ニコニコ割り込み(通称:ニコ割)とは、ニコニコプレーヤーで再生中の動画に割り込んで映像を流すニコニコ動画のシステムのひとつである。
ニコ割の中でも「時報」に遭遇することが多く、ニコ割そのものを「時報」と呼ぶ人も多い。プレミアム会員の宣伝として「お金を払うと時報が消えます」というキャッチコピーを運営が使用したこともあるため、ニコ割=時報であることは最早公式見解となっているようである。
特定の時間になると動画の再生が停止し、プレーヤーのマーキエリアもしくは動画部分に映像が少時間表示される。
内容は、ニコニコのイベント告知、ニコニコアニメチャンネルの情報、公共コメント委員会、ニコ割ゲーム、ニコ割アンケート、ニコニコ市場新着情報など様々である。時報の枠は一般企業に広告枠として販売されており、まれに企業によるCM時報も流れた。料金は制作費込みで19時と26時が1本525,000円から、24時が840,000円から。
2008年10月15日、夏野剛の名でプレミアム会員のみを対象にニコ割OFFの機能が発表、実装された。《がんばりますね夏野さん》 → ニコ割OFF
2010年7月26日には19時の時報[1]が、2018年3月2日には2時の時報[2]が、2020年2月12日にはプレミアム会員の時報OFF特典とともに0時の時報[3]が廃止された。現在は、定時の時報はすべて廃止されている。
定時の時報が廃止されて以降は、ニコニコ超会議や生放送番組の宣伝などの特別な場合に時報が流れることがある。
その日のランキング1位動画などの人気動画では「時報しね」といった批判コメントで溢れかえることが多く、だいたい不評である。運営もその自覚はあるらしい。(エイプリール企画で「不評のため時報を廃止する」といったほどである。)
![]() |
に~っこにっこどうが♪ |
![]() |
時報(初音ミクver.) |
定時のニコ割では、始まると同時に冒頭で「に~っこにっこどうが♪」という2秒ほどの音楽が流れる。特に明確な楽曲名は定まっていないようだが、ニコ割の通称同様おおよそ「時報」という通称に落ち着いている。着メロでは「ニコニコ動画公式時報」と題しているので、こちらも最早公式名称となっている感があるが。
この音楽は、ニコニコ動画のCMのサウンドロゴ等にも使用されており、ドワンゴの登録商標になっている。
当初はFooさんによるリコーダー独奏であったが、VOCALOIDのニコニコ動画定着後は初音ミク・鏡音リン・がくっぽいど等のVOCALOIDが歌う『時報』が定着した。(現在はSoftalk(ゆっくり声)が担当しているが、これもVOCALOIDの亜種という扱いでいいのだろうか・・・。)
VOCALOIDが担当するのは通常時のみであり、広告が流れる場合はその広告に即した人物が歌うバージョンが流れること(ランティス組曲発表時の参加者、IKZO音源化時の吉幾三、がくっぽいど発売時のGacktなど)もある。
音階で表すと、「シーッソラッシラーソ」となる。リコーダー等で試してみよう。
この音楽をアレンジしたものもいくつか存在し、ニコ割内で公式に採用されたものもある。以下の関連動画参照。
50~80万円/日くらい払って時報枠を買い取り、時報を流させないという方法も存在する。実際にやったら色々な意味で神。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2023/09/25(月) 00:00
最終更新:2023/09/25(月) 00:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。