転生炎獣とは、遊戯王OCGに登場するカード群であり、アニメ「遊☆戯☆王VRAINS」では穂村尊(Soulburner)が使用している。
概要
2018年7月14日の「SOUL FUSION」にて、属するカードが初登場した、炎属性サイバース族で構成されたアニメ産テーマ。
「オブ・ファイア」とついたカード群がアニメで登場していたが、OCG化される際にはルール効果で「サラマングレイト」カードとして扱うように変更されている。
テーマ完成
瞬間的なパワーやメタカードに対しての耐性が高い方向性ではなく、「高い安定性を持つテーマ」として、2018年12月8日に発売の「ストラクチャーデッキ-ソウルバーナー-」にてその完成を見せた。その結果大会でも活躍し、後に海外で登場した際にもトップクラスのパワーを発揮した。
また、《転生炎獣ベイルリンクス》により、このカード群に属していないサイバース族も採用圏内に入り、相性の良いモンスターとして《レディ・デバッガー》、《フレイム・バッファロー》、《バックアップ・セクレタリー》等が挙げられ、英語圏の遊戯王TCGでは2019年4月末の制限改訂により《レディ・デバッガー》がいち早く制限カードに指定されている。その直後、《フレイム・バッファロー》の採用が増加した。
《転生炎獣サンライトウルフ》によるサルベージや妨害出来る罠カードと組み合わせることで、継続的に妨害し続けることで高い防御性能を発揮するため、高い安定性を持つが故に持久力が非常に高いのが特徴であった。
その後のカード追加
テーマ外ではあるが、サイバース族のリンク4に《アクセスコード・トーカー》登場以降はフィニッシャーとしてこちらを据えることが増え、《アップデート・ジャマー》を組み合わせることで驚異的なパワーを発揮した。また、《デコード・トーカー・ヒートソウル》も使いやすく、採用も増えていった。
反面、《転生炎獣ヒートライオ》の採用は徐々に減少していくことになる。
テーマとして再度強化貰える2023年5月27日発売の「デュエリストパック-爆炎のデュエリスト編」において、《転生炎獣レイジング・フェニックス》を中心とした新規カードの登場により、効果によるドローを行う機会の増加や罠カードへのアクセスがしやすくなり、手札や盤面のアドバンテージを確保する能力が向上し、テーマ外から《賜炎の咎姫》の登場によって3枚採用が現実的となり、《転生炎獣パイロ・フェニックス》も採用圏内となった。
このあたりの環境の変動は激しく、《レディ・デバッガー》や《サラマングレイト・オブ・ファイア》は常に採用枚数がブレており、前者による初動は《ドロール&ロックバード》に対しての耐性がないことが指摘されており、後者は《アクセスコード・トーカー》が不要になってからは採用の比重は大きくなった。
転生シンクロ召喚も出来るようになったものの、その能力やEXデッキの枠の問題上、採用しづらい。
また、シンクロ召喚の導入なら《炎星候-ホウシン》が採用されている。
転生リンク召喚
「転生リンク召喚」とは「特定のリンクモンスターを素材としてそれと同じリンクモンスターをリンク召喚をする」ことであり、OCG化の際には「転生リンク召喚」とは記述せず、カード名や同名のリンクモンスターなどを書き記すことで再現されている。アニメでも後にこの変更に合わせられている。
この記事では「同名のモンスターを素材としたリンク召喚」を《転生炎獣の聖域》の効果で1体のみにした場合でも、それ以外の方法で2体以上の素材の中に含んだ場合でも「転生リンク召喚」として扱う。
その他の召喚法にも再度特殊召喚するものがあるため、それぞれ「転生融合」、「転生儀式」、「転生エクシーズ」、「転生シンクロ」として扱う。
また、これらの転生召喚自体は元々のカード名が同じである必要はなく、《フォーマッド・スキッパー》等を用いてカード名を変え、それを素材とした場合でも成立する。
カード紹介
以下、遊戯王カードwikiから引用
メインデッキの効果モンスター
2018年7月14日発売”SOUL FUSION”
転生炎獣ミーア/Salamangreat Meer
効果モンスター
星2/炎属性/サイバース族/攻 800/守 600
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが通常のドロー以外の方法で手札に加わった場合、
このカードを相手に見せて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):手札からこのカード以外の「サラマングレイト」カード1枚を捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
ドロー以外の効果で手札に加わると自身を特殊召喚する効果を持ち、仮に素引きしていても手札のカテゴリのカードを捨てることで自身を特殊召喚出来る。
転生炎獣フォクシー/Salamangreat Foxy
効果モンスター
星3/炎属性/サイバース族/攻1000/守1200
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
自分のデッキの上からカードを3枚めくる。
その中から「サラマングレイト」カード1枚を選んで手札に加える事ができる。
残りのカードはデッキに戻す。
(2):このカードが墓地に存在し、フィールドに表側表示の魔法・罠カードが存在する場合、
手札から「サラマングレイト」カード1枚を捨てて発動できる。
このカードを特殊召喚する。
その後、フィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を選んで破壊できる。
召喚した時にデッキトップから3枚から「サラマングレイト」を手札に加える。成功するとは限らないが手札確保も狙える。(2)の自己再生には表側の魔法・罠がなければいけないが、相手側になくても《転生炎獣の聖域》を発動しておくことで条件を容易に満たせる。
転生炎獣ファルコ/Salamangreat Falco
効果モンスター
星4/炎属性/サイバース族/攻1200/守1600
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードが墓地へ送られた場合、
自分の墓地の「サラマングレイト」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。
(2):このカードが墓地に存在する場合、
「転生炎獣ファルコ」以外の自分フィールドの
「サラマングレイト」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻し、このカードを墓地から特殊召喚する。
墓地に送られた場合に、墓地の魔法・罠を設置する効果と「サラマングレイト」モンスターを手札に戻すことで自己再生する。戻す「サラマングレイト」は《転生炎獣ガゼル》を筆頭に手札から展開するものが良いだろう。
転生炎獣Jジャガー/Salamangreat Jack Jaguar
効果モンスター
星4/炎属性/サイバース族/攻1800/守1200
