせ。忖度しないで走る」。
ハヤブサナンデクン 「冠名+「ナンデダロ」にちなんで」。ハヤブサナンデダロと馬主が同じで、こちらもテツandトモ公認。2023年マーチS(GⅢ)勝利馬。
ハヤブサナンデダロ 『冠名+なんでだろう』。馬主がテツandトモと知り合いであり、同コンビに因んで命名。
ハヤヤッコ 「速くて白い」。父キングカメハメハ・母父クロフネ。白毛馬史上初のJRA重賞レース勝ち馬。
バライロノジンセイ 「バラ色の人生」。
Haradasun
(ハラダサン)
オーストラリア産馬でオーストラリアとイギリスのGⅠを3勝した名馬。馬名の由来はオーナーがファンであった名ボクサー・ファイティング原田から。
パラッパラッパー 「アニメのキャラクター名+ラップ音楽を演奏する人」。由来のキャラも含めて、PSのゲームでアニメ化もされた『パラッパラッパー』が由来と思われる。
ハラハラギャル 「ハラハラギャル」。
ハラハラドキドキ 「ハラハラドキドキ」。
ハラペコ 「腹ペコ」。
バララララララ 「グータッチした後の合言葉」。競馬ライターの古谷剛彦氏の持ち馬。元ネタはディズニー映画の『ベイマックス』のワンシーンである。
バリバリクン 「物事を勢いよくするさま+敬称。コロナの世の中が元気になってほしい」。
バリバリセレブ 「バリバリ+名声。バリバリに名声を得る馬になってほしい」。
バリバリヒカル 「バリバリ+母母名の一部」。母母:ヒカルオーバー。
ハルウララカ 「春麗らか」。『「ハルウララ」の捩り』だと思われる。
バルタンセージ 「人名より+馬主名より」。『バルタン星人』をもじったものだと思われる。
ハルバルキタゼ 「はるばる来たぜ」。恐らく『北島三郎の曲「函館の女」の歌詞』が由来。
パルプンテ 「ゲームの呪文より。何が起こるか分からない」。
バレンタインデキス 「バレンタインデーはキスからはじめよう。母名より連想」。母はキスカラハジメヨウ。『国生さゆりの曲「バレンタイン・キッス」の歌詞』が関係あるかは不明。
ハンカチオオジ 「ハンカチ王子」。由来は元プロ野球選手の『斎藤佑樹』氏の愛称だと思われる。
ハンサムオウジ 「ハンサム+王子」。
ハンサムザムライ 「ハンサム+侍」。『バラエティ番組「笑う犬の冒険」のコント「ハンサム侍」』が元ネタだと思われる。
ハンサムデイイヤツ 「ハンサムでいい奴」。
ハンソデバンド 「真冬でも半袖のユニフォームを着用し試合に臨んだサッカー選手名(播戸竜二)」から。2010年共同通信杯勝ち馬。
Pants on Fire
(パンツオンファイア)
アメリカ馬。意味は「慌てふためいている」で、ニュアンスとしては「尻に火がつく」とほぼ同義。海外重賞勝ち馬であり、ジャパンカップダート出走のため日本に遠征した経験がある。
パンツタイショウ 「パンツ+大将」。
ハンドデゴール 「ハンドでゴール」。恐らくW杯で神の手ゴールを決めた『ディエゴ・マラドーナ』が由来と思われる。
ハンナリト 「落ちついた美しさを誇る馬になって欲しい」。
ハンバーガー 「料理名」。
ハンバーグイモウト 「ハンバーグ+妹。姉妹名より」。姉はハンバーグハマーであり、その妹であることが馬名の由来と思われる。
パンパカパーティ これまで2011年・2021年産まれの二頭おり、いずれも「パンパカパンより+パーティ」で登録されている。
バンブトンカツ 「冠名(バンブトン)」+「勝つ」。『バンブ+豚カツ』ではない。
ピーエムニイテンゴ 「PM2.5。粒系2.5μm以下の微粒子」。
ピーチクパーチク 「小鳥たちのさえずり」。
ビーチピーチピール 「父名の一部+桃+果皮」。父:ビーチパトロール。
ビービービーム 「冠名+発する」。
ビーボタンダッシュ 「Bボタンでダッシュ」。要するにBダッシュ。
ビーマイベイビー 1993年生・2018年生の2頭存在する。後者は「恋人になって」で、馬主はミルファーム。恐らく『COMPLEXの「BE MY BABY」』が由来。
ビームライフル 「アニメに登場する架空の武器名」。
ヒーローニナルトキ 「ヒーローになる時」。甲斐よしひろ率いる甲斐バンドの『「HERO」の歌詞「ヒーローになる時、それは今」』からか。
ピカピカ 「オノマトペ」。1998年牡と2015年牝の2頭がいるが、後者は新潟千直の常連ミルファームの馬として、千直の鬼・西田雄一郎騎手と雷光特別で伝説を残した。
ピカピカサンダー 「光る雷」。
ヒガワリテイショク 「日々変化する定食」。
ピキプア 「桃(ハワイ語)+花(ハワイ語)」。
ビキャク 「美脚」。
ヒゲクレイジー 「ひげ+熱中した」。
ヒコーキグモ 「飛行機雲」。父馬がKeen(キーン)であり、そこからの連想と思われる。GIII京成杯オータムハンデ勝ち馬。2020年には同じく「飛行機雲」を由来とするコントレイルが無敗三冠達成という偉業を成し遂げた。
ピコピコハンマー 意味はそのまま「ピコピコハンマー」。
ピザヤカラノテガミ 「ピザ屋からの手紙」。チラシのことだろうか?
ビジョイチゴウ 「美女一号」。
ビジョガー 『美女が』ではなく「美女とジョギングする人(ジョガー)の組み合わせ」。
ヒジキ 「海藻名」。
ヒシマサル 3頭存在し全て「ヒシ」の阿部一族が所有。特に二代目の強引なルートによる命名は当時話題を呼んだ。詳細は該当記事参照。
ビジン 「美人」。
ビジンダネ 「美人だね」。
ヒソカ 「密か」。
ヒダリキキ 「左利き」。
ビダンシ 「美男子」。
ピチピチピッチ 「ぴちぴち+ピッチ走法。若々しく活気に満ちた走りをイメージ」。デビュー時期から同名の漫画・アニメ作品の『ぴちぴちピッチ』が由来だろうか?
ビッグオムレツ 『大きなオムレツ』だろうか?
ビックバンアタック 漫画『ドラゴンボールの登場人物であるベジータの必殺技』だろうか?
ビックリシタナモー 「びっくりしたなー、もう!」。『三波伸介の持ちギャグ』が由来。
ビックリポン 「ビックリした」。
ビックリマーク 「感嘆符のこと」。つまり『!』のこと。
ヒッサツシオキニン 「必殺仕置人」。
ピッチピチピーチ 「フレッシュな桃」。
Pizza Bianca
(ピッツァビアンカ)
イタリア語で「白いピザ」。馬主は米国のカリスマシェフとして知られるボビー・フレイ。2021年ブリーダーズカップ・ジュベナイルフィリーズターフ勝ち馬で、42度目の挑戦となる担当のクレメント調教師に初のBC制覇をプレゼントした。
ビットコイン 「仮想通貨の一つ」。
ヒットヒットヒット 「母名(ビリーヴヒット)より」。
Hitotsu
(ヒトツ)
モーリス産駒のオーストラリア産馬。ヴィクトリアダービーを始め豪州GⅠ3勝を挙げている。
ヒトツデモカチタイ 「せめて1勝でもしたい切実な気持ちより」……だが、2戦未勝利で抹消されてしまった。
ヒトモジノグルグル 「葱を茹でグルグル巻きにした熊本県の郷土料理(一文字のぐるぐる)」。
ヒトリタビ 「一人旅」。
ヒナボンボン 「ひな祭り+ひなあられに似た外国のお菓子」。
ヒノクニ 「火の国。同馬の生誕地である熊本県より連想」。2023年1月15日、JRA史上初の女性騎手4人騎乗となった小倉12R・4歳以上1勝クラスで鞍上・今村聖奈で勝利。
ヒヒーン 「馬のいななき」。父・ジャスタウェイ、母・イイナヅケ。大和屋暁オーナー曰く「面白いことになってくれるであろうと新たな境地にたどり着いた結果」とのこと。2023年のファンタジーS(GⅢ)に出走した際、ウイニング競馬では斉藤慎二が本馬を軸にイツモニコニコとシュークリームのワイドで予想していた。
ビビデバビデブー 『シンデレラの呪文』が由来か。2025年にも同盟の馬がデビューしており、こちらは「夢が叶う魔法の言葉」と登録されている。
ビビビ 「雷に打たれたように感じ入るさま」。
ビビリタマ 『ビリリダマ』ではなく「怯える+珠」。
ヒマワリノコ 「ヒマワリ+子」。ミュージシャン・前田亘輝の所有馬。
ヒミツヘイキ 『秘密兵器』か。船橋所属で2002年のGⅢユニコーンSを勝利しNARグランプリ・サラ系3歳最優秀牡馬を受賞。
ヒメ 「姫」。過去に3頭存在する。
ヒメサマ 「姫様」。
ヒヤキオーガン ヒヤ、ヒヤ、ヒヤの、ひや・きおーがん。「医薬品の樋屋奇応丸の会社名および商品名」。1951年産と1961年産の2頭いるが、どちらも馬主は同社の社長。当時は商品名などに関する禁止事項がなかったため命名可能だった。51年産の方は第2回の阪神大賞典など重賞3勝。同オーナーは他にもキオーガン、キオーガントツプ、ミスヒヤキオーガンなど、商品名を前面に押し出した命名がいくつもある。
ヒャクシキ 「百式。父名より連想」。父馬はゴールドシップ。父の『ゴールド』からの連想ということから、恐らく『機動戦士Ζガンダムのモビルスーツである「百式」』が由来と思われる。
ヒャクテンマンテン 「百点満点」。
ヒャクネンニイチド 「百年に一度」。
ヒャクマンボルト 「百万ボルト。電気の単位」。1995年産と2020年産の2頭いる。『家電量販店の100満ボルト』のことなのかどうかは不明。
ヒャクメガショック 「100メガ+ショック」。おそらく『SNKのゲーム機「NEOGEO」のキャッチコピーの一つである「100メガショック」』から取られたと思われる。
ビュンビュン 「高速で風を切って走るさま」。
ヒョイザブロー 「身軽さを表す副詞+三男を表す名詞」。恐らく『ライトノベル作品「この素晴らしい世界に祝福を!」の登場人物』が元ネタと思われる。
ピョイットハレルヤ 「飛ぶ+晴れる」。ウマピョイなどのオーナーである大田恭充氏の所有馬であることから『ウマ娘プリティーダービーのスピンオフ四コマ「うまよん」の主題歌「ぴょいっと♪はれるや!」』が元ネタだと思われる。
ヒョウタンカラコパ 「瓢箪からコパ」。馬主の芸名である『Dr.コパ』をもじったダジャレと思われる。
ヒョウタンジマ 「NHKの人気番組ひょっこりひょうたん島より 人気者になれるように」。
ヒョウバンイイヨ 『評判良いよ』?
