これこそが、俺の希望!これこそが、俺たちの最後の希望!
現れろ!銀河究極龍、No.62!
宇宙にさまよう光と闇。その狭間に眠りし哀しきドラゴンたちよ。その力を集わせ、真実の扉を開け!
銀河眼の光子竜皇!
No.62 銀河眼の光子竜皇とは、アニメ「遊☆戯☆王ゼアルⅡ」に登場するカードである。
概要
カイトの「銀河眼の光子竜」が月においてアストラル世界の力を得てナンバーズとなった姿。
エクシーズ・効果モンスター
※公式サイト「必勝!モンスターアカデミー」第37回による
ランク8/光属性/ドラゴン族/ATK 4000/DEF 3000
レベル8モンスター×2
このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合、
フィールド上に存在するモンスターエクシーズ以外の全てのモンスターは、
そのレベルと同じ数値のランクを持つ。
1ターンに1度、フィールド上に存在する全てのモンスターのランクを1つ上げる事ができる。
このカードが戦闘を行う場合、このカードの攻撃力は
フィールド上に存在するモンスターのランクの合計×200ポイントアップする。
フィールド上に存在するこのカードがフィールド上から離れる時、以下の効果を発動できる。
発動後α回目の自分のスタンバイフェイズ時にこのカードを自分フィールド上に特殊召喚する。
この効果でこのカードを特殊召喚したターン、このカードが攻撃する時の攻撃力はα倍になる。
(α=このカードがフィールド上から離れた時の、このカードのエクシーズ素材の数)
ミザエルとのデュエルで登場。
「CNo.107 超銀河眼の時空龍」によって「銀河眼の光子竜」を破られたカイトであったが、「銀河再誕」で光子竜を復活させ、「銀河眼の光子竜」と「銀河再誕」をオーバーレイ・ユニットとしてエクシーズ召喚。効果で自身とCNo.107のランクを1つずつ上げて攻撃、効果で攻撃力を3800ポイントアップさせて7800となり、CNo.107を粉砕したが、直後にミザエルの「時空混沌渦」によって除外された。
しかし、除外される直前にひそかにこのカードの効果を発動し、2回目のスタンバイフェイズにカイトのフィールドに復活。ミザエルは復活していたCNo.107の効果でターン開始時点で存在しなかったこのカードを消し去ろうとしたが、このカードの効果は「時空混沌渦」で除外される直前に発動されたもので、このターンに発動した効果ではないため影響を受けず、フィールドに残った(わかりにくい処理だが、公式サイト「必勝!モンスターアカデミー」第36回を見ると少しわかりやすくなる)。
そしてカイトはこのカードで最後の攻撃。効果で攻撃力が倍となり、ミザエルを倒した。
デュエル終了後、このカードとミザエルの「No.107 銀河眼の時空竜」、「No.46 神影龍ドラッグルーオン」の3枚のドラゴンによって「No.100 ヌメロン・ドラゴン」が復活、銀河眼対決の勝者であるカイトの手に渡ったが……。
ラストターンのCNo.107との対決時、ランクの合計に応じて攻撃力が上がる効果は発動せず、攻撃力をα倍にする効果だけが発動した。テキストを見る限り両方とも強制効果であるため、どちらか一方が発動しないのはおかしいが、これは前者の効果は「発動する」もので、後者の効果は「発動しない」ものであったためだとすればつじつまが合う。
直前に使用されたCNo.107の効果によってミザエルが許可しないフィールド上のカード効果の「発動」は封じられていたため、「発動する」前者の効果は使用できず、「発動しない」後者の効果はミザエルの許可に関係なく適用されたのだろう。
ただ一応、カイトは「発動」とはっきり発言している(ただし、アニメでは厳密なルールよりわかりやすさを重視するためか、ルール上「発動しない」効果を「発動」と宣言する場合もある)。
モンスターエクシーズ以外のモンスターにランクを付与する効果があったが、このカードとモンスターエクシーズ以外のモンスターが同時にフィールド上に存在する状況が存在しなかったため、実際に適用されることはなかった。
この効果は発動する効果でなく、「そのレベルと同じ数値のランクを持つ」としかないが、この効果が適用されている状況でそのモンスターのレベルを変化させたり、このカードの効果でランクを変化させたりしようとした場合にどうなるかは不明。
効果で特殊召喚される際の口上は「いまこそ、よみがえれ!未来を操る光の化身、No.62!銀河眼の光子竜皇!!」。
カイトによれば、「銀河眼の光子竜」がアストラル世界の力を得て生まれ変わった姿であり、エクシーズ召喚の際も「銀河眼の光子竜」から変化する演出がなされていた。召喚の際にはカイトが剣を地面に突き刺すことで降臨する。
