『ダーククラウド』とは、2000年12月14日にソニー・コンピューターエンターテイメントより発売されたプレイステーション2用ジオラマRPGである。開発元はレベルファイブ。定価は5,800円(税別)。
また、プレイステーション3のPS2アーカイブスにてDL販売も行われている。価格は1200円(税込)。
レベルファイブのデビュー作である。商業的にはヒットしなかったものの、小さな開発会社だったレベルファイブの高い技術力が国内外で高く評価され、その後、ゲームシステムを継承した次回作『ダーククロニクル』のヒット、『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』の開発を担当するなど目覚ましい成果に結びついている。
キャッチコピーの『世界を作るRPG』の名の通りにプレイヤーはダンジョンとジオラマを行き来しながら魔神に破壊された街や村を復興させていくという内容である。ひとつの街を作り終えると、ダンジョンのボスに挑むことができ、倒すと次のエリアに進む。
主人公を含む計6人のキャラクターが操作できる。操作するのはそのうち1人だけで、ダンジョン中にキャラクターを切り替えながら進める。ダンジョンのマップは自動生成され、入るたびに変わる。キャラクター自体にレベルはなく、プレイヤーは手に入る武器を強化していく。
やり込み要素として、数段階の武器強化、ある程度自由の効く街づくりや釣り等があるが、面倒くさがりな人やライトユーザー層など、人によっては「作業」感が否めないので人を選ぶゲームではある。
北米バージョンではオリジナル版に様々な要素を追加、調整し、ただの移植作とはいえない内容に変貌している。また、欧州バージョンでは北米バージョンの内容で5ヶ国語に対応している。
メインテーマは秀逸であり、評判も高い。
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最終更新:2025/12/16(火) 10:00
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