ここで言う超兵器とは、ゲーム「鋼鉄の咆哮シリーズ」に登場するボスキャラクターである。
概要
鋼鉄の咆哮シリーズのストーリー上の重要な鍵を握るボスキャラクター、ほとんどは艦船であるが、航空機や衛星などの超兵器も存在する。エリアや章の区切りに登場し、プレイヤーの大きな壁となる。
超兵器の大きさ
度々ファンの間でも話題になる超兵器の大きさだが、設定資料集や公式に発表されたことはなく謎が多い。
初代の超兵器テュランヌスのみスペックが判明しており、全長は639mとなっている。これによりテュランヌスよりドットが大きい超兵器はそれ以上、小さい超兵器はそれ以下と考えられる。テュランヌスよりドットが大きい超兵器は初代ではヴォルケンクラッツァーのみであり、WSC2ではハボクックがヴォルケンクラッツァーよりも巨大となっている。また搭載している兵器からもある程度の大きさは推測できるだろう。
航空機のアルケオプテリクスやジュラーヴリクは通常滑走路から運用可能、前者は海面に映る影の大きさ、後者はOP映像でのサイズを考えると150m前後と考えられる。他の航空機型超兵器も大体同じサイズだと思われる。
またPS2版の超兵器はPC版より巨大になっているが、これは3Dになり迫力を出すためだと思われる、それを裏付けるかのようにヴィルベルヴィントの内火艇は異常に大きい。同じく鋼鉄の咆哮3の超兵器も戦闘画面では凄まじく大きいが、これも同じ理由だと考えられる。
以上の点から考察すると
150m前後:航空機型超兵器、ドーラ・ドルヒ
300m前後:レムレース、シュトゥルムヴィント、ドレッドノート、他
400m前後:アルウス、ブラッタ、デュアルクレイター、他
500m前後:ドリル戦艦荒覇吐、擬装戦艦ストレインジ・デルタ、シュトラール、他
600m前後:ヴォルケンクラッツァー、リヴァイアサン、テュランヌス(639m)、他
700m前後:ハボクック、要塞艦ストレインジ・デルタ、他
大体この程度だと思われるが、あくまでも推測なのであまりアテにしないように。
デザインの設定
PC版鋼鉄の咆哮の超兵器はデザインする上での構想が語られており
などを設定した上で作られており、ネーミングや外見については
などを考えてネーミングやモデリングをしていると、PC版鋼鉄の咆哮の監督「石川慎二」氏がインタビューで語っている。
シリーズごとの設定
シリーズによって設定上の差はあるが、基本的に既存の兵器よりずっと大型で、何かしら常識を逸脱する特徴、などの共通点を持つ。
鋼鉄の咆哮 ウォーシップコマンダー
日本、アメリカ、イギリス、ドイツの列強四国が期せずにして興った゛超兵器゛構想。各国がこぞって持てる技術のすべてを降って沸いた゛夢゛に注ぎ込んだ。というのが初代の設定。後に移植されたPS2版では世界を支配する組織「テュランヌス」が開発したという設定になっている。
超兵器が通常兵器の延長線という設定であるようなので、後のシリーズと違いそこまでぶっ飛んだ超兵器は登場しない。
鋼鉄の咆哮2 ウォーシップコマンダー
パラレルワールドの日本、アメリカ、イギリス、ドイツが研究していた「新型機関」。特殊なノイズを発し、平行世界に干渉して異世界と繋げてしまう能力を持つ。
基本的には機関とそれを積んだ艦船や航空機のことを超兵器と呼ぶが、ヴォルケンクラッツァー級が装備していた波動砲を「究極超兵器」と呼ぶこともあった。機関の研究は各国でいつの間にか始まっていたらしく、その出自は不明。鋼鉄シリーズで最もぶっ飛んだ設定を持っており、一部の超兵器は平行世界への移動のほか、過去あるいは未来へも転移できる模様。エクストラキットでは超兵器は物理法則を超えた力を持つことが判明し、ノイズの正体も時空のゆがみであることが明かされた。
鋼鉄の咆哮3 ウォーシップコマンダー
南極大陸の新独立国家より、「レアメタル」と呼ばれる新合金が発見され、新たなエネルギー発生装置が開発された。列強諸国がこの装置を用いて建造したのが「超兵器」である。
