西園寺まりいとは、漫画「究極超人あ~る」に登場するキャラクターである。
概要
舞台となる春風高校の生徒会長選挙に立候補し、対立候補のR・田中一郎(同作の主人公)を一票差で破って生徒会長の座に就いた。主人公たちが所属する「光画部」のことを学園の秩序を乱す不埒な部活であるとみなして目の敵にしており、ことあるごとに光画部と対立する。
悪人ではないようだが、やり方が高圧的であるため光画部やその他の部活からの反発・警戒を招いてしまう事が多い。
ロングの黒髪をカチューシャでまとめている美人。近眼だが、見た目を気にして眼鏡をかけずに過ごしている(コンタクトレンズは本作連載当時の1985~1987年にも存在してはいたが、さほど一般的なものではなかった)。そのため何かにぶつかってしまうシーンが多い。そんな近眼にもかかわらず、意外にも眼鏡をかけないままでもバレーボールが得意である。
連載後半では、まりいの妹の「西園寺えりか」がレギュラーキャラの一人として登場する。わずかにしか登場しないサブキャラながら、従兄弟の「近衛」という少年も登場する。
「西園寺」という公家・華族っぽい名字(「近衛」も同様)から連想されるように、良家の子女(いわゆるお嬢様)らしき口調で話すこともある。だが、光画部に怒っている立場での登場が大半のためか、あるいは春風高校がカジュアルな校風であるためか、そういったお嬢様口調が前面に出る場面はさほど多くない。むしろ結構口汚く罵ってたりする。
究極超人あ~るの登場人物にはゆうきまさみの知人等の実在の人物をモデルとしているキャラが多いが、西園寺まりいの場合は、ゆうきまさみの友人だった声優・川村万梨阿が外見・性格の両面でのモデルである。そのため、1991年に発売されたイメージアルバム及びOVAにおいては川村万梨阿が声をあてており、コミックスの最終巻では写真付きでコメントも寄せている。川村万梨阿はこのキャラクターの役をやったせいで、高飛車なお嬢様の役ばかり依頼されるようになったとも言われている。
本記事が執筆されるきっかけ
2014年3月17日現在、「究極超人あ~る」の他のキャラクターのニコニコ大百科記事は執筆されていない。(一応、主人公「R・田中一郎」や人気キャラ「鳥坂先輩」の記事は存在はしているのだが、個別の内容は無く「究極超人あ~る」の記事に遷移させられるのみのリダイレクト記事のみとなっている。)
それなのになぜこのキャラの記事だけ早く執筆されているのかと言うと、2008年に発売されたXBOX360用のアイドルライブシミュレーションゲーム「THE IDOLM@STER Live For You!」がきっかけとなった。
同ゲームでは、発売後に少しずつDLC(ダウンロードコンテンツ)としてアイドルに着せるための衣装が配信されていった。その中に、ラフタイムスクールという学校の制服のような衣装があった。これを着た時のゲーム内アイドルの一人「水瀬伊織」が西園寺まりいに似ているということで、この衣装DLCの配信当時にごく一部で話題となった。
そのことを契機として、本記事が他のキャラに先んじて執筆されたようだ。
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