OCG版
「PRIMAL ORIGIN」(2014年2月15日発売)でOCGに登場。
エクシーズ・効果モンスター
ランク8/光属性/ドラゴン族/ATK 4000/DEF 3000
レベル8モンスター×2
このカードが戦闘を行うダメージ計算時に1度、
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
このカードの攻撃力はダメージ計算時のみ、
フィールド上のモンスターのランクの合計×200ポイントアップする。
「銀河眼の光子竜」を素材としているこのカードが
相手の効果によって破壊された場合に発動できる。
発動後2回目の自分のスタンバイフェイズ時にこのカードの攻撃力を倍にして特殊召喚する。
「銀河眼の光子竜」を素材としていない場合、
このカードが相手に与える戦闘ダメージは半分になる。
ランクを上昇させる効果は削除され、攻撃力上昇は素材を要求する効果になった。
攻撃力4000に加えて、効果を使えば最低でもこのカード分1600ポイントのアップで5600の攻撃力が得られる。そのため、ランク8を使うデッキであればアタッカーとして投入できる。しかし、「銀河眼の光子竜」が素材にない場合、復活効果が使えず、ダメージが半分になるデメリットがあるため、最大限に効果を生かしたいならばフォトンデッキでの採用がメインとなる。
また、復活効果を使いたいのであれば実質一度きりしか使えない効果になってしまう。
相手の効果によって破壊された場合に復活できる効果を持つ。「墓地へ送られた場合」とも、「墓地から特殊召喚する」とも書かれていないため、「奈落の落とし穴」などで除外されてしまっても、とにかく破壊さえされれば効果発動が期待できる。
しかし、実際の特殊召喚までのタイムラグが大きいため、高速化した今のデュエル環境では、復活の前にデュエルが終わってしまう可能性も十分にあり、この効果を頼りにしすぎるのも危険。使うならば防御カードを採用してしのぎたい。「護封剣の剣士」ならば、このカードの素材にすることも可能であり相性がいい。
時間がかかる分、特殊召喚に成功すれば攻撃力8000という戦闘ではほぼ無敵のモンスターとなって帰ってくる。ダメージ半減のデメリットは受けるが、それでもこれだけ高い攻撃力ならばそれなりのダメージは期待できる。
……が、2019年12月21日に発売されたLEGENDARY GOLD BOXで、このカードの運命を変える新たなカードが登場した。
効果モンスター
レベル8/光属性/ドラゴン族/ATK 3000/DEF 2500
このカードの①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか発動できない。
①自分フィールドに「ギャラクシーアイズ」モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。
②X素材のこのカードがXモンスターの効果を発動するために取り除かれた場合に発動できる。
手札・デッキから「銀河眼の光子竜」1体を選び、特殊召喚するか、自分フィールドのXモンスターの下に重ねてX素材とする。この効果をバトルフェイズに発動した場合、さらに自分の「No.」モンスターの攻撃力は倍になる。
前年の20th ANNIVERSARY DUELIST BOXで登場した「No.39 希望皇ホープ・ダブル」に遅れを取るまいとばかりに追加されたこのカードは、例えXモンスターが自身1体のみであっても攻撃力が11200となるため攻撃力3200以下が突っ立っていれば一撃でゲームエンドに持って行ける上に、「銀河眼の光子竜」をX素材として補充できる効果もあるため「銀河眼の光子竜」がX素材にないことによるダメージ半減効果を消すことも可能と、ダメージ計算時にX素材を取り除いて効果を発動する「No.62 銀河眼の光子竜皇」と滅法相性がよく、これによって「No.62 銀河眼の光子竜皇」は一気に「ギャラクシー」「フォトン」のエースの位置に立った。
難点としては②の効果が一連の流れになっているため、前半の「銀河眼の光子竜」を特殊召喚するかX素材にする効果が「灰流うらら」などで無効にされると、後半の攻撃力倍化効果も発動しない点が挙げられる。墓地に行ってから発動する都合上、「墓穴の指名者」にも滅法弱いので、「タキオン・トランスミグレイション」などで十分に対策したい。
「ギャラクシー」、「フォトン」、「No.」の3つのカテゴリに属する。
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