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(2):このカードが墓地に存在し、
自分フィールドに「サラマングレイト」リンクモンスターが存在する場合、
「転生炎獣Jジャガー」以外の自分の墓地の「サラマングレイト」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻し、墓地のこのカードを
自分の「サラマングレイト」リンクモンスターのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
守備貫通効果と墓地の「サラマングレイト」モンスターをデッキに戻して自己再生を行う効果を持つ。《転生炎獣サンライトウルフ》の効果発動のトリガーになりやすいモンスターだが、墓地リソースを減らしてしまう点に注意。
2018年10月13日発売"SAVAGE STRIKE"
転生炎獣ウルヴィー/Salamangreat Wolvie
効果モンスター
星4/炎属性/サイバース族/攻1700/守1000
このカード名の(2)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードを素材としてリンク召喚に成功したモンスターは、
そのターン戦闘・効果では破壊されない。
(2):このカードが墓地からの特殊召喚に成功した場合、
自分の墓地の炎属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
(3):このカードが効果で自分の墓地から手札に加わった場合、
このカードを相手に見せ、自分の墓地の炎属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
リンク素材にすると破壊耐性付与、墓地から特殊召喚するとサルベージ、手札に加わった時にサルベージ。《転生炎獣サンライトウルフ》との噛み合い自体は良いのだが効果自体が他に役割を取られやすい。どの効果も「サラマングレイト」を必要としないため【サラマングレイト】でなくても採用を検討出来る。
転生炎獣パロー/Salamangreat Parro
効果モンスター
星5/炎属性/サイバース族/攻2000/守1000
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から攻撃表示で特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合、
自分の墓地の「サラマングレイト」モンスター1体を対象として発動できる。
このカードの攻撃力はそのモンスターの攻撃力と同じになる。
(3):このカードをリリースして発動できる。
自分は2000LP回復する。
相手の攻撃宣言時に自身を展開し、特殊召喚することで墓地の「サラマングレイト」の攻撃力をコピーする効果を持つ。(3)効果でリリースすることでライフを回復できるが、どちらかと言うと返しのアタッカーに向いているカードのため、基本的には使わないが回復量も大きい。
転生炎獣フォクサー/Salamangreat Foxer
効果モンスター
星3/炎属性/サイバース族/攻1200/守1000
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分の墓地の「サラマングレイト」モンスターが3体以上の場合、
このカードを手札から墓地へ送り、自分の墓地の「サラマングレイト」リンクモンスター1体と
相手の魔法&罠ゾーンのカード1枚を対象として発動できる。
対象の墓地のモンスターをEXデッキに戻し、対象のフィールドのカードを破壊する。
(2):このカードが墓地に存在し、相手の魔法&罠ゾーンのカードが破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを守備表示で特殊召喚する。
墓地の「サラマングレイト」リンクモンスターのサルベージと相手の魔法・罠の破壊を同時に行うカード。そのため両方に対象がいなければ効果を発動出来ない。墓地にいる場合に相手の魔法・罠が破壊されたら自己再生できるが、いずれかの制限がついているためこのカード単体で完結出来ない。発動トリガーは《転生炎獣フォクシー》を使うのが良いか。
2018年12月8日発売"ストラクチャーデッキ-ソウルバーナー-”
転生炎獣ラクーン/Salamangreat Racoon
効果モンスター
星1/炎属性/サイバース族/攻 400/守 800
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の「サラマングレイト」モンスターが相手モンスターの攻撃対象に選択された時、
このカードを手札から墓地へ送り、その戦闘を行うモンスター2体を対象として発動できる。
対象の相手モンスターの攻撃力分だけ自分のLPを回復する。
このターン、対象の自分のモンスターは戦闘では破壊されない。
(2):このカードが墓地に存在し、自分の「サラマングレイト」モンスターが
戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。
このカードを手札に加える。
手札から効果を発動してライフ回復と戦闘態勢付与を同時に行い、墓地のサルベージ効果も発動条件が緩いため再利用もしやすい。
転生炎獣モル/Salamangreat Mole
効果モンスター
星1/炎属性/サイバース族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分がリンクモンスターのリンク召喚に成功したターンの自分メインフェイズに発動できる。
手札のこのカードをリンクモンスターのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
(2):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「サラマングレイト」カード5枚を対象として発動できる。
そのカードをデッキに加えてシャッフルする。
その後、自分はデッキから2枚ドローする。
手札からリンク先に特殊召喚出来、条件も緩いため《転生炎獣サンライトウルフ》との噛み合いが良い。また、墓地にいる時にカテゴリ限定の《貪欲な壺》のような効果も持っている。
転生炎獣ガゼル/Salamangreat Gazelle(制限カード)
効果モンスター
星3/炎属性/サイバース族/攻1500/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「転生炎獣ガゼル」以外の「サラマングレイト」モンスターが自分の墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「転生炎獣ガゼル」以外の「サラマングレイト」カード1枚を墓地へ送る。
(1)効果は他の「サラマングレイト」をリンク素材とすることでも自身を特殊召喚出来、墓地送り効果も召喚・特殊召喚両方に対応していて非常に扱いやすく、《転生炎獣サンライトウルフ》の(2)効果を使うためのサポートカード群や自己再生をする「サラマングレイト」などを手早く墓地に送れる中核の一つとなるモンスター。
