日本を元気にする会(にっぽんをげんきにするかい)とは、かつて存在した日本の政党である。略称は元気または元気会。
概要
日本を元気にする会 | |
にっぽんをげんきにするかい - The Assembly to Energize Japan |
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基本情報 | |
公用語名称 | 日本を元気にする会 |
国・地域 | 日本 |
本部所在地 | 東京都北区 |
成立年月日 | 2015年1月1日 |
解散年月日 | 2018年12月10日 |
機関紙 | -- |
国際組織 | -- |
シンボル | -- |
公式サイト | nippongenkikai.jp![]() |
政党・政治団体テンプレートボックス |
親自民路線に転向した渡辺喜美初代代表と第三極・野党連携路線への回帰を図った浅尾慶一郎第2代代表の内部抗争から解党に追い込まれたみんなの党に、最後まで所属していた参議院議員12人のうち、松田公太ら6人が立ち上げた院内会派「日本を元気にする会」をベースとして、同会派の松田ほか4人と次世代の党を離党したアントニオ猪木の計5人によって結成された。会派代表の松田が引き続きこちらでも代表を務めた。
なお結成届は2015年1月8日付で総務省に提出されたが、5人の宣誓書と承諾書を2014年中に得ていたとして結成日を2015年1月1日にしており、これにより2015年分の政党交付金の受け取りが可能になったとのこと。
新自由主義的経済政策や行財政改革のほか、「非自民・非民主」の第三極路線を掲げ、路線転向前のみんなの党にある程度近いスタンスを取っている。またインターネットを用いた会員(党員)投票での賛否比率に応じて、国会での所属議員の賛成票・反対票の比率を決めるという直接民主制的なシステムを掲げている。ただしこの手法は「国論を二分するような重要な法案」に限って用いる予定で、年数回程度に留まる見込みだという。
なおメンバーの中には渡辺と共にみんなの党解党に反対した者や、結成を断念した渡辺新党の元参加予定者も含まれているが[1]党としてはあくまで渡辺とは無関係であると主張している。
2016年6月、松田公太代表が辞任し、アントニオ猪木が代表となった。
参議院選挙後、参院会派としては解散し、アントニオ猪木は「無所属クラブ」に異動。実質的に活動を停止しているが、11月に公式サイトの所属議員紹介欄からアントニオ猪木の名が消滅していた。
2017年4月までの間に渋谷区議会議員の田中匠身が代表に就任している。
2017年5月、公式サイトの所属議員紹介欄から山口和之の名も消滅したため党所属国会議員は存在しないと思われる。
所属議員
地方議員は3名。
なお参議院会派としての「日本を元気にする会」に所属していた田中茂・行田邦子は参加を見送った。
山田太郎(前参議院議員)は2016年4月に離党。おおさか維新の会(現日本維新の会)に入党し、2016年の参議院選挙には新党改革公認として比例代表で出馬するも落選。2019年の参議院選挙にて自由民主党から出馬し当選した。
前代表の松田公太(前参議院議員)は、2016年の参議院選挙に出馬せず引退した。
アントニオ猪木(現参議院議員)は、2016年中に離党したと思われる。その後日本維新の会に入党したが、2019年の参議院選挙には出馬せず引退した。
山口和之(現参議院議員)は、2017年5月までに離党したと思われる。その後日本維新の会に入党し、2019年の参議院選挙にて比例代表で出馬するも落選。
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関連項目
外部リンク
脚注
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