ヒョットシテ 「ひょっとして。母名より連想」。母馬はインポッシブル。
ピヨピヨッコ 「雛の鳴き声より」。
ピヨピヨパンチ 「ひな鳥の鳴き声+打ち抜くこと」。
ピヨピヨピピピ 「ヒヨコの鳴き声を表す語」。
ピョンピョン 「身軽に繰り返し飛び跳ねるさま」。
ビリビリマスター 「電気が通るさま+達人」。
ピンクノハロ 「ピンク+後光。母名より連想」。 母馬はラクスクラインであることから、『機動戦士ガンダムSEED』が元ネタだと思われる。
ピンクヒップガール 「本馬が桃のような尻をしていることより」。
ピンポンダッシュ これまでに「瞬発力をイメージして(2005年生まれ)」、「子供のいたずらの一種(2017年生まれ)」の二頭存在している。
ピンポンダマ 「ピンポン玉」。
ファイナルソード 「最後の剣」。ジャスタウェイ産駒。『母・セクシーザムライの最後の仔であること』が由来と思われるが、どうしても同名のゲームが思い浮かんでしまう。
ファイブジー 次世代通信規格『5G』が由来。「無線通信システムの名称。時代の先行く速い馬」と登録されている。
ファイヤエンブレム 94年生まれのため正しい馬名意味は不明だが、元ネタは『ファイアーエムブレム』だろうか? ちなみに日本語名はそちらの作品名といろいろ異なるが、英字表記はいずれも「Fire Emblem」である。
ファットドラゴン 「太った龍」。
ファニーフラッシュ 「母馬名(ファニーストーリー)の一部+「閃光」を意味するフラッシュ」。キューティーハニーの必殺技『ハニーフラッシュ』にもかかっている。ドワンゴがリアルダビスタ企画で購入した牝馬(名義上の馬主は川上量生)。初勝利の様子は馬名の通り愉快なものであった。
ファルコンパンチ ほぼ間違いなくそのまま「ファルコンパンチ」だろう。残念ながらファルコンランチは存在しない。
ファントムシーフ 「怪盗。母名より連想」。母はルパンⅡ。『「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」の収録曲でハロー、ハッピーワールド!の「ゴーカ!ごーかい!?ファントムシーフ」』が関係あるかどうかは不明だが、UMAJINはそのことをネタにしていた。豪華な血統であり、新馬戦と野路菊ステークスを勝利後、4戦目となる共同通信杯(G3)では上位人気2頭を破り豪快な勝利を収めている。
フイノマジワリ 「布衣の交わり」。
フウジンショウジョ 「風神+少女」。馬主がレッドマジックであり、『東方Projectの射命丸文のテーマ曲「風神少女」』が由来だと思われる。
フェイクニュース 「虚偽報道」。
フェデラー 「人名より。父名より」。父馬がナダルであることから、テニス界のレジェンド『ロジャー・フェデラー』が元ネタだと思われる。デビュー戦は2着に大差をつける圧勝劇であったが、芝の王者と呼ばれたフェデラーと異なり、ダートでの勝利であった。なお、命名由来の『ラファエル・ナダル』はフェデラーのライバルであったが、こちらは『クレー・キング(土の王)』と呼ばれていたため、色々とややこしい形となっている。
フェイト サイバーエージェント代表取締役の藤田晋の所有馬。馬名意味は「運命」としているが、英語のfateは悪い意味で使われるため、『「魔法少女リリカルなのは」の登場人物、フェイト・テスタロッサ』もしくは『TYPE-MOONの作品名』が由来と思われる。牡馬であるが、netkeibaは「雷光一閃」とネタにしていた。
フォーシーム 「オーナーの現役時代の決め球より(野球用語)」。馬主は元プロ野球選手・吉井理人氏。
フクガキマスヨウニ 「福が来ますように」。
フクフクテンテン 「福福天天。天まで届くほどの福が来るように」。
フサイチヒダギュウ 「冠名+岐阜の豊かな自然で育てられた最高級和牛」。
フシギクン 「不思議+敬称」。
フシギナポッケ 「不思議な+ぽっけ(生産牧場の産駒血統名)」。『「ドラえもんのうた」の歌詞』が由来だろうか。
フジコチャン 「人名より+呼称」だが、恐らく『「ルパン三世」の峰不二子』が由来と思われる。2022年12月9日の大井競馬3Rで1位入線した際に、実況アナウンサーからルパンが不二子を呼ぶ際の真似をして馬名を読まれた。
プシプシーナ 「猫(ギリシャ語)」。
ブタノカックーニ 「豚の角煮」。サバノミッソーニの初勝利1ヶ月後に登録され、同じノリの名前が立て続けに話題となった。
ブチコ 名前の通り「白毛に茶のブチ毛の女の娘」。シラユキヒメ一族であり、産駒には白馬で初のGⅠ勝ち馬となったソダシがいる。
プチョヘンザ 「手を上げて」。ダイタクヘリオス(ウマ娘)とはおそらく関係無い。
フッカツノアカシ 「復活の証」。
フッカツノジュモン 「復活の呪文」。FC版ドラクエ1・2のゲーム進行状態を保存するパスワードの名称。ちなみにダビスタの薗部博之氏が馬主。
フッカル 「フットワークが軽いという略語」。
ブッコワース 「大きな相手に立ち向かえ。諦めるな」。
ブッチーニ ブチコの全妹であり、名前通りこちらもブチ模様である。姉同様に白毛登録だが、実況アナウンサーによく芦毛と間違われる
ブットバセ 「ぶっ飛ばせ」。
ブットビヤロウ 「ぶっ飛び野郎」。
ブナシメジ 「シメジ科シロタモギタケ属のキノコ」。
プニプニヨークン 「赤ちゃんのほっぺのようにプニプニして可愛い+冠名」。
ププ 「かわいい(伊)」。兄弟にキキとケケがいる。
ププッピドゥ 「満足できない(俗語)。母名より連想」。
フミチャン ココロノトウダイの全妹。馬名意味は「人名より+敬称」だが、『「妖怪ウォッチ」のフミちゃん(木霊文花)』が由来かどうかは不明。
フユショウグン 「冬将軍」。5月のデビュー戦でのパドック解説「この季節じゃないですね」。
フユソウビ 『冬装備』ではなく「冬薔薇」。
ブラジリアンビキニ 「セクシーなビキニ」。
ブラックシャウト 「漆黒の馬体に観衆が沸き立つ様」。出生時期から『「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」の収録曲でRoseliaの「BLACK SHOUT」』が由来か。
ブラックロータス これまで2頭いるが、2018年生まれの方はAmerican Pharoah産駒で、馬主はレッドマジック。『「マジック:ザ・ギャザリング」のカード』または『「アクセル・ワールド」の同名キャラ』が由来だと思われる。ちなみに後者をアニメで演じた三澤紗千香は東方二次創作に出演したりウマ娘役(サクラバクシンオー)を演じたりしているが、全くの偶然である。
ブラボーブラボー 「賞賛、喝采(かっさい)、歓呼などの叫び声、すばらしいぞ」。馬名登録時期から、恐らく『2022年サッカーW杯日本代表であった長友佑都がドイツ戦勝利後に「ブラボー!」と叫んだこと』が由来と思われる。
フランスゴデイナ 「フランス語+馬主名より」とされているが、稲井田有司オーナーがクイズプレイヤーであることから、競技クイズにおいて「エクレア」を問う際に頻出する問題文「フランス語で『稲妻』という意味がある~」の冒頭部ともかかっているのではないかという推測がある。
プリキュアアズサ 「アニメより+人名」。実はテイエムプリキュアと生まれ年が同じ。
フリフリスカート 「スカートの一種」。
フリムカナイデヨ 「振り向かないでよ。前を向いてどんどん進むイメージ」。
プリリン 「母名より」。母はプリティエース。
プリンセスプリン 「王女+プリン。愛猫より」。
プリンニシテヤルノ 「オンラインゲーム(プリンセスコネクト!Re:Dive)に出てくるキャラクター(ミヤコ)が必殺技を放つ際に放つセリフ」が由来。
プリンプリン 「人形劇プリンプリン物語の主人公名」。
プリンプリンプリン 2000年以前登録の馬なので馬名意味は不明。『上記の馬と同様』か単に『プリンを連呼しただけ』なのだろうか?