転生炎獣スピニー/Salamangreat Spinny
効果モンスター
星3/炎属性/サイバース族/攻1000/守1500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「サラマングレイト」カードが存在する場合、
このカードを手札から捨て、
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで500アップする。
(2):自分フィールドに「転生炎獣スピニー」以外の「サラマングレイト」モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
自分自身を墓地に捨てて、更に自己再生するという流れをフィールド上に「サラマングレイト」があればこのカード1枚で完結出来、非常に扱いやすい。自己再生した際に除外デメリットがついているが枚数採用するかエクシーズ素材に利用することで回避が出来る。特性上、《転生炎獣サンライトウルフ》や《転生炎獣ミラージュスタリオ》と共になるエクシーズ素材として《転生炎獣ガゼル》との相性が非常に良い。
転生炎獣フォウル/Salamangreat Fowl
効果モンスター
星4/炎属性/サイバース族/攻1800/守 200
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「転生炎獣フォウル」以外の
「サラマングレイト」モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):手札及び自分フィールドの表側表示のカードの中から、
「サラマングレイト」カード1枚を墓地へ送り、
相手フィールドにセットされた魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
このターン、そのセットされた魔法・罠カードは発動できない。
特殊召喚条件も非常に緩く、こちらの効果をメインに扱って展開していくのが一番利用価値が高い使い方。打点も高いためアタッカーとしての利用も十分。(2)効果は普通に使用するとディスアドバンテージになりがちなため、墓地に送る手段として利用するか場合によっての選択肢の一つと考えておくのが良いだろう。
転生炎獣Bバイソン/Salamangreat Beat Bison
効果モンスター
星8/炎属性/サイバース族/攻2800/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地に「サラマングレイト」モンスターが3体以上存在する場合に発動できる。
このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。
(2):相手フィールドの表側表示のカードの数まで、
自分の墓地の炎属性リンクモンスターを対象として発動できる。
そのモンスターをEXデッキに戻す。
その後、戻したカードの数まで相手フィールドの表側表示のカードを選んで、
ターン終了時までその効果を無効にできる。
特殊召喚条件は「サラマングレイト」の特性上難しくはなく、リンクモンスターの回収も行える。数までなので必要最小限の回収を行うのも良い。
2023年5月27日発売"デュエリストパック-爆炎のデュエリスト編-"
転生炎獣ヴィーゼル
チューナー・効果モンスター
星3/炎属性/サイバース族/攻 700/守1400
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地の「サラマングレイト」モンスターが2体以上の場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、
自分フィールドに「サラマングレイト」儀式・融合・S・X・Lモンスターが特殊召喚された場合、
このカード以外の自分の墓地の「サラマングレイト」モンスター1体を対象として発動できる。
このカードをデッキの一番下に戻し、対象のモンスターを相手フィールドに特殊召喚する。
その後、自分は1枚ドローする。
手札からの特殊召喚は墓地の「サラマングレイト」2体以上という条件が課せられているが、ガゼル初動であればおおよそ満たせる。
墓地効果で、相手フィールドに「サラマングレイト」が出てしまうが、その後にミラージュスタリオの効果で回収を行うことで手札コストのための「サラマングレイト」を増やせる動きになり、ドローカード含めた手札次第で更なる展開が可能。
転生炎獣ティガー
チューナー・効果モンスター
星5/炎属性/サイバース族/攻2000/守 500
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札から他の「サラマングレイト」カード1枚を捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分フィールドのこのカードを炎属性SモンスターのS素材とする場合、
このカードをチューナー以外のモンスターとして扱う事ができる。
(3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
このカードのレベルを1つ上げるか下げる。
手札からの特殊召喚効果はミーアと同様で、炎属性Sモンスターの素材であればチューナー以外になれる。
テーマ内で数少ないチューナーで、シンクロ召喚先に制限はなく、レベル調整も行えるため、幅広いシンクロ召喚が狙える。
レベル4やレベル3との組み合わせで《フルール・ド・バロネス》のシンクロ召喚もしやすい。
サラマングレイト・オブ・ファイア
効果モンスター
星2/炎属性/サイバース族/攻 800/守 800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
「サラマングレイト・オブ・ファイア」を除く、
レベル4以下の「サラマングレイト」モンスター1体をデッキから手札に加える。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は炎属性モンスターしか特殊召喚できない。
(2):自分のサイバース族モンスターが戦闘を行うダメージステップ開始時に、墓地のこのカードを除外して発動できる。
その自分のモンスターを破壊する。
召喚・特殊召喚時のサーチだが、これは既にサイバース族としては《レディ・デバッガー》が存在するが、あちらより《転生炎獣レイジングフェニックス》までの展開を素直に通しやすい。
反面、炎縛りがついてしまうため、《サイバース・ウィキッド》のリンク召喚もしにくくなってしまったり、ミラージュスタリオのエクシーズ素材にならないと言った欠点も目立つ。
コード・オブ・ソウル
効果モンスター
星3/炎属性/サイバース族/攻 500/守 500
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにLモンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
