ふわふわ時間とは (フワフワタイムとは) [単語記事]

『ふわふわ時間』（ふわふわタイム）とは、アニメ『けいおん!』の劇中歌である。

概要

作中では、学園祭や新歓ライブのステージで演奏される、という形で使用された。純真な乙女心を描いた、初見で律とさわ子を瞬時に震え上がらせたほど寒い甘い雰囲気の歌詞を乗せた、アップテンポのストレートで爽快なロックナンバーに仕立て上げられている。挿入歌でありながら「レコチョク」のユーザーアンケートで2位にランクインするなど、人気が高い楽曲の一つ。

メインボーカルは、本来平沢唯が担当するが、1年次の学園祭（アニメ第6話）では特訓のため声をからしてしまった事から、秋山澪が担当した。
本編のストーリー・設定の為、作詞も秋山澪名義となっており、1番の歌詞は漫画作中で書かれた物が使われている（つまり本曲は原作者のかきふらい氏による歌詞に補作詞されてできた物である）。また劇中での作曲は琴吹紬が担当している事になっているが、実作曲は「Don’t say“lazy”」を作曲した前澤寛之氏が担当している。

第6話の放送では、ふわふわ時間のシーンはPV仕立てとなっており、また、ストーリーの流れを受け、バックコーラスの唯の声がダミ声になっている。

2年次の新歓ライブでも演奏されているが、唯が歌をど忘れしたため澪がフォローで歌い出し、成り行き上ツインボーカルとなった（アニメ第8話では曲自体が「わたしの恋はホッチキス」に変更されている）。

2年次の学園祭では唯がメインボーカルを担当、中野梓がサイドギターとして参加しているが、原作とアニメ第12話とでオチが異なっている（原作では中野梓の発言を見る限りとんでもない大惨事だった様子）。

また番外編「ライブハウス！」や３年次の学園祭などでも演奏されており、放課後ティータイムの代表曲と言っても過言ではないだろう。さらに「映画けいおん！」のＥＤでも使用されている（「Singing!」の後に流れる形になっている）。

『けいおん！』の派生作品である『けいおん！Shuffle』において、主要人物の佐久間紫は桜が丘高校学園祭での軽音部バンドの演奏を聴いて、自分もバンド特にドラムをやってみたくなった。紫と一緒にいた清水楓は、曲より別の印象のほうが強かったもよう。
その後自分の高校の軽音同好会に入部した紫は、ふわふわ時間についての情報を探るため、桜が丘高校の制服を同校に通う姉から借りて桜が丘高校に潜入するが、別ルートで音源入手に成功する。

また、歌が入ってない通常のInstrumental トラックとは別に、ギター、ベース、ドラム、キーボード各パートのみを除外した、言わば「楽器のカラオケ」バージョンな－1トラックも収録されている。

2009年 7月22日のミニアルバム『放課後ティータイム』では梓を含めた5人によるバージョンを収録。こちらは唯がメインボーカルを務めている。またBD/DVD販売連動企画としてCDとBD/DVD購入者を対象に1万名に第6話で使われた「ハスキー唯Ver.」が収録されたCDがプレゼントされる事になっている。

『映画「けいおん！」劇中歌アルバム放課後ティータイム in MOVIE』には映画版Mixを収録。メインボーカルは唯で、ラップの部分がカットされている。

ネットラジオ『らじおん！』では2つ目の課題曲として、出演声優4人が練習を行い、2009年 7月19日に行われた公開録音で披露された（当該部分は7月31日に配信）。ボーカルは澪役の日笠陽子が担当。さらにアンコールではサプライズゲストとして登場した梓役の竹達彩奈が加わり、唯役の豊崎愛生がボーカルを務めた。

けいおん!の主題歌・劇中歌
OP	Cagayake!GIRLS - GO!GO!MANIAC - Utauyo!!MIRACLE
ED	Don't say “lazy” - Listen!! - NO,Thank You!
劇中歌	Maddy Candy - ふわふわ時間 - わたしの恋はホッチキス - ふでペン～ボールペン～ - 桜が丘女子高等学校校歌 - ぴゅあぴゅあはーと
関連項目	放課後ティータイム - 関連項目一覧