ブルーアーカイブ 「母名の一部+記録」。母はブルーチッパーで、コパノリッキー産駒。『同名のスマートフォンアプリ』は恐らく関係ない…筈だが、馬主は過去に「モンスターハンター」という名前の馬を所有していたため、そうとも言い切れない。なお名前に反して青毛や青鹿毛ではなく鹿毛。
フルーツサンド そのまま「フルーツサンド」。
ブルブルブル 「強気(証券用語)」。震えているわけではない。
ブロッコリー 「野菜の名前」。母はアスパラガス。
プロトカルチャー 「自然人類学の用語」。『「超時空要塞マクロス」の用語』が関係あるのかどうかは不明。
ブンキンタカシマダ 「文金高島田」。2004年生・2017年生の2頭いるが、後者の馬主は内田玄祥で、『母名(ミダレガミ)からの連想』だと思われる。
ブンブンブン 「蜂の羽音」。
フワトロ 「柔らかい様。フワフワでトロトロの略」。
ペーパードライバー そのまま「ペーパードライバー」。
ベアカワイコチャン 「冠名+かわいこちゃん」。
ベアヌカサナイデ 「冠名+抜かさないで」。
ベアバッキューン 「冠名+打つ音」。
ペイザバトラー フランス、アメリカで調教され、引退後に種牡馬として日本に輸入された馬。直訳すると『執事に給料を払え』という意味になるが、なぜそんな名前になったかは不明。JRAのレースにも出走し、“タマモクロス・オグリキャップ・イナリワン・スーパークリークの全てに先着したことがある唯一の馬”という記録を持つ。
ベイスターブイ 1996年度生まれであることから、1998年に優勝した横浜ベイスターズにかけて『ベイスター(ズ)+V(優勝)』が由来と思われる。
ヘイスト 「速攻」。『FFシリーズの魔法』が関係あるかどうかは不明。
ヘイヘイヘイロー 「呼び掛け+父名の一部」。父はキングヘイロー。
ヘイワ 「平和」。
ヘキレキイッセン 「霹靂+一閃」。恐らく『鬼滅の刃に登場する我妻善逸の技』が元ネタと思われる。
ペコチャンフラワー 「キャラクター名+花」。4歳で99戦というすさまじい酷使だった。
ペゴパヨ 「腹がへった(韓国語)。ハングリー精神を連想」。
ペコボーイ 「腹ぺこより+男の子」。
ペタジーニ おそらくヤクルト・巨人等に在籍した助っ人外国人から。馬主の矢沼浩二氏は他にも「スタルヒン」「ガルベス」「マイコラス」など巨人に在籍した助っ人外国人名の馬を持つ。
ペチンペチンイテテ 「アルバニア中部のペチン県の県都+凍てて」。
ベツセタイ 「別世帯」。
ペッパーケイブ 「胡椒+警部」。『ピンクレディーの楽曲』が由来か。ちなみにポリスペッパーという名の馬も存在した。
ペッパーミル 「胡椒(ペッパー)を挽くためのもの。労力を惜しまず一心に仕事をする」。コパノリッキー産駒。上述のヌートバーの元になった『プロ野球選手のラーズ・ヌートバーのパフォーマンス』が由来。
ベッピンサン 「べっぴんさん。とても美しい女性のこと(関西の方言)」。
ヘノヘノカッパ 「歌詞より」。元ネタは『アニメドラゴンボールの主題歌「CHA-LA HEAD-CHA-LAの歌詞の一部」』と思われる。
ヘヤチョウ 「部屋長」。
ベリベリハッピー 「まわりの人々にも幸せを振りまいてくれるよう願いを込め」。
ヘルシェイク 「地獄+揺さぶる」だが、どう考えなくても『あのクソマンガ』しかない。ちなみにデビュー前から牧場が「騎手は矢野騎手にお願いするように調教師に予約済み」と表明していた。ヘルシェイク矢野の事考えすぎである。なおデビュー戦では枠の両隣がササキントモタロウとコッコローネであり、珍名揃いだった。初勝利の際の口取り式では鞍上の矢野貴之がヘルシェイク矢野風のカツラを被って記念撮影をした。
ベルタソ 「人名より」。ミッキーアイル産駒。同馬のオーナーは他にもオリックス・バファローズ関連ワードを馬名につけていることから『バファローベルのあだ名』が由来か。リトルココンと同じレースでデビューし勝利。差し切った相手がドーバーホーク、名前にホークと付く馬だったことも話題に。
ヘルメットネエサン 「頭部を保護するための防護帽をかぶった年長の女性」。
ペロ 「ニックネーム。舌を出すさまより」。
ペロチャン 「舌を続けて出すさま+呼称」。
ペロペロ 「舌をだす様子」。
ペンペン 「ぺんぺん草より」。
ボイン 「ケルト神話の女神、ボイン河の女神」。
Boyne Beauty
(ボインビューティー)
直訳すると「ボイン川(アイルランドの川)の美人」。一瞬の輝きが強烈だった名馬アロゲートの妹。繁殖牝馬として輸入されている。
ボウクンエンブレム 「暴君の紋章」。
ボウソウマッスル 「暴走+元気」。
ポカポカタイム 「ぽかぽか+時間。母名より小春日和を連想 」母:コハルタイム。
ボク 「僕。男子が使う自分を指す言葉」。2005年産と2016年産の2頭いる。
2005年産は大井のマイルグランプリ(SII)勝ち馬(2着フジノウェーブ)
ボクイケメン 「僕、イケメン」。恐らく『狩野英孝の持ちネタ』が由来だと思われる。
ボクガタイショウ 「僕が大将」。
ボクタチセッカチ 「僕達せっかち」。
ホクトシンケン 「コミックの登場流派名」。『北斗の拳の北斗神拳』が由来だと思われる。
ボクニモユメハアル 「僕にも夢はある」。
ボクノオクリモノ 「僕の贈りもの」。
ボクノコイビト 「僕の恋人」。
ボクノチョキンバコ 「僕の貯金箱」。
ボクノデバンダ 『僕の出番だ』?
ボクノナオミ 上述の通り「ナオミ」は冠名で馬主の妻の名。大坂なおみの全豪オープン優勝時には競馬関連サイトが思いっきり便乗した。2017年中京3歳500万下にて、ビックリシタナモーの猛攻を逃げたが差し切られ、惜しくも3着。図らずも珍名馬対決となった。
ボクハチャーリー 「僕はチャーリー。父名より連想」。父:Myboycharlie。
ボクラノカープ 「地元球団にちなんで」。『広島東洋カープ』と思われる。
ボクラノカガヤキ 「僕らの輝き」。
ボクラヲツナグモノ 「僕らをつなぐもの」。
ポケットカラキュン 「ポケットから+キュンです。父名より連想」。父:ジャングルポケット。
ホシクズロンリネス 「星空の静寂」。『アニメ「タッチ」のOP楽曲の歌詞』が元ネタと思われる。
ホシフルドヒョウ 「土俵には星(夢)もある」。
ポチ 「小さな点」。
ボチボチ 「ぼちぼち。そこそこ走ってくれるだろう」。
ポッカポカ 「暖かく感じる様」。
ポッケニキャンディ 「ポケットにキャンディ」。
ポッケニミカン 「父名より+みかん」。父はジャングルポケット。
ポッチャリケイ 「ぽっちゃり型。ふっくらした様子(子供)」。
ホットスル 「ほっとする」。
Potoooooooo
(ポテイトーズ)
由来は諸説あるため詳細は該当記事を参照。当ページでも一際目を引く名前ながら、現代競走馬の血統史を語る上で避けては通れない馬でもある。
ポテチ 「ポテトチップス」。
ホノボノ 「心が暖かくなるような感じ。母名より連想」。母:ホオポノポノ。
ボビーニクビッタケ 「ボビーに首ったけ(大好き)」。父:シャンハイボビーからの連想と思われる。
ホホエムオンナ 「微笑む女。母名より連想」。母:エガオヨシ。
ポポチカ 「可愛いお尻、いい尻してるね(ロシア語)」。
ホメテノバスコ 「褒めて伸ばす子」。
ホリエモン 「馬主名から」。デビュー時は堀江貴文が共同馬主のひとりであったが、その後堀江の逮捕により彼の手を離れる。抹消後は「鶴鳴」と名を変え広島工業大で乗馬。
ポリリズム 『Perfumeの楽曲』ではなく「声部によって拍の位置が異なること」。
ホレキタヤレキタ 「ほれ来た(やっと来た)、やれ来た(やっぱり来た)」。
ホレミンサイヤ 「それみたことか(広島弁)。ほら、強かったでしょ」。
ホンキノワタシ 『本気の私』?
ボンキュッボン 「馬体のイメージより連想」。
ポンズ 「柑橘類を用いた調味料」。つまりは『ポン酢』。
ポンズチャン 「ポン酢+呼称」。
ポンタクン 「愛猫の名」。
ボンドガール 1996年産と2021年産の2頭。後者は「強く賢く美しい女性たちの呼称」で藤田晋所有。『007シリーズに登場する女性』が由来と思われがちだが、オーナー的には『(そこから転じて)外資証券で債権(ボンド)を売りにくる女性』を指す金融界用語の方らしい。デビュー勝ちしたレースでの2着~6着が後に勝ち上がる等活躍し「ボンドガール組」と呼ばれた。ちなみに「ポンドガール」も1980年産と2007年産の2頭おり、後者は「イギリスの通貨+少女」。
ホンニヨカ 「とっても良い(九州方言)」。
ポンポコリン 『「ちびまる子ちゃん」主題歌「おどるポンポコリン」』が由来だろうか。
ホンマカイナ 「真実か否かを問う関西弁」。
ホンマキセキ 「本当に不思議な出来事」。なおフジキセキなどの血統ではない。
ホンマモン 「ほんまもん。本物(関西の方言)」。
マ行
マー 「シンガポールにあるマーライオンより」。
マーガリン 「食品名、バターの代用品」。
マアルクマアルク 「まあるくまあるく」。
マイクロモザイク 「極小のモザイク画法」。
マイド 「まいど。挨拶(関西の方言)」。
マイドオオキニ 「関西の商人のあいさつ言葉」。
マイメロ 『サンリオのキャラクター』ではなく「私のメロディーより。馬主の音楽好きから連想」。
マカセナサイ 『任せなさい』か?。
マカセナハレ 「任せて(関西弁)」。
マカンコーサッポー 「ある人物を中心に跳躍した瞬間を撮影する技法」と登録されているが、恐らくは『漫画「ドラゴンボール」の登場キャラクター一人であるピッコロの必殺技「魔貫光殺砲」』が元ネタだと思われる。デビュー戦は緑の6枠6番での出走であった
マキズシトイナ 「馬主の好物+馬主名より」。
マキマキパフェ 「ソフトクリームの形状より+パフェ」。
マグマミキサー 「マグマ+撹拌する」。恐らく『ポプテピピック』が元ネタだと思われる。デビュー当初の馬主は上述のヘルシェイクと同じ。ちなみに村田姓の騎手or調教師は付けられていない模様。
マグレ 「偶然の好運にめぐまれること」。
マクロー 『マグロ』でも『捲くろう』でもなく「鯖(仏)」。
マケズギライ 「負けず嫌い」。母はカゼニモマケズ。
マケタラアカン 「負けたらいけない」。
マケテタマルカ 「負けてたまるか」。
マケナイデ 「負けないで。馬主の人生のテーマ」。
マケン 『負けん』ではなく「魔剣」。『父名(ビッグアーサー)からの連想』と思われる。
マサカウマザンマイ 「まさかの勝利+冠名(馬三昧)」。
マシーン 「機械仕掛けのようなすごいランナー」。
マジックミラー これまで3頭いるが、2019年生まれの方は「魔法の鏡」で登録されている。競走馬等に敬称として付けられるのは「号」だが、『成人向け映像の撮影に使われる移動スタジオ』が関係あるのかどうかは不明。
マジカ 「真面目のまじか」。
マジデ 「本気」。
マジメナハシリ 『真面目な走り』と思われる?