このターン、自分が「サラマングレイト」LモンスターをL召喚する場合に1度、
自分フィールドの同名の「サラマングレイト」Lモンスター1体のみを素材としてL召喚できる。
(3):相手メインフェイズに、墓地のこのカードを除外して発動できる。
リンク3以上のサイバース族Lモンスター1体のL召喚を行う。
Lモンスターがいれば特殊召喚が出来、転生リンク召喚を可能にする効果を持つ。
また、相手メインフェイズにリンク召喚を行うことが出来、《転生炎獣パイロ・フェニックス》を転生リンク召喚することで全体除去を狙える。
ただし、このカードは「サラマングレイト」カードではないため、《サイバネット・マイニング》や《レディ・デバッガー》等の汎用サーチカードを経由することもある。
また、《炎星候-ホウシン》の効果で直接特殊召喚を狙える。
その他
転生炎獣フェネック/Salamangreat Fennec
効果モンスター
星3/炎属性/サイバース族/攻1600/守 200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在し、
EXデッキから特殊召喚された自分フィールドのサイバース族モンスターが
戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
(2):このカードがリンク2以上のサイバース族リンクモンスターの
リンク素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「サラマングレイト」通常魔法カード1枚を手札に加える。
2019年1月12日発売の「DARK NEOSTORM」に登場したモンスター。
効果は受動的だが、【サラマングレイト】や【サイバース族】であれば発動機会は訪れやすいだろう。「サラマングレイト」通常魔法という範囲が少しネック。
転生炎獣コヨーテ/Salamangreat Coyote
効果モンスター
星3/炎属性/サイバース族/攻1000/守 200
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク素材として墓地へ送られたターンのエンドフェイズに以下の効果から1つを選択して発動できる。
●「転生炎獣コヨーテ」以外の自分の墓地の「サラマングレイト」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
●「転生炎獣コヨーテ」以外の自分の墓地の「サラマングレイト」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
2019年3月20日発売の「ザ・ヴァリュアブル・ブック21」の付録として登場したモンスター。
発動タイミングがエンドフェイズと遅いのがネックだが、発動条件も緩く特殊召喚時に効果を発動するモンスターと連携するのが良いだろう。サルベージ効果もある。
転生炎獣ゼブロイドX/Salamangreat Zebroid X
効果モンスター
星4/炎属性/サイバース族/攻1500/守1000
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地に存在し、
自分の「サラマングレイト」リンクモンスターが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
自分の墓地からこのカードを含むレベル4の「サラマングレイト」モンスター2体を選んで効果を無効にして特殊召喚し、
その2体のみを素材として「サラマングレイト」モンスター1体をX召喚する。
(2):フィールドのこのカードを素材としてX召喚したモンスターは以下の効果を得る。
●このカードの攻撃力はこのカードのX素材の数×300アップする。
2020年1月11日発売の「ETERNITY CODE」で登場したモンスター。
墓地にある時に相手の効果破壊をトリガーにランク4エクシーズに繋げる効果と、このカードを素材にしたエクシーズモンスターに打点アップを付与する効果を持つ。
現在対応しているエクシーズモンスターは《転生炎獣ブレイズ・ドラゴン》のみ。
リンクモンスター
転生炎獣ヒートライオ/Salamangreat Heatleo
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リンク・効果モンスター
リンク3/炎属性/サイバース族/攻2300
【リンクマーカー:上/左下/右下】
炎属性の効果モンスター2体以上
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合、
相手の魔法&罠ゾーンのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主のデッキに戻す。
(2):このカードが「転生炎獣ヒートライオ」を素材としてリンク召喚されている場合、
1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体と、
自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
対象のフィールドのモンスターの攻撃力は、ターン終了時まで対象の墓地のモンスターの攻撃力と同じになる。
SOUL FUSIONで登場した、このカテゴリでのエースモンスター。
リンク召喚時のバウンス効果にはターン制限がないため、転生リンク召喚を行うことで2度のバウンスが可能。また、墓地のモンスターの参照が「サラマングレイト」に限られておらず、消費した手札誘発を使って攻撃力を0にすることも可能。
このカード単体では切り札になり得ないが、これを補うサポートカード群が多く存在している。
転生炎獣サンライトウルフ/Salamangreat Sunlight Wolf
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リンク・効果モンスター
リンク2/炎属性/サイバース族/攻1800
【リンクマーカー:上/下】
炎属性の効果モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのリンク先にモンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
自分の墓地から炎属性モンスター1体を選んで手札に加える。
このターン、自分はこの効果で手札に加えたモンスター及び
その同名モンスターを通常召喚・特殊召喚できない。
(2):このカードが「転生炎獣サンライトウルフ」を素材としてリンク召喚されている場合に発動できる。
自分の墓地の「サラマングレイト」魔法・罠カード1枚を選んで手札に加える。
SAVAGE STRIKEで登場した、このカテゴリの中核の一つとなるリンクモンスター。
リンク先にモンスターを出す必要があるが、特殊召喚するモンスターに指定はなく、墓地から炎属性モンスターであればサルベージできるため、「サラマングレイト」たちはもちろん使用済みの「灰流うらら」も手札に戻すことが出来る。
