ニコニコ大百科

ガトーも連邦を一方的に悪と断じてジオンの思想を妄信する点においては人生経験の浅さはコウとさほど変わらんと思う

だからガトーの渋さとか魅力は９９％大塚さんの名演技による物だと何度言えば

>>747
「こんなに合図してるのに」で無言で不機嫌になるタイプとは相性が悪いのかもね

逆に「こんなに合図してるのにわからないなんて、純で可愛い。もう、仕方ないから私からもっとわかりやすく誘ってあげちゃおう」ってタイプからするとツボだと思う
リードしたい、コントロールしたいタイプね

>>751-752
ガトーは思想家ではなく兵士なんだ。だから余計なことは考えず組織の勝利を目指すのが唯一の正解。
軍人という狭い社会においては立派な人間だよ。
ジオン思想の後継者としてはダメダメだけど、そんなもの最初から背負っていない。

視聴者としても「逆襲のシャア」でジオンの後継者のシャアが私情に走ったのを見せられた後だったし
軍人でしかないとしても一応責務を果たしたガトーの評価が上るのは無理もなかったと思う。
（悪役として散ったからシャアのキャラ付け自体は正解だとも思う）

軍人の責務といってもやってることはコロニー落としという民間人をも巻き込む無差別殺戮なのがな・・・

現実世界の軍人なら政府の意向を越えてはいけないけど、デラーズ軍の一員としては作戦を最後までやるのが唯一の責任だとは思う

0083が非ガンダムのオリジナルアニメなら見方が変わったかもしれないが
ジオン軍人としては作戦の成否より私情を優先する連中が悪目立ちしていたのでガトーが潔く見えても不思議はない
人間性では0080のシュタイナー大尉の方が遥かに上だな
（私情は挟まないけど人の死を悔いる感性の持ち主）

>>755
一年戦争でその辺の価値観は全人類レベルで崩壊してるのでなんとも言えん

>>757
そこまで価値観が崩壊していたのなら、Ｚ以降に主人公たちが所属した連邦軍やエゥーゴも無差別殺戮をやっていたはず

キチゲェなのは優性人類生存説とかいうギレンの思想とそれを真に受けてるジオンの連中

そもそも本編のガトーは軍人じゃなくて、自分たちを大義と信念あるサムライと思い込んでいる軍人面したテロリスト以外の何者でもないし

子供の頃は『テロリストだけどなんとなくカッコいい』って思ってた
大人になると『セリフは格好良く聞こえるけどやってることは外道のテロリスト』って思った

そんなキャラ

>>754
ああ確かに時期的にそういう効果もあった可能性はあるね

>>759
デラーズに関して言えばギレンの優勢思想部分は出さずに自治独立部分への賛同って形で示したし
そもそも演説内で名前出てるのギレンじゃなくダイクンのほうだとかもあって
まあ主張は理解できるって感じになってるのはあると思うな
手段が過激すぎるってのはその通りなんだが、そこも相手が超デカイ敵に対してむっちゃ少数ということで判官びいき効激出てるもんで批判点を差っ引いても
巨大な敵に対して出し抜いてやり切ったことは（難易度とか覚悟的な意味で）褒めるに値するみたいなそんな感じ

元よりガンダムの敵キャラに一部の隙も無い正義なんて求めてないしな、味方にもだけど

民間人を巻き込む…にしてもそれまで描かれた敵に比べれば圧倒的に民間人の犠牲は少ない作戦だしな星の屑
落としたコロニーは人が済む前の空っぽのコロニーで
落とした場所は人口密度が少ないであろう穀倉地帯

それ以前に描かれた敵が中の人入りのコロニー落としてたり
街を狙ってコロニー落とししかも町からの脱出も阻んで…とするの見た後で星の屑見ると
うん、だいぶマイルドやなってなる

穀倉地帯は都市部と比べれば人口が少ないとはいえ、広大な面積の穀倉地帯が吹き飛んだようだし、犠牲者の数はオーストラリアに落ちたコロニーの犠牲者の数と大して変わらんと思う。
後、穀倉地帯の損害で地球市民への食糧供給への影響がデラーズの目論見通り出た場合、コロニーからの食糧供給がうまくいかなければ地球市民からかなりの犠牲者が出たのでは？

>>764
直接の設定で言えば星の屑のほうは犠牲者数は不明で
オーストラリアの犠牲者数と変わらないとする資料はないよ

ただ間接的な設定で言えば夏元版コミックでは穀倉地帯の多くが無人農場だとか犠牲者数は最小限とか最小限であればこそ効果を生む、人が生きてこそ効果を発揮すると言及されてるし
何よりバスクがコロニー落下を「事故」と言い張れるってことはオーストラリア程酷い被害出てるとは考えにくいんじゃないかな

あと作劇的な効果を言うなら爆撃される都市や吹き飛ばされる人々を描いてるオーストラリアへの落下にに比べて星の屑ではそういう描写無い
最期に焼け焦げた麦が映るだけ。という違いは大きいかと
そしてやはり落としたものの中身の有無も大きい

