靴とは、足(足首より先)全体を覆うタイプの履き物である。英単語由来のシューズ(shoes)も同じ意味で使われる。
概要
ファッション、歩行、運動、特定のスポーツ向きなど、用途によってさまざまな靴がある。分類については履き物の記事を参照。
おおまかに、靴底(ソール)とその上の足を覆う部分からなる。靴底のかかと側にはヒールがある。
足を覆うといっても覆う範囲は靴によってさまざまである。足を覆い、靴ひもやジッパー、マジックテープで固定するものもあれば、履き口が大きく空き、足の甲や足の側面が露出するようなタイプのものもある。
革靴の手入れについては靴磨きを参照。
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その他の意味
- 靴 - 紗希の楽曲
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漢字として
- 意味
- くつ。革ぐつ。
- 〔説文解字〕の本字は鞾で、〔説文・巻三・新附〕には「鞮の屬なり」とあり、鞮の一種とある。鞮は革で作った履き物。
- 靴は鞾の異体字の一つ。〔干禄字書〕に「靴:通、鞾:正」とある。
- 字形
- 形声。声符は化。
- 音訓
- 音読みは、カ(漢音)。訓読みは、くつ。
- 規格・区分
- 常用漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。
- 語彙
- 靴笏
異体字
- 鞾は、〔説文〕の本字。形声。声符は華。JIS X 0213第四水準。JIS X 0212補助漢字。
- 𡲲は、〔玉篇〕に「或(ある)ひは靴と作(な)す、同じ」とある異体字。
- 韡は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。盛んなさまという別の意味があり、〔説文〕にもその意味で載っている。JIS X 0213第四水準。JIS X 0212補助漢字。
- 𩋖は、〔竜龕手鑑〕に「鞩:俗、鞘:正」とある異体字。〔正字通〕に「俗字」とある。
- 𩋾は、〔字彙補〕に引く〔集韻〕に「鞾と同じ」とある字。イと読む同形の別の字がある。
- 𩍇は、〔集韻〕に「鞾、――或ひは𩍇と作す」とある異体字。
- 𩍍は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。
- 𩎁は、〔正字通〕に「〔説文〕𩎁と作す」とある異体字。
関連項目
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