まあ......おまえじゃわからないか この領域の話は とは、漫画『ヒストリエ』の台詞。
概要
主人公:エウメネスが奴隷として運ばれる際、その船が難破して漂着したボアの村で助けられる事になる。現在に状況から剣を扱えた方がいいと判断したエウメネスは村一番と評判のバトに剣を教えて貰う事になった。
しかし、いざ稽古を始めて見るとこの村では剣を右腰に差すという独特のスタイルにわからない……文化が違う!と困惑する。一応理由についてはこの村で使われる重い盾のせいではないかと推測し、郷に入っては郷に従えと一応右に指して見るがどうしてもエウメネスにはなじめなかった。
そこで妥協案として後ろ腰に指す事にしたがバトに「おいこら なんだよその指し方はァ」と注意されてしまう。一応右向きな事と”前に出会った剣の達人が予備の刃物をこう指していた”事を言い訳すると「何⁉剣の達人⁉」とバトの興味は剣の指し方云々よりもすっかりその”剣の達人”の方に移ってしまう。
続くバトの「おれとどっちが強い?」という質問にエウメネスが「さ……さあ それは……」と答えるとバトは「まあ......おまえじゃわからないか この領域の話は」と少し馬鹿にした様な諦めた様な顔で言った後、そういう高いレベルの相手と勝負をしてみたい事を虚空に嘆いた。
バトには曖昧な返事をしたエウメネスだったが、バトの腕前を”村一番などという領域ではない”と高く評価しつつもその”剣の達人”=トラスクにはまるで及ばないと見ていたのだった。
ネットやSNSでは主に専門的な事やニッチ事を話す際に上から目線でマウントを取っている感じや、逆にネタとして下から目線をキメている使い方をされる。
コラ画像
ライトノベル『魔法科高校の劣等生』の主人公:司波達也の台詞コラ画像が有名。たぶんこっちが本家と思っている人も多いはず。
元がエウメネス1人に対しての台詞なので「おまえ」だったが、このコラ画像では「おまえら」と複数形になっている。
使われているのは漫画版:入学編(書籍サイトなどでは無印表記の場合もある)2巻の模擬戦後の解説タイムでの「学校では 評価されない項目ですからね」のコマ。因みにこの状況ではその場の殆ど(瞬殺された服部も含めて)が司波達也の能力に驚きつつも仕組み自体はわかっている。
また、元の台詞の方に記述するが状況や心境的にそこまでドヤ顔wというほどでは無い。丁寧に汗も消されている。
関連動画
関連静画
関連リンク
関連項目
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