スイムスイムとは、ライトノベル『魔法少女育成計画』に登場するキャラクターである。無印で初登場。二度見間違い無しのスク水魔法少女。
ネタバレ内容が含まれているため、一部記述を反転してあります。閲覧には注意
概要
ステータス | |
破壊力 | ★★ |
耐久力 | ★★★★ |
俊敏性 | ★★ |
知性 | ★★★★ |
自己主張 | ★★ |
野望/欲望 | ★★★★ |
魔法のポテンシャル | ★★★★ |
好きなもの | ルーラ お姫様 水泳 |
嫌いなもの | 人参のグラッセ ルーラの敵 うるさい場所 |
作中のソーシャルゲーム「魔法少女育成計画」に選ばれ本物の魔法少女となった人物。白いスクール水着を着たナイスバディの女の子という、衝撃的な容姿のキャラ。ルーラが率いる魔法少女集団の一員。
大人しく、いつもぼーっとした表情をして何を考えているか分からないが、ルーラを心から崇拝している。ルーラに自らの憧れの女性像を見出し、彼女こそが「お姫様」だと思い、強く憧れ尊敬している。目標とし、いつかルーラのようになりたいと思っている。そのため、行動はルーラから教えられたことが基準。集団の本拠地である廃寺院に居る時は正座して待機が基本。
ルーラからは目を掛けられており、罵声など何やかんや言いながらも時には褒めたりと可愛がっている。ミナエル・ユナエルコンビからはルーラに忠実なヤツ、ルーラへの悪口を告げ口されかねないとして警戒されている。
冷静で戦術眼があり、自らの能力を研究し、しっかりと内容を把握している。また、それを活かした戦い方を編み出し、次はどのように動くべきかを考え構築できる。
本名は坂凪綾名(さかなぎ あやな)。魔法少女時はスタイルが良いナイスバディだが、本当の姿は7歳・小学1年生の幼女。彼女に限らずこのシリーズの小学生はどこかおかしい。
「憧れたお姫様(ルーラ)になるため」に慕っていたルーラを討ち果たす事を決意する。 ルーラの魔法はよほど身体能力に差が無い限り命令される方が早いため、俊敏性が高くないスイムスイムや天使たちでは正面からの打倒が困難と判断し、ゲームのルールに則ってキャンディ操作での脱落を狙う。 スノーホワイトから25000ほど奪い(原作だと37000奪ってたまに35000渡し残り2000を獲得したとして提示)分配。ルーラには偽って申告したため、戦う事なくルーラを排除することに成功。 以後はスイムスイムが新リーダーとして采配を振るう事になる。
アイテムが売り出された際も、他の魔法少女が躊躇する中、即断で寿命25年を支払い『透明外套』を購入。 たまとピーキーエンジェルにも『武器』『元気が出る薬』を購入に踏み切らせる。寿命25年を支払って得たアイテムをたまに譲渡し自分は寿命5年分の『武器』を獲得。ルーラと名づける。
ルーラのやり方を踏襲すると同時に、ルーラそのものとして彼女が出来なかった事の達成を目指す。ルーラがもっとも危険視してたカラミティ・メアリに勝利を最終的な目的とし、その前哨戦としてカラミティ・メアリと互角の戦いをしたヴェス・ウィンタープリズンを相手に選ぶ。双子の天使を使い奇襲して勝利したが、ユナエルを失う結果になってしまった。これにより正面から戦う事を忌避するようになる。
カラミティ・メアリが騒動を起こした際、戦闘終了後のトップスピードを狙い後ろから襲撃。続いてリップルと交戦したが、基礎的な戦闘能力に差があるため魔法の相性で上回っているのに膠着状態に陥り撤退。一方でミナエルとたまがスノーホワイトに探知された事を知り、自分たちの魔法とは相性が悪いとして戦闘を回避を選択。
ハードゴア・アリスを変身前に暗殺した後、単独行動をしているクラムベリーをターゲットにする。ミナエルも殺され、クラムベリーの圧倒的な戦闘力の前に敗北寸前に追い込まれるが、スイムスイムの正体に動揺した所をたまが一撃が入り、奇跡的な勝利を得る。しかし、ルーラから教わっていた『正体を知った相手は排除しなくてはならない』という教えを忠実に実行し、たまもその手にかけるのだった。
