永遠に讃えよ我が光とは、ガミラス帝国の国歌である。作詞は出渕裕監督、作曲は宮川彬良氏。
宇宙戦艦ヤマト2199作成にあたって作曲された新曲で、「ガミラスほどの大帝国に国歌がないのはおかしい」との理由から作成された模様。歌詞、メロディーともに重厚であり、軍事大国にふさわしい雰囲気の曲である。
概要
この曲が初めて演奏されたのは、地上波放送の第8話相当のパートである。
ガミラスの首都バレラスにおいて、総統デスラーのホログラムを用いた臣民への演説の際に用いられており、一大軍事覇権国家の主席の演説。そして英雄ドメルのパレードの演出のために用いられた。
その後も何かと、場合によっては歌唱付きで挿入されている(以下、地上波組ネタバレのため反転⇒解除)
第五章では初めて伴奏、合唱双方を用いた挿入歌として登場したが、演出は極めて露悪的であった。
ガミラスの統治に対して叛乱を起こした惑星オルタリアに対し、その惑星の統治を担当していた総督を親衛隊が銃殺した上で、親衛隊直轄の航宙艦隊が惑星間弾道弾さえ用い、文字どおり星1つを消し去るBGMとして使われている。
勇壮な伴奏と歌詞に反して、ある意味でガミラス帝国の本質を浮き彫りにした演出であった。
続く目立った出番は第六章の冒頭である。
この時に歌い出したのは、ガミラスの特殊潜入部隊第442小隊の、ヴァルケ・シュルツと同じ惑星ザルツ出身の兵である。彼らは同じ友軍から裏切られたばかりのバーガーから、嫌悪の視線と罵声を浴びせられた。
すわ一触即発かとおもいきや、彼らはガミラス国歌を歌うことで自らの忠誠をアピール。
それに引き続きドメル、フラーケン、クライツェなど、一等ガミラス人の高級将校達も唱和し、気立っていたバーガーや、揉め事を楽しみにしていたフラーケンの副官、ハイニなども従わざるを得なかった。
この時、ドメルの元に寄越されたのは、二等臣民の特殊部隊と老朽艦、老兵と少年兵ばかりの「精鋭」であった。
その中であえてガミラス国歌を唱和するあたりは、国外の戦争映画を多分に好む出渕裕監督ならではの演出ではないかと、視聴者の間では言われている(恐らく元ネタは「バルジ大作戦」のパンツァーリート)。
また、あえて支配者へ忠誠を謳う部隊のナンバーが442なのは、第442連隊戦闘団が元ネタだろう。
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多分これが元ネタ
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関連項目
- 宇宙戦艦ヤマト2199
- ガミラス
- デスラー総統
- バルジ大作戦(元ネタその1)
- パンツァーリート(元ネタその2)
- 第442連隊戦闘団(元ネタその3)
- 急に歌うよ(これを言ってしまったものは収容所惑星で、自由になるまで強制労働)
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