マジヤバーイ 馬名の意味は『マジヤバい』……ではなく「英国の飛行船名」。ちなみに戦績の方は16戦未勝利と悪い意味で馬名通りとなってしまった。
マジョ 『魔女』ではなく「馬女」。
マジョッコ 「魔女っ子+人名愛称。母名より連想」。母:ブラックウィッチ。
マジョノコ 「マジョの子」。前述のマジョの産駒ではなく母馬フジノマジョルカの仔。
Mazu
(マズ)
オーストラリアのモーリス産駒。現地のスプリントGⅠを勝利している。
マズイマズイウマイ 「まずいまずい美味い」。
マスマスハンジョウ 「益々繁盛」。
Masochistic
(マゾヒスティック)
アメリカの競走馬。米国GIブリーダーズカップ・スプリントに出走しドレフォンに敗れている。
マタセタナ 「待たせたな」。
マタタビニャンニャ 「マタタビ+猫の鳴き声」。
マダトモウドッチ 「まだともう、どっち」。
マダナゾナノダゾ 「未だ、解明されていないこと」。
マタミカンサン 「また+蜜柑さん(姉名)。」。姉:ミカンサン。
マダンテ 「ゲーム上(ドラゴンクエスト)の最高の技」。JRAの馬名意味にも(ドラゴンクエスト)の補足がそのまま載っている。
マチカネエライヒト マチカネ軍団の中で「なんのこっちゃ?」的な馬名としてよく挙がるものの一つ。
実は「マチカネスケサン」「マチカネカクサン」とのセットで「マチカネコウモン」と名付けようとしたところ、別の方に意味が取られかねないのか申請拒絶を食らい、やむなくこの馬名となった経緯がある。
もっとも、後年「デルマコウモン」という馬名が通っているのだが……。
マチカネタ 「待ちかねた」。
マチカネタンホイザ 「「冠名(マチカネ)」+「ワーグナーの歌劇「タンホイザー」」。ー(長音)が文字数制限のため省略された。重賞を複数勝利する実力馬だが、病気のデパートと呼ばれるほど病に悩まされた。
マチカネフクキタル 「冠名(マチカネ)」+「ことわざ「笑う門には福来たる」」。菊花賞勝ち馬。なお、英語表記は最大18文字とされているため、Machikane FukukitaruではなくMatikanefukukitaruとして登録されている。(マチカネタンホイザも同様)
マチカネホレルナヨ 『冠名(マチカネ)+「惚れるなよ」』だろうか?
マチカネワラウカド 「「冠名(マチカネ)」+「ことわざ「笑う門には福来たる」」。ダートの重賞戦線で活躍。フクキタルとセットで語られることが多い。ちなみにフクキタルとワラウカドは一般公募で命名された馬名である。なお、後に両馬の関係者がこの馬を由来とした「ワラウカド」という法人を創設している(一口馬主クラブとしての名前が「フクキタル」)。
マチコデラックス 『マツコ・デラックス』ではなく「人名より+豪華」。
マチブセ 「待ち伏せ」。
マックロスキー 『真っ黒+好き』ではなく、「人名より」。恐らく『同名の絵本画家』が由来。
マックロマン 「真っ黒+男。本馬の毛色より連想」。つまりは『真っ黒マン』。
マッシロ 「真っ白。本馬の馬体のイメージより」。ただし毛色は白毛ではなく芦毛。
マッチデース 「多くの+アメリカの潜水艦名」で登録されているが、恐らく『近藤真彦』が元ネタと思われる。
マッチョブラザーズ 「筋肉兄弟」。
マッチョマン 「マッチョマン」。
マッテマシタ 「待ってました」。
マッハゴーゴー 「音速で走れ」。元ネタは『マッハGoGoGo』だろうか。
マツリダゴッホ 「冠名(マツリダ)+画家名」。2007年GI有馬記念をはじめ重賞を6勝、殊に中山競馬場では無敵の強さを誇った「中山のラスボス」。
マテキ 「歌劇名より」。モーツアルト作曲の『魔笛』が由来と思われる。
マナミン 「人名愛称」。主戦騎手は永島まなみが務めている。
マハリクマハリタ これまで2002年・2008年生まれの2頭おり、「魔法使いサリーの呪文から(2002年)」「アニメに登場する、夢と愛と幸せの呪文(2008年)」と登録されている。
マフティ 「私服。父名からの連想」。父:マクフィ。『「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」に登場するキャラクター名』をもじったものだろうか?
マホウショ 「魔法書。願い事を叶える手順が記されている」。
マホウショウジョ 「魔法を使える女の子」。
マホウジン 「魔方陣」。
マホウトキセキ 「魔法と奇跡」。
マホウノコトバ 「魔法の言葉」。
ママアリガトー 「ママありがとう。母の日に産まれたことより」。
ママテイオーノユメ 「母+帝王の夢。ヘロド系の母となりルドルフとテイオーの血を継ぐ」。母父はトウカイテイオー。
ママノオカゲ  「ママのおかげ」。
ママママカロニ 「曲名」。Perfumeの同楽曲から。2021年ゴールドジュニア勝ち馬。
マムシ 「毒蛇」。
マリナイズマイール 「港+ドナウ川の港で有名な観光地」。元ネタは『機動戦士ガンダム00の登場人物「マリナ・イスマイール」』だと思われる。
マルゴットバナナ 『まるごとバナナ』ではなく「人名より+バナナ。父スノードラゴンの愛称より」。父のスノードラゴンは現役時代に着用していた黄色いシャドーロールがトレードマークであり、このシャドーロールがバナナのようだと人気を博していた。
マリンマリンプリン 「冠名(海の)+プリン」。
マルチャン 「男の子の愛称」。
マルデデルマ 「まるで+冠名」。逆から読んでも『まるでデルマ』。
マルマル 「丸まる」。
マルマルマル 「丸」。
マルマンガスライタ 現在では使用できない「商品(商標)名」の競走馬。後に「禁煙パイポ」で一世を風靡するマルマンの当時の主力商品であるガスライターが元となっている。
マンカストラップ 「キャッツ(ミュージカル)に登場する猫の名前」が由来。
マンガン 『元素の一種』ではなく「満貫(麻雀用語)」。
マンジカブラ 「卍+野菜のカブ」。元ネタは『風来のシレン』だろうか。
マンマル これまでに2頭おり、2004年産は「真ん丸。新聞の競馬予想欄で印が付くように」。 2023年産は「真ん丸。何事もまるくうまく行く」。
ミートボール 英語表記もMeatball。由来も肉団子。ソボロ助広から取った「ソボロデサイド」という馬名の「ソボロ」が肉と連想されると却下されたこともあるのに、どうして通った? 3戦未勝利で引退。安物のミートボールには馬肉が入ってることもあるが、まさか……。
ミエッパリ 「見栄っ張り」。
ミカッテヨンデイイ 「ミカって呼んでいい」。2022年フェニックス賞(OP)を勝ち、今村聖奈騎手に30勝目をプレゼントした。
ミカンダイフク 「みかん大福」。
ミギフック 「ボクシングのパンチの一種」。
ミギミミミギミミ 「右耳右耳」。なお、ウマ娘トレーナーにとっては右耳と言うと牡馬だが、こちらは牝馬。
ミスターサスケ 『山田勝己のキャッチコピー』ではなく「甲賀忍者の佐助さん」。
Mr Wagyu
(ミスターワギュウ)
2015年生まれのイギリス馬。2022年のダービーステークス>開催日の最終レースとして行われた東京競馬場とエプソム競馬場の交換競走「JRA Tokyo Trophy Handicap」を勝利し話題となった。
ミステリーハンター これまで3頭おり、2006年生は「神秘+追及する人」(旭川を走った後中央に転入)、2013年生は「不思議の探求者」(こちらは逆に中央から門別に転出)、そして1997年生(未出走)の馬主はNHK時代に競馬実況経験があり競馬に関する著書もある司会者の草野仁。もちろん彼が司会している『「世界ふしぎ発見!」の用語』が元ネタだろう。
ミズノコキュウ 「水の呼吸」。『鬼滅の刃』が由来かと思われる。
ミズワリヲクダサイ 「水で割った酒類を要求すること」。『堀江淳の曲「メモリーグラス」の歌詞』が由来と思われる。きょうだいにユラリユラメイテとダンシングドールもいる。
ミソ 「調味料の一つ」。
ミソニコミウドン 「味噌煮込みうどん(大好きなので)」。ちなみに岩手競馬の馬で、中京も名古屋も走っていない。
ミソラーメン 「味噌味の麺料理」。
ミタイナ 「~みたいな。見たいな」。
ミタカキイタカ 「見たか、聞いたか。話題に上るような伝説の馬になってほしい」。
ミタラシダンゴ 「御手洗団子」。
ミダレガミ 「ばらばらに乱れた髪」。与謝野晶子の歌集『みだれ髪』が由来か?産駒にブンキンタカシマダ、オスベラカシ、バクハツアフロ、セイコチャンカットなど『髪型』に関連する馬名が多い。
ミチノクワンコソバ 「みちのく+わんこそば」。名前通り岩手競馬の馬。
ミテ 「見て」。
ミテクレコノアシ 「見てくれこの脚」。
ミテテネ 『見ててね』?
