園城寺怜(おんじょうじ とき)とは、咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-Aの登場人物である。CVは小倉唯。
概要
千里山女子高校3年生。
インターハイ団体戦では先鋒を務める。
チームメイトの清水谷竜華、江口セーラとは中学時代以前からの友人。
全国ランク2位の強豪、千里山女子高校のエースを2年生の秋季大会から任されるようになった。病弱で清水谷竜華によく膝枕をしてもらっている。元々は千里山では三軍程度の実力だったが、病気で倒れた時に「立直棒を立てる一巡先を見る」能力に目覚め、エースに抜擢された。
本人曰く能力抜きでの実力は三軍だった頃とそう変わらないとのこと。
能力発動時、緑色の仄かな光を目から放つ。作中、片目が赤く発光する演出がなされており、これと類似した眼光が確認されたのは、宮永咲や天江衣他、限られた強者たちだけである。このことからも彼女の能力の高さがうかがい知れる。
普段は、おっとりしたショートヘアのかわいい普通の女子高生である。
病弱な強者、名前がトキという共通点からトキ(北斗の拳)と同じタグが使われることも。怜…病んでさえいなければ…
能力
前述の通り一巡先を見る能力を持つ。詳細は以下の通り。
- 見えるのは「能力発動時」の一巡先の全員の打牌ならびに和了結果。行動を変えた場合、その結果は見えない
- 未来を変えると、2巡程度経過するまで再使用ができない
- その気になれば2~3巡先まで見えるが、意識を失いかけるほど大きな負担がかかる。
- 次巡ツモで和了り牌を予見した場合、リーチ一発で2飜を上乗せできる。但し、鳴きで潰される事がある為確実ではない
- 誰が何を切るかが見える為狙い撃ちが可能
- 他家の和了が見えた場合、自分が鳴くか、他に鳴かせる牌を打てばツモずらし可能。また差し込みで大物手潰しも可能
- 一巡目で裏目を引くことがない為、聴牌速度が向上する
- 能力発動中は(差し込まない限り)放銃しない
なにこれこわい。とりあえず阿知賀編登場キャラ中屈指の高性能キャラなのは間違いない。
ただし、能力発動に際しは体に大きな負担がかかるらしく、使い放題という訳にはいかないのが問題点。
怜…病んでさえいなければ…
リーチ棒を立て、更にその時に電流が走るため彼女のリーチ棒は「イナズマリーチ棒(某ゲームで100%次巡にツモるアイテム)」と呼ばれる事がある。
更に清水谷竜華が挑んだ準決勝大将戦ではトンデモ能力が発動。怜さんマジパネェ
枕神怜ちゃん
- 竜華の側に自分の枕神「怜ちゃん」を出現させ、その局で和了できる役への道筋と完成形を見せる能力
一巡先を見るのが予知に対し、こちらは予言 - 竜華は道筋に記された牌を順番通りに捨てていくことで必ずその役で和了できるが間違えると和了できない
- 完成形はその局での最高点となる1つだけ。そのため1000点のみの安手しか和了れない場合がある
- 絶対に和了できない局の場合は道筋も完成形も表示されず、怜ちゃんは首を左右に振ってそのまま帰っていく
この能力は常日頃から竜華へ膝枕される度に彼女の太ももへパワーを注ぎ続けてきた努力の賜物であるが
それ故に使用回数が有限であり、1試合中で数回しか使用できない。
パワーは竜華のムチムチした太ももへ蓄積されるので、より多くパワーを溜められるよう少し太ろうかと竜華が提案したが「それはアカン!」と即座に却下している(枕神なのに)
その後の5位決定戦ではただでさえ強かった一巡先を見る能力がパワーアップしていた。
これにより、立直を見たら副露してツモをずらすという対策すら無効になってしまった。
活躍
2回戦からの登場。その一巡先を見る能力からドラゴンロードこと松実玄すら何もできずに一方的にボコっていった。千里山の得点の半分以上は怜がもたらしたものであり、名実ともにエースの仕事を果たしたと言える。
準決勝では本編ラスボスこと宮永照に圧倒され、二位にはつけたものの前半戦南一局時点で5万点のビハインドを被ることになった。1巡先を見てずらしても和了する大魔王照に対し、花田煌の捨て身の戦術で何とか局を流す。
後半戦でも能力を駆使して何とか照の和了阻止に動くが、完全には阻止できないでいた。点差はついに10万点を超え、オーラストップの照は和了り止めを宣言せず続行。
これに対し怜は竜華に止められていた「2巡先」を解禁し、煌との連携で阻止する。しかしその反動は大きく、ついに何も見えなくなり照に放銃してしまう。後半戦オーラスの照の親は続き、怜は限界突破の「3巡先」を仕掛ける。
限界を超えた怜。玄の聴牌を察知し、すばら先輩との華麗な連携で道を作りつつ和了り牌を照にトスして放銃させた。
とは言え、これは玄がドラを切らなければ(覚悟を決めなければ)成立しえない和了りであるし、玄がドラを抱えるからこそ照の手が制限される→すばら先輩も照に放銃が楽に回避できるということでもあるので、別にドラゴンロードは置き物でもなんでもない。しかし力を使い果たした怜は対局終了後倒れてしまう。
病院へ搬送された怜は副将戦終了直前で目を覚まし、それまでずっと看病していたのを大将戦のために無理やり引き剥がして竜華を試合へ行かせたと二条泉から聞かされる。そして大将戦、苦戦する竜華をテレビ画面越しに見た怜は「枕神怜ちゃん」の解放を竜華へ促した。
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