「ミクモバ」と「距離-distance」問題とは、しづきあやの(現・舞狐姫)とクリプトン・フューチャー・メディア株式会社の喧嘩である。
概要
JOYSOUNDで距離-distanceが配信されてから、しづきあやのはpiaproにて、自身の名義において、この楽曲のミクモバ配信を依頼した。しかし、実際にはボカロ互助会と表記され、しづきあやの、の表記は一切なかった。当時すでにガラケーを持っていなかったしづきあやのは、このことを知らず、半年以上にわたり、正しい権利者の表記が無いままに配信され続けていた。この時期、ボカロ互助会は事実上機能していなかった。
また、クリプトン・フューチャー・メディアは、ミクモバ利用者からの問い合わせに対し、「権利者がそういう表記を望むことがある。」という旨の回答をしていたが、しづきあやの側にそういう意向が一切なく、間違った権利者名がミクモバ利用者に表示される、という事態になっていた。しづきあやのがそのことを知ったのは、ミクモバ利用者がしづきあやのへ送った、全くもって偶然の、問い合わせのメールによってである。
この件に関して、クリプトン・フューチャー・メディア側は、自社のミスであることを認め、しづきあやのに謝罪。美冬とサンプリングCDを渡している。一方で、しづきあやのはクリプトン・フューチャー・メディア側に、できることはしてほしい、と言う申し入れをしていた。
一般的な、配信されてからのダウンロード数の推移を考慮した場合、半年以上にわたって作品が権利者名の表記なしに販売されていたことは、大きな機会の逸失であろう。同時期に、自身の名義でクリプトン・フューチャー・メディアの運営するKarenTに所属していくボカロPが増えていく中、しづきあやのというボカロPが、リスナーにはおろか、クリプトン・フューチャー・メディア側にすら認識されておらず、活動を続けていたしづきあやの作品ではなく、すでに活動終了した組織の作品、と言う間違った情報を発信し続けた事実は残る。
この件に関して、2016年、しづきあやのはクリプトン・フューチャー・メディアにメールをしたが、一週間以上を待っても回答が無い為、電話にて催促。ようやく回答を得たが、その内容は、謝罪は誤表記に対してのみ、補償の約束はしていない、といったものであった。再度返信したメールに対する回答はない。
しづきあやのは、クリプトン・フューチャー・メディア取り扱い製品を利用した動画を公開停止した。
しづきあやのとVocaloid
しづきあやのとVocaloidの関わりは、しづきあやのが所属しているADSLの主宰者、ぼか主がある日突然、MEIKOを買ってきたところから始まる。ぼか主が作ったMEIKOのデモに対し、ピアノのオケを提供したのだ。
当然それは、ニコニコ動画にぼか主が初めてVocaloid動画をアップした、初音ミク発売の5ヶ月前よりも、何年も前のことである。ぼか主と共に活動していたしづきあやのは、MEIKOや、ひいてはVocaloidの、エバンジェリストだったのである。
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社は、名前を表記しなかったと言う自社のミスで、しづきあやのを無名にしておいて、いとも簡単に切り捨てたわけだが。
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社の公式見解
- 作品のプロモーションを積極的に行っていく旨のお約束は申し上げておらず、弊社としては、誤表記に関してのみご対応しお詫び申し上げたものでございます。
- 「機会損失」という点について、それが具体的に何をお指しになっているものか弊社としては判断いたしかねます。
メールについてはしづきあやのが最初の段階で公開する旨を通達済み。
しづきあやのの見解
- そもそも、謝罪すれば済む問題?
- クリプトン・フューチャー・メディアってそういう会社。嫌になって辞めた人とかも知ってるし。
- 札幌に住んでれば、札幌市とかにも認められてるのも嫌というほど感じるし。
- 雪ミクの市電なんか、札幌市交通局の管轄じゃん。
- 会社でかくなって、天狗になってんじゃないの。
- それまで会社を支えてきてくれた人のことも考えられない会社、ノー・フューチャー、だよね(笑)
- どうせみんな初音ミク大好きで、この記事も黙殺するんでしょ。
- この記事が削除されたら、圧力だよね。
- でもとりあえず美冬は美味しい。
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