ペーパーオーナーゲームとは (ペーパーオーナーゲームとは) [単語記事]

ペーパーオーナーゲーム（Paper Owner Game、POG）とは、現実の競馬を利用するゲームである。

概要

参加者はルールに従って実在の競走馬を指名し、その競走成績で競う。

ルールは中央競馬を対象とした場合、『プロ野球のドラフト会議に似た方式でそれぞれ十頭の他参加者と重複しない新馬を指名し、二歳新馬戦の開始から翌年の東京優駿までの総収得賞金で競う』といったものが一般的な例となるが、参加者間の取り決めにより様々である。

プレイ環境や参加人数によってはドラフト制は不可能であるし、『重複の場合ポイント山分け』や『期間を指名全馬の引退まで』等とすれば指名戦略や参考データを大きく変化させられるため、条件や好みによってカスタマイズされて遊ばれることが多い。

少人数の仲間内で行われるものから競馬専門誌や競馬情報サイトが主催するものまで存在する。

大手主催のゲームでは賞品が用意されている場合があるが、仲間内で真似をするのは賭博に該当する場合があるので注意が必要である。

各世代ごとに東京優駿までの総収得賞金、引退までの総賞金の二部門で競う（JRA発表の数字を使用 https://www.jra.go.jp/ の競走馬検索から）
指名馬は二部門共通の新馬十頭（競争未出走の馬。出走前日の24時まで、当日の出走前は出走したものとみなす）
とするも2023年クラシック世代は記事の作成時期を鑑み勝ち負けに関わらず八月いっぱいまでの新馬・未勝利出走は不問とする（重賞・オープン競争出走馬は不可）
指名は掲示板への書き込み
他参加者指名馬との重複可
複数回に分けての指名可（最終的な指名にそれまでの指名のレスアンカーをつけること）
指名馬の変更不可（変更までに出走していなくても）
各年東京優駿後に申告期間を設け、期間中の申告により優勝者を決定する（一番手以外はそれまでの最高値を上回る場合のみ自己申告、後に有志によるチェック。レスの削減及び総チェックは負担が大きいため）
優勝者は当記事にIDを記し、その栄誉を称える。