ミテナハレ 「見ててね(関西弁)」。
ミテミテ 「見て見て」。
ミテルテ 「「見てる」と母名の掛け合わせ」。 母:ミルテ。
ミトノコウモンダ 「水戸の黄門だ」。
ミニクイアヒルノコ 「生まれた時は黒で、徐々に白くなり、最後は白鳥のように飛び立つ」。考えるまでもなく『みにくいアヒルの子』が由来であろう。馬名意味通り芦毛であり、父はラニ。
ミニヨンピョーン 「かわいい(仏)+ピョーンと飛び跳ねるさま。母名より連想」。母:マイネミニヨン。
Mimi Kakushi
(ミミカクシ)
UAE馬。『大正時代の日本で流行した髪型「耳隠し」』又は『ドバイにある同名の日本料理店』が由来と思われる。名前に反して耳カバー付きのメンコは着けていない。UAE1000ギニー、UAEオークス勝利馬。
ミミタン 「耳+ちゃん。耳に残る、みんなに覚えてほしいとの思いから」。
ミユキアイラブユー 「冠名+愛してるよ。ミユキ愛してるよ」。幸英明が騎乗したことがある。
ミユキジョオウサマ 「冠名+女王様」。
ミライハーモニー 「未来の旋律」。『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の曲「未来ハーモニー」』が由来だと思われる。デビュー戦での鞍上が河原田菜々だった。
ミライヨソウズ 「未来予想図」。『DREAMS COME TRUEの楽曲』が由来か。
ミリオンライブ 「百万+ライブ」。ハクレイファーム生産で馬主はレッドマジックなので、『アイドルマスター ミリオンライブ!』が由来と思われる。
ミンナデガンバル 「みんなで頑張り復興を」。
ミンナデワラオ 「みんなで笑おう」。
ミンナナカヨシ 「皆仲良し」。
ミンナノプリンセス 「みんなでカワカミプリンセスの仔で夢を見たいという想いから」。
ミンナノブンモ 「皆の分も。競走馬になれなかった皆の分も頑張る」。
ミンナノユメミノル 「皆の夢が実るよう願いを込めて」。
Mucho Macho Man
(ムーチョマッチョマン)
Village Peopleの楽曲「Macho Man」に由来。 直訳すると、すごく逞しい男、スーパーマッチョマン。ブリーダーズカップ・クラシックなど米国GⅠ・2勝を挙げている。
ムーミンパパ 意味はそのまま『ムーミンパパ』が由来だと思われる。
ムキズ 「無傷。罪、けがれ、失敗、負けが全くない」。
ムキムキムッキー 「本馬誕生時に筋肉質な馬体であったことと皆に愛される馬になるように」。
ムジコムイハン 「無事故無違反」。
ムスメデゴザル 「娘でござる」。
ムチュウナノサ 「夢中なのさ」。
ムネオドルシンバ 「胸躍る新馬」。
ムビュリミュゴボカ 「アフリカ、ブルンジ国の地名より」。
ムビョウソクサイ 「無病息災」。
ムラマサノヨートー 「村正の妖刀」。2007年NHKマイルカップ(GI)で最低人気で3着に突っ込み、17番人気で勝ったピンクカメオとともに3連単973万馬券を叩き出した。
ムリムリ 「無理無理」。
ムンクノサケビ 「人名+油彩画作品」。
メイショウコオロギ 「冠名+山中温泉の橋名より」。昆虫の『コオロギ』ではないようである。
メイショウコボケ 「冠名+小さな木瓜の花より」。つまり「小木瓜」であり、『小呆け』でも『小歩危』でもない。
メイショウゴルゴ 「冠名+ゴルゴ13」。TV番組の企画でお笑いコンビTIMのゴルゴ松本が命名。ちなみに相方レッド吉田も別の馬にメイショウレッドという名を命名している。
メイショウダッサイ 「冠名+獺祭(だっさい)」。獺祭は日本酒の銘柄の一つ。決してダサいとけなしているわけではない。2020年中山大障害、2021年中山グランドジャンプを勝利。
メイショウドヒョウ 『メイショウドトウ』ではなく「冠名+土俵」。なおメイショウドトウは現役時から1歳上のメイショウオウドウと紛らわしかった。
メイショウフェイク 「父名の一部+似せていること」。何やら不穏な書き方だがそれもそのはずなんと父がメイショウサムソンだからという理由でメイショウ冠を名乗っている。もちろん他の馬主が別の馬主の冠名を使うケースは往々にしてあるのだが、こちらはわざわざフェイクと偽物アピールしているのでなおさらタチが悪い。JRAも通すなよ。しかし効果は絶大で『メイショウだと思って来たと思ったらよくわからん勝負服だった』という怪現象を連発したそうな。馬主はやっぱり内田玄祥氏。しかもイロゴトシが出るまでの代表馬だったりするから手に負えない。
メイドカフェ 「メイド喫茶」。
メイバデス 「名馬です」。30戦未勝利だった。母:ガンバリッコ。
メイビパオデクァイ 「もしかして+足が速い(中国語)」。
メガバズーカランチ 「とてもすごい昼食。本馬の大きな馬体より連想」と登録されているが、元ネタは機動戦士Ζガンダムに登場する兵器『メガバズーカランチャー』である。ちなみに牝馬。同馬の横断幕はガンプラのHG(ハイグレード)シリーズのパッケージを模したデザインとなっており、前述の兵器の上に乗せた大量のランチを食べる馬のイラストが描かれている他、「まだ終わらないのよ」の一文が添えられていたり、Zガンダムのロゴをもじったデザインがあしらわれる等、ネタが満載であった。
メガフレア 「大規模な太陽面爆発によって起こるとされる巨大太陽嵐」。『FFシリーズのバハムート等の攻撃技名』が有名。
メダツヤツ 「目立つヤツ」。
メタボパワー 「代謝の力」。
メチャンコハヤイヨ 「めちゃくちゃ+速いよ。すごく速く走るように」。
メッシ 「人名」。『リオネル・メッシ』が由来か。
メッチャエエヤン 「とても良い(関西弁)」。
メッチャサス 「めっちゃ指す」。『めっちゃ差す』ではない。
メッチャハヤイ 『めっちゃ速い』だろうか?
メッチャホリデイ 「超+休日」。生年月日から『松浦亜弥の楽曲「Yeah! めっちゃホリディ」』が元ネタと思われる。
メッチャヤバイ 「めっちゃやばい」。
メデタイガース 「お目出度いとTigers(虎)をかけて」。父馬がロッコウオロシであることから『阪神タイガース』が由来と思われる。
メデタシメデタシ 「とにかく目出度い」。
メネギ 「芽葱。芽吹いた直後瑞々しく活躍するように」。
メリークリスマス 「楽しいクリスマスを」。クリスマス直前に開催された新馬戦で初勝利を挙げた。
メリーサンノヒツジ 「メリーさんの羊」。
メルメルメー 「mer(フランス語で海)より」。元ネタは漫画『「金色のガッシュベル!!」の登場キャラクターの「ウマゴンの鳴き声」』だろうか?
Melo Melo
(メロメロ)
グレンイーグルス産駒のフランス調教馬。主な勝鞍はフランスGⅡポモヌ賞。
メロメロパンチ 「アニメ登場キャラクターの得意技」。『アンパンマンの登場キャラクターであるメロンパンナの必殺技』が由来と思われる
メロンパン 『メロンパン』由来と思われる。小田切有一氏の所有馬であり、産駒にはトモダチ、ロロ、ワナ、ヌチグスイ、モットヒカリヲ等、珍名馬が並ぶ。
メロンパンマニア 「メロンパンマニア。母名より連想」。母:コスモミールのミール(食事)からの連想。
メン 『麺』や『綿』ではなく「面」。
メンコイボクチャン 「かわいい(北海道の方言)+僕ちゃん」。
メンコイモモチャン 「かわいい(北海道方言)+人名より+敬称」。
メンタイフランス 「明太子フランスパンより」。
メンタイマヨ 「明太子とマヨネーズ。母名より連想」。母馬はチーズマヨ。マヨネーズ色で明太マヨネーズのチューブ風のイラストが入ったメンコを使用している。
モーノリノリ 「もう乗り乗り」。
モウ 「なぎ倒す」。
モウイイデショウ 「もういいでしょう」。
モウエエデショー 「もういいでしょ」。
モウカッテル 『儲かってる』ではなく「もう、勝ってます」。
モウカリマッカー 「関西弁での挨拶」。
モエソデ 「萌え袖、手の甲まで覆う長袖」。
モエモエガディス 「萌え萌え+女神。かわいい女神」。
モエヨドラゴン 「燃えよドラゴン」。『ブルース・リー主演の同名の映画』が元ネタだと思われる。
モエルオンナ 「萌える+女性」。
モエレサワンミヤギ 「冠名+左腕+人名より」。由来は『オリックス・バファローズで活躍する左腕投手「宮城大弥」選手』だろうか?
