キス(英:kiss)とは、唇を相手の顔などに接触させる愛情表現のひとつである。接吻。
キスは、Kiss、キッス、口づけ、接吻、チュウ、ちゅっちゅなどとも呼ばれる。古い日本語では「口吸い」「おさしみ」などとも呼ばれた。
英単語としては「そっと触れる」の様な意味も持つ。
一般的に男女が唇を重ねることを指すことが多いがこの記事では様々なキスについて解説する。
一口にキスといっても、する場所によって微妙に意味合いは異なってくる。
最もポピュラーなのが唇と唇のキスであり、これは恋愛感情の表現としての意味合いが強い。フィクションにおいては「恋人同士であること」の象徴として扱われる。そのため、特定のキャラ同士が恋人同士になる過程を描く作品では、作品のゴール地点として主人公とヒロインのキスシーンが描かれることが多い。また、日本でもしばしば行われるキリスト教式の結婚式では新郎と新婦が互いに接吻することを「誓いのキス」として象徴的な意味を持たせている。
また、キスが「恋人であること」の象徴性は、「無理矢理キスをする(唇を奪う)」ことでの愛情の略奪や、「体(セックス)は許しても心(キス)は許さない」というようなシチュエーションにおいても用いられる。
基本的には誰もいない教室や公園、自室、物陰など、基本的に人目につかない場所でするものである。覗かれていることに当人たちだけが気付いておらず、突然現れるギャラリーに驚いて両者赤面や、キス寸前で第三者が乱入して未遂に終わるというシチュエーションは定番中の定番。逆に公衆の面前で人目をはばからずキスに及ぶ(それだけではただのバカップルなので、煮え切らない男子、或いは引っ込み思案な女子が意を決して接吻し、事後にいたって赤面する、等の描写が肝要である)場合もある。
人生で初めてのキス(唇と唇との間のもの)は「ファーストキス」と呼ばれて特別視される。ファーストキスおよびその変形はフィクションでもしばしば扱われる。典型的な主人公-ツンデレヒロインとの関係における、転倒や衝突での事故キス、練習でキスをしておいて「ノーカウントだからね!」と慌てるなどはファーストキス経験の一つの変形であると言える。ヒロインが幼なじみである場合、「実は子供の頃にファーストキスを済ませてしまっている」のをヒロインだけが覚えているというのも一つのテンプレートである。
また「ファーストキスを無理矢理奪う」というシチュエーションはすでに述べたように暴力的な略奪、あるいはNTR類型において重要な意味を持つ。
ギャルゲ・エロゲ等においては主人公の顔が画面に現れないよう、目を閉じたヒロインの顔アップでキスシーンが視覚的に表現されることも多い。
唇と唇のキスのうち、舌を絡ませるものをこう呼ぶ。「大人のキス」「フレンチキス」「ベロチュー」とも。
語感からか「フレンチキス」を「触れるだけのついばむキス」だと認識している人がいるが、本来の意味はディープキスであるので、迂闊に使用するとあらぬ誤解を生む可能性がある。注意されたい。
フィクションにおいても、通常の触れるだけのキスよりも、より性行為に近いキスとして描かれる。互いの唇の間に唾液の糸が伝う、という描写は基本中の基本。
舌を絡ませる、互いの唇をついばむ、頬の裏側など口腔内を探り合う、軽く歯を立てる、舌を筒状にして唾液を送り合う、相手の首に手を回して押さえ込むなどやり方は人によって様々である。勢い余って歯がぶつかったり、息が続かなくなったり、激しくしすぎて血が出たり等事故も多い。
唇周辺および口腔は比較的敏感な粘膜が露出している開口部であること、捕食・摂食を連想させる心理効果などから強い興奮を伴う愛情表現として知られており、初心者から上級者まで広く楽しまれている。
親愛の表現であり、西欧、スラブ、中東などではリアルでも挨拶(および外交儀礼)としてよく行われている。しかし日本を含めた東アジア地域では儀礼としての頬キスは全般的になじみのない行為であり、大抵の日本人はヒゲまみれのおっさん達が互いのほっぺをちゅっちゅしている光景には違和感を禁じ得ないはずである。
