カゲロウ(仮面ライダーリバイス)とは (カゲロウとは) [単語記事]

概要

五十嵐大二が心の内に宿している悪魔。バイスのような本体から分離した存在ではなく、大二の体を乗っ取り操っている。大二のことを「アホ」呼ばわりするなど、性格は横暴。デッドマンズとも接触しているが狙いはあくまで五十嵐一輝に絞っており、デッドマンズが一輝を狙った際には激怒していた。

フェニックス内部で発生したバイスタンプ盗難事件の犯人であり、ヒロミのカードキーを使ってバイスタンプを盗み出した。ジョージ・狩崎は大二の中に潜むカゲロウの存在に気づいているらしく、カゲロウにツーサイドライバーを渡している。ドライバーを受け取ったカゲロウは仮面ライダーエビルへと変身し、一輝を執拗に追い詰めている。

台詞や言動から、彼は大二が一輝に抱く嫉妬やコンプレックスによって生まれたことが示唆されている。また、癖なのか良く「爪弾き」という行為を行っている。爪弾きには嫌悪感や排斥するという意味がある。

一方でさくら特製の辛口カレーは相当気に入った様子で、デッドマンズベースの場所を教える際にも報酬として要求していた(カゲロウも悪魔であるがゆえに、情報提供に対する対価ともみられる)。ちなみに大二はこういった刺激の強い物は苦手。

カゲロウがツーサイドライバーで変身する仮面ライダー。2号ライダーに位置するが、主人公に対しここまで敵対的なのも珍しい。名前の由来は「Evil」か「Devil」と思われる。

その後、大二自身が変身する仮面ライダーライブが登場。LIVEを逆から読むとEVILになる。

「優しい弟のフリも今日で終わりだ…」

Confirmed!

「変身…」

Eeny meeny miny moe... Eeny meeny miny moe...

HAHA!

仮面ライダーエビル！ YEAH HAHA!!

バットバイスタンプを使って変身した姿。頭部のエビルバットヘッドは、よく見ると羽を閉じたコウモリが逆さにぶら下がった時のシルエットになっている。

コウモリの如く高い静穏性と飛行能力を獲得し、隠密行動を得意とするヒットマンになれる。また、変身者の持つマイナスエネルギーを増幅して力に変える「エビルシステム」を内蔵しており、強力な戦闘力を生み出している。強力な吸着力を備えたエビルバットブーツは、壁面や天面の歩行も可能。肩部のエビルバットショルダーから、ゲノムパワーを薄膜化することで、翼を展開することもできる。

待機音で流れる「Eeny,Mee ny,Miny,Moe」とは英語圏で使われる「どれにしようかな」のことで、五十嵐大二とカゲロウのどちらが変身するの？という意味に加えてバーサスが「人間 vs 悪魔」という意味になるという製作者の遊び心が盛り込まれたものになっている。

「あまり俺を怒らせるなよ……！」

Eeny, mee ny, miny, moe… Eeny, mee ny, miny, moe…

仮面ライダーエビル！ジャッカル！