ローエン・J・イルベルトとは、ゲーム『テイルズオブエクシリア』及び『テイルズオブエクシリア2』に登場するキャラクターである。
概要
年齢:62(+1)歳 身長:175cm 声優:麦人 キャラクターデザイン:いのまたむつみ
大国ラ・シュガルの高級貴族の一つである、シャール家当主に仕える老執事。
どんな時も落ち着いていて、丁寧で品のある物腰を崩さない。また、幅広い知識と卓越した分析力、状況判断力を持ち、一手先を読むことに長けている。
一方でお茶目な部分もあり、緊迫した空気を冗談でさらりと緩めたりするムードメーカー的な一面も。
正体は元ラ・シュガル軍の参謀総長「指揮者(コンダクター)イルベルト」で、教科書に載るレベルの偉人。
かつて3ヵ国の大軍を指揮者のごとく見事な采配により撃破した「風霊盛節(オラージュ)の奇跡」で、現在のラ・シュガルが成立する転機を生んだ、生ける伝説である。
しかし、20年前にファイザバードの会戦で大津波により、友人であったナハティガルの妹で自身の最愛の恋人であったキャリーを筆頭に多くの部下を失い、責任を感じ引退した。
それ以降、ナハティガルも独裁者の道を進む事になり、ローエン自身もそれを止める事が出来なかった事を心の底で悔やんでいる。
その後、キャリーはエレンピオスで生存していた事が発覚したが、既に20年前の記憶は失っており、現在は既婚で一児の母となっている。しかし、夫が隠していたという20年前の指輪がきっかけで記憶が蘇り、二人で思い出を語り合うひと時を過ごすものの、かつての思いが報われる事は無かった。
エンディング後は現役復帰。ガイアスと共にリーゼ・マクシア、エレンピオス両国の共存を目指している。
2では、リーゼ・マクシアの宰相として両国の交渉の最前線に立ち、和平実現のためガイアスと共に尽力している。一方、両国の保守派などからの反発も多く憎悪の対象にもなっている模様。
ちなみに見た目で分かるとおり、純粋な人間キャラクターの中ではテイルズオブシリーズ最年長。今までは40代が最高年齢であったが、それを軽く塗り替えた。
戦闘での性能
闇属性以外の精霊術を操る術士で、老体であるためかHP・物理攻撃力・物理防御力・敏捷が最低クラスでTP・魔法攻撃力・魔法防御力がトップクラスの高さと両極端なステータスを持つ。
なので基本的には敵から距離を置き、後衛で魔法をガンガン撃ってもらうという役割になる。
術後調律という、ボタン操作によって精霊術が変化する特性を持つが、スキル「スペルエンド(術後調律が使えなくなる代わりに詠唱後の隙が大幅に減る)」を付けた方が小回りが利きコンボも繋げやすく使い勝手が良くなる(ただしファイアボールの術後調律など高性能なものもあるので一概には言えない)。
2ではミュゼというライバルが登場。耐久力・特性・固有サポートなどミュゼの方が優秀である部分もあるが、魔法攻撃力や器用はミュゼより高く、また「ヘヴィマジック(消費TPが30%上がる代わりに威力が1.5倍)」などの固有スキルも覚えるので火力はこちらの方が上。
また、スキルや装飾品、更に2で追加された最強武器・防具で詠唱時間を劇的に短縮でき、上記のスペルエンドも合わせるとほとんど絶え間なく中級・上級術を撃つ事が出来る。後衛のローエンでも弱点属性連携が容易になるどころか、半ばハメも可能。「スプレンダータイム(攻撃をバックステップで避けると2秒間時間停止)」で時を止めると連携が更に容易に。また、回復役を近接キャラやアイテム係のレイア等にしておくと「アンチマジック(自身への精霊術完全無効)」も活き、術士の敵は完封出来る。まさにじじい無双。
関連動画
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関連項目
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