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ジョジョは噓つき

少年漫画はノリと勢いで描くものでジョジョもこれ以外に設定間違いは山ほどあるんだけど、そういうもののほとんどは「内容が面白ければ許される／見逃される」ものであるのに対して、このツェペリ男爵の設定ミスは作品の感動ポイントを台無しにする、わりと致命的なミスだったと思う。
こういうのはジョジョ全体を見ても珍しいんじゃないかな。

>>152
わかる
ジョジョは設定ミスは多いけど、代表的な「感動ポイント」についてはそれで削がれてるようなものは他には自分もちょっと思い出せない

それにしてもツェペリ一族について１部の頃に２部のことを一切考えてないのも（１部では英または独貴族らしいことも含めて）
細かいミスはあっても、ストーリーについてはきちんと繋げて考えてある１－２部で、ここまで重要な要素が抜けてるのも珍しい

感動シーンというか人間ドラマの部分でミスしてるからかなあ
バトル漫画としてはともかく人間ドラマ部分は結構緻密に作られてたと思うし

あ設定のみの話…一応。
漫画としては言わずもがな超面白い

大半の読者は「あ、そうだっけ」で済ませたと思う

>>156はウソつきではないのです、

記事を読めないだけなのです

『ぼくらの七日間戦争』の影響を受けて大人はウソつきだ！ってところに
当時の時代が偲ばれますね

>>157
多いかどうかのソースがないんだけど…

現代は嘘以前に他人が間違えること自体を許せない人間が目立つ社会だからそういう意味ではこの弁解は通用しないと言える

連載開始時点で3部まで構想考えてたって話を信じると元々ツェペリさんは作者にとってその構想の中でそこまで大事なキャラじゃなかったか
もしくはシーザーの方が思いつきで出したキャラということになってしまう

>>160
荒木先生だってバオーで厄介な鉄オタに絡まれてたし
同時期のジャンプ作家の自伝漫画見ると些細なミスでけちょんけちょんに叩かれてる
現代人はしばしば昔の寛容さを称賛することで自分の溜飲を下げるけど
別にそんなことはないんちゃうかな

>>160
そもそも「他人が間違えること自体を許せない人間」が「抗議の手紙や電話をたくさん」した結果がこのお詫びなんだから
現代が(昔に比べて)不寛容な社会かって言うと必ずしもそうではない気はするがな
当時も荒木ィが謝った後にそれで納得した奴がどれだけいたかなんて分からんし

保身のために嘘つく大人のほうが多い
つまりこの言葉自体が嘘

>>161
>構想の中でそこまで大事なキャラじゃなかったか
>もしくはシーザーの方が思いつきで出したキャラ

3部までの構想っていっても「ジョジョの奇妙な冒険」なんだし
・ジョナサンとディオの物語
・ジョナサンの孫ジョセフの物語、石仮面の真実
・ジョセフの息子承太郎と復活したDIOの物語
ぐらいだろうし、シーザーがツェペリ家から生えてきたのを理由にツェペリが初期構想において大事じゃないキャラは流石に暴論では

ダメだ、今読むと
＞『ジョジョ』は、壮大な構想と緻密な計算のもとにつくられている作品ですが
でどうしても笑ってしまうｗ

いやもちろんジョジョは面白いっすよ荒木先生？昔も今も変わらず！

別に荒木先生を非難するつもりはないしジョジョをはじめ荒木作品はメチャクチャ好きなんだけど
「ジョジョ連載前からキャラクターの身上調査書を書いていた」と自著で語っていたけど荒木先生はその身上調査書を書いたら書きっぱなしで見直してないのでは……？と常々思っている

>>146, >>158
＞『ぼくらの七日間戦争』 1985
ガンダムZZ(1986)とかも時代を感じますな
それまでの数年の小難しいリアルロボットの反動で低年齢に受けようとする露骨なテコ入れの数々が知られているけど
その一例としてひたすら「だから大人は」を連呼
（一方でストーリー自体はリアルロボットの偏極化がさらに進行していて、とても子供が見て楽しいものではない迷走そのもの）

少し前だけどミンキーモモ（魔法少女）が「大人に変身すること」に対して突然拒絶する展開が続いて視聴少女らを困惑させたり（ただし描写は丁寧）
ヤング向けのアニメとアダルト向けの小説ではなく、ヤングアダルトも見るアニメや小説で何をやったらいいかの模索、というかこの頃の一部には迷走や暴走がある
その暴走的馬鹿一に「ヤングアダルトは子供にはできないことができるが大人のようには汚れていない」という持ち上げがある
「おとなはウソつきだ」がそれらメディアに踊らされたヤングアダルトの声というのは考えすぎの面もあるが、そういう思想が今より積極的にばらまかれていたことは事実

ゆでたまご「ウソはついていませんし、まちがってもいません。私の中の地球はそう言う法則で回っているのです。」