ミュラー 「反転しつつ上昇!」 オルラウ 「きます」 ミュラー 「上下回避!!」 オルラウ 「駄目です」
オルラウ(Orlau)とは、田中芳樹による小説『銀河英雄伝説』の登場人物。
石黒監督版OVAにて声を演じたのは梶哲也。Die Neue Theseでは志村知幸。
「概要!!」
「駄目です」
銀河帝国軍人で、階級は准将のち少将。のちに“獅子の泉の七元帥”と称されるラインハルト・フォン・ローエングラム麾下の将たちの一人、ナイトハルト・ミュラーから参謀として信頼を受けた。
初登場は、帝国暦489年に実施されたガイエスブルク移動要塞によってイゼルローン要塞を攻略する作戦(第八次イゼルローン要塞攻防戦)において、参謀として参加した際。カール・グスタフ・ケンプ大将の副司令官としてミュラー大将からすでに参謀としての信頼を得ており、作戦中、方針をめぐってケンプと対立したミュラーが独断で動くことを考えつつもさすがに迷ったために相談を受け、若さゆえに時に気がはやりがちなミュラーを冷静で堅実な発言をもってたしなめる。
閣下は総司令官ではなく、副司令官でいらっしゃいます。ご自分の我をとおされるより、総司令官のご方針にしたがわれるべきでありましょう
と説き、その行動を断念させた。結果としては、敵要塞を攻撃中に副司令官ミュラーと総司令官ケンプとのわだかまりが深刻化してしまう事態をふせいだともいえるだろう。
その後も、明言はされていないながらもミュラーの幕僚の立場にあったようで、新帝国暦2年、回廊の戦いののちにヤン・ウェンリーが地球教徒に暗殺された際は、皇帝ラインハルトの名代をつとめたミュラー(および生前のヤンと親交のあったラッツェル)と共にイゼルローン要塞を弔問している。このときの階級は少将であった。
「石黒監督版OVA!!」
「きます」
石黒監督版OVAでは、CVの梶哲也の声質やナイトハルト・ミュラーよりも年上な外見から、若いミュラーと好対照に落ち着いた“御守役”的な雰囲気がある。
記事冒頭のミュラーとの掛け合いは、ヤン不在の間にイゼルローン要塞を攻略せんと出撃したミュラーが、ガイエスブルク要塞を接近させてイゼルローン表面の液体金属を誘引する作戦に成功し、要塞の外壁にイケイケで攻撃していたところ、ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツの策にはまるという「若気の至り」を発揮する中で、司令官にやたら冷静に事態を伝えているシーン(原作にはない台詞である)。
その後、バーミリオン星域会戦、マル・アデッタ星域会戦などでもミュラーの幕僚として姿を見せている。前者では戦場到着時の自艦隊の艦艇数を、後者では同盟軍の突破を阻止するために艦隊を分散させてしまうことへの危惧を述べていた。
なお、ガイエスブルク要塞のワープについてケンプとミュラーが打ち合わせているシーンに登場するオルラウはなぜか金髪だったが、指定ミスだったらしくDVD版では正しい髪の色(焦茶色)に修正されている。
「関連動画!!」
「駄目です」
「関連商品!!」
「きます」
「関連コミュニティ!!」
「駄目です」
「関連項目!!」
「きます」
|
- 4
- 0pt