鋼鉄の咆哮2と同じく新型機関という設定ではあるが、平行世界に飛ぶ能力はない。プレイヤーの超兵器船体は「核融合炉」でしか動かないため、この新たなエネルギー発生装置とは核融合炉のことであると推測される。
鋼鉄の咆哮2 ウォーシップガンナー
パラレルワールドに存在する帝国が開発した、通常兵器を超えるオーバーテクノロジーを持つ兵器。
ストーリー自体はPC版WSC2と似ているが、超兵器に平行世界を移動する能力はない模様。
鋼鉄の咆哮2 ウォーシップコマンダー PS2
世界を二分する大国として認識されていたウィルシアが戦線投入した、現代の技術水準を超越した巨大兵器、それが「超兵器」と呼ばれている。
実際にはウィルシアが開発したものではなく、超兵器は平行世界から突如飛んできた設定。それをウィルシアが手に入れたため周辺諸国へと侵攻を始めた模様。
ウォーシップガンナー2 鋼鉄の咆哮
北極海に眠っていた太古の兵器「フィンブルヴィンテル」を原型にして生み出されたと推測される機関。それを搭載した兵器の総称である「超常兵器級」の略称として「超兵器」と呼ばれる。
この超兵器機関は、ある程度バラバラになっても動き続けるため、ある種の有機性を持つ部品の集合体だと作中では推測された。その正体はフィンブルヴィンテルの一部あるいは分身のようなものであり、本体であるフィンブルヴィンテルが破壊されたことですべての超兵器機関は機能を停止した。
登場超兵器
鋼鉄の咆哮シリーズに登場する超兵器を以下にまとめる、ここには記載されていないが「改アルウス」や「改ムスペルヘイム」などの改良型も多く存在する。
艦船型超兵器
潜行型超兵器
超兵器名 | 肩書き | 備考 |
---|---|---|
レムレース | 巨大潜水艦 | 3WSCでも登場予定だったのか、「超大型潜水艦」と呼ばれるボイスが残っている。 |
ドレッドノート | 超巨大潜水艦 超巨大潜水戦艦 超巨大潜水空母 |
記事は→ドレッドノート(鋼鉄の咆哮) PC版では接近時のボイスが「超巨大潜水艦」、浮上時には下記のボイスとなるが、PS2版では「超巨大潜水戦艦」に統一されている。 3WSCのみ潜水空母として登場する。 |
ノーチラス | 超巨大高速潜水艦 超巨大高速潜水戦艦 |
記事は→ノーチラス(鋼鉄の咆哮) PC版とWSGでは上記、PS2版2WSCでは下記の肩書きとなっている。 |
アームドウイング | 超巨大高速潜水艦 |
航空機型超兵器
超兵器名 | 肩書き | 備考 |
---|---|---|
アルケオプテリクス | 超巨大爆撃機 | |
ヴリルオーディン | 巨大円盤機 巨大円盤型攻撃機 超巨大円盤型爆撃機 超巨大未確認飛行物体 |
EKではゲーム中が「巨大円盤機」、攻略本では「巨大円盤型攻撃機」。3WSCではゲーム中では「超巨大円盤機」、攻略本では「超巨大円盤型爆撃機」。PS2版ではゲーム中が「超巨大未確認飛行物体」で攻略本はEKと同じとややこしい事になっている。 |
ジュラーヴリク | 超巨大爆撃機 | |
フォーゲルシュメーラ | 超巨大攻撃機 |
その他
超兵器名 | 肩書き | 備考 |
---|---|---|
スレイプニル | 超巨大地上戦艦 | 記事は→(スレイプニル(鋼鉄の咆哮) 肩書きは攻略本より。 |
ソヴィエツキー・ソユーズ | 超巨大攻撃衛星 超巨大衛星 |
ゲーム中では上記、攻略本では下記の肩書きとなっている。 |
ドーラ・ドルヒ | 超巨大列車砲 | |
ヘル・アーチェ | 超巨大水上要塞 | |
フィンブルヴィンテル | 究極超兵器 | |
キョウフノダイオウイカ | 究極なまもの兵器 |
超兵器のような何か
関連動画
関連項目
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https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E8%B6%85%E5%85%B5%E5%99%A8%28%E9%8B%BC%E9%89%84%E3%81%AE%E5%92%86%E5%93%AE%29