夏バテとは慢性的な暑さにより体力が落ちている状態の事
概要
体は体温などが上がると血管を広げたり、汗をかいたりして体温や水分を保とうと無意識に動く。夏ではこれが慢性的に行われるため自然と体力が減っていき自律神経などに影響を及ぼす。結果「食欲がない」「動けない」「やる気が出ない」等、体が「バテ」ている状態が夏バテである。
またクーラーが効いた部屋と外を往復すると気温差が激しくなるため、外や中に一定時間いる人よりも早くバテる事もある。
対策
- しっかり食事をとる
夏バテになると食欲がなくなるが、そこで食事を抜いたり軽い食事で済ませてしまうとますます体力を無くしてしまう。消化によく、栄養のあるものを食べよう。これに乗じて、日本国内では土用の丑の日という習慣がある。
これは「丑の日に『う』の字が附く物を食べると夏負けしない」というものであるが、商売があがったりな鰻屋の為に「栄養のあるウナギを食べることによって夏バテに備えよう」という習慣が江戸時代に始まったと言われている。
ちなみに、この習慣を提案して定着させたのは平賀源内であるという説があるが文献はない。
そんなウナギは、2019年ないし2022年現在でも、金と食い物の為なら世界を破滅させる日本人の欲望により、絶滅寸前の状態で、結果、「絶滅危惧種」に指定されている。
今日日、コンビニ・スーパーでは買われもしないウナギ弁当が大量発注され、それに使われる稚魚が乱獲され、お店には食われもせず焼かれただけの成魚が大量に残り廃棄される。
よって、平成後期や令和の時代の土用の丑の日は、「う」のつく食べ物の「ドジョ『ウ』」や「『う』し」、「『う』どん」「『う』めぼし」を食べようと、些細なキャンペーンが始まっている。
(※梅入りうどんは疲労軽減効果のクエン酸もお手軽にとれるのでオヌヌメ) - 湯船にゆっくりつかる
暑いため、ついついシャワーのみで済ましがちな夏のお風呂。しかし、夏バテ対策にはぬるめのお湯に30分以上つかるのがオススメである。
ゆっくりとつかることで血液循環がよくなり、また、ぬるめの湯に浸かることで副交感神経を刺激し、自律神経のバランスを取ることができる。また、湯船に入ることは内臓を温めることも出るので、夏の時期に冷たい飲み物や冷たいアイスなどで冷予定外にえ切った内臓により体温が一部低下しているのを戻す作用がある。
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