おかぁはんとは (オカァハンとは) [単語記事]

おかぁはんとは、以下の事物を現した言葉である。

上方言葉で母親を現す名詞。
レスリングシリーズの登場人物の1人。本項で解説。

ゲイ♀要

動画「妖精王の逆襲　Part1　忍耐編」で登場した女性キャラ。短く刈り込まれた金髪に鋭い眼光、細く整った眉、歪みなく鍛え上げられ絞られた肉体とどことなくカズヤを思わせる容姿の中年女性であり、すぐさまカズヤの母親と認識され「1試合目」でのカズヤの放った一言「おかぁ……はぁん…」の謎がついに明かされる事となった。他の呼び名に「木吉母」「木吉カズ子」「木吉蓮舫」等があるが、いずれもカズヤと関連したネーミングである。本動画をはじめとして妖精王と因縁めいた関係の描写が多く、二人は本格的ライバル関係のようである。

妖精王との因縁

初登場「妖精王の逆襲」では体育会系を絵に描いた女教師として登場、教師生徒ぐるみの虐めに会い、罰として特別授業を受けさせられる事になってしまった生徒・アドウィナ（人間時代の妖精王）を指導する事なるが、容姿と運動神経が全てのおかぁはんはアドウィナをまるで人間扱いせず、聞くに堪えない罵声を浴びせた挙句強制レスリングに持ち込み折檻をはじめる。さらに、指導終了後はマッサージ師や同僚のガノンドロフ先生とプレイに興じるなど、肉体とは裏腹に性格的には許容と戒めの心を忘れただらしねぇ側面が目立つ。しかし彼女の行動はアドウィナを妖精の王たるものの存在へと覚醒させる切っ掛けとなってしまう・・・。

一巡後の世界「妖精王はゾンビですか？」では落ち目のクラブ歌手として登場。同じく専属看護婦の妖精王を八つ当たりに近い理由で解雇しようとした所、隠し子であるキヨシィ（ファーストネーム。カズヤの異父姉と思われる）の存在を嗅ぎ付けられ強請られることに。この時、妖精王と激しい水中レスリングを繰り広げた。その後、娘との再会も束の間、トラブルを起こしていたクラブのオーナーが銃を手に乱入し、格闘の末の凶弾を受け死亡してしまう（妖精王も乱射の余波を受け1TDNの重りの下敷きになって死亡）が・・・。

さらに、前世では妖精王の経営する酒場に客として訪れていた事が発覚。転生前は男性であり、ポーカーに負けた腹いせに女給に当たり散らすなど、やはりだらしねぇ側面が強い。

このようにだらしねぇ側面の目立つ彼女であるが、三度に渡り新日暮里の支配者たる妖精王と火花を散らしており、相当の実力者であることが見て取れる。また、カズヤにとってはやはり偉大な母であり、幼少期における彼女との死別が、その後の強さと救いを追い求める彼の人格形成に影響を与えた事は確実である。

美肛

女優としての本名はシャロン・ケーン（Sharon Kane）。70年代からポルノ女優として活躍し、実に800本以上のポルノ映画に出演し、数々の受賞歴を持つ米ポルノ界の大御所である。90年代以降はノンケ向けのみならずバイ向けのAVに脇役として多く出演するようになり、現在は監督、脚本、作曲家等、総合舞台演出家としても活躍している。妖精王との関係も本編動画とは打って変わってビジネス、私生活ともに良好なものであり、妖精王監督作品の音楽を担当するなどしている。なお妖精王はインタビューではじめて見たブルーフィルムはおかぁはんの主演作品であると語っており、逆襲編とは（いい意味で）まったく逆方向ではあるものの、現実世界でも妖精王が妖精王たる道を歩む切っ掛けとなっている。歪みねぇな。