『キャタツとハシゴ』とは、ゲーム『逆転裁判』シリーズにおける定番ネタである。
概要
脚立(ゲーム中では「キャタツ」表記)の名称について、パートナーと操作キャラクターが議論するという内容である。
初出は『逆転裁判』(および『蘇る逆転』)の第3話。ここでは綾里真宵がキャタツを指して「ハシゴ」と呼び、それを成歩堂龍一が「それはキャタツだよ」と訂正するが、「どうちがうの?同じようなものじゃない。もっとホンシツを見ようよ、なるほどくん。」と返されて乾いた笑いを浮かべるというものであった。
これだけならシリーズによくある小ネタなのだが、この会話はスタッフからの受けが良かったらしく以降の作品では「指定もしないのに、いつの間にか勝手に「テキストをつけろ」と言わんばかりにキャタツが置かれている」状態になってしまったらしい。
なお『2』第4話では綾里春美が暖炉を「かまど」と言い、それを成歩堂が訂正するがどう違うのか聞かれて「そういえばかまどって見たことがない」と返すのに困るという会話があるが、『3』で暖炉について、真宵と同じ会話をして同じ訂正をしたところやっぱり「もっとホンシツを見よう」と返されてしまった。
『4』第2話では王泥喜法介が「ハシゴ」と呼び、成歩堂みぬきは「キャタツ」と訂正する。その際、みぬきは「キャタツは自立できるようになった、ハシゴの上位互換」と解説したが、王泥喜からは「要するに、ハシゴなんだろ?もっとホンシツを見ようぜ。」と返された。
さらに『4』第3話では王泥喜が「面倒だ。まとめて"キャシゴ"と呼ぼう。」と言い出し、さらに宝月茜と以降「キャシゴ」呼びで会話し、みぬきはそれにずっと不服な様子を見せた。
なお、Wikipediaでは「脚立」で調べると「梯子」にリダイレクトされ、「特殊な梯子」の一つとして解説されている。→参考
つまり、『4』におけるみぬきの解説は正しかったということになる。でも要するに、ハシゴなんだろ?
キャタツ派とハシゴ派
- 「キャタツ」と呼ぶ人物……成歩堂龍一、成歩堂みぬき、一条美雲、御剣信、希月心音
- 「ハシゴ」と呼ぶ人物……綾里真宵、糸鋸圭介、御剣怜侍、王泥喜法介、宝月茜、馬堂一徹
- 「キャシゴ」と呼んだ人物……王泥喜法介、宝月茜
成歩堂「意外と知られてないのか?このシロモノの名前……」(『3』第5話より)
関連動画
関連項目
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