闇の呪い |
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闇マリクとは、『遊戯王』の登場人物である。ニコニコ動画での通称は「顔芸」。
概要
マリク・イシュタールの闇の人格。ファラオの記憶に関する秘密を碑文として背中に刻む「墓守の儀礼」の想像を絶する苦痛と、心の傷によって誕生した。マリクの恨みや憎しみといった邪悪なる感情の結晶体であり、いわばマリクの闇の化身のような存在。千年アイテム「千年ロッド」の真の所持者であり、他人の記憶を支配し、意のままに操る力を持つ。
アニメ版のバトルシティ編決勝戦・闇遊戯VS闇マリクにおける、そのインパクトのある顔芸の数々は多くの視聴者を魅了し、虜にしたという・・・。
ちなみに、闇遊戯や闇バクラの闇の人格は千年アイテムに封印されていた古代の魂であるが、闇マリクの闇人格は千年アイテムに封印されていたものではない。マリクが苦しみから逃避するために生み出した、本当の意味での「多重人格(解離性同一性障害)」である。
下記に記されているように、ニコニコ動画では顔芸が強調されることが多いが、デュエルの腕はなかなかのもので、特殊な除去とバーン効果を持つラヴァ・ゴーレムと防御用魔法・闇の護風壁を併せたコンボなどを使用するロックバーン寄りのデッキを用いて、城之内や闇バクラ、闇遊戯と互角のバトルを繰り広げている。
闇のゲームによる精神攻撃を優先するあまり場を空にしてしまう、自身のモンスターのハンデス効果の特性を逆手にとられるなど、迂闊にみえなくもない場面もあるが、対応策を練るのも早い。
表人格版マリクのデュエルの様子を陰で見ていた事もあるらしく、そのデュエルの内容からイシズの戦術の対応策を練ったり、リバイバルスライムの特性による無限ループ自滅の二の舞になるのを避けるためか、メタル・リフレクト・スライムと融合して守備力を底上げしたりと、顔芸や言動に反して強かな一面もある。
ニコニコ動画における闇マリク
原作ではそれほど顔芸している訳ではないのだが、アニメ版ではやたらと感情の起伏が激しく、その域がもはや「顔芸」(絵参照)と呼ぶに相応しいものであった事から、いつしかこの名がつき、親しまれる様になった。
また、前述の「墓守の儀礼」が行われたのが6年前の設定なので、「闇人格が誕生してから6年」→「闇マリクは6歳児」とも呼ばれ、ネタにされている。
「サ行」を発音するのが得意。ただし、発音があまりにもふつくしいため、凡人にはかえって聞き取りづらい。また、古代言語「ゴリラ語」にも精通している(正しい発音は「ドリラゴ」ではないかという説もある)。
彼の顔芸が有名なのは前述の通り。最近は暴歌ロイドとしても活躍しているようである。
ニコニコ動画以外では「闇ヘタレ」と呼ばれ、顔ではなくそのヘタレっぷりを弄る傾向も見られる。
関連動画
関連静画
関連項目
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