- プロ野球選手一覧 > 福田聡志
福田聡志(ふくだ さとし、1983年9月12日-)とは、大阪府出身の元プロ野球選手(投手)である。
2015年の野球賭博問題で無期限失格処分(永久追放)になったひとり。
概要
OB | |
---|---|
福田聡志 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 大阪府岸和田市 |
生年月日 | 1983年9月12日 |
身長 体重 |
180cm 76kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 投手 |
プロ入り | 2005年希望入団枠 |
引退 | 2015年(無期限失格) |
経歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
東北福祉大学に進学してから頭角を現し、3年次にエースとしてチームを全日本大学選手権優勝に導きMVPを獲得。2005年のドラフト会議で、即戦力リリーフとして読売ジャイアンツに希望枠で入団。背番号22を与えられた。
2006年(1年目)から開幕一軍入りし中継ぎで登板。22試合で3勝2敗6ホールドを挙げるが、5月の終わり頃から打たれだして出番が減り、7月には二軍落ちした。
2007年は主に先発で15試合に登板、5勝5敗、防御率5.28。四球から自滅する展開が目立ち、信頼を得るには至らなかった。
その後は影が薄くなり、2試合の登板に終わった2008年オフには台頭してきた同期入団の越智大祐に背番号22を奪われ、背番号59に降格。先発と中継ぎを行ったり来たりする。
2010年には18試合に登板して3勝4敗、防御率3.68とそこそこの成績にまとめる。
2012年は越智大祐の戦線離脱で4月に一軍昇格すると、長年の課題だった制球力に改善がみられ、同点の中盤や接戦ビハインド、あるいは緊急登板からロングリリーフも任される便利屋中継ぎとして好投し、高木京介らと共に縁の下の力持ちとしてチームを支えた。最終的に50試合に登板しリリーフながら8勝を挙げ(1敗17ホールド)、防御率1.61とキャリアハイの成績を残し、優勝に貢献した。
2013年から背番号29に昇格。しかし持病の腰痛で出遅れ、6月に一軍昇格したが前年のような安定感はなく、一軍と二軍を往復した。主にビハインド要員として17試合に登板、1勝1敗、防御率5.00という成績に終わった。
2014年は12試合で1敗2H、防御率9.64と前年よりもさらに成績を落とし、2015年は一軍登板無しに終わった。
2015年10月5日、巨人の会見にて同僚の笠原将生の知人に誘われて、8月の全国高校野球選手権、及び9月には巨人戦を含むプロ野球、大リーグの試合にて賭けを行ったとして、野球協約に違反する賭博行為を行ったため笠原と共に謹慎処分を受けたことが発表された。発覚のきっかけは福田の借金の取り立てが巨人の二軍施設に来たことであったという。
同年11月9日、他の野球賭博関係選手2名(笠原、松本竜也)ともども巨人より契約解除処分が下された。翌11月10日にはNPB(日本野球機構)より無期限失格処分が下された。要するに永久追放であり、処分が解除されるまでNPBおよび提携プロリーグでは一切の活動ができない。2016年4月、賭博罪で略式起訴され、罰金30万円の判決を受けた。
永久追放後、笠原はYouTuberとして活動、松本もテレビ出演があったのに対し、福田は一切公の場に姿を現しておらず、その後の動向は不明である。
通算成績
通算:9年 | 登板 | 先発 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 勝率 | 投球回 | 与四球 | 奪三振 | 失点 | 自責点 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
NPB | 151 | 25 | 0 | 0 | 22 | 15 | 0 | 25 | .595 | 286.0 | 130 | 205 | 144 | 132 | 4.15 |
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関連項目
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