おっと オイルでアイセンサーがかすんで……とは、ゲーム「クロノトリガー」に登場するキャラ、ロボのセリフである。
概要
クロノを復活させた状態でラヴォスを倒すと見ることができるエンディング中のセリフである。
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この記事は、クロノトリガーのエンディングのネタバレを含んでいます。 それでも問題ないという方だけ下へスクロールしてください。 |
全ての元凶を倒したことで、滅びの未来は回避された。現代(A.D.1000)のリーネ広場では、クロノたちの凱旋を祝い盛大な戦勝パレードが催されていた。
だが楽しいひと時は束の間、共に戦った仲間たちとの別れの時が近づいていた。ラヴォスを倒したことで、タイムゲートが閉じつつあったからだ。ゲートが完全に閉じてしまう前に、仲間たちは自分たちのいた時代へ戻らなければならない。
エイラはキーノと共に原始へ。
カエルはガルディア21世と共に中世へ。
魔王はサラを探すため、何処とも知れぬ時代へひとり旅立っていった。
そして…ロボはドンと共に未来へ戻るため、ゲートをくぐろうとする。だがロボの最大の理解者であるルッカは、別れの言葉を切り出すことができない。
ロボはもともと荒廃した未来で生み出された戦闘マシンだ。だが、平和な未来に改変されたことで、ロボの存在自体が「なかったこと」にされるのでは…とルッカは懸念していたのだ。そんなルッカを気遣い、改変された未来でもきっと自分は生まれてくると言ってみせるロボだったが、ルッカはこらえきれなくなった感情をロボにぶつけるのだった。
そう言ってロボの胸に飛び込み泣きじゃくるルッカに、思いやりの気持ちを教えてくれたことに感謝していると応えるロボ。やがてロボは立ち上がり、ルッカに別れを告げた。
サヨウ……ナラ。
そのまま真っ直ぐゲートの方に歩いていくかと思いきや、なぜか明後日の方向に向かい、テレポットにぶつかってしまう。
おっと オイルでアイセンサーがかすんで……
ロボットらしい表現で感情を表したのだった。そして今度こそゲートをくぐり、未来へと戻っていった。
このシーンで流れているBGM(エピローグ ~親しき仲間へ~)も相まって、ルッカやロボにつられてアイセンサーにオイルが充満したプレイヤーも多いと思われる。
ロボのその後
クロノが復活しているという条件に加えて、シルバードが壊れていないという条件も満たした場合、未来へ戻っていったロボがアトロポスらしきロボットと一緒にいる姿を見ることができる。ルッカの懸念は杞憂で済んだようだ。
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関連項目
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