古代ヤクヒナンにおいて信仰されていた神の名からきており、
1900年初頭から目撃証言が出始めたUMA(未確認生物)である。
これによる被害も世界各国から報告されており、2012年現在114514人が犠牲になっている。
このひどく魚の腐ったような臭いを放ち、吐き気を催す程の鮮やかな黄色の肌を持つ怪物に触れられた人間は
8ヵ月と10日の間は人の姿のままだが、その期間が過ぎると背中が割れ、
中から「ダ=チョウ」と呼ばれる、黄色く、鳥のような怪物になってしまう。
その姿は説明するだけで気分が悪くなるような醜悪な外見をしており、脳がクルミ大まで萎縮してしまっている。
眼は不要になるのか、進化していく過程で眼球が取れてしまう者がほとんどである。
肌は黄色くなり魚や動物が腐ったような異臭を放つようになる。さらに体面全体に羽毛が生え、
唇が硬質化していき伸びていく。
そして、その死骸に群がるカラスのようなクチバシで人の皮をペリペリとめくるのである。
腕は退化し生まれたばかりのひな鳥の翼のような形になるが、
進化の際に激痛が走り殆どの者が翼へと変化する前に痛みに耐えかねて自らの腕を斬り落としてしまう。
瀕死の雄鶏が鳴いたような冒涜的な声で会話し、翼はあるが小さ過ぎて空を飛ぶ事は出来ない。
何があろうと絶対に死ぬ事は無く、人類を含む地球上の動物全てが消え去っても永遠に成長し続けると思われる。
彼らの大きさは個体によってバラバラであるが、小さい者で硬貨ほど。大きい者で高層ビルぐらいあるとされる。
彼らは主に地底で生活している。
それはその奇怪な姿を隠し、地底から人間を観察、選別し仲間を増やす機会をうかがう為と欧米では伝えられている。一方、日本では東京の下北沢の地下に大規模な基地のようなものがあると言われており、
近年の不況はその影響からきている、と『ネクロノミコン・新』に書かれている。
東南アジアにあるヨウムシ諸島では『島を守る神』として祀られており、
年の最初に開かれる『タグ=トーリ』という生贄として敵兵の首を供える儀式により、その年の平和を願うという。
1919年、観光として訪れてた邦人が犠牲になるという事件があって以来、日本ではこの島への渡航を禁じているが、
現在も米国や欧州からの観光客が被害にあっており、
一部団体はこの邪教とも呼べる不気味な宗教の断絶を呼び掛けている。
──私が調べ上げてきた穢れた歴史のストックもそろそろ底をつきそうだ。
そろそろこの記事をまとめあげてしまおう。
──階下が騒がしい。何かあったのだろうか。
ドアが音をたてている! 耳が腐るような穢らわしい鶏の鳴き声のようなものが聴こえる・・・!
しかし扉を破ったところで私を見つける事は出来ないだろう。
私はこの事を出来る限り多くの人に伝えなくてはならないのだ。
急いでこの記事を送信・・・何かが今目の前を横切った!まるであれはヒヨコ・・・。
いや、そんな! あの冒涜的なクチバシは何だ!あぁ!窓に!窓に!
記事はここで途絶えている
掲示板
8 ななしのよっしん
2013/03/20(水) 19:58:16 ID: QkkS1yrcbQ
9 ななしのよっしん
2013/03/20(水) 20:08:59 ID: tc/ES9NQUB
>>1とんでもねぇ、待ってたんだ
10 ななしのよっしん
2013/12/13(金) 00:32:20 ID: 8eXu3Yadno
>>sm22441638
なお新作で進化した模様
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/13(土) 06:00
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