転生リンク召喚を行うことで発揮する魔法・罠の回収は1ターンに1度用いることが出来るため、《転生炎獣の炎陣》、《サラマングレイト・レイジ》などの再利用を行ったりこれらをあらかじめ《転生炎獣ガゼル》で墓地に置くことで間接的サーチにもなる。
転生炎獣ベイルリンクス/Salamangreat Balelynx
◤ ▲ ◥ ◀ ロ ▶ ◣ ▼ ◢
リンク・効果モンスター
リンク1/炎属性/サイバース族/攻 500
【リンクマーカー:下】
レベル4以下のサイバース族モンスター1体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「転生炎獣の聖域」1枚を手札に加える。
(2):自分フィールドの「サラマングレイト」カードが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりに墓地のこのカードを除外できる。
ストラクチャーデッキ-ソウルバーナー-のエクストラデッキ強化パックにて封入されて登場した、リンク1の転生炎獣。
このカードの効果によって、「サラマングレイト」たちが強固な防御性能を持つことが出来、《転生炎獣の聖域》を採用する理由の一つになっている。また、リンク素材の要求もかなり簡単で、「サラマングレイト」以外のサイバース族の採用でデッキの回転力を上げる要因にもなれる。
転生炎獣アルミラージ/Salamangreat Almiraj
◤ ▲ ◥ ◀ ロ ▶ ◣ ▼ ◢
リンク・効果モンスター
リンク1/炎属性/サイバース族/攻 0
【リンクマーカー:右下】
通常召喚された攻撃力1000以下のモンスター1体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードをリリースし、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターは相手の効果では破壊されない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが墓地に存在し、通常召喚された自分のモンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
PREMIUM PACK 2019で登場したリンクモンスター。
サラマングレイトに属しているが、効果やリンク素材の関係上、カテゴリとの関係性の薄いカードになっている。《リンクリボー》と比べてレベル制限がなく、メインフェイズ1でもリンク召喚が出来、通常召喚したモンスターを炎属性サイバース族に変換できるのが利点。
転生炎獣パイロ・フェニックス/Salamangreat Pyro Phoenix
◤ ▲ ◥ ◀ ロ ▶ ◣ ▼ ◢
リンク・効果モンスター
リンク4/炎属性/サイバース族/攻2800
【リンクマーカー:上/左/右/下】
炎属性の効果モンスター2体以上
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが「転生炎獣パイロ・フェニックス」を素材としてリンク召喚に成功した場合に発動できる。
相手フィールドのカードを全て破壊する。
(2):相手の墓地のリンクモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを相手フィールドに特殊召喚する。
(3):相手フィールドにリンクモンスターが特殊召喚された場合、
そのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
CHAOS IMPACTで登場したフィニッシャー枠のリンクモンスター。
転生リンク召喚した場合には、相手のカードをすべて破壊する効果を持ち、(2)と(3)の効果は相手のリンクモンスターを蘇生してそのリンクモンスターの元々の攻撃力分のダメージを与えるという一連の動きにつなげられる。
また、《コード・オブ・ソウル》の効果で相手ターンでこのカードの転生リンク召喚を狙うのも有効。
転生炎獣レイジング・フェニックス
◤ ▲ ◥ ◀ ロ ▶ ◣ ▼ ◢
リンク・効果モンスター
リンク4/炎属性/サイバース族/攻2800
【リンクマーカー:上/左下/下/右下】
炎属性の効果モンスター2体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが「転生炎獣レイジング・フェニックス」を素材としてL召喚した場合に発動できる。
デッキから「サラマングレイト」カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、
自分フィールドの表側表示の炎属性モンスターが戦闘・効果で破壊された場合、
その内の1体を対象として発動できる。
このカードを特殊召喚し、このカードの攻撃力を対象のモンスターの攻撃力分アップする。
「デュエリストパック-爆炎のデュエリスト編-」で登場した先攻展開における終着点となるモンスター。
転生リンク召喚で罠カードも含めてサーチを行えるため、出来る限り《転生炎獣の聖域》の効果をこのモンスターに使いたい。
また、テーマ自体にニビルや増殖するGをケア出来るルートが存在しないため、基本的にこのモンスターの着地を目指すことになる。
墓地効果は炎属性モンスターの破壊をトリガーに蘇生する効果。これによって万が一先にリンクモンスターが破壊されてもこのモンスターが舞い戻ることで《サラマングレイト・ロアー》の発動はケア出来る。
ただし、あくまで破壊に対するケアであり、「壊獣」等のリリースに対するケアは難しいため、多めに展開札を使って最低でもベイルリンクスを別に立てておくのも手。
その他のモンスター
転生炎獣エメラルド・イーグル/Salamangreat Emerald Eagle
儀式・効果モンスター
星8/炎属性/サイバース族/攻2800/守2000
「転生炎獣の降臨」により降臨。
(1):このカードが自分フィールドの「転生炎獣エメラルド・イーグル」を使用して儀式召喚に成功した時に発動できる。
相手フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て破壊する。
(2):1ターンに1度、自分フィールドの「サラマングレイト」リンクモンスター1体をリリースして発動できる。
このターン、このカードは以下の効果を得る。
●このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動する。
その相手モンスターを破壊し、その元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
SOUL FUSIONで登場した儀式モンスター。どこかで名前を見たことがあるかもしれないがそのどちらとも名前が微妙に違う上に別物である。
モンスター全体除去効果と転生儀式召喚を行うと、相手モンスターとの戦闘時に相手を破壊してバーンダメージを行う効果が付いているが、両方の効果の噛み合いが良くない。基本的に(1)の全体除去効果を基本とするのが良いだろう。
