突っ込み不在の恐怖とは、視聴者以外に突っ込み役がいない動画の状態である。
概要
漫才における演者の役割として知られる「ボケ」と「突っ込み」。会話の中に勘違いや間違い、ジョーク等を盛り込み、笑いを誘うのが「ボケ」役ならば、「突っ込み」役はそれに素早く訂正や指摘を入れることで視聴者に笑いのポイントを提示したり、次の話題への移動をスムーズに行う役目を担っている。これは漫才だけに留まらず、あらゆる物語を円滑に進行させる上での各キャラクターの役割のひとつでもある。
だが、仮に動画内に「ボケ」役しかおらず、「突っ込み」役が不在だった場合はどうなるだろう?
勘違いや間違いは訂正されることなく、更なる「ボケ」によってそのままの認識で続行され、挙句の果てには最初のボケのはるか斜め上を行く“激流に身を任せどうかしている”展開になってしまうこともある。たとえ「突っ込み」役がいたとしても、シナリオの都合によってその役目を剥奪されていたり、「ボケ」役に回ってしまう場合すらある。
「突っ込み」役はモニタの前の視聴者に丸投げされ…いや、委ねられているのだ。
アニメの場合
1部のギャグアニメ(主にカブトボー〇グやミ〇ルキィホームズ)においては、他のアニメと同様、ある程度のキャラクターが登場するのにもかかわらず、恐ろしいことに全員が「ボケ」役である。(突っ込み役は一応いるが突っ込みも結構な割合でボケるため、その間のみツッコミが不在になる。)
ニコニコ動画での公式配信ならばコメントによる「突っ込み」が可能だが、一人で見た者は間違いなく精神を破壊されてしまうことであろう…!
某変態アニメ・・・・間違った!生徒会アニメでは・・・
ご存じ「生徒会役員共」。
言わずと知れた下ネタで有名なアニメ。
このアニメでもツッコミ役(主に津田タカトシ)が不在の場合、ボケ役(主に天草シノ・七条アリア)がボケまくり、下ネタを言いたい放題言うので・・・ピー音が鳴り止まないこともしばしば。
関連動画
尚、カ〇ブトボーグのカオス具合に比べるとミルキィホー〇ムズのそれは若干下がるものの、4話はカブトボーグにも勝るとも劣らないカオス具合である。
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関連項目
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