「Нет!」 「Nein!」 「Negative!」「駄目だ!」
「敵の潜水艦を発見!」「駄目だ!」とは、FPSのBF1942におけるお約束ネタ発祥の定型句である。
俺は概要説明を行う!
BF1942にはボイスコマンドというキーボードに割りあてられたゲーム内の音声で簡単な会話をする機能があり、「衛生兵!」「脱出せよ!」といったようにボイス付きの定型文のチャットでチームに指示を送ることができた。といっても実際には戦術というよりも単にお遊び的な用法で使われていることが多かった。バンザーイ!(参考:BF1942ボイスコマンド一覧
)
そんな中ひと際浮いていたのが「敵の潜水艦を発見!」である。
BF1942は様々な乗り物が登場するゲームではあるが、潜水艦は全部で22あるマップのうち2つのマップにしか登場せず(体験版に収録された陸海空の対戦が楽しめるウェーク島にすらない)、対潜水艦専用のボイスコマンドなんてのはほとんど使い道がなかったのである。そういった理由から「敵の潜水艦を発見!」は専らネタ的扱いを受けていた。
189:名無しさんの野望:02/11/05 19:12 ID:Y3HuTRqc
「敵の潜水艦を発見!」→「駄目だ!」 はDEMO版時代からのお約束
潜水艦なんて無い場所で「敵の潜水艦を発見!」という明らかに矛盾したボイスコマンドだったり何の意味もないボイスコマンドに一斉に否定で返すというお約束ネタは体験版が登場したときから完成されてしまった。
更にラジオチャットシステムの独特の仕様がこのネタ化に拍車をかけた。どのマップでも頻繁に使われる敵航空機報告チャット「敵機発見!」はF3→F6の順にキーを押すことで出せるのに対し、めったに使うことのない「敵の潜水艦を発見!」はF3→F5と、隣り合う、かつ前者より押しやすいような配置となっていたのだ。
FPSという、いちいち手元を確認してられないジャンルのゲームを遊ぶうえで「ファンクションキーという絶妙に押しづらいキーを二回も押して報告させる」という難解な操作をさせてしまえば当然誤爆が頻発しないはずもなく、海どころか水場すらない砂漠マップで「敵の潜水艦を発見!」するプレイヤーが続出、こうして「敵の潜水艦を発見!」はBFプレイヤーに定番のネタチャットとして浸透するに至った。
BF1942の動画制作活動を行っていたBF1942movieTeamJapanによって製作された上記の「BF1942 Laugh out Loudly」という動画がコミュニティ内で注目されたことがきっかけで、このネタが広まっていった側面もあり、一部wikiサイトや本記事の過去リビジョンではこの動画のある印象的な一場面が語源の一つとして引用されている。必見。(特に当該のシーンが既プレイヤーにとって「よくある話」をネタとしたものだと理解できれば、よりその面白さが伝わりやすいだろう)
当時のBF1942のプレイヤーにしか通じないローカルなネタであっただろうが、最近では近年のBFシリーズの動画に旧BFシリーズのボイスを割り当てたMAD動画群が話題になったことで、ミリタリー系のゲームやアニメのMAD動画やコメント欄でもこのネタがよく見かけられるようになり「敵の潜水艦を発見!」は再評価?されているようだ。
関連動画をのせてくれー!
砲兵隊に翻訳を指示せよ!
各国語における「敵の潜水艦を発見!」は以下のとおり。
| 日 |
敵の潜水艦を発見! | テキノ・センスイカンヲ・ハッケン | 駄目だ! | ダメダ |
| 英 |
Enemy submarine spotted! | エネミー・サブマリン・スポッティド | Negative! | ネガティブ |
| 独 |
Feindliches U-Boot gesichtet! | ファイントリッヒェス・ウーボート・ゲズィヒテット | Negativ!/Nein! | ネガティーフ/ナイン |
| 蘇 |
Обнаружена подлодка противника! | アブナルージナ・パドロートカ・プラチーヴニカ | Нет! | ニェット |
関連項目を発見!
- 21
- 0pt