フィクションにおいては、子供のキスとしてよく扱われる。年少の主人公へ、お姉さん的ポジションのヒロインからの「ごほうび」としての「ほっぺにチュー」や、小学生ぐらいの子供同士の微笑ましい愛情表現としてしばしば描かれる。リアルでもふつーに子供から大人へ、大人から子供へ行われたりする(もちろん親しい間柄であって保護者の目の届く範囲に限る)。
一つの変形としては、食事中に頬についた食べかすを取ってあげる、という名目での頬へのキスも定番である。仲良しカップルや新婚夫婦のほほえましい食事風景を描写する際にしばしば用いられる。
頬へのキスと同様、親愛の表現である。「でこちゅー」とも言う。
する場所の関係上、身長差のあるカップルで、背の高い方が低い方にするのが基本。唇へのキスを待っていたら額にされてしまって背の低い方が拗ねたり怒ったりする、というシチュエーションは定番。
ディープキス以上に性行為に近い、というか実質的に前戯の一種として扱われるキス。
この場合位置関係的に、キス行為に出られるのはどちらか一方であることが多いので、より捕食-被食的な象徴性が色濃くでてくることになる。キスをしている間両手は自由になっているので、他の部位を愛撫したり、相手を身動きできないように絡め取っていくことも可能である。
相手に正対している位置からは鎖骨のくぼみ、肩峰、相手の背後からではうなじ、肩甲骨、背筋などが狙いやすい。
これにもディープキス同様歯を立てる、舐める、すすり上げるなど各人の好みややり方などがある。正面から相手の首に歯を立てるなども吸血鬼なった気分で一興である(そう言えばどこぞの同人ゲーにバンパイアキスなる技を使う吸血鬼が居たような…)。
これは他のキスとは決定的に意味合いが異なる、忠義のキスである。
主にファンタジーにおいて、騎士が仕える姫・主に対して忠誠を誓うためにするキスとして描かれる。
現在でも外交儀礼として、身分の高い女性(王族・貴族など)への敬意を示すために行われることがある。この場合は実際に相手の手に接吻はしない(相手の手を握った自分の手に触れさせる)のだとか。
さらに上記いずれのキスとも異なる意味合いをもつものであり、足という不潔な部分に接吻することで相手に対する服従の意を示す行動である。足に接吻する/させる行為は服従の高度な表現として、しばしばBDSM(拘束、調教、サドマゾヒズム)を描写する際に扱われる。
足に直接ではなく靴や靴下などの装飾品を介する場合もあり、そのような場合にはフェティシズムの要素が多分に介在してくる。
服従の意を示す上では足へのキスよりも高度な行為である。英語でも「kiss one's ass」 「ass kisser」のようにこびへつらう、おべっかを使う態度の俗語的表現として用いられる。
俺の尻を舐めろ
掲示板
99 ななしのよっしん
2023/09/23(土) 17:25:43 ID: ygekl/RuQw
必要性がないのにしちゃうような事だから愛を感じてしまうね
100 ななしのよっしん
2023/11/20(月) 12:35:42 ID: wxxP1A1Fxw
ぶっちゃけ性行為って頭おかしくなってるときじゃないと出来ない面があるのは事実
人が人を好きになるのも、性欲で頭いっぱいになるのも、なんにせよ正気じゃねえんだわ
話は変わるけど、凌辱的なエロ漫画やらで「オラ! 口開けろ! 舌伸ばせ!」みたいなやつ
そんなにオラついてるのにベロチューしたくてたまらないんだ? 可愛いね
101 ななしのよっしん
2023/12/23(土) 09:03:51 ID: bydQmfo25v
唇で教え込んでやるのよ
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最終更新:2024/11/01(金) 08:00
最終更新:2024/11/01(金) 08:00
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