また、単体性能が非常に厳しく、カテゴリ上での採用が純粋に難しく、採用するにあたっても儀式召喚以上のサポートが必須になる。
転生炎獣ヴァイオレットキマイラ/Salamangreat Violet Chimera
融合・効果モンスター
星8/炎属性/サイバース族/攻2800/守2000
「サラマングレイト」モンスター+リンクモンスター
(1):このカードが融合召喚に成功した場合に発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、素材としたモンスターの元々の攻撃力を合計した数値の半分だけアップする。
(2):このカードが元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つモンスターと戦闘を行うダメージ計算時に1度、発動できる。
このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ倍になる。
(3):「転生炎獣ヴァイオレットキマイラ」を素材として融合召喚したこのカードと
戦闘を行うモンスターの攻撃力はダメージ計算時のみ0になる。
融合素材には「サラマングレイト」とリンクモンスターが指定されており、《超融合》を使うことで【サラマングレイト】に対するメタにもなり得る。
打点も効果によってかなり高い数値が見込め、更に戦闘ダメージを増やすことができる。また、選択肢の一つとして転生融合召喚を行えば、相手の攻撃力を0にし、更に戦闘ダメージの増加や打点突破を狙える。これら3つの効果は噛み合っており、場合によっては利用しやすい。ただ無理に転生融合しなくてもよく、選択肢の一つとして考えておこう。
転生炎獣ミラージュスタリオ/Salamangreat Miragestallio
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/炎属性/サイバース族/攻2000/守 900
レベル3モンスター×2
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキから「サラマングレイト」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は炎属性以外のモンスターの効果を発動できない。
(2):X召喚したこのカードが「サラマングレイト」リンクモンスターのリンク素材として墓地へ送られた場合、
フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
「ストラクチャーデッキ-ソウルバーナー-」のエクストラデッキ強化パックに封入されて登場した、エクシーズモンスター。
エクシーズ素材に縛りはないが、【サラマングレイト】での利用が基本になる。この縛りの緩さは【サラマングレイト】をテーマ外で補強したモンスターでもエクシーズ素材になれる。また「サラマングレイト」でも採用しやすいレベル3のモンスターが多く存在している。
エクシーズ素材取り除いてテーマモンスターのリクルートを行い、更にリンク召喚につなげることで、敵モンスターのバウンスを行うという流れを汲むことが出来る。
また、ヴィーゼルとの組み合わせでアドバンテージ確保に繋げたりすることも出来る。
リクルート効果に炎属性以外に対する効果発動縛りが発生するが、特殊召喚は通せるため、《リンク・デコーダー》や《リングリボー》を用いて属性を変え、《デコード・トーカー・ヒートソウル》には問題なく繋がる。
転生炎獣ブレイズ・ドラゴン/Salamangreat Blaze Dragon
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/炎属性/サイバース族/攻2300/守1200
レベル4モンスター×2
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードのX素材を1つ取り除く。
(2):このカードにX素材が無い場合、自分・相手のバトルフェイズに発動できる。
「サラマングレイト」Xモンスター1体を、
自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
(3):このカードが「転生炎獣ブレイズ・ドラゴン」を素材としてX召喚に成功した場合に発動できる。
相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊する。
LINK VRAINS DUELIST SETで登場したエクシーズモンスター。
破壊をエクシーズ素材で代用する効果を持ち、エクシーズ素材がない場合にフリーチェーンで転生エクシーズ召喚を行える。
転生エクシーズ召喚した場合にモンスターを破壊するという実質的な妨害も汲む効果になっている。
エクシーズ素材が切れるまでが長く、ランク4エクシーズには他に優秀なのがいるため、このカードは選ばれにくい。
転生炎獣バースト・グリフォン
シンクロ・効果モンスター
星8/炎属性/サイバース族/攻2800/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地のレベル7以下の炎属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、そのモンスターの元々のレベル分だけこのカードのレベルを下げる。
このターン、自分は炎属性モンスターしか特殊召喚できない。
(2):このカードが「転生炎獣バースト・グリフォン」を素材としてS召喚した場合に発動できる。
次のスタンバイフェイズに自分の墓地からモンスター1体を特殊召喚する。
「デュエリストパック-爆炎のデュエリスト編-」にて登場したシンクロモンスター。
(1)効果は転生シンクロ召喚を行うための手順になっており、そのまま転生シンクロ召喚を行うことで次スタンバイフェイズに墓地からモンスターを特殊召喚という流れを汲むモンスターとなっている。
【サラマングレイト】では特に罠や手札誘発による妨害や相手の返し札に対するケアを意識しなければならず、このカードをシンクロ召喚している場面はなく、即座に横に展開出来る《炎星候-ホウシン》のが優先されて採用されている。
通常魔法カード
転生炎獣の再起/Salamangreat Recureance
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地のカード名が異なる「サラマングレイト」モンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
(2):セットされたこのカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「転生炎獣の再起」以外の「サラマングレイト」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