モグモグパクパク 「よく食べている」。
モコモコ 「厚くふくらんださま」。母馬はモフモフ。
モザイク 「装飾美術の手法(仏)」。
モシカシテ 「もしかして」。2005年・2013年の二頭いる。
モジモジ 「はにかみ、気おくれ、遠慮などで行動をためらったりしているさま」。
モズアカボス 「冠名+アスコット、カッチャン、ボス、スーパーフレアの頭文字」。『「アカボシ」が訛った』訳ではない。
モズエロイコ 「冠名(モズ)+イタリア語で『英雄的、勇敢な』(エロイコ)」。
モズカッチャン 「冠名(モズ)+人名」。オーナーの友人男性の愛称を付けたものだが、牡馬に付けようとしたところ誤って牝馬につけてしまった。エリザベス女王杯勝ち馬。
モズココニオル 「 冠名+ここにおる」。
モズタンジロウ 「冠名(モズ)+人名愛称」。冠名なしの「タンジロウ」がばんえい競馬で、「タンジロー」が大井競馬で走っている。
モズナイスバディー 「冠名+良い体」。
モズネズコ 「冠名(モズ)+人名愛称」。ちなみに「ミヤジネズコ」「ネズコ」も中央に登録されている。
モズフリムカナイデ 「冠名+振り向かないで」。2021年小倉記念勝ち馬モズナガレボシの母。
モズマゾク 「冠名+魔族(モズの中国語表記)」。つまり『魔族魔族』。
モズマチニマッター 「冠名+待ちに待った」。
モズマッテタワ 「冠名+待ってたわ」。オレハマッテルゼ産駒。繁殖入り後、初年度産駒のモズマンマミーヤがオマタセシマシタと同じレースでデビューしている。
モズヤッパリネ 「冠名+ヤッパリネ」。
モチ 「餅。喜びを分かち合うという縁起物」。「モチが粘る!モチ粘っている!」など、実況が度々ネタにされる“粘”度代表馬。
モチモチ 「適度な弾力があること」。
モツ 「持ったまま。息がもつ。福岡名物「もつ鍋」より」。
モックモック 「幼名より。もくもくと上昇を願って」。
モッテルネ 「もってるね」。
モテオ 「もてる男。母名より連想」。母馬はプロムクイーンであり、その馬名意味は「プロムで一番人気の女性」と登録されている。
モテモテ 「もてる」。
モナリザノホホエミ 「モナリザの微笑み(母名より)」。母:アイシンモナリザ。
モノスゴイ 「ものすごい」。
モノマネチャンプ ものまねタレントの清水アキラの持ち馬。
モフモフ 「もこもこふわふわした様子」。
モミジプボブ 『母モミジプリティ+父ビショップボブ』から。「モミジボブ」ではなく「モミジボブ」。母名にも入っている「プ」を入れたかったとも言われているが、結果としてアナウンサー泣かせの馬名となった。
モモイロロマンス 「桃色ロマンス」。
モモスススス 「桃+煤」。
モモタロウザムライ 「桃太郎侍」。『同名の小説・時代劇』がモチーフと思われる。
モモダンゴ 「桃団子」。
モラッタゼ 『貰ったぜ』?
モラッタゼジッコウ 「貰ったぜ+冠名」。
モリシオ 「盛塩。塩を盛る」。
モリノカンナチャン 「冠名(モリノ)+人名愛称」。
モルタル 『建設材料』ではなく、「必殺(ポルトガル語)」。
モルチャン 「モルモットの女の子」。ちなみにモルモットと言うとアグネスタキオンが連想されるが、同馬ではなくフジキセキとサクラバクシンオーの血統(母父がフジキセキ、母母父がサクラバクシンオー)。
モンスターハンター 「お化け退治」と登録されているが、デビュー年度(2008年)から恐らく同名のゲーム『モンスターハンターシリーズ』が元ネタだと思われる。
モンスターボックス 「巨大な箱」。『スポーツマンNo.1決定戦』などで使用される巨大な跳び箱が元ネタだと思われる。
ヤ行
「矢」。日本の競走馬で最も短い名前であり、尚且つ唯一の1文字。走った時代は1933年で、現在のルールである2文字以上が明文化されていなかったものの、付けないよう指導されていた。
ヤアヤアヤア 「「ビートルズがやって来るヤア!ヤア!ヤア!」より」。
ヤクシャハソロッタ 「役者は揃った」。
ヤサシクシテネ 「優しくしてね」。
ヤックル 「キツツキ(イギリスの方言)」。元ネタは映画『もののけ姫に登場する動物』だろうか?
ヤッターマン 「成し遂げた+男」。『同名のアニメ作品』が由来と思われる。
ヤッタゼベイビー 「やったぜ、ベイビー」。ホッカイドウ競馬で走った後、シンガポールへ移籍した。
ヤッテモウタ 「やってもうた」。
ヤツテラハノシ 逆から読むと馬主の名前「篠原哲也」となる。
ヤッパリツヨカッタ 「やっぱり強かった」。
ヤップヤップヤップ 「カーリングの掛け声の一つ」。馬主は薗部博之。
ヤナギバネバギバ 「人名より+ネバーギブアップより」。
ヤラカシタラオワ 「やらかしたら終わ(り)」。
ヤモリアツマレ 「ヤモリ+集まれ」。
ヤルキゲンキユウキ 「人名と応援の言葉を組み合わせて」
ヤルキマンマン 「やる気満々」。
ヤルヤン 「やるやん。誉め言葉(関西の方言)」。関西弁だが所属は関東(美浦)。
ヤレバデキルコ 「「本気になれば走るのにね」との思いより」。父馬はステイゴールド。
Yawara
(ヤワラ)
外国産繁殖牝馬。甥に交流重賞2勝のスナークレイアースがいる。
ヤンチャプリヒメ 「やんちゃ+父名(プリサイスエンド)より+姫」。名は体を表す牝馬。パドックでロデオのごとく尻っ跳ねを繰り返す姿はヤンチャを通り越してもはや暴君。
ヤンノカステップ 「猫の威嚇ポーズより」。
ユイノオトシアナ 「冠名+落とし穴」。
ユイノシビレグスリ 「冠名+痺れ薬」。
ユイハホンキダゼ 「馬主名より+本気だぜ」。
ユーヴイカット 「太陽に負けないよう。母名より連想」。母:タイヨウガデテキタ
ユウキットカツ 「冠名(ユウ)+きっと勝つ」。『You、きっと勝つ』。
ユウキヒャクバイ 「勇気百倍。勇ましく強い心を100倍持っている」。
ユウユウカツサンド 「冠名+勝利+砂」。
Yukata
(ユカタ)
ガリレオ産駒のフランス調教馬。母馬がBlue Kimono(ブルーキモノ)であることから、『母馬から連想した浴衣』が由来と思われる。
ユカリン 「人名愛称」。ちなみに牡馬。
ユキネエ 「人名愛称」。『タレントの兵藤ゆきの愛称』だろうか?ちなみにこっちは牝馬。
ユキノオウジサマ 「雪の王子様」。
ユキノサムライ 「馬主名より+侍」。馬主は村上幸三氏。父バゴ・母ヒメというシンプルな二文字配合にも味がある。
ユキノフルマチ 『雪の降る町』ではなく、「雪の(母名と本馬の芦毛の毛色より)+古町(新潟の繁華街)」。母はブルーミングスノー。『Hilcrhymeの同名楽曲』が由来と思われる。デビュー戦の日は新潟競馬場でも開催があったが、自身は東京競馬場で出走した。
ユヅルクン 「人名より+呼称」。『フィギュアスケーターの羽生結弦』が由来だろうか?
ユタカサン 「知人の名前から」。デビューから5戦目までは吉田豊が連続騎乗していた。
ユタカニアエル 『豊に会える』?
ユバチーズダブル 「湯葉+チーズ+ダブル」。
ユビキリゲンマン 「ゆびきりげんまん」。
ユメカナウケン 「夢が叶う+けん(九州地方の方言)」。競馬番組の企画で女性アナウンサーによって命名された。
ユメデアエタラ 「夢で逢えたら」。
ユメデモイイカラ 「夢でもいいから」。
ユメノホノオ 「夢の炎」。2023年度高知競馬三冠馬。
ユメハオオキク 「夢は大きく」。
ユメハステズニ 「夢は捨てずに」。
ユメミゴゴチ 『夢見心地。母名より連想』だと思われる。母はユメノキズナ。
ユメヲカケル 「夢を駆ける」。ウマ娘血統ではないため『「ウマ娘 プリティーダービー」の楽曲「ユメヲカケル!」』は無関係と思われる…が、馬主が小田切光となるとそうとも言い切れない。
ユメヲコワサナイデ 「夢を壊さないで」。
ユユシキジタイ 「放っておけない事」。
ユラリユラメイテ  「ゆっくり揺れるさま」。ミズワリヲクダサイの半弟でこちらも『「メモリーグラス」の歌詞』からか。
ユリカゴノオモイデ 「ゆりかごの思い出。母名より連想」。母:ジョウノベイビー。
ユルセ 「許せ」。
ヨアソビ 「夜に遊ぶこと」。
ヨイデワナイカ 「良いではないか。勝っても良し。負けても良し」。
ヨウシタンレイ 「容姿端麗」。初勝利時の騎手は女性(今村聖奈)だった。
ヨウチエンコース 「幼稚園+コース」。
ヨウチャンサア 「ようちゃん、さあ」。
ヨウハオソザキ 「要は遅咲き」。
ヨウリョウシダイ 「要領次第」。
ヨーイドンチャン 「スタート+呼称」。
ヨーカイディスコ 「曲名」。元ネタは『ゲーム「まもるクンは呪われてしまった!」の楽曲「YO-KAI Disco」』だと思われる。
ヨカヨカ 「いいよ、いいよ(九州地方の方言)」。九州産馬期待の星。2021年北九州記念を勝利し、熊本産馬史上初のJRA重賞勝利馬となった。
ヨキセヌデキゴト 「予期せぬ出来事」。
ヨクエロマンボ 由来はスペイン語で「私はマンボが好き(Yo Quiero Mambo)」。
ヨクジョウ 『欲情』ではなく「浴場」。
ヨクバリージョ 「欲張り」。牝馬であることから『欲張り(ヨクバリ)+女(ジョ)』だと思われる。
ヨコワケハンサム 「横分け+ハンサム」。
ヨシオ 「人名より」。最初の馬主である仲山誉志夫氏から。目立った成績は残せなかったが、地方競馬並の出走数で9歳5月まで現役を続けた「無事是名馬」を体現した馬。
ヨシキタドッコイ 「冠名+掛け声」。
ヨジゲンポッケ ドラえもんの『四次元ポケット』が元ネタだろうか?『母馬:コミックガールからの連想』と思われる。
Yoshida
(ヨシダ)
日本生産・アメリカ調教の競走馬。アメリカでGI2勝。馬名の由来は生産牧場であるノーザンファームの代表・吉田勝己氏の姓から。
ヨシノヤッタルデー 「冠名+元気を出すかけ声。いつも勝ちたい」。
ヨゾラニネガイヲ 「幸せな馬生を送れますようにと願いをこめて」。
ヨゾラノムコウニ 「夜空の向こうに」。『SMAPの楽曲「夜空ノムコウ」の歌詞の一部』が由来だろうか?
