三國志Ⅱとは、光栄から発売された三國志シリーズの第2作目である。タグは「三国志Ⅱ」が付けられている。
PC-88SR版が発売された後、定番シリーズとして他のパソコン機種やファミコン、スーパーファミコン、ゲームボーイ、プレイステーションなどの家庭用ゲームに移植された。
2015年12月10日、三國志Ⅱをベースとしたシミュレーションツクール「三国志ツクール」がリリースされる。
概要
- 「計略」、「新君主」の要素が登場した作品。
ただ一部の機種では新君主の漢字が「新君主」に固定されており、読み仮名だけが変更される。後のDQNネームである。
また新君主を使わなければ女性の武将は登場しない。 - 1作目(何人の武将がいても1国に1回)とは違い、配下武将の数だけ命令を出すことができる。
武将を増やせば増やすほど実行できるコマンドが多くなるので、武将を増やすことが重要になる。
シナリオ1開始当初の劉備は、大勢の配下を持つ曹操や孫堅とは違い、配下が関羽と張飛しかいないため、まずは他国の武将を引き抜くことから始めなければならない。(大抵、狙われるのは知力の高い董卓のところの賈詡や劉備と相性の良い武将) - 能力が武力、知力、魅力の3つになり、分かりやすくなった。
ただしマスクデータがあるため、義理や野望、寿命、相性、人徳などゲーム中では確認できない物もある。 - 「埋伏の毒」「二虎競食」「駆虎呑狼」「敵中作敵」「偽書疑心」の5つがある。
「埋伏の毒」は武将を敵国に潜入させて敵武将の忠誠を下げるが、Ⅱではあまり重要性はない。埋伏が重要になるのはⅣごろから。
「二虎競食」は敵国同士を争わせる。必ず戦争を起こすわけではないのが難点。
「駆虎呑狼」は敵国の太守に謀反を起こさせ、独立した君主にしてしまう。野望の高い武将に有効。義理も低ければさらに良い(呂布や張繍)。
ちなみに義理が高くても野望が高ければ計略にかかる可能性はある(孫策など)。場合によっては面白い光景に。
「敵中作敵」は攻める前に敵の武将にしかける事によって寝返りを必ず成功させる計略。積極的にしかけたいところ。
「偽書疑心」は仕掛けた武将の忠誠度を下げる。偽書からの駆虎呑狼や作敵は強力。ゲームの中盤以降は人材が豊富になり、内政もほぼ整ってしまうので、知将たちを集めて一斉に偽書を仕掛けて忠誠度100だった武将でも忠誠度をガタ落ちさせて引き抜くという事も……。 - 合戦面ではHEX戦が強化され、一騎打ち、共同軍、援軍の要素が加わった。
1と比べると火計の威力が落ち、すぐに焼き殺されるということはなくなった。
義理が低く野望が高い呂布や魏延は忠誠が100でも平気で裏切るため戦場に出してはいけない。 - 出陣可能な部隊数が、攻撃側5部隊・防衛側10部隊になっており、大勢力が膠着状態になると正攻法で崩すのは難しくなる。前述の計略で切り崩そう。
- 吉川英治三国志を基にしているため、夏候惇のよみが「かこうじゅん」になっているなど他のシリーズとの違いがよく見られる。
- 蜀関係の武将の能力値が非常に高い(ただし劉禅は除く)。
曹仁、楽進、李典、于禁たち魏の武将や、韓当など呉の武将たちの能力値の低さが目立つ。
曹豹の能力値は全て10台だったことで、当時光栄が出版していた雑誌で特集が組まれていたことは語り草となっている。
能力の例
劉備:武力70知力85魅力99
曹操:武力91知力95魅力95
孫堅:武力90知力87魅力89
楽進:武力44知力38魅力41
于禁:武力55知力53魅力40
李典:武力56知力40魅力45
劉禅:武力23知力33魅力74
袁術:武力80知力69魅力50
曹豹:武力19知力13魅力15
ちなみに楽進ら3人は袁紹の息子たちにすら能力が負けている。
よくあること
- 戦場で1日ごとに引き抜かれて所属が変わる呂布
- しかしたまに引き抜きに失敗し「呂布は忠義の士です」
- 孔融は曹操に1年持たずに斬られる
- 韓馥は意外に生き残る
- 孫堅に追い回される劉繇
- 勝手に一騎討ちに出て負ける周瑜
- シナリオ1劉備でプレイ→一年以内に公孫瓉を滅ぼして斬る→翌年趙雲を捜索し登用
- すべてよろしいですか? Y
それではゲーム開始です。
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1番目 王朗
パカラッ パカラッ パカラッ
王朗が陶謙に捕まった!! ビビデバブー
そうぎょういまだならずして王朗ついにいく…
虞翻が後を継ぎました
(王朗の記事掲示板>>2より)
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