みんな疲れているのかとは (ミンナツカレテイルノカとは) [単語記事]

みんな疲れているのかとは、現代社会で疲れている人たちに対する呉島主任の心配の一言である。

概要…疲れているのか？

そもそもの発端は、「烈車戦隊トッキュウジャー vs仮面ライダー鎧武　春休み合体スペシャル」で沢芽市に地下帝国バダンが侵略の一歩としてやって来たことから始まった。

呉島光実は街を支配する企業ユグドラシルのプロジェクトリーダーであり、自身の兄である呉島貴虎にその存在、その尖兵であるモグラロイドによるクラック頻発を報告した・・・・・しかし、地下帝国バダンの存在を信じきれなかったのか、彼は「光実・・・・疲れているようだな。」と光実を心配するその一言だけで済ませてしまった。

そして問題はその後である。鎧武とトッキュウジャーがバダンの戦闘員との交戦中で、ライオンインベスがヘルヘイムの木の実を喰って巨大化してしまった。すぐさまトッキュウジャーはトッキュウオーで応戦する・・・・しかし、貴虎は執務室の背後でそれが起こっているのにその戦いを下記のように見過ごしてしまう。

（貴虎の背後で戦いが起きている）

「何？巨大なロボがでっかい怪物と戦っている？そんなバカな話があるか、仕事に戻れ。」

（後ろを向く、窓の外はいつもと変わらない町並み）

「みんな・・・・疲れているのか？」

（また背後で戦っているトッキュウオーと巨大ライオンインベス）

まるで「志村後ろー！」を彷彿とさせるこの場面に視聴者の腹筋はどれくらい崩壊し、貴虎の可愛らしいぽんこつぶりがどれほど増しただろうか。とりあえず主任、疲れているのはあなたです。

何？無駄な余談がこの記事内に書かれている？そんなバカな話があるか。

フォローしておくと、このスペシャルの前の話でユグドラシルタワーは鎧武カチドキアームズによってスカラーシステムを破壊されている。そしてこのころから光実は思い通りにならない紘汰に対していらだちを覚えている。つまりユグドラシル全職員は疲れていると言われても仕方が無い。

さらにトッキュウジャーの烈車はイマジネーションが足りていないと見えない設定があり、現実主義者の貴虎には見えていなかったかもしれない。

ちなみに貴虎はこのスペシャルで斬月・真にはならず、トルーパー隊を派遣させようとしたが光実に止められている。つまりこのスペシャルでは活躍していない。メロンニーサンェ…

え？２年連続でこのネタを⁉︎・・・わたしは疲れてるんだ・・・

そして１年後の2015年３月、「手裏剣戦隊ニンニンジャー vs 仮面ライダードライブ　春休み合体スペシャル」でまさかの２年連続のネタ続きが起きる。

部屋でくつろぐ三人のロイミュード幹部たち。
一人窓辺に立つブレンは窓の外のオトモ忍を見てしまう。
ブレン「あ」
ハート「どうした、ブレン？」
「ロボ、……ロボです！　今、巨大なロボが」
振り返るハート、メディック。窓には何も見えない。
メディック「ブレンたらまたおかしなことを言い出して」
ハート「お前、少しは気を休めたほうがいいぞ」
立ち去るハート達だが窓外を行き過ぎるオトモ忍たちが。
「そうか、わたしはきっと……疲れているんだ……はは、ははははは……」

しかもDQNな部下がいるブラック企業に振り回され気味な気味な貴虎兄さんと違って、最愛の上司に心配される身になっている。最近メディックにおちょくられメンタルボロボロなブレンさんはこの春休みスペシャルでも立ち位置は変わりませんでしたとさ。この話をきっかけにブレンは真影壮一という権力にすがったのかもしれない