Disney+(ディズニープラス)とは、米国ウォルト・ディズニー・カンパニーが展開する動画配信サービスである。2020年6月11日より、日本国内でのサービスが開始された。2021年10月に国内でのサービス内容が拡大された。
概要
ディズニーが手掛ける、定額制の動画配信サービスで、アメリカ、カナダ、オランダで2019年11月に正式にサービスを開始した。サービス初日時点で既に加入者が1000万人を突破するなど、大きな注目を集めている。
同年にオセアニアでもサービスを開始した。2020年中にヨーロッパ各国で、2021年までにアジア含む各国でサービス開始予定。料金は月額7ドル、年間契約の場合は70ドル。
ディズニーの作品に加え、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズシリーズ、ナショナルジオグラフィックなどのコンテンツが視聴できる。また、傘下の20世紀フォックスの映画やアニメ(シンプソンズ等)もラインアップされている。
スター・ウォーズの世界を舞台とした、ルーカスフィルム制作のドラマ「マンダロリアン」など、オリジナル作品も配信されている。
国内展開
ウォルト・ディズニー・ジャパンがNTTドコモと提携して展開している。登録には、dアカウントとディズニーアカウントへの登録が必要となる。(dアカウントは携帯電話キャリアに関係なく登録可能。)
料金は、月700円(税別)→月990円(税込・新Disney+)。
ディズニーは、2019年3月から、「Disney DELUXE」(ディズニーデラックス)という類似の動画配信サービスを国内展開していた。Disney+のサービス開始に伴い、Disney DELUXEは終了し、アカウントはDisney+に引き継がれた。
国内サービス拡充(2021年10月~)
サービス開始当初、dアカウントとの紐付けが必要であること、4K UHD・5.1ch・ゲーム機の非対応など、ディズニーデラックスを引き継いだ日本独自の仕様となったことから評判は芳しくなく、ディズニーマイナスと呼ばれることもあった。2021年10月27日より、新・ディズニープラスが開始され、上記のデメリットは解消された。
また、新ブランド「スター」の追加により、傘下の20世紀フォックスなどの作品が拡充されたことで、『ノマドランド』『デッドプール』『ウォーキング・デッド』など、成人向け作品を含めた幅広いジャンルの人気作品が視聴可能となった。
その他、国内ドラマ、アニメも一部追加されており、日本国内でもAmazon Prime VideoやNetflixに対抗する動画配信サービスとして有力な選択肢となることが予想される。
関連リンク
関連項目
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