福本豊とは、阪急ブレーブスで活躍した元プロ野球選手で、現在は野球解説者。
「世界の盗塁王」の異名を持つ伝説の男であり、おもろいおっさんでもある。
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現役時代は阪急ブレーブスの不動の1番バッター。通算1065盗塁(当時の世界記録)、シーズン106盗塁、13年連続盗塁王などなど、盗塁に関しては他の追随を許さない(通算記録2位の広瀬叔功に倍近い差をつけている)圧倒的な日本記録を保持する盗塁の神様。その足を止めるため、当時南海ホークスの正捕手だった野村克也がクイックモーションという投球術を作り出した話は有名である。
盗塁に関する記録ばかりが有名だが、通算2543安打(歴代5位)、通算449二塁打(歴代2位)、通算115三塁打(歴代1位)、通算猛打賞178回(歴代5位)、また通算初回先頭打者本塁打43本(歴代1位)などの記録も持つ、球史に残る大打者である。俊足を活かした外野守備(主に中堅手)にも定評があり、12年連続でゴールデングラブ賞を受賞している。
引退は翌年に阪急ブレーブスがオリックスに身売りが決まっていた1988年10月23日の阪急西宮球場でのロッテオリオンズとの最終戦で、同年限りで引退を表明していた山田久志の1失点完投勝利の後の上田利治監督のインタビューで「沢山の思い出を作って頂いたこの西宮スタジアム、また、今日の試合を以て引退をする山田とか福本とか」[1]と言ってしまった事から、本人は引退する気は無かったのに流れで引退してしまったというトンでもなエピソードもある。
現役引退後は解説者として、ABCラジオ、テレビやサンテレビで阪神戦・オリックス戦の解説をしている。関西の野球ファンの間では、そのユーモラスかつ脱線しまくりの居酒屋実況ぶりはあまりにもおなじみ。特にABCの楠淳生アナウンサーとのコンビは人気が高い。しかし他方では「福本は解説者じゃない。ただの大阪のおっさんがしゃべっているだけ」など批判的な意見もある。
オリックス・阪神でコーチをしていたこともあるが、阪神では「ヒットが打てなければ出塁もできず、出塁できなければ盗塁もできない」と走塁コーチなのに打撃指導ばかりしていたため解任されたという逸話がある。
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最終更新:2024/05/05(日) 01:00
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