ゲンキPはNovelsM@ster作者。2016年1月に投稿された欲求不満で妄想しがちな思春期真っ只中の女子高生(と云う設定の)田中琴葉を主人公とした『下ネタに聞き耳を立てる』でデビュー。
『アイドルマスターミリオンライブ!』を題材としつつも、オリジナル要素の強い世界観やキャラクターの登場するいい意味でハチャメチャでノリがよく、尚且つストレートに感動させてくれる作風を持ち味としている。
概要
前述のように少年マンガのようなノリの、とにかく勢いのあるキャラクターが終始イキイキと暴れまわるような作風が持ち味。
決して上手いとは言えないかもしれないが、とにかく感情や作者の絵を描く楽しさが伝わってくるキャラクターは一見の価値ありである。
尚、手描きノベマスと云う手間のかかりそうな作風ながらかなりの多作であり、作画レベルは作品毎に向上し続けている。
また、元々“動き”を意識したポーズを心がけていたが、近作では一部シーンをアニメーションで見せる手法すら採用している。
基本的には4人の765シアターPやライバル事務所であるイビキプロの面々を初めとした魅力的なオリジナルキャラクターと、それに合わせて改編をされた765プロシアター所属アイドル(AS含む)が活躍するオリジナルストーリーとなっているが、
中には『ミリオンペダル』の様にハッキリと元ネタが存在する作品もある。(細かいネタに関しては、他にも多数の引用が見られる)
ありがちだが天空橋朋花の年齢を勘違いする等、当初はそこまで『ミリオンライブ!』に詳しい訳ではなかったとの事だが、後にはあからさまな間違いに関しては本来のゲーム内設定を活かしたものへと改められている。
主な登場人物の解説
アイドル達
前述のように独自の改編をされたアイドル達が殆どだが、一見するとエグく見える描写でも悪意の無いものであるのは実際の動画を見れば理解出来る筈。妄想を拗らせた琴葉、ゲームに真剣になり過ぎて顰めっ面になった杏奈、自堕落が過ぎて肥満体になった可奈……みんな可愛いのだ。(勿論、フォローがあるからだが)……松田ァ!登場したものの、未だ765プロに所属していないアイドルもいる。
プロデューサー達
本シリーズの魅力を支える要素と言えるのが、何れ劣らぬ個性を持つ四人のP達で、それぞれに二つ名を持っていたりと、ノリは“四天王”とか“十本刀”とかそんな感じ。
天剣のヨネモリ
クールな美青年だがコミュニケーションに難あり。
常に帯刀しており、アイドルの窮地には躊躇なく抜く。 超人的な身体能力の持ち主で、常人には捉えられないようなスピードで動くことも出来る。アイドル時代の腐鳥さんのファンだった模様。
百識のタクミ
“この世の真理に最も近い男”と呼ばれる、IQ53億を誇る超天才。……スッ。
嘗ては、その頭脳を利用した特許を企業に使わせてロイヤリティを得ていた他、多くの分野で名を知られていたらしい。そんな彼がどうして“アイドルのプロデューサー”になったのかは不明だが、現在の境遇は本人の意志によるものなのは間違いない模様。その頭脳を活かした超発明が作中に度々登場してくる。
刀狩りのモヒカン
世の中の常識やルールを軽々と飛び越える生粋のアウトロー。
やっぱり超人的な体力の持ち主で、本格登場回にて開幕スカウト(人拐い)をかました。趣味はアイドルに可愛い服を着せること。性癖、恋愛対象、共にノーマルで成人男性としては健全だがそれによって自分の春が遠のいていることには気づいていない(そして罪のない子豚ちゃんが涙を流す)。
大鎌のアカマ
自分をこの世の中で最もカワイイと思っている。
ふふーん!身に纏う衣装は“自分の方が似合う”という理由で可憐から奪ったものである。とにかく厳しい指導で恐れられていたらしいが、それに耐えた現在の所属アイドル達には思う所もあるらしい。
タクミPに気がある……のか?
イビキプロ
伊比喜財閥令嬢にして、プロダクション社長の娘である伊比喜ミユキ率いる、本シリーズでのライバル事務所。伊比喜ミユキ、尾根諸ハナ、葉岸里ルリコと所属アイドルの名前が『コロコロコミック』レベルだが、それがいい。当初は如何にもな悪役風であったが、直ぐに信念を以て勝ちにいっているだけだと判明。
現在は馴れ合ってポンコツライバル化している面も。
シリーズ
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関連項目
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