AR-15とは、アメリカの銃器メーカーであるアーマライト社が開発したアサルトライフルである。
概要
アメリカ陸軍のサルボ計画(1950年代に実施された計画で、M14より小口径で単純な構造を持ちつつ強力な威力を持つライフルの開発を目指した)で採用されたライフルで、ベースとなった7.62mm口径のAR-10を5.56mm口径に改良したものである。[1]
その後アーマライト社はデザインをコルト社に売却し、コルトがAR-15を米軍に販売した。米軍では名称をM-16に変更して使用している。[2]
軍での採用と運用に関してはM16及びM4カービンの記事に詳しい。法執行機関及び民間で使われているものは、正確にはM16やM4ではなくAR-15となる。
俗に「AR-15クローン」と呼ばれるAR-15をベースにしたライフルは様々な銃器メーカーが手がけており、本家より高性能なものも少なくない。主だった銃器メーカーは殆どがAR-15クローンを手がけていると言っても過言ではないだろう。
主なAR-15クローン
要は
M16にしろM4にしろその派生品にしろ、正確に何かわからないときは「AR-15系」と言えばいいのである。ただしあえてAR-15と言った場合、民間向けのモデルを指している場合もあるので注意が必要である。
似たようにシリーズと制式名で呼ばれる銃に弾の出る鈍器SA80/L85が存在する。
関連項目
脚注
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- なし
- 2
- 0pt


