メイド喫茶(メイドきっさ)とは
メイド服を着た女性メイドによって給仕等が行われる飲食店(コンセプトカフェ)のことである。
またはメイドカフェとも呼称される。
概要
メイド服または店員がメイド服風のコスチュームを着用したメイドによって給仕が行われ、また店内においてメイドによるイベントなども開催される。営業形態自体は通常の喫茶店であるが、メイドによって通常の店とは違う応対やサービスがあるのが大きな特徴で、また店によっては代金を支払う事でさらなるサービス等を受けられるケースもある。
店内で店員(メイド)が着ているメイド服のデザインは、実際の家事使用人が着用しているものを忠実に再現したものもあれば、コミック的な誇張がなされたデザインを採用する店舗もある。細かな装飾や基本色やスカートの長さも様々。
メイドには妙齢の女性が採用され、秋葉原や池袋などでは、外でちらし配りをしているメイドをよく見かける。
メイド喫茶を訪れるのはオタク趣味を持つ男性のみであると思われている事が多いものの実際はそんなことはなく、一般男性や女性、はたまたカップルの客などが訪れることがあり、さらには近年のサブカルチャーブームによって注目を集めているためテレビや雑誌で取り上げられることも多い。
男性が行けば「おかえりなさいご主人様」と呼ばれるが
女性が行くと「おかえりなさいお嬢様」と呼ばれるなど、大抵は呼び分けられる。
もちろんセクハラなど、「そういう店」ではないため、迷惑行為は出禁や警察のお世話になるので注意。
歴史
そのきっかけは「東京キャラクターショー1998」にブロッコリーが出展した「Piaキャロットへようこそ!!2」の世界を体験できる喫茶ブースである。この期間限定ブースが常設店舗へ発展したものとされる。
近年ではメイド喫茶以外にも様々な形態があり、一例を挙げると妹喫茶やツンデレ喫茶といったものなどがある。
派生として地下アイドル育成をコンセプトにしたアイドルカフェ、男装店員がコンセプトの執事喫茶、男子校喫茶、「××喫茶」「○○カフェ」などあらゆるジャンルのこだわり店舗が存在している。店舗内もイメージ・世界観に準じた、それを崩さないものがほとんど。
(→コンセプトカフェ)
フィクションにおけるメイド喫茶
秋葉原や都会が作中舞台になったり、オタク系を扱うアニメ・漫画作品で出てくることもある。
単に雰囲気づくりにメイドさんが看板を掲げて宣伝している・ビラ配りだけのシーンもあれば、ヒロインやその仲間、メイド服を着せられて登場する羽目になったり、知っている・気になる女子がこっそり働いているのがバレることもある。単純にメイドでない喫茶店の場合もある。
予約特典・店舗購入特典など書き下ろしとして
キャラクター達がコスプレでメイド喫茶バージョンにされている場合もある。
関連動画
関連項目
関連リンク
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