サラマングレイトの2種類のサルベージを行い、セットの状態で破壊された場合はサーチになる。(2)効果のサーチは【サラマングレイト】自体、自分の裏側の魔法・罠を破壊することを得意としていないため、相手の行動に任せることになる。
フュージョン・オブ・ファイア/Fusion of Fire
通常魔法
このカード名はルール上「サラマングレイト」カードとしても扱う。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札及び自分・相手フィールドから
「サラマングレイト」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
「サラマングレイト」の専用融合魔法。《転生炎獣ヴァイオレットキマイラ》の融合召喚に利用するが、「サラマングレイト」に属するこのカードを使うか、相手ターンで使える速攻魔法である《超融合》を使うかは個人によって分かれるところ。
フューリー・オブ・ファイア/Fury of Fire
通常魔法
このカード名はルール上「サラマングレイト」カードとしても扱う。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札・墓地から「サラマングレイト」モンスターを2体まで選んで
守備表示で特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分は1回しかEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
「サラマングレイト」を2体まで特殊召喚出来る効果を持つが、非常に【サラマングレイト】にとって痛いデメリットを抱えており、通常魔法のため打ち消す方法もないため使う場合はデメリットを軽減できるようにしたい。
逆巻く炎の宝札/Burning Draw
通常魔法
このカード名はルール上「サラマングレイト」カードとしても扱う。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分は炎属性モンスターしか召喚・特殊召喚できない。
(1):相手フィールドのカードの数が自分フィールドのカードより多い場合、
相手フィールドのLモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのリンクマーカーの数だけ、自分はドローする。
相手のカードの方が数が多いことと、相手にリンクモンスターが存在していることと、炎縛りという条件を課すが、最大ドロー枚数が多い。
その他魔法カード
2018年7月14日発売”SOUL FUSION”
転生炎獣の聖域/Salamangreat Sanctuary
フィールド魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
自分が「サラマングレイト」リンクモンスターをリンク召喚する場合、
自分フィールドの同名の「サラマングレイト」リンクモンスター1体のみを素材としてリンク召喚できる。
(2):自分のモンスターが戦闘を行うダメージ計算時に、
1000LPを払い、自分フィールドのリンクモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力を0にし、そのモンスターの元々の攻撃力分だけ自分のLPを回復する。
同名1体をリンク素材にする効果は後半の押しで使うことも多く、(2)効果も使いにくさはある。ただし、《転生炎獣ベイルリンクス》でサーチできるフィールド魔法で、手札に余っても《幻創龍ファンタズメイ》の効果でデッキに戻すカードとしても使えるため、1枚投入して用いられることが多い
転生炎獣の降臨/Rise of Salamangreat
儀式魔法
「サラマングレイト」儀式モンスターの降臨に必要。
(1):レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、
自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、
手札から「サラマングレイト」儀式モンスター1体を儀式召喚する。
自分フィールドに炎属性リンクモンスターが存在する場合、
自分の墓地の「サラマングレイト」モンスターもリリースの代わりにデッキに戻す事ができる。
(2):このカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
手札から「転生炎獣エメラルド・イーグル」1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
現状、《転生炎獣エメラルド・イーグル》以外に儀式モンスターが存在しない。(2)の効果によって《儀式の下準備》で手札に加えることが可能。墓地の「サラマングレイト」でリリース代用できることも活かしたい。また、(2)効果は受け身ではあるものの転生儀式召喚を狙うトリガーになるだろう。
転生炎獣の意思/Will of Salamangreat
永続魔法
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・墓地から「サラマングレイト」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
(2):魔法&罠ゾーンの表側表示のこのカードを墓地へ送り、
自身と同名のモンスターを素材としてリンク召喚した自分フィールドの
「サラマングレイト」リンクモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのリンクマーカーの数まで、
自分の手札・墓地から「サラマングレイト」モンスターを選んで守備表示で特殊召喚する。
(1)効果で自己の特殊召喚効果を持たない「サラマングレイト」の展開を狙えるカードで、転生リンク召喚を行っていれば大量展開を狙うことも可能。
2018年12月8日発売"ストラクチャーデッキ-ソウルバーナー-”
転生炎獣の炎陣/Salamangreat Circle(準制限カード)
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキから「サラマングレイト」モンスター1体を手札に加える。
●自身と同名のモンスターを素材としてリンク召喚した
自分フィールドの「サラマングレイト」リンクモンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのリンクモンスターは自身以外のモンスターの効果を受けない。
サラマングレイトのサーチカードとして扱うがの基本だが、「サラマングレイト」リンクモンスターに効果耐性の付与を行い、速攻魔法であることも含め、【サラマングレイト】の安定性を高めるカード。
転生炎獣の烈爪/Salamangreat Claw
装備魔法
「サラマングレイト」モンスターにのみ装備可能。
(1):「転生炎獣の烈爪」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):装備モンスターは、戦闘・効果では破壊されず、
