ゆうかんな機関車(原題:Gallant Old Engine)とは、映像作品「きかんしゃトーマス」の原作となる「汽車のえほん」(原題:The railway series)シリーズの第17巻である。
著:ウィルバート・オードリー/挿絵:ジョン・ケニー
概要
汽車のえほんシリーズ第17巻。英国では1962年に出版された。日本では1980年に出版されたが、2004年ごろに品切重版未定となった。しかし、2010年12月に「汽車のえほん」シリーズ65周年記念としてミニ新装版が発売された。更に2020年12月には「新・汽車のえほん」版が発売された。
今回の舞台はスカーロイ鉄道。スカーロイ鉄道が舞台となるのは14巻「小さなふるい機関車」以来である。本のタイトルとっている4話「ゆうかんな機関車」は、スカーロイの口からサー・ハンデル、ピーター・サムが来る前のスカーロイ鉄道の状況が語られる。
収録作品
邦題 | 原題 | TVシリーズ対応回 |
---|---|---|
とくせいのえんとつ | Special Funnel | 第97話 とくせいのえんとつ |
じょうきローラー | Steamroller | 第98話 スチームローラー |
ふへいやダンカン | Passengers and Polish | 第99話 ボディをみがいて |
ゆうかんな機関車 | Gallant Old Engine | 第100話 ゆうかんなきかんしゃ |
キャラクター
- ピーター・サム:1話では煙突がとうとう折れてしまうが、最新のギースル・エジェクタ式の煙突が届き、絶好調に。
- ラスティー:1話で、流された橋の復旧に向う。
- サー・ハンデル:2話で、幅広の車輪に換装されたことをみんなに自慢していた。相変わらずの性悪。ジョージと対決することになるが、その最中事故を起こす。
- スカーロイ:3話で、レニアスが帰ってくると聞いて喜んでいたが、脱線事故を起こす。4話では、態度の悪いダンカンを諌めるためにレニアスの話をする。
- ダンカン:3話では、ピーター・サムの煙突やスカーロイがボディを磨いてもらったことや、お客のアイスクリームを見てスネる。脱線事故を起こしたスカーロイの救援に向かうも、不満が爆発し陸橋の上で止まってしまう。4話でレニアスの話を聞き、改心したようだ。
- レニアス:4話に登場。スカーロイの昔話の中では、片方のシリンダーがだめになるという最悪の状況から、なんとか駅までたどり着いた。まさに勇敢な機関車である。最後には、エドワードに連れられ工場から帰ってくる。10巻以来の登場。
- エドワード:レニアスを修理工場から連れてくる。
その他のキャラクター
- ジョージ:鉄道反対を叫ぶスチームローラー。サー・ハンデルに喧嘩をふっかける。
- ナンシー:車掌の娘。スカーロイのボディを磨くが、ダンカンの掃除は売店の手伝いを理由に断ってしまった。そのせいでダンカンがスネる。
関連動画
関連項目
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