たま脱落により残り3人となりゲームは終了したが、トップスピードの復讐に燃えるリップルから指定を受け、再戦。最後の『元気が出る薬』を使い身体能力を強化。リップルの片目と片腕を奪うが、光と音は透過出来ないという弱点を突かれて敗北。 最終的には魔法で強化されたスタングレネードを体内に放り込まれて直撃。気絶し、正体が露になった所で刀で貫かれるという最期となった。
ルーラを目指し、ルーラを廃してまで彼女になりたかったが、結局ルーラにはなれなかった少女。 自らが名づけた武器により死後に名声を高めたルーラと違い、スイムスイムの名は生き残った魔法少女の中にのみ刻まれる事になった。
正体が幼い年齢、卓越した防御能力の魔法を持ちながらも身体能力自体は魔法少女としてはそこまで高くないという、数々のハンデを持ちながらも、今回のゲームの中で殺害3人、チームなら6人とトップの成績を残す。自らの寿命を即断で消費し「ルーラの教え」のために仲間を手にかける事すら躊躇わないやり方は、他の魔法少女とは一線を画していた。 狂った電子妖精であるファヴからも「頭の配線の大事な所が何本か焼ききれていて、ちょっとついていけない」「殺し屋としての才能はあっても管理者としては落第」と言われる程。
外見
白色のスクール水着を着用し、はちきれんばかりの胸の持ち主。ソックス類は履いておらず、裸足に靴を履いている。背中には悪魔を思わせる羽根が生え、腰にはケーブル状の装飾が付いている。頭にはヘッドホンのようなアイテムを填め、首から水泳用のゴーグルを下げている。
髪型はピンク色のセミロング。もみあげ部分はウェーブを掛け巻いている。常時おっとり顔。
現実の姿は年相応の小柄な女の子。髪は薄く茶色に近い黒髪でゆるくパーマがかっている。こちらも常時ぼーっとした表情。
装備
『スク水』
魔法少女としてのコスチュームにして、スイムスイムの魔法の象徴。
豊満なスタイルにくわえ、むき出しの片足の太ももだけにシュシュをつけるなど、本人の無垢、無防備さと裏腹に扇情的。お姫様の色である白い色で可愛くてゲーム中ではパーティ全体に常時魔法防御バフが掛かる装備だったのと、水泳は好きだったので気にしてなかった。
『ゴーグル』
首から掛かっている水中ゴーグル。水着とセット。
『ヘッドホン』
魔法少女としてのコスチューム。特に何かの音が聞こえるようになったり、聞こえづらくなったりすることはない。
『小悪魔の羽』
魔法少女育成計画のプレイ中にアバターにつけた羽。可愛いと思ってつけたが、特に飛ぶことは出来ない。
『ケーブル』
羽と同様に思いつきでつけたケーブル。あちこち引っかかるので魔法ですり抜けるようにしてる事が多い。今は付けたことを割と後悔してる。
『ルーラ(薙刀)』
たまが寿命5年を支払って購入した魔法の国の武器。スイムスイムが使用。命名も使用者本人。
コスチュームに追加される装備のため、これを握ったまま魔法を発動して相手の攻撃をすり抜けながらも、自分は取り落としたりしなくなる。なお、その状態でも自分の攻撃は通用する。「絶対に壊れる事がない」という特性を持つ。切れ味も抜群で、かすっただけでも魔法少女の肉体を易々と切り裂く。
魔法
- どんなものにも水みたいに潜れるよ
自分の体を物質透過出来るようにする能力。発動するとあらゆるモノを泳ぐが如くすり抜けられるようになる。スイムスイムがモノと認識したあらゆる物体を透過出来、地面・壁・置物はもちろん相手の攻撃や防御まで通り抜けられる。ただし光・音は透過不可能。また、透過中は武器を携行する事が出来ない。
なお、攻撃を透過したとしても『スイムスイムに触れている』事には変わらないため、触れた空間そのものを抉り取る魔法や、直接触れずに(あるいは触れる事で)操作、洗脳される魔法などは防ぐことができない。よって、今回の参加者の中ではクラムベリーとルーラが最も相性が悪い。
次点でスノーホワイトのような土にもぐっても居場所を突き止められる探索能力を持つ魔法も、得意の奇襲が封じられてしまうため苦手に思っている。
関連静画
関連項目
16人の魔法少女
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