ミリア=レイジとは、格闘ゲーム「ギルティギア」シリーズに登場するキャラクターである。
設定・プロフィール
無口で冷やかな性格。 何事にも興味がないかのごとく冷静な反応。 暗殺組織の中で育ったためか、彼女自身、「女性」であるということに、意識もデメリットも感じていない。 基本的に損得勘定で物事に判断を下し、その決定を迷う事は少ない。 まるで機械の様に思考する。 しかし、完全に人間らしさを失っているわけではなく、自らに染み付いた排他的思考を本来の自分が否定し、苦悩する事もしばしばある。
(GGXrd〜)
無口で冷ややかな性格。
しかし組織を抜けて以来、以前のように損得の価値観のみで行動する事はなくなった。
地に足ついた人々の暮らしの中で、ミリアは人間らしい感情を少なからず獲得している。口や行動で表すには至らないが、察しや思いやりといった感性を自覚するほどである。
対処に困る事象の前では、少女のような表情を見せることもある。
その他設定
- 自身の髪を操る元アサシンで、金髪碧眼のクールできれいなおねえさん。
- 名前の元ネタはアメリカのメタルバンド「メライア・レイジ(MELIAH RAGE)」から。
- その美しい金色の髪にはザトーによって禁呪 卑・泥獄墜法第6法「アングラ」が施されており、これによりミリアは髪を手足のごとく自在に操る能力を得た。
- 孤児であったミリアにとってザトー=ONEは育ての親であり暗殺技術を教え込んだ師匠であり、それ以上の関係でもあったが、暗殺の日々に嫌気がさしたミリアはある日ザトーを裏切り組織を脱走。これにより投獄されたザトーからミリアは強い恨みを買う事となる。
- ヴェノムとは「自身の命を狙うザトーの部下」「尊敬するザトー様に仇なす女」として互いに対立しており、ザトーの体を乗っ取ったエディとも「新たな宿主としてミリアの体を狙う」「ザトーの仇」として敵対している。
- GGXrdではザトーやアサシンと一応の決着をつけて得た人並みの日々を過ごしているが、そんな生活に暗殺組織として生きて来た人生からか違和感を感じ始めている。
- かなりの美貌の持ち主であり、ジョニーからジェリーフィッシュ海賊団に来るよう何度も勧誘されるが全て断っている。また熱心なミリアのおっかけファンも存在し、幾度となく真剣な愛を伝えてくるのだが・・・。
- 生足を大胆に露出した服装をしているが、スタッフ曰くこの服装は裸Yシャツがモチーフとなっている。開発段階でははいてない設定で進めようとしたが流石にボツとなったようだ。
ゲームキャラクターとしての特徴
初代ギルティギアでは弾道の変わる飛び道具を武器としたシューティングキャラに近い性能だった。
GGX以後は通称「起き攻めの女王」といわれダウンを奪ってからの攻めの連携の多彩さ、凶悪さが武器のインファイターとなった。
特にGGXはあの世紀末スポーツアクションの幕開けとも言える激烈な性能をしていた。1タッチからほぼコンボに行ける、そこからの起き攻めで中下投げの3択が10Fごとに襲来するのが3連続とか普通と今からすると頭おかしい性能である。
GGXX、GGXX#Rではその辺りが丸くなったものの、青ロマンと呼ばれるFRCの存在でコストはかかるが技の多彩さに磨きをかけ、やはり上位に。
GGXX/やGGXXACといったバージョンでは起き攻めのループ性や他のキャラと比較して火力が低めになるように手が入ることで中堅上位程度に収まる。
GGXrdではGGXX#R準拠で、ロマンキャンセルの仕様から一部の速すぎる連携を失いつつもゆえにシンプルな強さをもつ上位キャラとして返り咲いている。
長所
- 空中ダッシュが2回できる事やダッシュスピードの速さに加え、急降下や前転といった移動技を持ち、トップクラスの機動力を誇る。
- 一度撃つとその都度回収しなければならないものの、けん制用の空中飛び道具”サイレントフォース”がとても優秀。
- 時間差で発動する飛び道具をダウンからの起き上がりに重ねることで、「崩し→飛び道具→崩し」二連続の崩し連携が可能。起き攻めを切り返されるリスクが低い。
- 崩し技の発生も極めて速い。投げ(1F)、下段(5〜17F)、中段(11F〜19F)など、統計的な人間の反射神経を超えたタイミングで襲いかかる。ファジーガード等のタイミングの違いを突いた防御テクを覚えていない相手を封殺しかねない。
- ダウンを奪う能力自体も高め。リーチこそ短めだが、深く踏み込めるスピードでダウンを取れるコンボがやりやすい。
- これらから1ダウンから相手を封殺できる可能性が極めて高い。「起き攻めの女王」と呼ばれる所以である。
短所
関連動画
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関連項目
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