ヨチヨチモンスター 「よちよち歩き+怪獣」。
ヨッシャー 「大阪弁で「よし」」。
ヨッテウタッテ 「酔って唄って」。
ヨッテケ 「多くの場所に寄れるように」。
ヨツヤカイダン 「怪談名」。『四谷怪談』と思われる。
ヨハマンゾクジャ 「余は満足じゃ」。
ヨバンマツイ 馬主が松井秀喜のファンであり、馬名意味にも「ヤンキースの松井選手のファンなので」と登録されている。同馬主は他にも「サンバンナガシマ」「ゴーゴーゴジラ」なども所有。
ヨヒーン 「よう、やあ+馬の嘶きより。勝利の嘶き」。ヒヒーンを意識しているのは間違いないだろう。これに限らず藤田晋氏のこの世代の馬はやや珍名寄りのものが多い。
ヨフカシ 「夜更かし」。
ヨメニケイゴ 「嫁に敬語」。
ヨリキリ 「寄り切り」。これまで2頭いるが、いずれも『相撲の決まり手』が由来だと思われる。
ヨルデモアーサー 「夜でも朝」。
ヨルニカケル 「曲名」。恐らく『YOASOBIの楽曲「夜に駆ける」』が由来と思われる。
ヨルノテイオー 「夜の帝王」。同年生まれに別の馬主の「ヨルノジョーオー(夜の女王)」も存在する。
ヨロ 「You」。綴りが「Yolo」なので、『You Only Live Once(人生一度きり)の略』が由来と思われる。馬主であるミルファームは楽曲名を馬名に付けることが多いので『「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」収録曲でAfterglowの「Y.O.L.O!!!!!」』もしくは『BT21のRJの発言』が由来かもしれないが、定かではない。ちなみにスカーレットスカイと父馬が同じ(ディスクリートキャット)。
ヨロシイヤン 「良いじゃないですか」。
ヨンサマダイスキ 「ヨン様大好き」。ペ・ヨンジュンが由来だと思われる。
ヨンサマエノテガミ 「ヨン様への手紙」。こちらもペ・ヨンジュンが由来と思われる。馬主はドラゴンクエストシリーズのプロデューサー、千田幸信氏の夫人。幸信氏も馬主で、「カラノテガミ」の冠名で知られる。
ヨンダイメ 「四代目。自家製産の四代目なので」。4代母はペニーアップ(サンデーサイレンスの全妹)。父ラニの母父と母父スクリーンヒーローの母父がサンデーサイレンスなので、3×4×4の全兄妹クロス持ちである。
ラ・ワ行
ラーユ 「辣油」。
ライスネイチャ 「母名及び母母の兄馬名に因んで」。母がオムスビ、母母であるゲッケイジュの半兄がナイスネイチャであることから。母父はオレハマッテルゼ。ちなみに最初の調教師はナイスネイチャの主戦騎手であった松永昌博。
ライパチ 「ライトで打順が8番であることより」。
ライブノアイシュウ 「生演奏の哀愁」。
ラクスクライン 「湖(ラテン語)+小さい(独)」。恐らく『機動戦士ガンダムSEEDの登場人物であるラクス・クライン』が由来と思われる。本馬の馬主は他にもミーティア、エターナル、クサナギ、デスティニープラン等、ガンダムSEED関連の馬名の競走馬を所有。
ラジオタイソウ 「体操の一つ」。
ラシヨウモン 黒澤明監督の映画「羅生門」から。馬主は本作の映画プロデューサーで、トキノミノルの馬主としても有名な永田雅一。1998年産、2008年産の競走馬にも、ラシウモンがいる。
ラスボス 「最強のボス」。
ラッタッタ 「リズム良く走るように」。
ラッパッパ 「ドラマのグループ名より。響きがかわいいので」。2010年産馬で、同年放送のAKB48のドラマ「マジすか学園」に登場するヤンキーグループ『ラッパッパ』が由来と思われる。産駒にラッパラッパーがいる。
ラニコチャン 「ラニの娘なので」。
ラブズッキュン 「恋におちる」。
ラブソングサガシテ 「曲名」。恐らく『ドラゴンクエストⅡのパスワード画面で採用された楽曲「Love Song 探して」』が元ネタだと思われる。
ラブファントム 「愛+幻」。恐らく『B'zの曲「LOVE PHANTOM」』が由来と思われる。
ラブラブショー 「ラブラブショー」。
ラブラブダイスキー 『ラブラブ+大好き』?
ラブラブデート 「熱々なデート」。
ラブラブバゴバゴ 「母名より+父名+父名」。父:バゴ、母:ベルモントラヴ。
ラブラブビーム 「好き好き光線。母名より連想」。母はロングアイラッシュ。『愛+ラッシュからの連想』ということだろうか?。
ラブラブメール 「愛の手紙」。
ラブラブラブ 「愛」。
ラブラブラブチャン 「ラブラブな+人名より+敬称」。
ラブリーアーニャ 「可愛い+人名より」。『SPY×FAMILYのアーニャ・フォージャー』が由来と思われる。
ラララ 「楽しさを表して」。
ラララライ 「楽しい歌声+来る。みんな笑顔で、高鳴る気持ちが来るよう」。『藤崎マーケット』が由来かは不明。
ラララランランラン 「童話の一節、歌う様子」。
ラリホー 掛け声や挨拶ではなく、ゲームの「呪文」より。
ランカ 『「マクロスF」の登場人物、ランカ・リー』ではなく「糸(フィンランド語)」。
ランランガール 「爛爛(光り輝くさま)とランガール(走ることが好きな女性)をかけて」。母はカンカンガール。
リアム 『夢見りあむ』ではなく、「強い意志の意味を持つ人名より」。Liamとはフランス語圏の男性名であり、この馬も牡馬である。
リアライズキボンヌ 「冠名+希望する、欲しい」。
リアルガチ 「本気です」。出川哲朗の口癖からか。
リーゼントロック 「髪型の一種+音楽」。馬主はリーゼントヘアで有名な元プロ野球選手の三浦大輔氏。レース中の故障により安楽死を検討されるも三浦氏の願いで手術をし延命。その後はダート重賞戦線で活躍、現在は京都競馬場の誘導馬となっている。
リエキソウハン 「利益相反」。
リサリサ 『「ジョジョの奇妙な冒険」の登場人物』ではなく、「バラの品種名、笑顔(西)。母名より連想」。母はサトノローズヒップ。
リジン 「アミノ酸の一種」。…と登録されているが、馬主が元プロ野球選手・吉井理人氏であることから、『理人を音読みしたもの』が本当の由来と思われる。
リッキーヤスオカ 「父名の一部+人名より」。父はコパノリッキー。『安岡力也の名前をもじったもの』だと思われる。
リャクダツアイ 由来は「愛する人を他人からいただくこと」。
リューイーソー 「緑一色(麻雀の役満のひとつ)」。命名者はタレントでプロ雀士の資格もある長澤茉里奈。
リューノス 「竜の巣」。『天空の城ラピュタ』が元ネタだろうか?
リョウイキテンカイ 「領域+展開」。デビュー年度から『呪術廻戦』由来だと思われる。
リリカルガンマン 「曲名(叙情的な銃士)」。ZEEBRAの「Lyrical Gunman」が元ネタであろうが、よりによってあの「フェイト」の妹なので違う何かが浮かんでくる。
リングリンクリン 「輪+繋がり+林。森林に人々が集うさまをイメージ」。
リンゴ 「りんご」。
リンゴアメ 「お祭り定番のスイーツ。父名、母名より連想」。父マツリダゴッホの「祭」と母マイネデセールの「デセール(仏語でデザートを意味する)」から『りんご飴』と付けられた。GIII函館2歳S勝ち馬。
ルージュノデンゴン 「曲名」。恐らく松任谷由実の『ルージュの伝言』が元ネタだと思われる。
ルーズソックス 「四白がルーズソックスの様に見えるから」。
ルイージパワー 「ルイージ(ゲームキャラクター)の力」。ちなみにマリオという馬名の馬もいる。
ルギア 「人名より」。
ルパンサンセイ 恐らく『ルパン三世』だと思われる。ちなみにルパンザサードという馬名の馬もいた。
ルリイロ 「瑠璃色」。ただし毛色は青毛や青鹿毛ではなく鹿毛。
ルルルンルン 「人名より+ルンルン気分」。元ネタはアニメ『花の子ルンルンのOP』だろうか?
ルンバデブンブン 「音楽の種類で、馬に走って欲しいという雰囲気の意味を表す」。
ルンバルンバルンバ 「ルンバ」。楽曲「空想ルンバ」が由来か?
