演:市川実日子
概要
環境省自然環境局野生生物課長補佐。同時に本作では数少ない女性の主要登場人物である。
矢口蘭堂の秘書官である志村祐介の大学の先輩にあたる。年齢は不明だが、後に所属する巨大不明生物特設災害対策本部(巨災対)の中では比較的若手の部類と思われる。(ちなみに演者は上映当時38歳である)
常に自前のパソコンをいじり、口を開けば早口でまくしたてる気難しい気質の持ち主。ノーメイクの顔は無表情で、ともすれば機嫌が悪そうにも見える。優秀ではあるが変わり者が集まる巨災対のメンバーの中でもひときわ目立つ変わり者と言える。
劇中の活躍
この項目は、下記に本作のネタバレを含んでいます。 未鑑賞の方はご注意ください。(要スクロール) |
大河内総理大臣の「御用学者は役に立たん、誰でもいいから詳しい奴を呼んでこい」という要請により、矢口のコネで総理レク(チャー)へ召集。巨大不明生物を映した不明瞭な動画を確認し、「この生物は足に近い器官を備えている」と分析、上陸の可能性があることを指摘した。そして彼女の分析通り、巨大不明生物は蒲田に上陸し多数の被害を及ぼした。
上陸後に設立された「巨災対」にはメンバーとして抜擢。「ゴジラ」と名付けられた巨大不明生物が核エネルギーを体内に宿している生物であることを発見する、「ゴジラが地球上で最も進化した生物であることが確定しました」と報告する、矢口のYシャツが数日同じものを着ているため臭いことを指摘してシャワーを浴びる事を勧めるなど活躍する。
ゴジラの放射火炎(内閣総辞職ビーム)の攻撃により、拠点が立川へと移管した後は、役職が環境省自然環境局野生生物課長代理へと改められている(この事から、課長は先の攻撃もしくはそれによる騒動にて亡くなっている可能性がある)。
ヤシオリ作戦終了後にはゴジラによる放射能の半減期が20日程度であることを発見し、2~3年で影響がほぼなくなると分析。その際の「良かった…」という台詞とともに見せた笑顔は観客の心を見事にノックダウンさせたとか。
このように比較的脇役でありながら濃いキャラクターとラストのシーンの影響により、「シン・ゴジラのヒロインは尾頭さんだ」と主張するファンも多いらしい。
関連静画
関連項目
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