ニコニコ大百科記事削除及び腰問題とは、ニコニコ大百科における問題の一つである。
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この記事は一部の方々の主張を取り扱った記事です。 ←天秤は水平ですがニコニコ大百科および株式会社ドワンゴの見解・主張ではないことにご留意ください。 |
概要
ニコニコ大百科において、記事の著作権は作成時点で運営に渡る。そのため、たとえ規約に違反した記事であろうとその削除はユーザーたちが勝手に行うことは許されず、削除依頼掲示板を通しての、運営主導での削除が基本とされており、ユーザーたちによる合意形成を行ってのリダイレクトによる実質的な削除が次善の策とされている。
しかし、この削除依頼掲示板に関して、ユーザー間ではあまり信用されていない。それは、依頼があまり通らないためである。調べたところ、本記事作成時点での2022年における依頼は185件されているが、そのうち実際に通った依頼は45件であり、およそ25%の依頼しか通していない(レス数を依頼件数とカウント)。さらにその内訳は記事削除に対する削除依頼が26件、外部サイトからのコピペ記事に対する依頼が9件、著作権侵害が行われている記事に対する依頼が2件、その他8件となっている。
つまり、現在の削除依頼掲示板は実質的には記事削除及びコピペ記事報告掲示板となっていて、それら以外の依頼たとえ、記事内でのプライバシーの侵害を理由とした依頼であろうが、誹謗中傷・名誉棄損を理由とした依頼であろうが放置されている。
これらの現状がなぜ起きているのか、それはニコニコ大百科運営関係者がかつてした包摂主義宣言および下記の発言に由来すると思われる。
規約でNGなものはすべて削除などの対応するわけじゃないですよ。
規約違反は、いつでも取り締まれるけど、取り締まるかどうかは運営会社が判断するってことで。
この発言達に沿って今でもサイト運営しているため、記事の削除があまり行われないのである。しかし、前述の発言は2010年時にされたものであり、ネットリテラシーの向上や、誹謗中傷の厳罰化が叫ばれている昨今においては、規約違反を認知しながら放置し続ける当サイトは時代に即していないと断言できる。
そして、運営が規約違反記事の放置を行っているしわ寄せはユーザーに来ており、ユーザーが自主的に規約違反に目を光らせ、編集行為で対応するのが常態化している。
運営にはぜひとも利用規約を遵守したサイト運営を行ってもらいたい。可能ならばこの記事自体が依頼されて消されるようなサイトが望ましいと考えている。
関連項目
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