レイゲツニヤワラグ めでたい月に風が和いでいる様子」。
レッツゴードンキ 意味は「さあ進もう『ドンキホーテ』のように」。だが実際は『オーナーの友人であるドン・キホーテの創業者が命名したこと』に由来。ドン・キホーテに行こう! 桜花賞勝ち馬でもある。
レッドマジック 馬主名としてのレッドマジックとは別に同名の競走馬も別オーナーの所有馬にいる。ちなみに馬主はサイバーエージェント代表取締役の藤田晋で「赤い+手品」と登録されている。ウイニングライブ(馬主がレッドマジック)と同じレースに出走したことがあり、同馬に先着している。
レディーカガ 『レディー・ガガ』ではなく「淑女+冠名」。
レディステディゴー 「位置について、用意、どん」。『L'Arc~en~Cielの楽曲「READY STEADY GO」』が関係あるかどうかは不明。
レマンコ 「スイスとフランスにまたがる湖」。ちなみに牡馬で、現役中に騸馬になっている。
レンガノコブタサン 「三匹の子豚に登場する子豚より」。
レンジデチン 由来はそのまま「レンジでチン」。
ロードオブザリング 「冠名+指輪の」。『同名の小説・映画』が由来かだろうか。
ローローローロー 馬名の由来は「曲名より。父名より連想」。父ルールオブロー(Rule of Law)からの連想なのだが、英字表記は「Low Low Low Low」なので、「曲名より」というのはフロー・ライダーのデビュー曲「Low」(邦題「今夜はロウ☆ロウ☆ロウ」)だと思われる。
ログインボーナス 「ログインするともらえる特典」。
ロストボール 日本競馬では非常に珍しい、新馬戦前に去勢手術を受けて2歳騸馬としてデビューした馬。公式の由来は「ゴルフ用語」だが、本当のところは言わずもがなタマをロストしているから。馬主のTwitterにて、馬名申請時の第二希望は「キントッタマン」、第三希望は「キンメダルマン」であり、本当は「キントッタマン」を第一希望にしたかったがさすがに控えたことが明らかにされている。
ロバノパンヤ 「ロバのパン屋」。昭和のはじめ頃、馬に馬車を引かせながら営業販売したパン屋のこと。オーナーは「ロバ」のつく馬名を複数送り出している芳賀克也ではなく、小田切有一。
ロマンヒコウ 「浪漫飛行」。『米米CLUBの楽曲』が元ネタだと思われる。
ロン 『栄和(麻雀)』でも、『ハリー・ポッターシリーズの登場人物、ロン・ウィーズリー』でもなく、「円形(仏)」で、綴りもRond。武豊がJRA通算4400勝にリーチをかけていながら中々4400勝目を上がれなかった際に乗っていた馬の1頭。
ロンスアンドロンス 「兄ラブリロンスロンスより」。「ロイスアンドロイス」を想起させる馬名だが、最初の調教師はナイスネイチャ(ロイスアンドロイスと同時期に現役競走馬で対戦経験もあるブロコレ仲間の馬)の主戦騎手だった松永昌博。
ワイノナオミ 「僕の(関西弁)+冠名」。
ワイラブラブチャン 「冠名+ラブチャン」。
ワイルドダゼー 「ワイルドに走ってほしい(名古屋弁)」。『お笑い芸人・スギちゃんの持ちネタ』が元ネタだと思われる。
ワイルドデショ 「父名の一部+丁寧な断定を意味する未然かつ推量の助動詞」。父:ワイルドラッシュ。
ワウワウワウ 「皆がWOWと歓声を上げるような走りを。母名より連想」。母:オールアイキャンセイイズワウ。
ワオ 「大成功」。英字表記は「Wow」。
ワオン 『犬の鳴き声』ではなく「和音」。
ワカヅマ 「若妻」。
ワガママナビジン 「母エカポールパンダの花言葉」。
ワガママボディ 「わがままで小気味よいスタイルであること」。
ワカメ 『和布』か『若芽』が由来だろうか?
ワカメチャン 「コンブ目チガイソ科の海藻+敬称」。馬主は内田玄祥氏であり、恐らく『サザエさんの磯野ワカメ』が由来と思われる。
ワクチン 「感染症の予防に用いる医薬品」。コロナ禍の2021年にデビュー。
ワクテカ 「「わくわくてかてか」の略(ネット用語)」。
ワクワクサセテ 「ワクワクさせて」。
ワクワクタロー 「母名の一部+長男」。母はワクワクキリシマで、馬名意味通り1番仔。
ワクワクイッパイ 「わくわくがいっぱい」。
ワクワクルンルン 「期待と希望に溢れた楽しげな様子。母名より連想」。母:スラスラスイスイ。
ワケガワカラナイヨ 「訳が分からないよ」。元ネタは『魔法少女まどかマギカの劇中でのキュゥべえのセリフ(わけがわからないよ)』。オーナーは本馬トレーナーの同級生かつオタク仲間のグループ。父:シゲルカガ、母:シゲルデリシャスと珍名馬血統でもある。2023年9月29日の船橋3R・2歳新馬戦では7頭立て6番人気ながら3馬身差で勝利を収めた。
ワシャモノタリン 「わしゃ物足りん」。
ワシユータヤン 「私言いましたよね」。Youtuber・ウマキんグ(旧ニートボクロチキン)による命名。
ワタシアイドル 『私アイドル』だろうか?
ワタシガサキネ 『私が先ね』?
ワタシガンバリマス 「私、頑張ります。」。
ワタシガンバル 「私頑張る。頑張ってほしい願いを込めて」。
ワタシガンバルネ 「頑張って走る願いを込めて」。
ワタシキタヨ 「私、来たよ」。
ワタシキレイ 「私、綺麗」。『口裂け女の台詞』が由来だろうか。
ワタシシンジテ 「私を信じて」。
ワタシダケドナニカ 「私だけど何か」。
ワタシデイイデスカ 「私でいいですか。本馬のセリ場での顔の印象より連想」。ワタシダケドナニカと馬主が同じ。初勝利時の鞍上・内田博幸騎手はオレデイイノカに騎乗した際も勝利している。
ワタシニカケテネ 「私に賭けてね」。
ワタシニセイエンヲ 「私に声援を」。
ワタシニチュウモク 『私に注目』?。
ワタシニマカセテ 「私に任せて」。
ワタシノオウジサマ 「私の王子様」。
ワタシハサイキョウ 「私は最強」。元ネタは『ONE PIECE FILM REDの劇中歌』と思われる。
ワタシハマジョ 「私は魔女」。
ワタシマッテルワ 「私待ってるわ」。オレハマッテルゼ産駒。
ワタシメダチタイ 「私、目立ちたい」。
ワタシヲミテネ 「私を見てね。母名より連想」。母:ワタシノキモチ。
ワチュゴナドゥ 「何をするつもりですか」。
ワッセワッセ 「掛け声」。
ワッハッハ 「笑い声」。
ワッフルワッフル 「洋菓子の一種」と登録されているが実際は『2ちゃんねる用語』。2ちゃんねるの馬名公募スレによってつけられた馬名。他にも同じスレで新都社で連載されていたWeb漫画「熱い競馬漫画」の競走馬ヴィップクオリティも馬名意味「大物の質」として登録された。
ワナ 「罠」。
ワビスケ 1986年生・2020年生の2頭存在する。後者は「椿の品種。母名より連想」と登録されている。母はエムオークィーン。
ワラ 『藁』ではなく「「笑う」より」。要するに『www』や『草』。ちなみに母馬はペロチャン。
ワライナガラ 「笑いながら」。
ワラウウマザンマイ 「笑う+馬三昧。父名より、ボーラーハットと喜劇王を連想」。父:メイショウボーラー。笑うは喜劇王と呼ばれたチャップリンが由来と思われる。
ワラオウヨ 「笑おうよ」。
ワラシベチョウジャ 「日本のおとぎ話名」。
ワラッチャウヨネ 「笑っちゃうよね」。6度目の未勝利戦を大外からまくってワラッチャウ勝利を収めた。
ワラッチャオ 「笑っちゃお」。
ワラッテオクレヨ 「笑っておくれよ」。
ワラッテカエロウ 「笑って帰ろう」。
ワラッテユルシテ 「曲名」。『和田アキ子の楽曲「笑って許して」』が由来か。
ワルガキ 「いたずらっ子なわんぱく少年」。
ワレハウミノコ 「我は海の子(童謡の歌詞)」。
ワレハカゼノコ 「我は風の子」。
ワレラホシノコ 「我ら星の子」。馬主は石井義人(元プロ野球選手とは同姓同名の別人)。
ワローテル 「笑っている」。
ワンダホー 「素晴らしい」。オーナーはYouTuber『「フィッシャーズ」の「ンダホ」』こと本田知聖氏。
ワンマンシャチョウ 「ワンマン社長」。シャチョウ軍団の元祖。
ワンワン 「犬の鳴き声。また、繰り返し一番(One)が取れるように」。
ワンワンムスメ 犬の鳴き声ではなく「1+1+娘」。

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関連項目

  • 競馬
  • 競走馬
  • JRA / 地方競馬 / 海外競馬
  • 冠名
  • 競走馬の命名規則
  • 国際保護馬名
  • 小田切有一
  • タコチャンゾウサン / ネココネコロガール
    • いずれも『ウイニングポスト』の珍名馬
  • ハッピーミーク(競走馬) / リトルココン(競走馬) / ビターグラッセ(競走馬)
    • いずれも『ウマ娘 プリティーダービー』に登場する架空ウマの名前が逆輸入されたと思しき事例。ちなみに、3頭とも所謂「ウマ娘血統」である。
  • オベイユアマスター(競走馬)
    • 『ウマ娘 シンデレラグレイ』に登場する架空ウマ(ただし由来は先述のペイザバトラー)の名前を逆輸入したと思しき馬。こちらもウマ娘血統。
  • ナリタブラリアン
  • キラキラネーム
  • 競走馬の一覧
  • 文字数が10万文字を超える記事の一覧

脚注

  1. *JRA最低配当記録は10カ月後、阪神の未勝利戦で出た「240円」に更新されている(→競馬の珍しい記録一覧も参照)。
  2. *2021年現在も、一郎の孫(洋平の次男で太郎の弟)が経営している。グリーンファームの母体としても有名。
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