ちびっこ機関車パーシー(原題:Percy the Small Engine)とは、映像作品「きかんしゃトーマス」の原作となる「汽車のえほん」(原題:The railway series)シリーズの第11巻である。
著:ウィルバート・オードリー/挿絵:レジナルド・ダルビー
概要
汽車のえほんシリーズ第11巻。英国では1956年に出版された。日本では1974年に出版されたが、2004年ごろに品切重版未定となった。2005年に出版された新装改訂版が発売された。2010年12月には「汽車のえほん」シリーズ65周年記念としてミニ新装版が発売された。更に2020年12月には「新・汽車のえほん」版が発売された。
この巻は、緑色の小さな機関車「パーシー」を主人公としている。
シリーズ初期から挿絵を担当していた画家、クラレンス・レジナルド・ダルビーが挿絵を担当した最後の巻である。
収録作品
旧版邦題 | 新版邦題 | 原題 | TVシリーズ対応回 |
---|---|---|---|
パーシーとしんごう | パーシーと信号 | Percy and the Signal | 第33話 パーシーとしんごう |
パーシーとダック | パーシーとダック | Duck Takes Charge | 第34話 ダックしごとをもらう |
パーシーとハロルド | パーシーとハロルド | Percy and Harold | 第35話 パーシーとハロルド |
パーシーとこう水 | パーシーとこうずい | Percy's Promise | 第54話 パーシーとこうずい |
キャラクター
- パーシー:この巻の主役。1話ではゴードンとジェームスに担がれた。2話では大きい機関車の自信への扱いに不満を持っていることが明らかになる。3話ではヘリコプターのハロルドと競争し、大金星をあげる。4話では洪水の中を必死に走り、トーマスとの約束を一途に守り通した。
- ゴードン:1話では、パーシーに騙されたお返しに、「戻れの信号」が存在すると言ってパーシーを担ぐ。2話では新入りのダックをからかうが、ダックが操車場で抗議を始めたため腹を立てる。
- ジェームス:1話ではパーシーに騙され、車庫に閉じこもりハット卿にお目玉を食らう。ゴードンと共謀し、パーシーを担ぐ。2話ではゴードン同様、ダックをからかう。
- ヘンリー:2話でゴードンたちと組み、ダックをからかう。
- ダック:2話で初登場。操車場の貨客の取扱量が増えたため、パーシーの手伝いにやってきた。大西部鉄道出身。大きな機関車たちにこき使われるパーシーを助けようと、操車場で抗議を始める。
- ハロルド:3話で初登場。トーマスの支線から港に出る線の途中の空港にいる。パーシーを時代遅れだといい、競争することになる。着陸地点がなかなか見つからず、結果は惜敗。後にパーシーと友人になる。
- トビー:トーマスの支線で働いている。ハロルドに馬鹿にされたパーシーの愚痴を聞く、チョイ役。
- トーマス:4話に登場。夏は忙しいようで、アニーとクララベルに乗せた海水浴へ行く子供たちの世話をパーシーに頼む。
その他のキャラクター
関連動画
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
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- 機関車トーマス
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