星屑作戦で落ちたコロニーの犠牲者の数が少なかったという設定も無い
そもそもデラーズフリート自体が一年戦争で無差別殺戮をしでかしたジオンの残党だし、地球市民にどれだけ犠牲者が出ようと躊躇するような連中ではあるまい

>>766
少なかった設定は直接はなくとも間接的にはあるってたった今示したじゃないか？
そして2行目以降は根拠のない偏見だなとしか
ジオンの人間が全員酷い奴揃いだなんて描写はと真逆の描写を1stから既にしてたわけでな
あとデラーズにしてもガトーにしても人格的には高潔と設定上書いてあるキャラなのは0083の公式HPで確認されたし

直接的な死者はシドニーのそれより出なかったとしても、
その土地が無くなったことで職を失うものがいる、
適切なインフラの恩恵を受けられなかったものがいる、
復興支援等に国の予算を回されたことで適切な福祉を受けられなかったものがいるはずなんだわ
デラーズフリートの思惑通り飢えて死んだ者も多数出ただろう

直接の死人はそりゃシドニーのものよりは少なかったかもしれねえけど、「そういう問題じゃない」んだよなアレ

そのレベルの死者はそれこそ他の戦争や紛争やテロでも出てるだろうし
何ならすべての発端となった長年の棄民政策と圧政の時点でも出てるだろうよと言えちゃうからなー

単純に他との比較って意味で星の屑の被害状況はマイルドに見えるってだけで別に被害ゼロとも言ってないのでそこは誤解なきよう
そして棄民も圧政も戦争も紛争もテロも本来は起こらない、起こすような動機さえないのが一番だけど
ガンダムって元々そうじゃない火種バチバチな世界描いてる物語だからねえ
ってのもある

後付で初代とゼータの間をやりますってなったら、俺なら後世に影響を与えない無難なものにするけどコロニー落とし成功しちゃうんだよな
リアタイで見てたら衝撃スゴそう

真相は隠蔽されましたってオチを考えたのは上手くもあり強引だなという気持ちもあり
でも好き嫌いで言うなら個人的には割と好き

話は変わるが今回の配信みてたら
最終話でのあの修羅場シーンでニナがコウに銃向けた直後、あのガトーが困惑してるって内容のコメあって改めて注目してみたら確かに
えっ？て感じでニナを見る→少ししてコウを見る
って動きしててジワっと笑った
頭の上に!?って記号が見えた気がしたよ

一年戦争からＺの間を描く後付けシナリオの割には核で連邦大艦隊を吹き飛ばしたりコロニーを落としたりとやりたい放題

で、結局それだけの犠牲出して何ができましたか？　なんだよな
あの時代のジオンの被害も受けまくったスペースノイドの皆さんが「うおおおおっ！　流石は俺達のデラーズ・フリートだぜ！　この機を逃さずにコロニー間で連携取って連邦にイニシアチブ取るぜ！」ってやれたの？
成功したって話とんと聞かないんだが、というかそもそもスタートしたの？

これの影響ってスペースノイドへの弾圧が強まる原因となった、名誉ティターンズ兵のデラーズ・フリートの皆さんでした、ちゃんちゃん。くらいしか知らないが

>>773
デラーズは政治家じゃないしシャアみたいに連邦と交渉する機会も持たない（能力もないのだろうけど）から
最初から「何かやる」のは無理
本来は連邦内でクーデター起きないといけないのを、ジオン残党が代わりにやってあげたくらいの感性はあったかもしれないが

>>772
連邦軍の能力が低下したからティターンズのような組織がデカい顔し始めたという理由付けなんだろうね

>>773
その無常感がまた良いんだよ主人公も含めてさ！！
忠臣蔵に例える人もいるがそこは割と的を射ていて
滅びゆく者たちへ、みたいなそういう物悲しさが売りの話でもあると思うぞ

俺TUEEE系と真逆の楽しみ方の作品。

ついでに言えば、全てが隠蔽されて彼らの精一杯も主人公たちの精一杯も無かったことにされても
主人公のなかにその記憶だけは確かに残った
記憶を共有できる近しい人も残った

ってのがお話の肝でスターダストメモリー(星屑の記憶)ってサブタイトルに込められた意味なんじゃないかな

勝利者などいない戦い

>>773
デラーズフリートの面々にはそれでよかったんだろ
負けを認められない連中の駄々こねの結果だからな

ティターンズにしても0083制作時に既に後の破滅が決まってたわけだしな
ティターンズの強硬化をどこまで計算してたかは分からないが、少なくともアクシズ高官らが0083内で言っていてデラーズの決起に期待されていた
連邦による地球圏支配の盤石化の阻止、は少なくとも結果的には叶った
なおその後のアクシズも最終的には

ああ諸行無常、でもそれがまた歴史らしくもある