守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
(3):装備モンスターが自身と同名のモンスターを素材としてリンク召喚した
自分の「サラマングレイト」リンクモンスターの場合、
装備モンスターは1度のバトルフェイズ中にそのリンクマーカーの数までモンスターに攻撃できる。
装備モンスターへの耐性付与はオマケにやや近く、どちらかと言うと(3)の複数回攻撃を活かしたいカード。複数回貫通効果を持つ攻撃によって高いダメージを狙える。
2019年4月13日発売"RISING RAMPAGE"
ライジング・オブ・ファイア/Rising Fire
装備魔法
このカード名はルール上「サラマングレイト」カードとしても扱う。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
自分の墓地の炎属性モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、このカードを装備する。
装備モンスターの攻撃力は500アップする。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
(2):このカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
フィールドのモンスター1体を選んで除外する。
炎属性専用の蘇生カードだが、モンスターが存在しない場合にしか使えない。(2)は対象を取らない除外で破壊された場合のディスアドバンテージを軽減できる。
2023年5月27日発売"デュエリストパック-爆炎のデュエリスト編-"
転生炎獣の炎軍
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の墓地・除外状態の炎属性モンスター3体を対象として発動できる。
その3体の内の2体をデッキに戻し、残りの1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン、効果が無効化され、攻撃できない。
●元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つ、炎属性の儀式・融合・S・X・Lモンスターが自分フィールドに存在する場合、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
選択系効果となっている速攻魔法。
蘇生は効果が無効になっているため、即座にリンク素材にするか、《サラマングレイト・ロアー》の条件達成のためにリンクモンスターを蘇生するかのどれかになるだろう。
また、速攻魔法になっているため、相手ターンで破壊を行える妨害にもなる。
罠カード
2018年7月14日発売”SOUL FUSION”
サラマングレイト・ギフト/Salamangreat Gift
永続罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):手札から「サラマングレイト」モンスター1体を捨てて発動できる。
デッキから「サラマングレイト」モンスター1体を墓地へ送る。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。
(2):自身と同名のモンスターを素材としてリンク召喚した
「サラマングレイト」リンクモンスターが自分フィールドに存在する場合、
手札から「サラマングレイト」モンスター1体を捨てて発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
サラマングレイトを墓地に送り、1ドローするカード。か転生リンク召喚した「サラマングレイト」がいれば2枚のドローに増やせる。
2018年12月8日発売"ストラクチャーデッキ-ソウルバーナー-”
サラマングレイト・レイジ/Salamangreat Rage
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、
「サラマングレイト」モンスター1体を墓地へ送り、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
●自身と同名のモンスターを素材としてリンク召喚した
自分フィールドの「サラマングレイト」リンクモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのリンクマーカーの数まで、相手フィールドのカードを選んで破壊する。
基本的には1:1妨害のカードなのだが、転生リンク召喚している「サラマングレイト」がいれば手札消費をなくして除去枚数を増やすことが出来る。現状だと上限除去枚数は3枚になる。《転生炎獣サンライトウルフ》で再利用が可能なため、体制を整えれば、相手にターンを渡す度に2枚の除去が控えているという状態を形成することが可能である。
サラマングレイト・ロアー/Salamangreat Roar
カウンター罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドに「サラマングレイト」リンクモンスターが存在し、
モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、
自身と同名のモンスターを素材として「サラマングレイト」リンクモンスターが
自分フィールドにリンク召喚された場合に発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
通常発動する分には転生リンク召喚をしていなくても「サラマングレイト」リンクモンスターがいれば万能無効のカウンター罠で、転生リンク召喚をトリガーに自らフィールドに舞い戻ってくる。
この効果も相まってロアーをセットしつつ《転生炎獣サンライトウルフ》でレイジを戻して妨害を強くするか炎陣を戻して手札補充や耐性を持たせる等の選択肢を取ることが出来る。ただしこの(2)効果のセット効果を使って発動したら除外される。
2023年5月27日発売"デュエリストパック-爆炎のデュエリスト編-"
サラマングレイト・リヴァイブ
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地の炎属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの「サラマングレイト」モンスター1体と、
自分の墓地の同名モンスター1体を対象として発動できる。
その墓地のモンスターをデッキに戻し、その自分フィールドのモンスターの攻撃力はターン終了時まで自身の元々の攻撃力分アップする。
炎属性の蘇生を行える罠カードで、墓地効果で転生リンクを行っている「サラマングレイト」の攻撃力をほぼ倍増させることが出来る。
ガゼルを利用すれば墓地効果を即座に使えるため、レイジング・フェニックスの打点を上げるパーツにはなり得る。
関連動画
関連項目
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