Under The Moon(アンダー ザ ムーン)とは、2006年12月15日にシュガービーンズから発売された女性向けアダルトゲームである。
概要
2007年8月24日にはファンディスク『Under The Moon ~つきいろ絵本~』が発売された。
2009年6月25日にはPS2への移植版『Under The Moon ~クレセント~』がディンプルより発売された。
アーシェ(風音様)が学園でオロオロしている様を、5人のキャラで攻略するADV。
内容
魔王の娘アーシェとなって、次期魔王候補の男の子たちとの恋愛を楽しめる。乙女ゲームでは珍しく男性キャラだけでなく、主人公にも音声が付いている。また、愛憎ルートという黒い展開や残酷な結末があり、エロシーンが多く、濃い。
“愛情と欲情はいつだって隣り合わせだから…。”
…をコンセプトに、主人公の行動(選択肢)によって、180度全く違う展開を楽しめるのがこのゲームの特徴。
相手に対し、素直な態度で望めば従順度が上がり純愛ルートへ、生意気な態度を取れば悪魔度が上がり愛憎ルートへと進む。
純愛ルートはその名の通り相手との愛を深めていく王道ルートで、基本的にハッピーエンド。だが、愛憎ルートにおいては愛よりも快楽を求めていく展開になる為、性的描写も激しくハッピーエンドとなってもどこか黒さが残る。
また、純愛・愛憎に関わらず、バッドエンドには主人公や相手キャラが死ぬエンドが多い。
なお、一部のキャラで純愛・愛憎の区別がないキャラや、途中まで展開が逆転しているキャラも存在する。
その他の特徴
- “悪魔は性欲が旺盛”という設定の元に作られている為、女性向けとしては性的描写が濃い。
- 絵柄はとても可愛いが、主人公がロリ顔で巨乳、主人公主体で描かれているスチルが多い。
- 主人公の声優に、男性向けアダルトゲームではかなり有名な女性声優を起用している。
上記の理由から、一部男性ユーザーからも支持されているが、一部女性ユーザーの中には「男性向けアダルトゲームをしている気分」等と含め「主人公がおバカでわがまま、感情移入できない」、「(設定上仕方がないことではあるが)貞操観念がない」等の理由で酷評する人もいるようだ。
だが、それを差し引いてもあまりあるほど攻略する男性キャラクターがとても魅力的で声優も豪華な為、18禁乙女ゲームとしての人気は高い。
主要キャラクター
- アーシェ(風音 / 櫻井浩美) 主人公。名前変更可。
- レニ(杉崎和哉 / 谷山紀章)
- セイジュ(浅野要二 / 遊佐浩二)
- カイル(萩道彦 / 萩道彦)、猫カイル(吉田愛理 / -)
- 天宮 瀬名(あまみや せな)(空野太陽 / 岸尾だいすけ)
- ???(安芸怜須ケン / 浜田賢二)
- 謎の人物(プログレス / 千葉進歩)
- 魔王(浜五郎 / -)
関連動画
関連項目
関連リンク
- シュガービーンズオフィシャルWebサイト(18歳未満閲覧禁止) - PC版
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