レコード商品番号とは、日本レコード協会が1989年6月制定、2005年12月改定した商品番号の規格。
「RIS502 レコード商品番号体系」に基づいて、市販される音楽・映像メディアに対して付けられる商品コードのことであり、CDはもちろん、DVD、Blu-ray、VHSやLD、カセットテープ、一部ゲームソフトなど多岐に渡る。
この規格が制定されるまでは、会員各社が新商品を設定する都度、日本レコード協会が登録してきたが、
会社コードが枯渇する恐れがあり、それを解消するためマーケティング委員会が規格をこれを原案した。
Wikipediaでは「規格品番(きかくしなばん・きかくひんばん)」と言った変な名称で記事が存在する。
商品の内容を製作する発売元と、メディアの生産流通営業をする販売元とが別途である場合、
大きくロゴが明記された発売元しか認知できないが、このレコード商品番号で、販売元が分かるらしい。
買ってきたCDなどのパッケージ裏をみてぜひ確認して欲しい。
概要
通常例
レコード商品番号の基本体系は XXYZ-12345 と言う感じだ。
大きくわけて、アルファベット4文字は「記号」と呼び、5桁の番号は「シリアル番号」と呼ぶ。
例えばここに、CD(通常盤)と、CD+Blu-ray(初回限定盤)があるとするじゃろ?
(選ぶの面倒なので、ニコニコ市場 2015年8月4日売上ランキング1位のやつ且つ基本体系だったから)
例:通常版のレコード商品番号「COCC-17061」 初回限定盤のレコード商品番号「COZC-1083~4」
CO (1-2文字目) - 会社コード
メディアの販売会社を表す。
日本レコード協会会員社の登録申請が必要。
「CO」は日本コロムビアを表している。
C , Z (3文字目) - 形態分類コード
C (4文字目) - ジャンルコード
音楽ジャンルやレーベルで分類する目的だが、各社独自に決めて良い。
販売会社を区別するコードとして機能する。
例えば、8センチCDシングルなら「L」で、アルバムなら「A」であることがやたら多い。
番号 - シリアル番号
各発売会社が決定し割り当てる。基本的には5桁だったりするが会社によって様々である。
噂によれば発売する順ではなく、発売が決定した順に割り当てるらしい。
利便性で、ハイフンを挟むこともある。
初回特典版やDVD-BOXなどには、内容ディスクの数だけ番号が振られているはず。
例外
通常例が最も多いのだが、やはり例外もある。
会社コードが1文字の場合は記号は3文字となるが、会社コードを大胆に3文字を使うケースもある(形態分類コードが4文字目になるパターンや、3文字だけのものもある)。
会社名改称に伴って、会社コードも変更になるケースもあるが、近年はなるべく変更しないようになりつつある。
複数の発売会社が1つの会社コードで共有できる「受託レーベル専用コード」が割り当てられ、その際には4文字目もしくは3文字目+4文字目を使って発売会社を識別するケースもある。
(ここらへんスタブ)
会社コード一覧
(かなりスタブな状況)
形態分類コード一覧
関連項目
関連リンク
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