『クラッシュ・バンディクー3 〜ブッとび!世界一周〜』とは、1998年12月17日にソニー・コンピュータエンタテインメントより発売されたプレイステーション用アクションゲームである。4,800円(税別)。
北米版のタイトルは「Crash Bandicoot 3: Warped」。ニコニコ動画のタグは「クラッシュバンディクー3」。
概要
『クラッシュ・バンディクー』シリーズの第3作目。開発元はノーティドッグで、『クラッシュ・バンディクー2 〜コルテックスの逆襲!〜』の続編として作られた。クラッシュ・バンディクー人気がもっとも加熱した時期に発売された。
クラッシュに様々なアクションが追加され、操作の幅が大きく広がったゲームである。
自由度があがった反面、難易度はそれらのアクションを駆使することで比較的容易になるようになっている。
そのうちの一つ、「リンゴバズーカ」はあまりにも便利過ぎて、ゲーム難易度を目に見えて下げてしまう装備である。
が、それ以降はニトロ箱の破壊が自己責任になるステージが多くなるので、シリーズお馴染みの箱破壊コンプリートを目指すやりこみ派を飽きさせる要素ではない。
ノーティドッグが生み出したアクションゲームスター・クラッシュバンディクーだが、4以降は製作が変更されてしまう。
そのため、ノーティドッグ謹製のアクションゲーはこの3が最後となっている。
ちなみにノーティドッグが携わらなくなったクラッシュは徐々に方向性を変えていき、それが原因かは不明だが4以降はそれまでのような支持を得ることは出来なくなり、「5」のあとの「フェスティバル」を最後にクラッシュシリーズは日本展開を終えた。
ポケットステーションに対応しており、おまけ要素が盛り込まれている。
1999年10月14日、廉価版 (PlayStation the Best for Family) 発売。2,800円(税別)。
2001年12月6日、再廉価版 (PS one Books) 発売。2,200円(税別)。
2007年9月27日、PSP/PS3用ゲームアーカイブスで配信開始。600円(税込)。
2013年11月、VITA用ゲームアーカイブス版がポケットステーションに対応。完全クリアが可能に。
2014年11月、VITA用ゲームアーカイブス版配信終了(権利元の都合により)
新アクション
- スーパーボディプレス
ボディプレスの落下時の衝撃波の範囲と落下速度が上昇する。回転しながら落ちる姿は微笑ましい。 - ダブルジャンプ
要するに二弾ジャンプ。スライディングから放つとさらにジャンプ力があがる。 - たつまきスピンアタック
おなじみ技の強化版。ボタンを連打することで通常よりもスピンアタックが長く持続する。クラッシュプレイヤーには言うまでもないが、アイテムも相変わらず容赦なく飛んでいく。 - リンゴバズーカ
本ゲーム最強武器。リンゴを放つのに特に所持しているリンゴなどを消費せず撃てる無限バズーカ。一部のステージやボス戦では使えないものの、これがあるだけでステージ攻略がとても楽になる。例え爆弾箱だろうがニトロ箱だろうが、何故かアラビアに出没する忍者(カトン・ジツを使って行く手を阻む)だろうが兎に角遠くにある危険なオブジェクトをあらかじめコレで狙撃しとけばもう何も怖くない。そのため縛りプレイでは真っ先に縛りたくなるバランスブレイカーである。 - スピードシューズ
タイムアタック用のアイテム。R2と一緒に押すことでダッシュ移動が出来る。タイムアタックであえてこのアイテムを縛る猛者もいるが、これがあったほうがトロフィー習得が楽になるのは言うまでもない。
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関連項目
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