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『百チャレ「アズールレーンの関連」記事を作ろう』騒動とは、ニコニコ大百科で行われた企画『【百チャレ】求む!愛の深い編集者「アズールレーンの関連」記事を作ろう』で発生した騒動である。
概要
2019年8月29日から9月26日にかけて、ニコニコ大百科で『【百チャレ】求む!愛の深い編集者「アズールレーンの関連」記事を作ろう』を開催された。ちょうどその頃、ゲーム『アズールレーンクロスウェーブ』が8月29日発売されること、翌年にアニメの放映が予定されていることなど、話題が多かったことを受けて開催を決めたと思われる。
しかし、この企画はニコニコ大百科運営チームの意図に反して騒動となっていしまい、企画発表から終了まで企画告知記事の掲示板では荒らし行為が常態化。運営は掲示板の書き込みを大量に削除して対抗し、最終的に企画は崩壊状態に陥ってしまった。
企画終了後の10月1日、運営は結果発表と総括を行ったが、その内容は企画の記録的不振であった。
原因
当時ニコニコの運営代表であった栗田穣崇氏の発言が、この騒動の元々の原因となっている。栗田氏は『艦隊これくしょん～艦これ～』のプレイヤーであり、ガチ勢として有名だった。栗田氏は、艦これの後発ゲームであるアズールレーンをプレイし、これを「艦これが持つ悲壮感は全く持ち合わせておらず、単なる艦隊モチーフのアイドルアクションゲーム」と評するツイートをした。
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/sigekun/status/929031630496317441
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https://twitter.com/sigekun/status/936043755815104512
このツイートはアズールレーンとニコニコ動画のコラボ企画が予定されていた（ツイート当時は未発表）こともあり、一部から批判されることになった。これに対して栗田氏は「あくまで個人アカウントでの発言であるから趣味については自由に発言する」と主張した。
この発言により、栗田氏は一部から『悲壮感おじさん』としてネタにされることになる。
中国でも報道
Nico动画母公司董事：《碧蓝航线》只是偶像游戏，不如舰娘悲壮
（Google日本語翻訳
多くの日本人プレイヤーにとって、ゲームに歴史の重さと祖国の誇りを反映しているかは気にしていない。
モバイルゲームは下半身で投票する妻であり、国籍や歴史など気にしない。
（要約）
多くの日本人プレイヤーは、ゲームはキャラクターへの愛さえあれば、国籍とか歴史なんて大したことではないと考えている。キャラクターの魅力（特に性的な意味で）が重要であって、栗田の主張する“悲壮感”や、田中謙介が主張する“慰霊・鎮魂”なんて、ほとんどのプレイヤー達は求めていない。
百チャレの開催
上記の様な下地があった中、ニコニコ大百科でアズールレーン関連記事を対象にした記事編集企画「百チャレ」が行われることになった。
しかし、本来なら編集者たちで交流や相談が行われる場所である企画記事の掲示板に、艦これ・アズレン双方の過激派が登場し対立。企画とは直接関係のない栗田穣崇関連のレスばかりが書き込まれる状況に陥ってしまう。更にはレスバトルとレス削除依頼の応酬合戦にまで発展する事態となった。
これに対して運営は、アズールレーン側のレスや艦これ側のレス、栗田穣崇へのレスも手あたり次第に削除し、書き込みを規制するようになる。……というか、運営には他にできる対応がなかった。
対立の結果
百チャレの期間中でありながら企画記事の掲示板は焦土と化し、アズレン・艦これの関連記事や栗田氏の記事の掲示板もこれに巻き込まれた。
もはや何を書き込んでもどこからか削除申請が飛んできて運営に削除され、次々と規制が発動して書き込みすら出来なくなるという有様となり、正常な企画進行は事実上不可能となった。
こんな状況でも、「荒らしとレスバトルが酷いから企画中止」とするわけにもいかず、運営は粛々と企画を続行。10月1日に結果発表が行われた
が、運営は「あまり記事数は伸びませんでしたが、編集者さんの愛が伝わってくるような記事がたくさん生まれました」と苦しいコメントをしている。
最終的に参加した編集者は4人、新規に記事を作成した編集者は1人だけ。投稿・編集された記事は僅か9本という記録的不振で終わった。
「プレミアム会員が減少して編集者が減ったから、昔のように大量の記事が作られることがなかったのだ」という意見があるかもしれないが、「ポケモンのトレーナー」というお題では87本の記事が編集されており、恐らく関係ないと思われる。
関連項目
外部リンク
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