宮内ひかげ(みやうちひかげ)とは、漫画『のんのんびより』の登場人物である。
概要
れんげの姉で一穂の妹。れんげや夏海、小鞠からの呼び名は「ひか姉」。
現在高校一年生で東京の学校に通っている。そのため普段は登場しないが、長期休暇等には帰省して自宅に顔を見せる(なお片道6時間くらいかかる模様)。
妹のれんげとよく似た半目が特徴だが、性格は全く異なり感情の起伏が激しい。
また非常に調子に乗りやすい性格であり、周りにはしょっちゅう都会風を吹かせている(小鞠からは「根っからの田舎っ子」扱いされているが)。一方で自分が不利な状況に立たされると急に卑屈になるなど、何かと小物臭の漂う場面も多い。
特に妹であるれんげに対しては、姉としての威厳を保ちたいという意識が強いらしい。残念ながらその目論見に反し、最近姉としての威厳は(主に自らの言動が原因で)損なわれつつあるようだ。ただ、れんげが奇抜な絵ばかりを描くことを心配したり、初日の出登山中のれんげの頑張りに言及したりと、本心では妹を可愛がっている模様。
同じくお調子者キャラの夏海とはウマが合うらしく、一緒にいることが多い。2人揃って悪さをしたり、トラブルを引き起こして悪あがきをし、かえって状況を悪化させて結局怒られるのがお決まりになっている。もっとも、どちらかといえば夏海の思いつきや悪だくみに振り回されたり、巻き込まれることが多い。
押しに弱いところがあり、れんげから文化祭に誘われた際には行くのを躊躇っていたがこのみのゴリ押し巧みな話術に負けて結局行くハメになってしまった。
基本的にツッコミキャラであり、そのキレには定評がある。
詳しくは関連動画参照。
サバサバしているという印象を与える彼女だが、上述の『押しに弱い一面』や、社会的な常識に即したツッコミをする等、実は「しっかり者のいい子」であろうことが窺える。損な役回りに回ることの多い性分なのであろう。
原作者あっとの別作品『こあくまメレンゲ』でも主要人物として登場し、そちらでは同級生の久遠春風(くどうはるか)、及び悪魔のルーチェとルームシェアしているという設定である。
のんのんびよりのアニメ第9話では春風らしき人物がゲスト出演しているが、「のんのん」と「こあくま」が同一世界かどうかは明らかになっていない。もし同一世界なら、「のんのん」世界における東京には悪魔やドラゴンが生息していることになるが…。
関連静画
関連項目
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